「寄り道ファミリ」1巻。
2013年 07月 30日 (火) 17:11 | 編集
毎月のお楽しみ、27日(26日の場合もある)発売のKRコミックス。

今月のラインナップで僕が一番楽しみにしていたのはこの作品ですね。きららミラクで連載中、タダタグ先生の「寄り道ファミリ」。


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表紙を見ると並んだ4人の女の子。それぞれの下に「妹」「姉」「母」「父」と書かれているのが気になりますね。「妹」「姉」「母」まではともかく「父」…?

でもそれよりも帯のアオリ文「放課後の、あかるい家族計画」って…いやこれだけ見たらどんな漫画なのか誤解してしまう人多々な気もしますw
それが狙いかもしれませんが。


裏表紙を見るとこんな感じ。

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4人の女の子が仲良く教室で喋っている、そんな風景。きらら作品にはよくある感じのそんな光景ですよね。ただ、帯を見ると「家族、始めちゃいました」と言うなんだか気になる文句が…?


さて、この作品なんですが、きららミラクには珍しいオーソドックスな学園日常系と言っても良いかもしれません。

きららミラクと言えば数あるきらら系雑誌の中でもちょっと風変りな作品が多く揃っていることで知られていますね。他誌と較べてよりストーリー性のある4コマが多く、とりわけファンタジー系の作品がたくさんあるのが特徴。

でも、この作品にはそう言った要素は全くありません。舞台はごくごく普通の学園だし、主人公の女の子達も別に何か特殊能力を持っているとかそんなことは無く、至って普通の女の子達。

他のきららミラク作品ならば、例え舞台が普通の学園であっても主人公が超能力者であったり殺し屋であったり…と来るところですが、そう言った要素は皆無。普通の女子高生の楽しい日常が描かれて行きます。


とは言え、そこはさすがにきららミラクの作品。「オーソドックスな日常系」と言いましたが、本当にただの日常モノかと言うと一筋縄では行かないんですよね。

この作品は一言で言ってしまえば「疑似家族モノ」と言えるでしょうか。

主人公は表紙で「姉」と書かれている梁井史夏ちゃん。物語は、彼女が両親の海外転勤をキッカケに独り暮らしを始めたところからスタートします。

憧れの独り暮らし…は良いのだけれど、彼女が住むことになったのはなんと転校先の学校の宿直室。そして独り暮らしを始めて早々にホームシックならぬファミリーシックになってしまって…。

そんな彼女を癒すべく(?)、疑似家族の提案を持ちかけて来たのがクラスメートのさな子ちゃん。一学年先輩の夕希ちゃん、彩音ちゃんも巻き込んで4人の疑似家族生活が始まります。


彼女達の名前をよくよく注意してみると、史夏ちゃん以外の3人はそれぞれ苗字に家族の役割の文字が入っているんですよね。

・妹尾さな子→妹
・栂夕希→母
・斧田彩音→父

とこんな感じに。そんなところにもコダワリが感じられてて面白いですね。


疑似家族モノ、そして主人公の住み家が学校の宿直室と言うことで当然、物語の舞台となるのもこの宿直室が大半。

大抵の学園モノと言うと部活が舞台だったり、そうでなければ教室での会話シーンや放課後や休日皆で遊びに行って…と言う話が多いものですが、宿直室で4人まったり過ごしているシーンが中心と言うのがなんとも変わっています。

「疑似家族」と言うことで単に4人一緒にいるだけではなく、それぞれが本当にその役割っぽくなっているのもポイント。呼び方も夕希ちゃんは「お母さん」、彩音ちゃんは「お父さん」と皆に呼ばれているのが面白いですね。

とりわけ、最初から結構ノリ気だった他の3人に較べてイマイチ恥ずかしがって乗り気じゃなかった彩音ちゃんが、話が進むうちになんだかんだでお父さん役にハマってきている様子が読んでいるとなんともおかしくてたまりません。

また、彩音ちゃんと夕希ちゃんの夫婦っぷりも見どころの一つ。いわゆる「百合」とかじゃあなく、ある意味それを超越しちゃった熟年夫婦みたいに通じ合った仲良しっぷり。さな子ちゃん曰く、彼女らは別に夫婦を演じているのではなく素でこうらしいですw


4人の女の子達は皆それぞれ個性的なので、読んで行くと皆それぞれにお気に入りのコを見つけたりも出来るのではないでしょうか。

ちなみに僕はお母さん役の夕希ちゃんが大好きです。ゲスト掲載で最初の1話が載った時点からもう彼女は超ストライクでした。エプロンの似合う家庭的なポニーテールとか何それもう戦闘力高過ぎだよ…。


さて。

そんな「寄り道ファミリ」1巻なんですが、好きな作品・応援したい作品となればもはや恒例となっている複数買いと特典集め。今回もやらかして来ましたw


まずはWonderGOOのポストカード。

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絵柄は描き下ろしではなくコミックスと同じなのがちょっと残念ですが…でも普通、コミックスと同絵柄の場合は表紙の絵柄を採用することが多いのですが、裏表紙の絵柄と言うのがちょっと変わってますねw


続いてとらのあな特典。こちらもポストカード。

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こちらは史夏ちゃんとさな子ちゃんの描き下ろしツーショット。作中ではこの二人の仲良しな姉妹っぷりも勿論要注目ですよ。

上にも書きましたが最初に「疑似家族」の提案をしてきたのはさな子ちゃんなワケで…そう考えると史夏ちゃんが今楽しい学園生活を送れているのはさな子ちゃんのおかげと言っても過言じゃないのかもしれません。


こちらはCOMIC ZINのポストカード。

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白黒絵ですが、作者のタダタグさんのメッセージが添えられているのが嬉しいですね。ちなみに右上の魚みたいのはコミックスのおまけページにも描かれてましたね。キモチししゃもシールと言う…らしい…?

そう言えばいつぞやの話で史夏ちゃんの着ているTシャツにも描かれてた様な…。


最後に、今回の特典大本命のメロンブックス。こちらは掛け替えカバーですね。

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メロンブックスで凝った特典付く作品はプッシュされてる作品…みたいな噂をたまに聞きますが、となるとこの作品も結構プッシュされていると言うことなのでしょうか? ならばとても嬉しいことですね。


実際にセットしてみるとこんな感じ。

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こちらが表で、


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こちらが裏。

裏表共に、4人仲良く並んだ構図と至ってシンプルな絵柄。でも、父・母の二人が娘二人の肩に手を掛けて…と言う構図が非常に「らしい」と言う気がします。

あと、右上の1巻の表記がさりげにメロンマークと言うのが…ww


しかしこのメロンの掛け替えブックカバー、全く折り目の無い状態だったので持って帰るのにもセットするのにもほとほと参りました…。

折れ曲がったりしない様に細心の注意を払いながら持って帰って、取り付ける際はオリジナルのカバーと折り目を合わせてなんども慎重に測って少しずつ曲げてを繰り返して…。

この辺り、メロンブックスさんもうちょっと考えていただけるとありがたいのですが…ww


他にアニメイト・ゲーマーズでも特典付いていたのですが…そちらは絵柄は描き下ろしなもののぺらぺらのペーパーだったので今回はスルーしました…w


そんな「寄り道ファミリ」1巻。

ミラクには貴重な「日常系学園モノ」としてこれからも末永く続いて楽しませて欲しいものです。史夏ちゃん達の疑似家族の今後にますます目が離せません。


Comment
この記事へのコメント
略称「寄りファミ」は作者さん公認なのでノープロブレム
この作品も、第一話掲載時から「いいなぁ」と思っていた良作なので、単行本発売は嬉しい限りです。
広い意味では「けいおん!」や「ひだまりスケッチ」の流れを汲む学園日常もの、と呼ぶべきか、最近微妙に増えている「帰宅部もの」にセグメントされるべきか。
ほのぼのして暖かい雰囲気が良いです。
「家族」を演じている主人公達だけでなく、周囲の人々も、それを決して批判、否定したり揶揄したりしない。そこが「ずきゅぅううぅううん(擬音誤り)」となったりする所以なのですよ。
今後も楽しみです(南条さん再出演希望:ところで南条さんって「GA」っぽい雰囲気が無いですか?苗字が福井県ネームだし)。
2013/ 08/ 17 (土) 11: 12: 46 | URL | 紅玉国光(富山市) # xTjF.3u6[ 編集 ]
>紅玉国光さん
寄り道ファミリ、僕もゲスト掲載の第一話から魅かれていた作品なので、今回の単行本化は嬉しい限りです。
そう言えば確かに「帰宅部モノ」って最近しばしば見かけますよね。この作品もそこに含まれるト言えばそうなのかもしれませんね。

仰る通り、周りの人達も皆暖かい目で見守っている感じなのが良いんですよね。
2013/ 08/ 19 (月) 07: 34: 50 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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