「きんいろモザイクアンソロジーコミック」1巻。
2013年 08月 04日 (日) 13:18 | 編集
さて、先月発売のKRコミックスの中から「きんいろモザイクアンソロジー」の感想を。

きららの作品もアニメ化されると大体こうやってアンソロジーコミックスが出ますよね。今回のきんモザアンソロは果たしてどんなメンツでどんな作品が載っているのでしょうか…?


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今回、とらのあなで買ったのですがおまけにポストカードが付いてきました。

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表紙絵と全く同絵柄なのですが、ふちどりの部分などがちょっとエアメールっぽくなってるのがいかにもきんモザらしくて良いですね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとかその他。


・表紙
表紙は小梅けいと先生。僕は名前知らなかったのですが(スミマセン)、調べてみたところ有名どころのコミカライズを幾つか手掛けられている様ですね。

メインキャラ5人勢ぞろいで、虹に万国旗…きらきらとしていかにもきんいろモザイクのアンソロって感じの表紙で良い感じですね。さりげに添えられてるタイヤキがカオス感を演出しているのもきんモザらしいですw


・カバー下コミックス
カバー下にはなんと、あそか先生の漫画が!!

あそかさんと言えば無印きららの「リリウムあんさんぶる」でお馴染み。きらら読者でなおかつ百合好きな方ならば皆知っているのではないでしょうか?

内容的にはからすちゃん×クッシーちゃんのショートコミック。この二人と言うチョイスがなんとも通な感じですね。しかしクッシーちゃん…からすちゃんのメガネをかけて一体どうしようと?w

その証拠写真を収めようとしているカレンちゃんがまたいい味出しています。しかしクッシーちゃんの本命はからすちゃんなのかカレンちゃんなのか一体どっちなんでしょうね(百合脳)


・巻頭カラーイラスト集
巻頭には眼福なカラーイラスト集。どれもこれも綺麗で可愛くて目移りしちゃうのですが、何と言っても個人的にはKoi先生のがたまらないです…!!

いや、今回のイラスト眺めてて、改めてKoiさんの絵って本当に可愛らしくて素敵だなぁ…とほれぼれしてしまいました。また、小物使いと構図が良いんですよね。

5人全員を並べた構図なんだけれど、表紙の絵柄と対照的なのが前後の遠近感は全く無く、5人全員がこちらから見て同じ距離のところにいるんですよね。だけどそれぞれのポーズを変え、また一人のキャラ(この場合ヨーコ)を逆さにしたりすることで独特の動きが出ています。

こういう構図、なんて言うんだっけ…なんか専門用語でありますよね?(たぶん)

小物使いに関して言えばケーキがどれも本当に美味しそうで…また、ティーカップがとても美しくって、更にそこからこぼれそうな紅茶がまた躍動感を演出していて…。

キャラに注目して見てみると、両手をバンザイみたく上げてるカレンちゃんとかユニオンジャック持ってふんわり笑顔のシノちゃんとか、皆それぞれのらしさが出ているのが良いですね。中でもうるうる瞳のアヤヤが可愛過ぎる…!!

あとはGAN先生のイラストあったのにグッと来ました。桜の散る教室の中でのアリス&カレン。やっぱり金髪少女に桜って映えますよね。

ああ、早くGAN先生の「Free!」再開してくれないかなぁ…待ってますよ!!


・拝啓 忍様 親愛なる アリスへ
作者は菅野マナミ先生。どこかで名前聞いたことある様な…と思ったら、この方の作品以前に「けいおん!」のアンソロでも読んだことがありますね。

シノがアリスと始めて会った、ホームステイとその少し後。そして今。その三つの時を通してお互いに伝えたいことを手紙にしてみたら…?

シノ→アリスの手紙はとっても短い、たった一文だけの手紙だけれど…でもその一文にはシノのキモチがたくさん詰まっているんですよね。それはまるでアリスのキモチをきちんと分かっていたかの様で…ああ、この二人は本当の意味で通じあっているんだなぁとしみじみ思いました。

ほっこりとして、どこか心暖かくなる様な良いショートストーリーでした。


・Shino's Happy Smile
作者はきららMAXで「LSD」連載中のほた。先生。シノを模した福笑いを皆で…な話。かなり爆笑モノの4コマでした。最後にヨーコが作った顔…モザイクかかってるって一体どれだけアレな顔になってたんでしょうねw

あとサムライなカレンちゃんが可愛い。彼女はこういう和風な格好凄く似合いますよね。巫女服とかもとても良さそう。


・お姉ちゃんにホットケーキを!
作者は中山幸先生。調べてみたところ、イラストや読み切り漫画作品などを手掛けている方のようですね。こちらはひょんなことからヨーコの弟と妹(双子)に出会ったアヤヤが一緒にホットケーキを作る事に手…と言うショートストーリー。

と言うワケでこのアンソロ通して一番アヤヤ度の高い作品になっていますwヨーコのこと想ってもやもやきゅんきゅんしちゃうアヤヤがたっぷりでとっても可愛いです!!

とりわけ、ヨーコ弟に「綾お姉ちゃんもお姉ちゃんの妹になる?」と問いかけられた時のアヤヤの反応と妄想っぷりが…!!

ヨーコ×アヤヤ派にとっては見逃せない作品に仕上がっていたのではないでしょうか?

他のメンツもオチ要因ですがなかなか良い味出していますwにしてもカレンちゃん…やっぱり彼女はこういう厨二的なアレにされてしまうのか…。


・親日の巨人
作者はきららMAXで「こずみっしょん!」連載中の榛名まお先生。以前に読んだ「けいおん!」のアンソロではコミックス通して一番原作に対するリスペクトを感じるなぁ…と大変に好感を持ったのですが、今回のきんモザアンソロも同じ感想を抱きました。

話的にはアリス(とカレン)が巨大化して…と言う荒唐無稽なものなのですが、でもこの方のアンソロは何と言うか、キャラが非常に原作に忠実だなぁと言うのを読んでて凄く感じるのです。

たぶん、言葉遣いの細かい部分(語尾とか)だったり、立ち居振る舞いだったり、そういった部分に凄く気を付けて描かれているのかなぁと。そう感じます。

アンソロジーは色々な作家さんがそれぞれのスタイルで描くのが面白いので、話的には好き勝手やって頂ければ良いと思うのですが、ただ一つだけ。キャラ崩壊はしてはいけないと思うんですよね。

それは話の内容うんぬんとは全く別の部分で、本当に細かなキャラの動作だったり言葉遣いだったり、そういうのから起こってしまうと思うんですよ。

気にしない人は全く気にしないのかもしれないけど、原作のディープなファンであればある程そういう細かな「差異」は気になって仕方なくなってしまうんですよね。

その点においてこの作品はキャラの違和感と言うものがまるでありません。こういうの読むと、描かれた作家さんも原作が凄く好きでリスペクトして描いているんだろうなぁと言うのが分かってとても嬉しくなります。


・メイドインカレン
作者は神藤かみち先生。以前にきららMAXで読み切り作品「ぶらまり」描かれていた方ですね。カレンちゃんがメイド喫茶でバイトして…と言う4コマなのですが、それよりも読んでて物凄く気になったのが60ページのヨーコがドアを思いっきり開けるシーンの擬音「バボーン」。

いやその擬音、前に「ぶらまり」でも見て凄く記憶に残ってるのですが、もしかしてこの方はいつもこの擬音使われるのでしょうか?w

あと、何かと言うと妄想で頭がショートして水を被ろうとするアヤヤに爆笑でした。


・あにまるモザイク
作者は以前にきららMAXで「放課後せんせーしょん!」を連載されていた庄名泉石先生。何気に今回のアンソロで最も楽しみにしていた作家さんの一人だったりします。

話的にはタイトル通り、皆がお互いを動物に例えたら…と言うもの。皆それぞれピッタリなイメージだと思うのですが、しかしシノだけナマケモノとかカメとか散々なイメージが…ww

それも全てアリスが妄想していると言うのが余計に酷いですね。

今回のこのアンソロも面白可愛くて庄名節健在って感じでしたし、またきららMAXに戻って来て欲しいですね…庄名先生の新作すごく凄く読みたいのです。


・なついろモザイク
作者は以前に無印きららで「少女公団アパートメント」を連載されていたms先生。今回のアンソロでこれまた最も楽しみにしていた作家さんの一人ですね。

「少女公団」読んだ時にずっと感じてたのですが、ms先生って季節の描写が本当に上手な作家さんだと思うんですよね。そのmsさんの今回のアンソロ作品のタイトルが「なついろ」と直球勝負。

全編いかにも「日本の夏」と言う感じが溢れていましたね。じりじりと容赦なく太陽が照りつけてじわじわ暑くて…だけど木陰に入ると涼しくって、風鈴とか打ち水とか独特の納涼方法のある、そんな日本の夏。

やっぱり僕、msさんの季節描写って凄く好きだなぁ…と強く思わずにはいられませんでした。

ふんわり優しい絵柄・雰囲気も健在ですし、またきららに戻って来て欲しいですね。


・スイーツバスケット
作者は以前、きららMAXで「ふわふわ科学」を連載されていた田仲康二先生。茶道と和菓子の話から皆でお菓子を作ってみよう…となるのですが、ライスプディングのくだりが個人的には非常にツボでした。

ヨーコの「甘いごはんはちょっと…」と言うセリフに対するシノの返し「ごはんもずっと噛んでると甘くなりますよ!」…ってこれもう完全にふわふわ科学じゃないですか!!w

この後「唾液の効果でうんぬん」とかそういう流れになったらどこからどう見てもふわふわ科学以外の何物でも無かったですね…ww


・調理実習(肉食系2)
作者はきららMAXで「○本の住人」連載中のkashmir先生。この方のアンソロと言えば、ずっと以前に読んだ「けいおん!」のが非常に独特で強烈な印象があったので今回もそんなのを期待して読んだのですが、あれ…意外と普通?

調理実習でハンバーグで、アリスとシノがお互いを模ったハンバーグ作って笑いあってたりとか、なんだか普通に萌え漫画しちゃってます。今回はまともでしたね。


…とか思ったら大間違い。

途中、ひき肉が足りなくなる→地下の倉庫にひき肉取りに行くと言う展開から不穏な流れに。


結論。

うん、やっぱりkashmir先生はkashmir先生でした。この衝撃(笑撃?)は是非とも実際に読んでみて欲しいですね。この作品をラストに持ってきたと言うのもある意味凄いと思いますw


と、そんな感じの「きんモザアンソロ」1巻でした。

恐らく2巻も出ることになるのでしょうが、そうなると執筆陣は全て変わったりしちゃうんでしょうかね…個人的には今回イラストやカバー漫画を手掛けていたKoi先生、GAN先生、あそか先生辺りに本編の方で漫画を描いて頂きたいなぁと強く強く切望シマス!!


Comment
この記事へのコメント
榛名まお先生は、いままでにいろんなアンソロに登場してますが、どれも親しみやすい作品でしたね。原作をちゃんと読んでいるからこそ、それがキャラに反映されているとも言えます。

あそか先生は、私にとってはもちろん目玉でしたし、期待以上のものを描いてくれたので大満足です。他、知らない作家さんもいましたが、個人的にはお買い得だったと感じています。
2013/ 08/ 04 (日) 20: 05: 25 | URL | minayuta # 22hNL7Yc[ 編集 ]
>minayutaさん
榛名まお先生のアンソロは上にも書きましたがきちんと原作に対するリスペクトの感じられる、良アンソロだと思いました。

あそか先生の作品も良かったですね。個人的にはカバー下なのが勿体無いと言うか…もっと読みたいなぁと感じました。
次巻ではぜひとも本編で漫画描いて頂きたいものです。
2013/ 08/ 06 (火) 07: 40: 08 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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