2013年8月・四国鉄道旅(8)
2013年 09月 06日 (金) 07:25 | 編集
-三日目(中編)・松山市内観光 -

松山駅近くの鉄道的名所・伊予鉄道のダイヤモンドクロッシング見物を終え、これから松山市内観光へと繰り出します。

まずは路面電車に乗車。

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伊予鉄道の路面電車、新型車両も走っています。


が、大半は昔ながら旧型車両。

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こんな、昔ながらの「チンチン電車」と言った風情の車両達が街を行きかっています。この古めかしい雰囲気が街並みによく溶け込んでいてなんとも良い感じなんですね。


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車内は木の板張りの床や青いシートモケットなど、全てが古めかしい。走り出せば床下から響いて来る重々しい釣り掛けモータの唸り。そしてコンプレッサーのドコドコドコ…という音がダイレクトに響き渡って来ます。

この電車の走っている一画とその車内だけがまるで、昭和の古き良き日にタイムスリップしてしまったかの様な、そんな錯覚すら覚えます。


さて、大街道と言う電停で路面電車を降ります。この辺り、「大街道」なんて言うだけあってかなりの街中の様相。ここから松山城へと向かいます。

大街道から歩いて5分ほど。松山城へと登るロープウェイ乗り場へと到着。

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こんな記念写真コーナーがありました。これ、夏目漱石の小説「坊っちゃん」のキャラの様ですね。


松山城は山の上にあるのでここからロープウェイとリフトが出ています。値段はどちらも同じ。せっかくなのでリフトをチョイスしてみました。ロープウェイよりも解放感があって面白そうかなと。

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いや実際これはかなり気持ち良かったですね。動き出すと爽やかな風を感じて、そしてぐんぐんと斜面を登って高い場所へと近づいて行くのが直に体感出来る、そんな感じ。

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あっと言う間に結構な高さへ来てしまっているのが分かります。


リフトに乗って10分程で山頂へ到着。さあ、いよいよ松山城へ。

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まずはこんな、大きな石垣に出迎えられます。


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更に、大きな立派な門。木と石でがっしりと固められたその造りは昔のまま。観ているだけで歴史の重みが伝わって来ます。


さあ、いよいよ天守閣へとやって来ました!!

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と、天守閣の手前になにやら発見。

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松山城のゆるキャラ(?)、よしあきくんと言うらしいですw

結構人気者の様で、親子連れや女の子同士の観光客らがこの前で写真撮っていました。


さて。松山城なんですが、いわゆる現存12天守閣の一つなんですよね。日本各地にお城はたくさんあれど、実際には戦争などで元からの天守は焼け落ちて、昭和になってから再建されたところが大半。

元からの天守閣が残っているのは実に12か所しか無いんですよね。

やっぱり、古くからの天守閣そのまま…と言うのは重みが違います。風格があります。城内へと入ると全てが昔のまま。遠く江戸時代へと想いを馳せることが出来ますね。

木張りの床や壁に天井、急な階段、ガラスなんて無くて穴が開けっぱなしの窓…。


お城と言うと観光の定番スポットで、実際僕も旅行先でお城があればちょいちょい訪れたりもしますが、でも再建されたお城の場合は内部も単に博物館みたくなっているだけで面白みも何も無いんですよね。

だけど松山城の様な、昔のままに残っているお城は違います。わざわざ訪れた甲斐があったなぁとつくづくそう思わせてくれますね…。


天守閣からの眺め。

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昔のお殿様もきっとこの眺めを楽しんだのでしょう。まあ、そこに映る風景・街並みは江戸時代のそれとは大きく違ってはいるけれど…。


江戸の昔へ想いを馳せる松山城訪問。実に意義深いものでした。しかしこの時、天気良過ぎて暑さが最高潮で、おまけに松山城内も相当に広いもんだから歩きまわってへとへとになっていたのが本当のところだったりしますw


松山城から降りて再び大街道の方へ。この近辺にあるスポットを2か所巡ります。

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まずは「坂の上の雲ミュージアム」。

司馬遼太郎の小節「坂の上の雲」をテーマにした博物館らしいのですが、別に文学青年でも何でもない僕的にはあまり何のことやらよく分からなかったのが本当のところだったりしますw

ただ、非常に贅沢な造りの博物館だなぁと感じました。建物の造りや、特に内部の空間の使い方がとても贅沢。


それとこちら「萬翠荘」。

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「坂の上の雲ミュージアム」のすぐ裏手にあるこちらの建物、重要文化財にも指定されているものなのですが、かつては皇族の方が立ち寄ったりもされたらしいですね。

観光スポットとして開放されていて内部も見学出来るのですが、同時に色々なイベントなんかにも使われたりしている様。この日も、結婚式の写真撮影みたいのが行われていました。

恐らく当時の贅を尽くして建てられたのであろう西洋建築は、先の松山城とはまた違った意味での歴史的重みがあって、実に見ごたえある建物でした。


ただ、内部にお香か何か焚いているのか結構匂いがキツかった気が…ww


さて、松山市内観光を終えて時間もとうに昼下がり。これより道後温泉へと向かいます。


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