2013年8月・四国鉄道旅(10)
2013年 09月 09日 (月) 23:03 | 編集
-最終日・さらば四国! また会う日まで -

8月23日(金)。いよいよ今回の旅行も最終日となってしまいました。今回の旅行、ずっと天気に恵まれて来ましたが、今日になって下り坂になってきている様です。

とは言え、午前中はなんとか持ちそうなので旅行の日程に影響が出ることは無さそう。


さて、起きてまずは朝ごはん。

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昨夜の夕食はイタリアンでしたけど、朝ごはんはしっかりと和定食。この朝食も、有名な料理家のプロデュースによるものらしいです。

普段は朝ごはんなんて全く取らない僕ですが、こういう場所で食べるご飯はなんだかとっても美味しく感じてしまいますねw

かなり品数豊富な朝ごはんでしたけど、味付けはどれもさっぱりとして優しく、起きたての胃にもすんなりと馴染んでくれます。たくさん食べて、しっかりエネルギーチャージ出来ました。


さあ、出発です。午後には四国を出ますが午前中はこの道後温泉をぶらりと散策します。

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ホテルを出て坂道をずっと上がって行きます。周りには大きなホテルが何軒も建ち並んでいます。道後温泉は日本全国にある温泉街の中でもかなり大きく、栄えている方なのだなぁと感じますね。


まず向かったのが「道後ぎやまんガラス美術館」。

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山の手ガーデンプレイスと言う施設の中にあります。この山の手ガーデンプレイスと言うのはカフェダイニングだったりウェディングがあったりとなんだかお洒落なスポット。

実際、美術館にカフェが隣接されていて、その目の前がこんな風にプールみたいになってたりとか本当にお洒落。若い女性が喜びそうな感じ。間違っても僕みたいなおっさんが一人旅で来る様な場所じゃありませんw


こちらはプールの一角にある「ワインボトルの滝」。

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壁に敷き詰められたワインボトルを伝って水が上から下へと流れ落ちて行きます。この滝もそうですがプール一帯が夜になると綺麗にライトアップされる様な感じですね。


中の展示の方は江戸時代のぎやまんや、大正・明治の和ガラスなどが色々と展示されています。どれもとても綺麗でした…やっぱり、美しいものを観ると心が洗われますよね。


次に向かったのが同じくガラスの美術館で「瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館」。ただここが場所がかなり分かりにくかったりします。

閑静な住宅街の一角にあります。

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と言うか、建物自体もごく普通の民家をそのまま美術館にした感じなので、周りと完全に同化しちゃっています。おまけに、この美術館のある通り自体は住宅街の中でも一本脇にそれた小道で、地元の人以外は入らない様な道。

僕は美術館に電話して、案内してもらいながらようやくたどり着けました…w


ちなみに先程のぎやまんガラス美術館からここへ来る途中、道を間違えるとなんだかいかがわしいお店ばかりが立ち並ぶ通りに迷い込んでしまうので注意。僕は迷い込みました…。

正直、歴史ある温泉街にああいうのあると凄く萎えますよね…。


さて、結構な苦労をしながらようやく辿り着いた「瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館」ですがこれが物凄く良かったです!!

展示自体は先に行ったぎやまんガラス美術館と同じく、日本の昔のガラス作品が主なのですが、この美術館は事前予約制と言うこともあってか、美術館の方が付きっきりで作品の説明だとかしてくれます。

小さな美術館なのですが、展示室は結構幾つもあります。ガラス作品の置かれた展示室が5つくらいと、それに離れに和室があってそちらにはガラスだけじゃなくって陶器なんかも展示されています。

展示品はどれも素晴らしかったのですが、個人的に一番感銘を受けたのは無数のガラスビーズを編み込んで創られていた作品達。

あれだけの小さなビーズをガラスで創ると言う技術もさることながら、それを綺麗に編み込んでいると言う職人ワザにはただただ感嘆する他ありませんでした…。

美術館の方もとても親切でした。着いてすぐに「暑かったでしょう?」と冷たい麦茶を出して下さって、それからずっと付きっきりで作品の案内。

静かで落ちつける、そして心が安らかになるなんとも居心地の良い美術館でした。

この瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館、小さな美術館と言うこともあってか上に書いた様に事前に予約が必要となります。でも、非常にオススメです。道後温泉へ行かれる際はぜひ訪れてみて欲しいですね。


さて、美術館を二軒巡ったところで時間は11時半近く。ここで松山へと戻ります。さあ、今回の旅もいよいよ大詰め。ラストスパートとなりました。


松山駅でお昼ご飯の駅弁を購入し、そして12時19分発の特急「しおかぜ18号」に乗りこみます。

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車両は8000系。昨日高松~松山で乗車した「いしづち」と同じですね。


でも今回は、奮発してグリーン車をチョイス。旅の最後の贅沢ってヤツですw

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座席は1+2配置。シートピッチも広く、大型のリクライニングシートがゆったりと並んでいます。座席の背面やひじ掛けには木材が使用されていて落ち着きと暖かみがありますね。

実際に腰かけてみると座り心地も非常に良い。とにかくシートが大きく身体が包み込まれる様な感じになるので、非常にプライベート空間と言う感じがあります。

天井は間接照明で荷物棚下には座席ごとに読書灯を配置。床はグリーン車に多い絨毯敷きではなく全面的に木材が使用されていて、これがまた独特の高級感ある良い雰囲気を造り出しています。


何年か前に「南風」のグリーン車乗った時にも思ったのですが、JR四国の特急グリーン車ってハード面のレベルは物凄く高いんですよね。

JR東や倒壊東海ではもはや相手にならないレベル。いや、JR九州や北海道と充分に張り合える位の高レベルなんですよね。あとはここにソフト面のサービスが加われば最強なんですが…。


さて。時間もお昼なので列車が出発すると同時にお昼ご飯。買ってきたお弁当を開けます。

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「マドンナ弁当」と言うなんだかちょっと小洒落たネーミングのお弁当。中身は二重になっていて上がおかず、下がちらし寿司になっています。なかなかのものでした。

ただ、お弁当食べてて気付いたのですがこの8000系グリーン車。テーブルが背面テーブルしか無いのですが、なにしろシートピッチが広いので座席に深く腰掛けるとお弁当との距離が離れてしまって食べにくいったらありゃしない…!!

これ、テーブルは背面だけじゃなくって肘掛内蔵型も付けておくべきだったのでは…? この辺りの詰めの甘さがやっぱりJR四国かな…と言う感じもしますw


さて、この特急「しおかぜ」。途中の一部区間で車内販売やっていたのですが、僕はJR四国はてっきり車販は全く無いと思い込んでいたのでこれは少々意外。

ただ、やる区間が本当に短いのでやるイミあるんでしょうかねこれ…。

と言いつつ食後のデザート(アイス)とホットコーヒーを注文。しかしよく揺れる振り子式特急の車内でカップのホットコーヒー頼むのは失敗だったかもしれません。うっかりするとこぼしそうで飲みにくいったらありゃしないww


列車は海沿いをずっと走って行きます。

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そして瀬戸大橋へ突入。

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思えば3日前、快速「マリンライナー」でこの橋をこうして渡って四国へ入って来たのでした。その時はすごくワクワクして楽しかったけど…今はなんとなく切なく寂しく感じてしまいますね。これで四国とはお別れです。


でもいつか…いつかまた来るからね。


松山を出て約2時間。15時11分に終点の岡山へと到着しました。

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そしてここからは新幹線に乗り換えて一路名古屋へ…こうして僕の2013年夏の四国旅行は終わりました。様々な出会いや想い出を胸に。


真夏の暑い時期での旅行でしたけど、ずっと天気にも恵まれて本当に良い旅が出来ました。それも全ては現地で出会った色々な方々のおかげだと思います。

ホテルやレストランのスタッフの方々や乗った列車の乗務員の方。美術館の方。そしてツイッターでお知り合いになったminamiさん。全ての方々にお礼を申し上げてこの旅日記を終わりにしたいと思います。ありがとうございました!!


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