高橋幸宏 with In Phase Live Tour 2013大阪公演。
2013年 09月 18日 (水) 23:26 | 編集
一昨日の9/16(月)、高橋幸宏さんのライブ観に大阪まで行ってきましたよ!!

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今回の幸宏さんのライブツアー。全国4か所で行われるのですが、そのうち僕は2か所、大阪と名古屋へ行くことに決めてました。名古屋は地元ですが大阪はちょっとした遠征です。


さて、9/16当日なんですが、この日は朝から台風が接近していたんですよね…。

僕は午前中、職場の会議があったのでそれだけ出て午後イチで会社を抜けだして名古屋駅へ。そして新幹線に乗車…と言うところで台風の影響でダイヤが大混乱。

とりあえず時刻通りには全く動いていないので、来た列車に乗るしかありません。運良く、名古屋駅着いたのと同じタイミングで新大阪行きの「こだま」が来たのでそれに飛び乗ります。

おまけにこの「こだま」、グリーン車以外は全席自由席で運転とのこと。いつもなら事前に指定席を買っておく僕ですが、今回はたまたま買っていなかったのですがこれが逆に幸いしたかな…と言う感じです。

列車は大混雑でデッキにも立ち客がいっぱい居て…と思ったのですが、ホームの端の方の車両まで行ってみたら空席も普通にあって問題無く座れましたね。

だけど、探せば空席まだまだあったハズなのに立っている人が多かったのが謎。


「こだま」と言いつつも岐阜羽島は通過したり(しかも事前には停車のアナウンスが入ってた)運行はかなり混乱していた様ですね。だけど名古屋出てからはそんなに遅延も無く、14時半位には新大阪に到着。

心配していた天気も、大阪に到着した頃にはもうすっかり回復して晴れ上がってました。

そのまま地下鉄に乗って心斎橋へ…そしてホテルへチェックイン。まだまだ時間があるのでホテルでのんびりと過ごして、そして17時過ぎてからライブ会場へと向かいます。


大阪でのライブ会場はなんばHATCH。ホテルから歩いて5分位と、かなり近かったのが助かりました。と言うか近場のホテルを予め選んでおいたんですけどね…w

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独特の形状をした建物。川のほとりにあってロケーションも抜群。

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川には観光船も運行してるみたいです。今回は時間無くて乗れなかったけど、いつかまた遊びに来て乗ってみたいですね。


さて。17時半の開場と共に会場へ入ります。このなんばHATCH、普段は椅子とか何も無いダンスフロアーっぽい感じの様ですが、今日はそこに椅子が置かれて座席となっていますね。

僕の席は前から5番目。ステージとの距離はかなり近いです!!


そして18時をちょっと回った頃、ステージには幸宏さんと、今回のライブ(と言うか新作アルバム)の為に集まったバンドの面々が入って来ました。いよいよライブスタートです。


1曲目に演奏されたのはなんと「Another Door」。重々しいピアノの音で幕を開ける、なんともダークなサウンドが印象的な曲です。

おまけにこの曲って確か、オリジナルアルバムには入ってないんですよね…僕もこの曲知ったのって数年前に出たベスト盤聴いてだったし。そんなある意味レアな曲を最初に持って来る辺り、今回のライブはいつもとちょっと違う、そんな雰囲気が伝わって来ますね。


2曲目は新作アルバム「LIFE ANEW」より「Looking For Words」。アルバムの1曲目を飾る、ギターサウンドが爽やかで印象に残る曲です。

この曲が始まって改めてステージに目をやると…実にシンプルな編成だなぁと気付かされます。ベースとエレキが1人ずつ、エレアコが2人、それとユーフォニウムが1人。

勿論、曲によって演奏される楽器は多少変化があるのですが、基本的にはこんな感じでごくごくシンプルなバンドサウンドと言う雰囲気です。

ここ数年の幸宏さん・YMOのライブってかなり色々な楽器・色々な音色が入っていて音が分厚くて豪華と言う感じだったのですが、それと較べると本当にシンプルで素直なバンドサウンド。でもそれがとっても心地良いです。


そして肝心の幸宏さんは…勿論ドラムにスタンバイ!! 更に勿論歌ってます!! ドラムボーカル!!

幸宏さんと言えばドラマーにしてボーカリストと言うのはファンなら誰でも知っていることですが、でもドラム叩きながら歌ってたのって昔のYMO時代のことなんですよね。

その後、ソロのライブではボーカルに専念されていることがほとんどでしたし、近年のYMOのライブではドラム叩くことがまた多くなってますけど、その殆どはインスト曲ですし。


だけど今回のライブは基本、ドラムボーカルと言うスタイルで行く様です。これはもう…ファンとしては一瞬たりとも見逃せません!!


この後、しばらく新作アルバムからの曲が続きます。

3曲目「Time To Go」
4曲目「Last Summer」
5曲目「That’s Alright (It Will Be Alright)」
6曲目「The Old Friends Cottage」
7曲目「Ghost Behind My Back」

確かこんなセットだったと思います。

途中、MCを1度か2度挟みながら演奏が続けられます。幸宏さんはずっとドラムボーカルのスタイルのまま。それにしても、幸宏さんって身体も華奢で小柄なのに、どうしてあんな風にドラムとボーカルと両立させたまま叩くなんてことが出来るのでしょうか…?


ここまで来て、幸宏さんがドラムから離れます。

そして8曲目、ここでガラリと雰囲気が変わります。

演奏されたのは「THE PRICE TO PAY」。アルバム「WILD&MOODY」からの曲ですね。今回のライブ、新作だけじゃなくて昔の曲も何曲は当然やるだろうなとは思っていましたが、でもこれは結構意外な選曲でした。

「WILD&MOODY」と言うアルバムはミニアルバムに近いサイズの作品ですが、でも佳曲揃いのなかなかの名盤なんですよね。特にアルバムラストの「WALKING TO THE BEAT」は有名。

でも、その中ではこの「THE PRICE TO PAY」って割と地味な存在の方だと思うんですよ。だから意外な感じだったのですが…でも今日のステージによくハマってました。

先程までのバンドサウンド中心な曲とは非常に良いコントラストになっていて面白いですね。


9曲目には「BLUE MOON BLUE」。同名のアルバムからですね。

幸宏さんの前々作にあたるこのアルバム。当時の幸宏さんの好みを反映して、またスケッチショウの流れを汲むところもあってエレクトロニカ~フォークトロニカ全開のサウンドが特徴的で、僕もリリース当時は非常によく聴いてました。

最近はもうめっきり聴かなくなってしまってましたが…でも今日、ここで久々にこの曲聴いてみたら物凄く良かったですね。もう一度あのアルバム引っ張り出して聴いてみようかなぁ…。


10曲目もアルバム「BLUE MOON BLUE」より。「WHERE ARE YOU HEADING TO?」。

先程の「BLUE MOON BLUE」の方は原曲に近いアレンジだったのですが、こちらはイントロ部分をガラリと変えてあったので最初何の曲がピンと来ませんでした。

また、この曲は原曲でも英語の呟きみたいのが入っているのですが、この日のステージではその英語部分をギターのジェームス・イハさんがずっと呟いていました。


11曲目で再び幸宏さんがドラムに戻って来ます。そしてMCを挟んで演奏されたのは、ジェームス・イハさんの曲だった様ですね。歌っているのもイハさん。幸宏さんはドラムに専念されています。

僕は当然知らない曲だったのですが…これも良かった。何より、イハさんのギター。僕は今回のライブで初めて観たのですがすっかり虜になってしまいました。

パワフルなんだけれど繊細でテクニカル。そして、出しゃばったり目立ち過ぎたりすることのない、寡黙さと適度な抑制のあるギターだなぁと感じました。

個人的には幸宏さん…と言うかYMOのギターにはこういう方が一番合いそうな気がします。


そしてこの曲に入る前のMCで幸宏さんが「立って盛り上がっていいよ」みたいなことを言われたもんだから、いつの間にか観客席が総立ちにw


12曲目には「LIFE ANEW」より「End Of An Error」。

今回のアルバム自体がバンドサウンドを前面に押し出した造りなのですが、その中でもとりわけ最もバンドサウンドだなぁと感じるのがこの曲ですね。ちょっと懐かしいアメリカのロックバンドの音って感じがします。

幸宏さんの作品でロックと言うと、初期の「音楽殺人」なんかもかなりロックっぽいなぁと思うのですが、それとはまた違ったアプローチでのロックっぽさがこのアルバムには感じられます。

それにしても幸宏さんの声ってテクノっぽい音に合うのは勿論ですが、こういうストレートなロックにも本当に良く合うんですよね…。


この曲が今回のライブで最高潮の盛り上がりだったのではないでしょうか。周りを見ると立って身体を揺らしている方がちらほらいましたし、僕もずっと踊りながら聴いてました。


続く13曲目も新作アルバムの曲から「Shadow 」。ギターのアルペジオが印象的な、そして非常に重い雰囲気の曲です。先程の曲とのこの落差と言うか緩急のつけ具合がなんとも…。

この時にはもう、先程まで総立ちだった観客全員が座ってましたw


14曲目「All That We Know」
15曲目「World In A Maze」

続けて新作アルバムの曲が演奏されます。今回は新作アルバムのツアーと言うだけあって、あのアルバムの収録曲の大半が演奏されたのではないでしょうか。

個人的に、「All That We Know」のドラミングは他の曲とちょっと違う感じで印象深く思えました。他に較べてタムをかなり多く叩いていたのが非常に強く印象に残っています。


幸宏さんが再びドラムを離れます。そして今日のライブラストの曲。「Follow You Down」。

「LIFE ANEW」のラストを飾る曲ですね。しんみりと優しい感じの曲。アルバムのラストを…そしてライブのラストを飾るのにふさわしい曲です。幸宏さんの声も優しく会場を包み込んで行きます…。


ここでメンバーは皆ステージを去って行きます。が、勿論これで終わりじゃありません。


観客席からは鳴りやむことの無いアンコールの拍手。そしてそれに答えるかの様に、幸宏さんが、バンドのメンバーがステージへと現れます。

ここでメンバー紹介のMC。そうしてアンコールの1曲目には幸宏さん「この曲を歌いながらドラムやるのは多分初めて」そう言って演奏されたのは「Something In The Air」でした!!

アルバム「ニウロマンティック」のラストを飾る名曲ですね。この「ニウロマンティック」と言うアルバム自体が相当な名盤で、幸宏ファンでこれをベストに上げる方も多いのではないでしょうか。

僕も実際、幸宏さんの全アルバムの中で最も好きなアルバムの一つです。YMO「BGM」の流れを汲んだテクノサウンドは独特の重さや暗さを秘めてはいるのだけれど、でもどこか小洒落ててロマンチシズムに溢れていて…。

そのアルバムの音全てを浄化させる様な、そんな解放感のある曲なんですよね。それが原曲にかなり近いアレンジで演奏されて…もうこれだけで昔からの幸宏さんのファンにとってはたまらないものだったかと思います。

勿論、幸宏さんのドラムも歌もどちらも凄く冴えわたっていました。とてもこの曲がドラムボーカルで披露されるの初めてだなんて思えない位でした…。


そして正真正銘、この日のラストとなったのがアルバム「薔薇色の明日」より「THE APRIL FOOLS」。

バート・バカラックの曲のカバーですね。アルバムではピアノとストリングスのみの演奏に幸宏さんの渋いボーカルが響き渡っていましたが、この日の演奏でもごくシンプルな構成。

バンドメンバーのうち2人だけを残し、キーボード(ピアノ)とユーフォニウム。そして幸宏さんのボーカルと言う構成で披露されます。幸宏さんの特徴のある歌声がのびやかに広がって、会場内を包み込んで…なんとも言えない幸せな空気で会場が満たされていました。


こうして約2時間。幸宏さんのライブは終わりました。

今回、新作アルバムからの曲中心で昔の曲は思ったよりも少なめでしたが、でも凄く良いライブでした。何より、幸宏さんのドラムボーカルスタイルを全編に渡って観られたのはとても貴重で良い体験だったと思います。


それにしても幸宏さんはホントにお洒落でカッコいい。僕もあんなおじさんになりたいものだと、本当につくづくそう思うのです。


さあ…そして次は、明後日の名古屋公演だ!!


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