「リリウムあんさんぶる」1巻。
2013年 09月 29日 (日) 15:45 | 編集
では今月発売のKRコミックスの中から無印きららに連載中、あそか先生の「リリウムあんさんぶる」の感想っぽいもの行ってみましょう。


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どうですこの表紙!!

まっすぐにこっちを見つめる黒髪おかっぱが印象的な女の子。このコがこの物語の主人公・日野南咲来(ひのなさくら)ちゃんです。

ちなみに作者のあそか先生は相当なおかっぱ好きらしく、カバー裏の自己紹介欄を見てもそれが伺えるかと思います…w


そしてこの、コミックス帯のアオリ文が目を引きますね。

「おんなのこのや~らかいところぜんぶ、ここにあります。」

一体誰ですかこのキャッチコピー考えたのは!! 怒らないから正直に出てらっしゃい!!w

(いやでも秀逸なコピーだと思います…「ところ」だけ物凄く小さく書いてるところとか色々芸が細かい)


裏はこんな感じ。

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表紙に載ってた咲来ちゃん意外の女の子が4人。全員で5人。これがこの「リリウムあんさんぶる」の主要な登場人物たちですね。


さて、このお話なんですが、一言で言えばぶっちゃけ「百合」です。うん、ぶっちゃけたw

ただ、百合と一口に言ってもその表現方法は千差万別。登場人物同士の「繋がり」「関係性」をどういった切り口で描くのか、一体どこまで繋がるのか…。

激しくスキンシップしたり、あるいはもっとその先…と言った、フィジカルな面での繋がりを重要視して描いている作品も多く見られますが、この作品はそことは逆、対極的なポジションにあると言っても良いかもしれません。


前に作者さんご自身がツイッター等でも仰ってたかと思いますが、直接的表現を避けて心の繋がりを重視して描いている、そんな百合作品だと思います。

きらら作品らしく、水着だったりお風呂だったりと言ったサービスシーンは結構あるのですが、確かに百合的表現に関しては過剰なスキンシップ・過度な表現と言うものは見られません。


その「百合」において中心となっているのは主人公の咲来ちゃんと、裏表紙で一番左側に立っている京いとなさん。この二人の関係性・その進展が中心となって描かれています。

転校生でやって来た咲来ちゃんが、新しく出来た友人たちと一緒に偶然立ち寄った喫茶りりうむ。そこで店のオーナーをやっている(但し現役高校生)いとなさんと知り合って…と言うのが話の大筋ですね。

そして、咲来ちゃんといとなさんの二人を中心に、皆の高校生活が描かれて行きます。期末テストだったり夏祭りだったり、旅行回にお泊まり…きらら作品らしいイベント回もたっぷり。

そんな中で咲来ちゃんといとなさんの関係はちょっとずつ進んで行くのですが、個人的にはそれ以外の3人の関係性が結構気になったりするんですよね。


裏表紙で、まん中でジャレあっているのが金髪ハーフの早冬カリンちゃんと、小動物みたいに小さな高山真菜ちゃん。そして右側の黒髪ロングが津久見潤香ちゃん。

この3人の、カリンちゃんが真菜ちゃんにもうぞっこんなワケで、真菜ちゃんの方も悪からず思っている感じなんだけれど、真菜ちゃんの幼馴染みでもある潤香ちゃんが一体どう思っているのか…。

今のところ、真菜⇔潤香にそういう百合的なアレは無さそうに見受けられるのですが、でもこの二人にはやっぱり幼馴染みながらの、心の奥底がしっかりと繋がっているものがあるんですよね。

特に、旅行回の辺りにはそれが凄くよく出ていたなぁと感じられます。この二人の、年月の上に積み上げられてきた絆。それを目の当たりにしながらも「負けない」と闘志を燃やすカリンちゃん。そして潤香ちゃんの本当のキモチは…?

この3人の関係が非常に見逃せないなぁと、個人的にはそう思うのです。


さて、気に入った作品ならもう毎回の定例になっている複数買い。今回もやらかしてきましたw

まずはWonderGOOのポストカード。

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こちらはコミックス表紙と同じ絵柄ですね。しかし、主人公ソロでこれだけアップのポストカードってなかなかどの作品でも見かけないので新鮮な気もします…w


続いてCOMIC ZINのポストカード。

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こちらは咲来ちゃんといとなさんのツーショット。

二人のこの距離と、お互いを気にしつつ、視線だけ合わせて…と言う感じがなんとももどかしくって、でもこの作品らしいなぁとニヤニヤさせられてしまいますw

また、背景の青空が爽やかで良いですね。


最後に今回の特典大本命とも言える、とらのあなの4P小冊子。

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ガチ百合キマシタワー!!!

いとなさんを押し倒して迫る咲来ちゃんと言うとんでもない構図!! また二人の、ほんのり上気した表情がとてもなまめかしくて色っぽくって…。

これは…これはけしからんです! けしからんです!! けしからんです!!!

ちなみに、作中にはこういったシーンは全くありませんのであしからず。上にも書きましたが、この作品はフィジカルな繋がりよりも心の繋がりが重視されてますので…。

(まあ、この図がどういうことかはこの小冊子の裏見れば分かりますけどねw)

中身の方は一枚の絵。原作中にもあったとあるシーンのカラー絵ですね。恐らく作中でもっともサービスカットなあのシーン…とでも言っておきましょうか…。


今回、特典に関してはこんなところで。あとはモノクロペーパーもあった様ですが、なにしろあれは本当に紙質がただの紙になってしまうのと、どのみち自分が回収に行けるお店になかった様なので見送りで…。


そんな「リリウムあんさんぶる」なんですが、実を言うと僕、連載開始当初はあまりこの作品って注目してなかったんですよね…(スミマセンスミマセン)

ただ、ツイッターで自分の仲良くさせてもらってるフォロワーさん達からの注目度が非常に高かったのと、それ抜きでも無印本誌で読み続けていくうちにいつの間にかどっぷりハマって、今では無印で最も楽しみな作品の一つになっていました。

まあ、冷静に考えてみれば百合好きな自分がこの作品を好きにならないワケが無かったのですが。と言うか当時の僕はこの作品の一体何を見ていたんだろうなぁ…。


今回のコミックス1巻、巻頭のカラー描き下ろしは主要登場人物紹介も兼ねた小ネタ集。これがなかなか、それぞれの個性と関係性がきちんと分かる感じでニヤッとしてしまいますね。

また、カバー下のおまけには本編中ではそんなに登場していない(でも隠れファンがいるかも?)あのコが大大的にフィーチャリングされています。こんなファンサービスも嬉しいところ。


コミックス1巻のラストでは新キャラが登場していますが、このコがまた今後の皆の関係性に色々与えそうな感じもあって…続きが非常に気になります。

百合好きな方には勿論ですが、仲良し女の子同士の日常が描かれた良質なストーリー4コマが読みたいと言う人にも是非ともオススメの作品です。


Comment
この記事へのコメント
これ、キャラの設定がどことなく「きんモザ」と似ていますよね。
作者自身もきんモザの二次創作を描いてますが。
2013/ 10/ 01 (火) 19: 55: 59 | URL | # k5c3L3.w[ 編集 ]
>名無しさん…でしょうか?
キャラ設定、似てるでしょうか? 個人的にはあまりそうは思いませんが。

同じ様にハーフの女の子が主要人物にいますけど、きんモザの方は異文化交流モノと言う要素が少なからず見られるのに対しこちらはそういう要素は殆ど見られませんし。

まあ、きらら作品の、それもいわゆる日常系であればどこからしら設定や雰囲気に似たものが見られることもありますが、その中から自分の好みに合う1冊を見つけられればそれで良いのかな…と思います。
2013/ 10/ 03 (木) 13: 08: 11 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
祝、1巻発売!まあずっとりりうむを推してきたわたしは1巻越えは当然だと思ってましたけど?(ドヤ顔)
...なーんて嘘ですすみません。わたしがこの作品にハマったのはゲストの3話目で、それ以前は劣化あずまんが(うるるん=榊さん、ままな=ちよ)みたいに思ってむしろ毛嫌いしてました。ああなんて失礼な私。
湯音(クロワーゼ)やシノが好きだった私は、3話のおかっぱの咲来さんには一撃で殺されましたが、外見だけで終わらなくて、こんなに素晴らしい百合作品にしてくれてよかったと本当にあそか先生には感謝しています。

今月も休載となってしまいましたが、私は待ちます。
2013/ 10/ 09 (水) 18: 48: 51 | URL | minayuta # 22hNL7Yc[ 編集 ]
>minayutaさん
>>わたしがこの作品にハマったのはゲストの3話目で

なんと、そうだったんですね…意外かもw
まあ、そういう自分はハマり出したのは旅行回の前後位からなのでかなり遅かったりしますが。

この作品、無印には貴重な「素直な百合作品」ですよね。皆の関係性がどうなっていくのかに今後も目が離せません。
2013/ 10/ 10 (木) 07: 34: 49 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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