「まんがタイムきららMAX'14年1月号」感想。
2013年 11月 23日 (土) 22:01 | 編集
では、19日発売のきららMAX感想、行ってみましょう。


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・表紙
今月の表紙は「ご注文はうさぎですか?」 なんと一年ぶりの表紙ですよ一年ぶり!!

そして全員集合!! 思えばこの作品がMAXの表紙を飾ったことは何度かありますが、こんな形で全員集合したのは初ではないでしょうか…?

全員集合したのは勿論、「アニメ化決定」と言うこともあってなのでしょうね。このアニメ化については既に自分の思うことを当ブログ内で書きましたので、ここでは何も言いませんが…ただ、やるからにはしっかり良いものを創って頂きたいと思います。

しかし、それにしてもKoi先生の構図とかレイアウトのセンスって本当に素晴らしいなぁと改めて惚れ惚れしてしまいますね…。

こんな形で多数のキャラを同時に一つの場所へ配置し、なおかつ独特の立体感と躍動感が出ている構図と言うのはなかなかやろうと思っても出来ないと思うんですよ。実際、こういう形で描かれる作家さんって他にあまり知りません。


そして表紙をめくると…そこにも「アニメ化決定」の文字と共にKoi先生描き下ろしのイラストが。

そのイラストも表紙と同様、5人全員集合なんですが、やっぱりここでもキャラクターの配置だとかが本当に絶妙。後ろの背景と相まってこの作品ならではの美麗な世界観を演出していますね。

このイラストはそのまんま、アニメ公式サイトの方にも使われていますが…アニメ製作関連の方々にはホントくれぐれも、この美麗な世界観を上手に描いて頂きたいなぁと切に願います。


・ご注文はうさぎですか?
巻頭カラーも勿論この作品!!

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それにしてもこの扉絵の美しさ…ホント、息を飲んじゃう美しさとはまさにこのこと。こうして見るとKoi先生の描かれる絵って可愛らしいのは勿論なんだけど、でもそれだけじゃなくってホント美しいんですよね。

キャラクター造形の可愛らしさもさることながら、それを引き立てる衣装や小道具へのコダワリが凄くって、完成した一枚の絵にはもう芸術的とも言える美しさが溢れています。

このココアちゃんの普段はなかなか魅せない表情と言い、彼女の手に持った花束、そして後ろの旧式カメラ…この組み合わせのセンスとか配置とかが本当に素晴らし過ぎます。

さて今回は皆の勤める喫茶店が雑誌に紹介されて…な話でした。甘兎とラパンがそれぞれ雑誌に載ってて、ココアちゃん実家のベーカリーショップ更にはリゼちゃんのファッションスナップまでが雑誌に載ってる中、ラビットハウスだけが掲載されてなくて…。

それに対するティッピーの反応が面白かったですね。反応と言うか変顔と言うかww

そして大オチでは、なんだかんだで結局ラビットハウスも雑誌に掲載されたものの、喫茶店よりもバータイム営業でのチノ父の方が大きく紹介されててまたもやティッピーが…。

うん、今回はある意味ティッピー回だったと言っても良いかもしれません。

あといつも以上に小ネタがスパイス効いてて面白かった回でもありました。

青山さんのグルメリポートコーナーのタイトル「青山はらぺこグルメマウンテン」とか、食べ物×マウンテンって言われると東海圏の人間にとってはどうにもアレを連想させられて困ってしまいます。

あと一番強烈だったのはやっぱりこのコマ。

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筋肉執事喫茶ww

この作品は絵柄物凄く可愛らしいし繊細優美な世界観なのにこういうとんでも無いネタを平気で出して来るのが本当に困りますw


・きんいろモザイク
秋と言えば…の体育祭のお話ですね。からすちゃん考案の「からすちゃんクイズレース」とか、大オチのシノ→アリスの金メダルネタとか相変わらず斜め上から爆弾投下してくる様なネタが多くて大変に面白かったです。

が、今回のキモは何と言ってもこのコマ。

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すみません…僕はもう隣子穂乃花ちゃんのおっぱいに釘づけになってしまいました。

これまでの話でも分かっていたことですが、やっぱり彼女はかなりのばいんばいんちゃんですね。ああ…健康的な女の子の体操服姿とかもう本当に本当にたまりません。ああ…彼女の体操服になりたい…。


・いちごの入ったソーダ水
咲太郎クンは本当に「分かってる」奴ですね。

「そこにまざりたいワケじゃねーから」「モブとして空気として」「女子校を覗き見たいだけ」

そう…まさにそれですよ。混ざるなんておこがましい。ただ僕らは空気としてそこにあれば良いのです。咲太郎クン…貴方こそ真の百合男子と呼ぶにふさわしい!!


・ホームメイドヒーローズ
悪役親子の娘さんがもうひたすら脱ぎ要員と化してますね…いや確かに戦隊モノの悪の女幹部ってセクシー要員的な部分もありますけど。

でも37ページの話。これ別に着替えシーン必要無いんじゃ…?w


・彼氏ってどこに行ったら買えますの!?
哉クンに別の女の影…まさかのみすず×哉カップル破局?と言う話でした。

しかし亜梨香ちゃんはみすずちゃんと哉クンが仲良くしてると「ラムネ野郎!!」て言って絡んだり二人の仲を邪魔しようとしたりするクセに、いざ二人が破局しそうとなると嘆き悲しむとか本当に面倒臭いコだな!!w

そして他人の破局話まで自らの妄想彼氏のネタにしてしまうとか恐ろしき妄想力。いや亜梨香ちゃんのこの妄想力、これってなんらかの創作活動へ役立てられるのでは…?

妄想したり嘆き悲しんだりした挙句に最後は怒りの感情を復活させて哉クンに乳酸菌飲料ぶっかけるとかもうホントにワケが分かりません。

いやでもこのカオスなドライブ感こそがMAXっぽくていいですね…今月の話読んでて、もしかすると今一番MAXの正統派主流を行っているのはこの作品なのかもしれないと思いました。

最後には問題の浮気相手(絶対違うけど)が登場。

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彼女のこのセリフも素敵です。「随分ぶっかけられたわね」ってなんだか凄くいかがわしいw


・○本の住人
「しらたきオンリーの触手鍋」に盛大に草生えましたww

いやしかしホントkashmir先生の頭ん中はどうなってるんですかね。鍋に耐熱フィギュアや女の子イラストプリントって言う発想自体もだけど、更にそこから触手鍋って!!


・ひろなex.
えっとこれ、結局真実はどうなってるんですか? 本当に侵略異星人はいたんですか? そんな感じでどさくさ紛れにひろなのお父さん登場…て思ったら来月最終回ってマジですか…。


・アリノス☆ワンダーランド
ラジオ体操第二って改めて考えると本当に恥ずかしい動きしてますよねアレ…。


・ホイップノート
文化祭MVPが空手部メイド喫茶って…わけがわからないよ…。

とりあえずこの作品の真のヒロインは鈴真クンで決定ってことなんですね(間違い)


・落花流水
前回の引きからそのまま続くとは思いませんでした…と言うワケで今回は桜庭の皆が日工大付属の文化祭へやって来て、と言うお話ですね。

しかし桜庭サイドの皆を見てると、秋穂×水夏・暁×夕はともかくとして、春河×真冬もカップル確定ってことなんですかね? でもこの二人だとどっちも暴走トラブルメーカだしもう誰も止められない気がw


・スイーツどんぶり
いやもうなんだか凄いが凄過ぎてもう何を言えば良いのか分かりませんねこの漫画…!!

前回まさかのジャッカル覚醒でどうなるかと思いきや、なんと彼女の扱う料理は「美食」ならぬ「死食」…覚醒しようが試験体445だろうが結局彼女の作る料理はとんでもなくマズイってことなんですねw

でも、その「死食」で王臨堂を倒したかと思いきや、なんとこっちも更に覚醒してしまってゴッド王臨堂に。もうこれ、バトル物の少年漫画と言うよりもRPGの世界に行ってしまってますよね…。

そのゴッド王臨堂が皆へ放つ「天国と地獄」…いやこれ料理なんですか?

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うん、もはや料理関係ねぇ!! だけどその後の展開で味がどうこうとか言ってるし…w

ゴッド王臨堂に対し、酒井さんが挑むも敗れ、仲間になった七つ星達も挑むのだけど敗れ…だけど酒井さんの意思を受け継ぐ栗原さんが王臨堂の料理の真理を突き、そして再び酒井さんが立ち上がり…。

この辺りの展開、もうやたらと熱くてワクワクゾクゾクします!!

そして最後、ゴッド王臨堂の「天国と地獄」が何かを見極めた酒井さんが繰り出すのが彼へのシメのデザート。その名も「スイーツどんぶり」…ああ、まさかここに来て作品タイトルが出てくるなんてね。

最初にこの展開を踏まえて作品タイトルを付けられていたのかどうかは分かりません。いや多分きっと違うと思うけれど、でもそんなのどうだっていいんです。もうこの展開だったら納得するしかないじゃない!!

そして次号でこの作品もいよいよ最終回…まあ、このタイプの作品は長々と続けるべきではないですし、むしろ2巻完結でスパっと綺麗に〆るべきだと思うので寂しいとか残念とかは思いません。

むしろどんなラストを魅せてくれるのか…ただただそれにワクワクします。王臨堂との決着、皆のこれから…一体どんな最終回を迎えるのか、もう次号が気になって仕方ありません。


・コスプレの神
前回のラストに出てきたセーラーヴィーナスコスプレの神、こんなミニチュアサイズだったんですねw見た感じ、1/7スケールのフィギュアくらいの大きさしかない…?

しかし今回は最終回と言うこともあってかもういつも以上にあれこれとネタ詰め込んで来ましたね。前回に引き続きの艦これネタもですが、個人的にツボったのはバトルフィールド。これどう考えても今放映してる某ガンダムのアレですよねww

そして最後に登場した会長。皆で新会長の座をかけて勝負していたのにあっさりと「中高一貫だから来年も会長続ける」って…このなんともなオチがむしろこの作品らしくて良いですね。

とにかく、方密先生お疲れさまでした。来年発売のコミックス2巻も楽しみにしています。


・▲コンプレックス
ひのりちゃんと鋼太クンの二人に決着がついて今度はこちら…と言うワケで主役百合ップルにスポット当ててきた回でした。

そして二人が鋼音ちゃんのお母さんに真実を打ち明けることになるんだけど、ここで凄いなと思ったのがこの作品、きららの百合的作品ではタブー視されてるのかほとんど触れてこないところにまっすぐ切り込んで来たんですよね。

お母さんの二人への言葉。

「ましてや女の子同士なのよ」「あなたたちは普通とは違う」
「きっとこの先つらい思いをすることになるわ」

シリアスな百合作品では女性同士であること故の特異性、その先にある悲劇…そう言ったものに言及している例も見受けられますが、きららではその辺りって基本スルーされることが大半なんですよね。

だけどこの作品はそこにきちんと触れてきた。正直これはビックリしました。

そして、お母さんの言葉の真意としては別に二人の関係を認めないと言うワケではなくって…きちんと条件を付けてきてくれたんですよね。その条件とは「3年間離れ離れで暮らすこと」。

この作品も段々ラストへ行きつく形が見えてきた感じがありますね。この後は二人の想い出作りと別れ…そして3年後のエピローグと言ったところでしょうか。どちらにせよ行く末をきちんと見守りたいと思います。


・モノ×モノコミュニケーション
スペシャルゲスト4話目。どうしよう、この作品…と言うかこの方の作品が物凄いツボになってきてます。無印に以前載ったマンドラゴラちゃんも凄くハマりましたし。

どこかシュールで不思議な雰囲気は相変わらずなのですが、それに加えて絵が以前よりも可愛らしくなってきてますよね。丸い優しい感じになってきている様に思います。

ゲスト4話目と言うのはなかなか無いことなのですが…このままゲストじゃなくて連載化して頂きたいものですね。


今月は以上で。

さて、今月のMAXは一般的には「ご注文はうさぎですか?」アニメ化が話題の目玉と思われそうなんですが、でもコアな読者的にはもっと大変なとんでもないことが…。

ええ。なにしろ来月で一気に三作品が終わってしまいますね。

このうち「スイーツどんぶり」はストーリー展開上終わるのは分かっていましたし、そもそも長く続けるより短く綺麗にまとめるべき作品なので良いとして、あとの2作品は意外過ぎると言うところ…です。

「ひろなex.」「R18!」共にMAXの中ではかなりの長寿作品で、かつ話的にもいつまでもゆるゆる続けられそうな作品なだけに終わるのは本当に驚きました。

勿論、どんな作品にだって始まりがあれば終わりもあるワケで、いずれこういう日が来るのは仕方ないことなのですが…でも一気に二作品。それに先月で「かなめも」も終わってるわけですし。

MAXで長く続いていた作品がどんどん消えて行って…MAXは今、もしかすると新しい時代を迎えようとしているのかもしれませんね。果たしてそれがどんな時代になるのか。僕ら読者としてはただ見守って見届けて行くしかありません。


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この記事へのコメント
きんモザにつづいてごちうさもアニメ化というのは(私にとって)嬉しい話なのですが、最近のMAXに穏やかではないものを感じてます。
石見真田未影の百合、アキタR18のようなキワモノ、ラキストLSDのようなスポ根などきらら系では一風変わった作品が並ぶのがMAXの魅力。きんモザやごちうさも例に漏れていないのですが、きんモザが日常アニメとしてかなりヒットしたせいで編集部が勘違いしていないか心配です。この雑誌の色を変えようとしてR18やひろなを終わらせようとしているなら、そういうことはやめて今の間までいて欲しいと思っています。
2013/ 12/ 08 (日) 07: 57: 38 | URL | minami # 22hNL7Yc[ 編集 ]
>minamiさん
ホント仰る通りです。僕も今、MAXに対して危惧しているのはまさにそこです。
きんモザ、ごちうさの二大看板は確かにMAXの大きな魅力ですが、でもそれだけじゃないんですよね。
LSDやカレー王女までもを表紙に持って来ちゃう、あの雑多さ・懐の深さこそがMAXの一番の面白さだと思うんですよね…。

きんモザ→ごちうさとアニメ化が続いたことで編集部が妙な色気を出して勘違いし出している様な気がしてなりません…。
2013/ 12/ 10 (火) 09: 51: 26 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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