「純米吟醸 東力士 自然酒」。
2009年 05月 20日 (水) 23:34 | 編集
今日は勤め先のちょっとしたセレモニーがあり、昼間から酒が出たりもしたのだが、そのあとで会社行って仕事を片付ける用が急遽出来てしまった為に全く酒に手をつけず…。

無類の酒好き(そんなに強くはないが)なのにせっかくのタダ酒を我慢してしまったせいで、もう夕方会社で仕事をしている時から飲みたくて仕方が無くなりw、無事業務を終えて帰宅してから今夜は日本酒を開けることに。


先月頭に行った烏山で買った、島崎酒造の日本酒。

「純米吟醸 東力士 自然酒」

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「自然酒」と言うネーミングがちょっと変わっている。なんでも、地元産の減農薬コシヒカリを100%使って作られているらしい。


さて、このお酒。杯に注いでみると色は無色透明。日本酒は透明なのは当たり前…と思われそうだが、実はうっすら黄色みを帯びているものも多かったりする。

鼻を近づけてみるとほんのりと漂う吟醸香。しかし分かりやすいフルーツの香り、と言った感じではなく、もっとしっかりどっしりとした、米由来の香り、とでもいうべき種類の香り。それがうっすらほのかに漂ってくる。


ゴクリと一口。ああ…しっかりとした日本酒の味わい。いわゆる淡麗辛口のサラリとしたお酒ではなく、ふくよかなボディ感がある。きちんとした酸味と、それと釣り合うだけの甘みとがあり、ごくごくわずかな渋み、苦味がそこにプラスされ、味わいに複雑さと奥行きとを与えている。

どこか突出した個性のあるお酒、と言うワケでは無いけれど、でもきちんと丁寧に作られた日本酒と言った雰囲気だ。食事に合わせるお酒としてはまことに都合が良い。ヘタに香りや味にクセのあるお酒よりも、こういったお酒の方がむしろ、食中酒にはもってこいと言えるだろう。

事実、つまみにと帰りにスーパーで買ってきた、魚の干物類とはまことに良く合う。熱々焼きたての干物をかじり、その魚の旨み・海の風味とをかみしめたところに日本酒をぐいっと流し込む。魚の生臭さとしょっぱさとを日本酒の甘酸っぱさが洗い流し、爽やかな後口が広がっていく、その幸福感と言ったら。

ああ…昼間にタダ酒我慢した甲斐があったなぁ(笑)


さて。今日の杯はガラス製のものを。

sake20090520_00

爽やかなブルーの杯。東京に住み始めてすぐの頃、近所の店で見つけて買ったもの。決して高いものでは無いのだけれど、どこか愛らしい雰囲気が気に入って半ば一目惚れで購入。

ガラス製ではあるものの、厚みがあり、また飲み口の形など整い過ぎずにややいびつな部分があり、決して冷たい感じがしないのも良いところ。


実は徳利とペア。

sake20090520_03

…まあ、普段、酒瓶から直接杯に注いでしまうことがほとんどなので、徳利はあっても使う機会があまり無いのだがw


しかしこの酒器セット。東京に越してすぐに買ったと言うことで、何気に色々な想い出の詰まっている品でもあるんだよなぁ。

どうしても新しい酒器を手に入れるとそちらばかり使ってしまい、以前から持っているものはあまり使わなくなってしまいがちなのだけれど、もっともっと使ってあげるべきかもしれないな。これからは季節的にも、陶器や漆器よりもガラスの器で飲む冷酒が美味しく感じるだろうし。


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