「スイーツどんぶり」2巻。
2014年 02月 08日 (土) 08:29 | 編集
では先月発売のKRコミックスより「スイーツどんぶり」2巻の感想を。


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きららMAX2月号で最終回を迎えたFBC先生による「スイーツどんぶり」。MAX読者の方なら皆さんご存じだと思いますが、これは大変な問題作だったと言って良いでしょう!!(注:もちろん褒めてます)

まず大体、どうですこのコミックス表紙?

どう見てもバトル系作品にしか見えません。間違っても萌え4コマ誌「きらら」に載っている作品のコミックスとは思えませんね。


1巻の表紙の時からして大概でしたが、2巻ではより方向性が突き詰められている様に思えます。真ん中には一応ヒロイン3人組を配してなんとかきらら作品の体裁を保っているものの、その下には強敵(?)七ツ星のカット。

そして上の方に見える十字傷は作中最大の敵・王臨堂ですよね。

帯の文句も効いています。

「食わせてやるぜ、最高の料理!!!」「世界で一番"燃える"4コマ、ここに完結!!」

そう…この作品は明らかに「萌え」よりも「燃え」なんです!!


少年ジャ○プなんかでは定番のバトル物。その展開と手法を見事にきらら系4コマ誌に取り込んで昇華してしまった、類稀なる4コマだと言えるでしょう。


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裏表紙は一応きらら作品っぽく、ヒロイン3人だけのカットとなってはいますが…でも柿崎さんのこの不敵な笑みだとか、やっぱりどう考えても普通の「萌え」的なきらら作品には見えませんw


さて。まずは感想の前に特典紹介の方から。


こちらはとらのあなのポストカード。

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とらのあなと言えば店名にちなんでか、キャラにとらのコスプレをさせた特典が多かったりもしますが、酒井さんのナイスボディにとらの衣装がベストマッチング!!

そして後ろの柿崎さん…プロレスでもやるんですかね…?w


続いてCOMIC ZINのポストカード。

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こちらはパイプ椅子で場外乱闘的な栗原さん…なんだけど、衣装がなんともエロい!! と言うかおまたの辺りの描き込みが大変にけしからんと思うのであります!!

「スイーツどんぶり」のその作品の特異性から忘れてしまいそうになりますが、実はFBC先生の描かれる女の子ってとても可愛らしくてかつ凄く肉感的なんですよね。

で、栗原さんの後ろの悪役レスラー風の覆面。これって豚原様ですよね…? しかしこのブタのマスクがどことなくタイム○カンを連想させておじさんとしては懐かしくなったりもしますw


特典については以上。他にもモノクロペーパーの付くお店とかあった様なんですが、近隣に無いお店ばかりだったので諦めました…。


さて。今回の「スイーツどんぶり」2巻。

見どころは色々あると思うのですがまず巻頭の描き下ろしカラーページ。猪塚父が酒井さん達に七ツ星の情報提供…な番外編なのですが、どうも提供されてる情報が間違ってはいないのだけど微妙に思いっきりズレ過ぎていて、もう爆笑してしまいましたw

いやこれ、MAXで既に本編読んでいる人ならばおかしくてたまらなくなるハズ。


それとキャラクター紹介。まさか、1巻の表紙を元にキャラ紹介ページを創るとは思いもしませんでした…と言うか、キャラクターじゃないものもちらほらまじってますよねこれ…w


あと、特筆すべきは巻頭のカラーページで、MAX掲載時のカラー扉絵を再録してたんですね。これはとても良い試みだと思います。こういうのは他の作品・作家さん達にも是非取り入れて貰いたいなぁ、と。

やっぱり、原作雑誌に載った時のカラー原稿はなんらかの形で手元に残しておきたいと、そう思うのがファン心理と言うものですから。


さて。

本編の方なんですが、LIFEとのバトルがますます激化!! 何人もの七ツ星との激闘を繰り広げて…とまさに少年バトル漫画風な展開を魅せてくれたりもしますが、でもシリアスなバトルかと言うとそうじゃない。

きっちりとオチを付ける4コマ漫画的な面白さで読ませてくれるのがこの作品なんですよね。その良い例とも言えるのが七ツ星NO.2とのバトル。あれはバトルそのものを完全にギャグ4コマとして昇華させた回だったと思います。

また、ギャグ的扱いと言うイミでは七ツ星NO.3の存在を忘れてはいけませんね…w


しかし最終回一歩手前の24話・25話辺りは本当にシリアスな展開でした。巨大な敵を前に覚醒する仲間、しかしそれを上回って更に強大化する敵、倒れ行く仲間たち…だけど最後に立ち上がり、勝負を決めたのは主人公だった…。

まさに少年漫画のバトル物の王道を行く展開そのものだったと思います。


そんな「スイーツどんぶり」なんですが、こういった展開になったのにはどうやらかなり紆余曲折あった様ですね。と言うのもコミックスのカバー下にその辺りの裏話がかなりきっちりと書きこまれています。

きらら系のカバー下は読者にとっては大きな楽しみの一つですし、多くの人はコミックスを読む時にまず最初に見てしまうかと思いますがこの作品に関しては一番最後まで取っておいた方が良さそうですね。

言わば、原作者さん自身によるネタバレ集なので…特にコミックス派の方は気を付けた方が良いんじゃないかな、と。

(もっともここの感想ページ見に来てる人は既に読んだ方ばかりかと思いますが)


しかしこの裏話読むと…ああ、なるほどなぁと言った感じがします。酒井さんや柿崎さんの色々思わせぶりな設定なんかも最初から決まってたものではなくほぼ全て後付けっぽいですが、でもそれが逆に少年漫画バトル感をより際立たせていたのかなぁ、と。そんな気もします。

実際、ああいったバトル系の漫画においては後付け設定なんてしょっちゅうですし…w


何にせよ、この作品はきららMAX誌の歴史に残るべき物凄い作品だったと、僕はそう思います。ただ一つだけ疑問を述べるのならば…そう。



料理とはなんだったのか?



この一言に尽きるでしょうw
(まあ作中最終回で酒井さん本人も言ってますしね)


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