2014年2月・岡山と広島の旅(5)
2014年 03月 17日 (月) 22:12 | 編集
- 二日目(中編)・宮島に遊ぶ -

さて、原爆ドームを後にし次は宮島へと向かいます。

まずは路面電車に乗車。やって来たのは広電ご自慢のグリーンムーバーこと5000形。

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全面グリーンに塗られた車体が印象的な、連接構造の路面電車。実に近代的な車両と言った雰囲気が漂っています。路面電車って懐かしのチンチン電車からいつの間にかこんな「未来の乗り物」に進化していたんですねぇ…。


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車内は大きく開いた貫通路が特徴的。座席はロングシートと、一人掛けのクロスシートとが点在しています。シートやポールの色使いなども今風な印象。


さて、広島電鉄の路面電車なのですが、市内区間は路面で走って行くのですが宮島線へ入ると一転して専用軌道を走って行くんですね。スピードも街中を走っていた時とは違ってそれなりに出しています。

広電は市内の路面電車と郊外電車との二つの顔を持っている様ですね。全線通してお客さんの数は多く、きちんと市民の足として定着している様です。

広島と言う街は、全国の都市の中で最も、路面電車が本当の意味で市民の足として根付いて有効活用されている、そんな都市なのだな…と言う印象を受けました。


さて。やって参りました宮島口駅。

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ここから船に乗って宮島へと渡るのですが、あいにく船が出航してしまったばかりで次の船まで20分ほど時間があります。と言うワケですぐ近くの土産物屋へ入ってぶらぶら。

美味しそうなソフトクリームを見つけたので食べてみることに。

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これ、「もみまんソフト」と言うらしいです。もみまんとは広島名物のもみじまんじゅうのこと。ソフトクリームの中にもみじまんじゅうの生地と餡が練りこまれているらしいです。

ちなみに上に乗ってるもみじまんじゅうはトッピングで別料金。

食べてみると、生地や餡が練りこまれていると言っても舌触りはなめらかでごくごく普通のソフトクリーム。だけど、普通のバニラ味とは明らかに異なる風味と濃厚な甘み。

ちょっとカラメルとか蜂蜜風味の様にも感じます。そして餡由来なのかほのかに感じる和テイスト。いやこれは美味しかったです。上に乗ってるもみじまんじゅうのおかげでボリュームも満点。


しかしまさか…この日のお昼ご飯がこれだけで終わるとはこの時はさすがに思いもしなかったけどw
この後宮島で散々遊んでいたらお昼食べそびれました…。


さて、船の時刻が来たので乗船します。宮島へ渡る船はJRのものと宮島松大汽船とあります。僕が乗ったのは宮島松大汽船の方。

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宮島へはほんのわずか10分の航路なのですが、それに似つかわしくない、とても大きな立派な船がやって来ます。客室も奇麗で、中にはグループ向けのサロン席の様なものまでありました。


さあ、いよいよ宮島に上陸です!!


と、まず出迎えてくれたのはたくさんの鹿・鹿・鹿!!

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本当にたくさんの鹿が島内のあちこちにいるんです。あるものは歩きまわり、あるものは草を食べ、あるものは気持ち良さそうに居眠りをして…ちなみにこの鹿、全て野生の鹿らしいです。


そして宮島と言えばこれ。厳島神社大鳥居です。

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海の真ん中に鳥居が立っていると言うこの絵面はなんと言うかとても不思議。その向こう、対岸にはホテルやマンションと思しき近代的な建物が並んでいるのも見られ、ある種シュールな光景とも言えます。

遥か昔、太古の時代はこの辺り一帯どんな眺めだったのでしょうか…。


厳島神社の本殿。

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後ろには五重塔が建っているのも見えます。

この日、厳島神社はところどころで工事を行っているのか床には新しい板材が張られ、また工事用と思しき金属製のポールなどがあちこちに立てかけられていたのが残念でしたが、しかしそれでも見ごたえは十分以上にありました。


さて。厳島神社を観た後は宮島水族館へと行ってみます。

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この宮島水族館。地方によくある大きさ・展示の水族館で全てをじっくり観て回っても大体1時間かかるかからないかと言う程度。なのですが、色々と見せ方にこだわったり時間制のイベントを行ったりと、客を楽しませる試みをあれこれと行っている様です。

僕が行ったこの時、ちょうど入り口で案内を行っていたのがなんと、「水族館の裏側体験ツアー」。普段は絶対に見られない、水族館の裏側を色々と観られると言うものです。

開始時間も今からちょうど一時間後。館内をぶらりと一通り観てから参加するとちょうど良い感じですね…と言うことでもう、迷わずに申し込みました。


さて、普通に水族館見学を終えて一時間後。所定の場所に集合して裏側体験ツアーの始まりです。まず従業員専用の入り口を通って、水槽の裏側へ。

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左側は、普段僕らが館内から観ている水族館の水槽の裏側。そして右には小さな水槽なんかが幾つかあって、そこに泳ぐのは予備の魚たちですね。

表の水槽に何かあって魚たちの数が減ってしまったりした時の為に、彼らがここで常に待機している…と言うワケです。


天井の方にはたくさんのパイプ類。

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ここを常時水が行ったり来たりしているのでしょう。恐らく外にあるろ過装置と繋がって水槽間とやり取りされているのでしょうね。


ミノカサゴが泳ぐ水槽を上部から。

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彼らが上の方に集まってきてるのは、人が近づく→餌が貰えると思うからなんですね。ちなみにこのミノカサゴ、ヒレに猛毒がある魚なので、係員の人からも「絶対に触れないでください」と厳重注意されますw


こちらはスナメリ達が泳ぐ水槽を真上から。

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普段は水槽の横から泳ぐ姿を眺めるだけの彼らを、こうして上から眺めると言うのはなんとも不思議な気持ちになりますね…。


この他にも餌の置いてある冷凍庫の中(マイナス20度!!)を案内してもらえたり、実際に魚に餌をやるシーンが見られたり、魚たちの搬送・搬入用のクレーンを見せて貰ったり…色々と興味深い水族館の裏側ツアーでした。

所要時間は30分ほど。しかし、普段なら絶対に見られない場所を見せてもらえると言うこのツアーは非常に意義ある、面白いものだったと思います。こういう試みって他の水族館でも行われているものなのでしょうか?


ツアーを終えて戻るとちょうど、カワウソのショーが始まっていたのでそちらを見学。

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ショーと言ってもプール等を使った大掛かりなものではなく、館内の一角にコーナーを設けて、そこで係りの人がカワウソと戯れて…と言う感じなのですが、このカワウソ君がとってもキュートでした。


この宮島水族館、規模は決して大きくは無いのですがその分スタッフとお客の距離が近く、そして魅せ方に色々凝った、来館者を本当に楽しませようとしている良い水族館だなぁと感じます。

一昨年の九州旅行で訪れた長崎のペンギン水族館もでしたけど、大掛かりで有名な水族館よりも、地方の小規模・中規模な水族館の方がむしろ来館者を本当の意味で楽しませようと努力をしている様にも感じられますね。


この宮島水族館、宮島を訪れた際には是非ともオススメのスポットです。


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