「ご注文はうさぎですか?アンソロジーコミック」1巻。
2014年 05月 02日 (金) 15:27 | 編集
では、先月発売のKRコミックスの中から「ご注文はうさぎですか?」のアンソロジーコミック1巻の感想っぽいの行ってみましょう。

きららの作品がアニメ化されるとアンソロジーコミックが刊行されるのが常となっていますが、果たして今回の「ご注文はうさぎですか?」はどんなアンソロに仕上がっているのでしょうか?


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カバーイラストはハノカゲ先生。ハノカゲ先生と言うときらら読者的にはまどか☆マギカのコミカライズのイメージが強かったりで、「ごちうさ」に合うんだろうか…と言う気もしましたがなかなかに良くマッチしていると思います。

5人全員集合で、そしてそれぞれの躍動感あるポーズが良いですね。


ちなみに裏表紙はすか先生による4コマが載っていたりします。

(漫画のネタバレになっちゃうとアレなのでここには貼りません)


あと、カバーの折り返しにもすか先生の4コマが載っていて、裏表紙と合わせて一つの話として繋がっている構成になってますね。この4コマが地味にじわじわと腹筋殺傷能力が…w


さて、本編の感想へ行く前にまずは特典の方を。

今回、基本的には表紙絵を1人ずつ・あるいは2人ペア等で分けた形のイラストを特典としていたショップが多かった模様ですね。その中からどこで買おうか悩みましたが…。


結局選んだのはメロンブックス。

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なぜメロンにしたかと言うとまず第一に、一番好きな千夜ちゃんだったからと言うのが大きいです。

あと、ここのイラストカードは他店のと違ってキラキラと輝くホログラム仕様になってたんですよね。写真だとちょっと分かりにくいかもですが。

ただメロンブックスのイラストカードってコミックスと同じA5サイズなのが難点なんですよね。毎回言ってることなんですが、ポストカードサイズや写真サイズならばアルバムに入れて収納とかたやすいのに…。


そして今回、三洋堂でも買いました。

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と言うのが三洋堂だけは他の書店と違って、表紙のハノカゲ先生のイラストではなく、CUTEG先生によるイラストが描かれたポストカードになってるんですよね。

CUTEGさんの絵と「ごちうさ」の相性は絶対に良いだろうと言うのは予測出来ていましたけど…いやこれは本当に可愛らしい。正直ヤバいです。ココアちゃんもチノちゃんも可愛過ぎる。


さて、では本編の方の感想行ってみましょう。


まず冒頭はイラスト集ですね。

美麗なイラストがたっぷり載ってて大変な目の保養になります。特に個人的にはCUTEG先生、篤見唯子先生、得能正太郎先生辺りが非常にツボです。

…と言うか、この方々には出来ればイラストじゃなくて漫画で参加して欲しかったなぁ、と言うのがホンネだったりもしますが。得能先生による「ごちうさ」漫画とか凄く読んでみたかった…。


では以下、気になった漫画作品の感想とかツッコミとか。


・あたらしいこと
作者はきららMAXで「ステラのまほう」を連載されているくろば・U先生。

この作品…読んでてもう「ああああああああ」ってなってしまいました。いやもうなんと言うか、千夜ちゃんが…千夜ちゃんが…。

話的にはシャロちゃんのリゼちゃんに対するほのかな恋心を応援する千夜ちゃんと言う、まあよくありそうと言えばありそうなネタなのですが、でも千夜ちゃんの気持ちとか考えるともうホント色々と苦しくて胸が痛くなります。

とりわけシャロちゃんへのプレゼントのくだり…リゼちゃんのプレゼント選びを手伝う千夜ちゃんなのですが、リゼちゃんが選んだプレゼントが偶然にも…だけどシャロちゃんにとって誰から貰うのが一番嬉しいのか、それを千夜ちゃんはよく分かっているんです。だからこそ切ない。

まあ、千夜ちゃんのシャロちゃんに対する想いはシャロちゃんのリゼちゃんに対する様な恋心とか百合的な意味合いとは違うのかもしれませんが、でも幼馴染みとして誰よりも大切に思っていることは間違いないハズ。

そんな千夜ちゃんの胸の内を思うと本当に切なくって辛いです。

だけど最後は…最後は千夜ちゃんに笑顔が戻る、そんな展開でとても良かったと思います。この二人にはいつまでも仲良しで、そしてお互いのことを最高に分かりあって信頼しあえる、そんな幼馴染みのままでいて欲しいですね。

そしてそのまま腐れ縁で夫婦に。


・アメリカンうさぎですか?
作者はきららミラクで「シロクマと不明曲」を連載されているあfろ先生。

ええ…もういつものあfろ先生でした。それしか言い様が無いですw

正直「ごちうさ」かどうかと言われるとかなり疑問符が付きますが、でもこういう個性の強い作家さんの場合ならそれでも良いと思います。


・リゼ先輩をご所望ですが?
作者は守姫武士先生。きらら読者的にはMAXに掲載されていたあの百合的名作「お願い神サマ!」と言えばお分かりですよね?

そしてこの作品を読んで「ああ、守姫節は健在だなぁ」と感じました。

ラテアートの精(?)の「ふーふー♪ コーフィー♪」と言う摩訶不思議な歌とかまさにこの作家さんならではと言う狂ったセンス(注:褒めてます)がたまりません。

それでいて最後はきちんと、リゼ×シャロのほのかに百合薫る良い話に仕上げていますし…ああ、これこれこの絶妙のバランス感なんですよね。

カオスなギャグセンスを随所に散りばめながらもきちんと百合的な匂いを漂わせ、そして時にしんみりさせたり切なくさせたり…そんな緩急の付け方が本当に上手いなぁと思います。

守姫先生…そろそろきららに戻って来てくれませんかねぇ…?


・春のティッピー祭り*
作者はms先生。きらら読者的には無印に連載されていた「少女公団アパートメント」と言えばお分かりですよね? そして「放課後リトリップ」…。

話は逸れますが僕は放課後リトリップを切ったきらら編集の判断は大間違いだったと未だに思っています。あれは愚の骨頂以外の何物でもない行為でした。その証拠に今の無印きららの低迷たるやどうでしょう…。

閑話休題。

さてこの作品、タイトル通りにきちんとティッピーを中心に添えて話を作って来ていますね。ティッピーを活用してお店を盛り上げようと言う皆の試み。

ティッピーのラテアート辺りはまだ良いですが、千夜ちゃんの作った和菓子ティッピーはもうなんか色々と物凄くアレですね…千夜ちゃんならではのおかしなセンスが出まくってると思いますw

だけど皆やりたい放題やりつつも、きちんとティッピーの気持ちを考えているところが良いですよね。こういう暖かさと言うか優しさと言うか、そんなのが感じられるのがms先生の作品ならではと言う感じがします。

そして何よりもとにかく可愛い。ms先生のあの、柔らかいタッチで描かれた「ごちうさ」のキャラクター達はティッピー含め、皆本当に可愛らしいです。

ああ…ms先生…きららに戻って来て欲しいです…本当に(切実)


・DEAR RABBIT
作者はめの先生。きらら系では桜Trickのアンソロや、百合アンソロ「SAKURA」に作品描かれたりされていますね。

さて、この作品なんですが…これもう完全に千夜シャロです。リゼちゃんに手紙を書こうとしてたシャロちゃんに見せる、千夜ちゃんの可愛らしいジェラシー。ああっもう…ああっもう!!

僕は今まで、シャロちゃん的にはやはりリゼちゃんとくっつくべきかと思ってましたが、この作品で完全に千夜シャロに目覚めてしまいました。いい…いいよ幼馴染み百合。すごくいい!!

嫉妬心を見せた千夜ちゃんに対するシャロちゃんのセリフがまた良いですね。

「幼馴染はずっと昔から一緒にいなきゃなれないのに」

ああ…そう、そうなんです。友達や恋人は自分の努力次第でどうにでも出来るかもしれないけど、幼馴染みはそうはいかない。昔から一緒にいたと言う偶然と運命が無ければどうにも出来ないんです。

そう考えると幼馴染みって凄く特別感ありますよね。ああ…やっぱりこれもう千夜ちゃんとシャロちゃんくっつくべきだよ…幼馴染みでお互いのこと完全に分かりあってる二人だから凄く上手く行くと思うんだ、うん。


と、こんなところで。

今回の「ご注文はうさぎですか?」のアンソロなんですが、今まで芳文社から刊行された他のアンソロに比べてかなりあっさりと読めてしまった感はありますね。勿論、決して薄いと言うワケではないのですが…。

ただ、アンソロジーは原作と作家さんの組み合わせ次第では幾らでも凄いのが出来上がる可能性を秘めているので、もし2巻もあるのなら期待したいですね。


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この記事へのコメント
アンソロの続編が何巻も出ているのって、きらら系ではひだまりスケッチぐらいでしょうか。やはりアニメ化などのきっかけでないと売上を伸ばすのは難しい? あとせっかく楽しませてもらったのだから、アンケートとか取って欲しいですね。そこから作家さんのモチベーションににつながっていい作品ができるかもしれないし。
2014/ 05/ 11 (日) 05: 09: 05 | URL | minami # 22hNL7Yc[ 編集 ]
>minamiさん
そうですね。あとはけいおん!くらいでしょうか…。
きらら作品ってアニメ化される度にアンソロが刊行されますけど確かにほとんどが1冊出て終わりみたいになってますよね…。

個人的には桜Trickのアンソロなんかは作家さん変えて何度も出してほしいと思うんですけどねw
2014/ 05/ 13 (火) 00: 14: 12 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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