2014年7月・北海道「カシオペア」と絶景の旅(2)
2014年 08月 02日 (土) 20:55 | 編集
- 一日目(中編)・初めてのカシオペア体験 -

上野駅13番線ホームに到着した寝台特急「カシオペア」。

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車両はE26系客車。

他の寝台特急(北斗星・トワイライトエクスプレス)が既存の古い客車を改造して造られたのに対し、この「カシオペア」用のE26系は完全に新造車として造られた車両ですね。

これまでの寝台列車には無い、シルバーメタリックの塗装がなんとも印象的です。これまでとは違う新しい寝台列車を走らせようと言うJR東日本の意気込みの様なものが伝わって来ます。


牽引する機関車はこちら。

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EF510と言う交直両用電気機関車ですね。いかにも力強そうな面構えをしています。


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サイドには「がんばろう日本!がんばろう東北!」のロゴマークが記されています。


さて、それでは車内へと入ってみましょう。

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写真で見ると向かって右側が長く伸びた通路、左側に客室がずらりと並んでいる形になります。床は前面絨毯敷きで、壁面は木目調でまとめられていて落ち着いた雰囲気があります。

ただ、通路が非常に狭いです…最大限に客室の大きさを確保しようとした結果なのでしょうけど本当に狭い。乗客同士がすれ違うのも一苦労と言った感じです。

この通路をワゴン引いてやってくる車内販売の乗務員さんは大変だと思います…。


僕たちの部屋は11号車の1番。

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カシオペアに一番多い、カシオペアツインと言うタイプの部屋なのですが、その中でも各車両の車端にある1番の部屋は3人利用が出来るタイプになっているんですね。


客室へと入ってみます。

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窓沿いに大きなソファーが向かい合わせで並ぶ形になっています。片方のソファーの窓と逆側は大きく客室内に出っ張っていて、そこがトイレになっているんですよね。

(下の写真の木目調の部分。ドアがあってそこを開けるとトイレになってます)

空間としては、以前に乗った東武鉄道のスペーシア個室と大体似た様な広さでしょうか。ただ、線路方向にはスペーシアよりも広く、逆に横幅はトイレが客室内にある分ちょっと狭く感じられます。

両親は乗った瞬間に「狭い」と感じたらしいですが(乗ってるうちに狭さは感じなくなったとは言っていました)、元々B寝台のソロ個室だとか乗り慣れている自分としては全く狭いと言う感覚はありませんでした。むしろ広いくらいw


片側のソファーの上にはリネン類が載っています。3人利用する際にはまずこれをどかしてやらないと席が確保出来ませんw

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逆サイドのソファーの上に荷物置きがあるのでそちらへ置いてやります。リネン類をどかしてやればそこもソファーになっているので、こちらのソファーに2人、逆側ソファーへ1人座る形になります。

また、このソファーの上には折りたたみ式で補助ベッドが収納されています。

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こちらが補助ベッドへと上がる階段になります。


しかし何と言うか…よく考えて造った部屋だなぁと言う感じがしますね。列車内と言う限られたスペースを最大限活かして、昼間の居住空間をきちんと快適なものにしつつ夜は3人分の寝床を確保し、更に部屋内にトイレまで付ける…。

設計者は相当に頭を悩ませながら造ったのではないでしょうか?


心配だったのはこの客室(と言うかこの車両)が喫煙車だったと言うこと。当然禁煙車両希望で申し込みはしていたのですが、結果的に取れたのはこの部屋だったのですよね。

でも部屋に入ってみると思ったほどタバコの匂いとかは感じなかったので一安心。まあ、念の為にと持参した業務用タバコ消臭スプレーは使わせて頂きましたが…w


ただちょっと残念だったのは補助ベッドの周り。

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かなりボロボロに傷んでいるのが分かります。E26系はまだそこまで古い車両じゃないハズですし、なにより北海道行きの看板列車としての側面もあるのですからこの辺りのメンテナンスはもっとしっかりとして欲しかったですね。


窓側のテーブルの上にはこんなパンフレットが一冊置かれています。

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こちらが車両案内のパンフレットになっていて、また寝台のセット方法なんかも載っているので、初めて乗ったお客さんでも迷わずにソファー→ベッドの転換が出来ると言うワケです。


さて、車両の写真を撮ったり車内のあれこれを確認したりしているうちに時間はどんどん過ぎていきます。「カシオペア」は上野に入線してから出発までに40分以上もの時間があるのですが、この間に実はシャワーの予約だとかを済ませる様になってます。

シャワーの予約は食堂車にて行っているのですが、行ってみたら長蛇の列だったので諦めましたw

(案の定、出発前には当日夜・翌朝共にシャワーチケットは売り切れた模様です)


そして16時20分、「カシオペア」は札幌へと向けて上野駅を出発しました。

さあ、いよいよこれからが旅のスタートです。


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