2014年7月・北海道「カシオペア」と絶景の旅(4)
2014年 08月 09日 (土) 16:48 | 編集
- 二日目(前編)・ありがとうカシオペア、そしていざ北海道 -

カシオペアでの一夜が明け、7月25日(金)の朝。僕が目覚めたのは朝6時くらいでしたでしょうか。見ると部屋には両親の姿はありません。早起きの彼らのことだからさっさと起きてラウンジにでも行っているのでしょう。

僕も着替えてラウンジカーへと行ってみることに。案の定両親がいて合流。彼らがあらかじめ買っていたサンドイッチを食べて軽い朝食とします。

(ダイニングカーでの朝食は物凄い行列だろうと言うことで最初からあきらめましたw)


ラウンジカーの車窓に目をやると、そこはもう北海道の風景でした。

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緑の原野がどこまでも広がるこの光景。ああ…10年以上前に一人で北海道へ旅した時に眺めた風景を思い出します。あの時の旅は色々あって楽しかった…いや、今回の旅もきっと色々と楽しいものになるのでしょう。


ラウンジカーの前方に目をやるとそこも昨日とは異なる風景。

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機関車が昨日のEF510形電気機関車から、DD51形ディーゼル機関車へと変わっています。

カシオペアは上野を出て青森まではEF510形に牽引されますが、そこから函館までがED79形、更にそこからはDD51形と牽引する機関車が変わるんですね。


列車は今、果たしてどのあたりを走っているのでしょうか。

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いつしか風景は海沿いのものへと変わって来ます。


ラウンジカーで風景を眺めたり、これからの旅行日程について両親と話をしたり…そうこうしている間にも列車はどんどんと走っていきます。

途中、名所のある場所では車掌さんによるアナウンスも入ったりします。例えば昭和新山や有珠山のある辺りなど…。


そして定刻の9時32分よりは5分ほど遅れて、終点の札幌へと到着しました。


札幌に着いてまずは写真撮影タイム。早速カシオペアを牽引していたDD51の元へと行ってみます。

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DD51はいかにも国鉄型のディーゼル機関車と言った風情で、その顔だちはどこか愛嬌があって可愛らしくも見えます。そこに「カシオペア」のヘッドマークがいい具合に映えていますね。

そしてこのDD51、1両ではなくなんと重連でカシオペアを牽引していたんですね。

201407hokkaido042s

牽引力を増すためや急こう配区間を乗り切るためにこうした重連での運転が行われていると言うことなんですよね。ちなみに今、重連での旅客営業運転は北斗星・カシオペア・トワイライトエクスプレスくらいでしか行われていない様です。


この機関車の周りは凄い人気で人だかり。記念写真を撮っている人達がたくさんいました。

僕らはそれを避けて、客車の前でパチリ。その写真は勿論ここにはあげませんがw


今回のこの「カシオペア」。昨日の16時過ぎに上野を出て、本日の9時半過ぎに札幌到着。思えばかれこれ17時間以上も乗っていたことになるのですが、全く長いとは感じませんでした。

いや、終わってみればむしろあっという間でした。やはり、それほどに寝台列車の一夜と言うのは特別な何かを感じさせるものなのです。


カシオペア…特別な時間をありがとう!!


さて、札幌駅についてまずは土産物購入など。駅改札すぐそばに大きな土産物屋があったのでそちらでお菓子などを物色してあれこれ購入。

その後、再びホームへと向かいます。これから列車で小樽まで向かうことになります。


と、ホームで列車を待つ間、向かいのホームにはトワイライトエクスプレスの姿がありました。

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ダークグリーンの車体は圧倒的な存在感と独特の高級感とがありますね。思えば今回の旅行、最初はこのトワイライトに乗る予定でした…でも切符が取れず、代わりに別の日でカシオペアを取ることが出来て…。

このトワイライトエクスプレスの運転も今度の春まで限り。旅情のある寝台列車がまたこうして一つ消えていく…それはとても寂しいことだと思います。

僕たちがここまで乗って来たカシオペアだって正直この先どうなるのか分からないのですし…。


さて、列車を待つことしばらく。小樽行きのホームに普通列車がやって来ました。

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車両は731系。JR北海道の通勤列車のスタンダードとなってきている、3扉ロングシートの車両ですね。この車両、全国でも珍しい気動車との協調運転を行うのが特徴なんですよね。(キハ201とペアを組む)


しかし僕らが乗るのはこれではありません。その後の快速を待ちます。

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やって来ました快速「エアポート」。車両は721系。

この721系、JR各社(東日本除く)に存在する、3扉転換クロスシートの快速用車両の一つですね。ただ他社のそれと異なる点として、まず扉が片開き扉であると言うこと。

先ほどの731系にしてもそうなんですが、JR北海道に両開き扉の車両って無いんですよね。更に変わっているのがこの721系、3扉なのにデッキが存在していると言うこと。厳寒地北海道ならでは、と言った特徴ですね。


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オール転換クロスシートの車内。車端部にはこの通りデッキがあります。車端だけでなく、中央の扉周りにもやはりデッキがあり、客室が2分割されている様な変わった構造になっています。


721系の快速列車は札幌を出て一路小樽へ。車内は結構な混雑です。
(上の車内写真は小樽到着後に撮ったものです)

客は現地の利用客と観光客が半々と言ったところでしょうか。そして外国人観光客の姿が非常に多いのが目につきます。

車窓は海沿いで結構景色の良いところを走っていきます。途中では海水浴場なんかもあったりしました。ただ、車内が混みあっているので写真なんかは全く撮れず…。


札幌を出て40分程で小樽に到着。

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時間は11時前。さあここでレンタカーを借りて、これより北海道観光のスタートです!!


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