「女子大生生活様式」2巻。
2014年 09月 20日 (土) 15:28 | 編集
では、先月末に発売されたKRコミックスの中からオゲ先生の「女子大生生活様式」2巻の感想行ってみましょう。


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この「女子大生生活様式」、無印きららの今年の8月号まで掲載されていた作品ですね。なのでこれが2巻にして最終巻となります。

ところで1巻が発売されたのが昨年の10月、そして2巻発売が今年の8月なので、通常のきららコミックスよりもややペースの早い刊行となっていますね。

通常は1年ちょっとの開きがあることが多いのですが、それが1年未満で続巻が出たと言うことは、1巻発売当初に幾分掲載話の余裕があったと言うことなのでしょうね。


さて、1巻では主役の女子大生三人組(ことね・ねね・こよ)が表紙に出ていましたけど、この2巻の表紙はこよちゃん&ねねちゃんの2人ですね。


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そして裏表紙にことねちゃんと、1年後輩の柚ちゃんとが載っています。


1巻では3人の話がほとんどでしたけど、2巻では後輩の柚ちゃん交えた4人が主となって話が進んでいきます。と言っても後輩が出来たからと言って特に何か大きく変わるワケでもなく…。

1巻の頃と同様にゆるくのんびりとした…もっと言えばある種の「ぐだぐだ感」のある、そんな女子大生ライフが繰り広げられています。

この大学生ならではのまったり感、その空気が非常に上手に再現されていて、ああ大学生って確かにこんな感じだったよなぁ…と頷いてしまいますw


ただ、2巻に入って1巻の頃よりもイベント事が増えた様には感じますね。1巻では大学での授業風景だったり、アパートでの普段の生活だったり…そんな描写が主体でしたけど、2巻ではそれに加えてどこか出かけたりと言ったイベント回も目立ちます。

皆で遊園地に行ったり温泉旅行へ行ったり、文化祭を楽しんでみたり…。こういったイベント回ってきららの学園モノでは定番のお話なんですが、他の女子高生主役の作品達のそれとはやはりどこか雰囲気が異なるのを感じます。

やっぱり何をしていても彼女たちはきちんと「大学生」なんだなぁ、と。高校生よりはちょっと大人なんだけれど、社会に出る前の一休み的なあの時間。そこに生きる等身大の女子大生として描かれているんですよね。


また、1巻の頃よりも少しだけ世界が広がった部分もありますね。ことねちゃん達の大学での友人たちとの絡みが増えたり、柚ちゃんの友人が登場してねねちゃん達と絡んだり…。

そんな「出会い」が増えて少しずつ段々と世界が広がって行くのも、いかにも大学生らしいと言えるのではないでしょうか。


さて、今回も特典目当てで複数買いしてきました。と言っても特典付いた店舗が2つしか無かったのではありますが…。


まず、とらのあなのポストカード。

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絵柄はこよちゃん&柚ちゃんの2人。

この2人の絡みと言うと作中では文化祭の話が印象的でしょうか。ひょんなことから迷子(?)になってしまって結局こよ&柚、ことね&ねねと言う形で文化祭を回る形に…。

結局はぐれたままお互いに文化祭を楽しんでしまっていると言う図が面白かったですね。

あとは雪の日の話も印象深いです。雪に対するモチベーションの違いから、こよちゃんに対して不機嫌になっている柚ちゃんと言う構図が非常に新鮮でした。

こうして見ると柚ちゃんもかなり皆に打ち解けてきたんだなぁと言うのがよく分かりますよね。彼女は基本的に礼儀正しくてマジメな良い子なんですが、でもことね・ねね・こよの3人に対しては良い意味で遠慮が無くなって来ているのを感じます。


次にCOMIC ZINのポストカード。

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こちらはねね&ことねの2人組。

まあこの2人は1年生の頃からずっと絡みがあるので特に2巻でも目新しい部分と言うのはありませんが、それぞれのキャラで新たな面が出てきているところはあるかと思います。

特にことねちゃんに関してはこの2巻ラストの方の、誕生日プレゼントの話が非常に印象的でした。

ねね&柚がことね&こよにプレゼントを買ったんだけれど実はその中身がこよちゃんが自身で買ったものと被ってて…と言う話ですね。この時のことねちゃんの空気読んだ行動にはビックリ、そして彼女に対する好感度が一気にアップ。

ああことねちゃんってグータラでボケ役一辺倒かと思いきや、こんな空気読める子だったんだなぁと感心しきりでした。

最も、そういう部分のある子だからこそ、一見どうしようも無い子に見えても全然悪印象を抱かせないキャラクターとして読者の目に写り、作品を楽しく読ませていたのかもしれません。


さて、この「女子大生生活様式」。1巻の感想記事でも触れましたけど、元々は正規の連載作品ではなくっていわゆる代原扱いから始まった作品だったんですよね。

それが10話近くも代原ゲストのまま掲載されてからようやく連載昇格…そして今回、2巻完結と言う形ではあるものの、途中で打ち切られることなくきちんと作品として完結されたのは本当に良かったなぁと思います。

これで途中打ち切りなんてことになってたらそれこそ暴動にもなりかねない…!!


女子高生主役の作品が多いきららの中にあって女子大生を主役にしたと言う点でもこの作品は貴重な存在でしたけど、代原から連載昇格し、きちんと完結まで持っていったと言う点で大変に良い前例を作ったと思います。

願わくばきらら編集の方でもこの前例を「特例」として終わらすのではなく、良い作品・面白い作品であれば元が代原であろうがなんだろうがどんどん連載に昇格させる…そんな体制を作っていって欲しいものですね。


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