「まんがタイムきららミラク'15年1月号」感想。
2014年 11月 19日 (水) 13:35 | 編集
では16日発売のきららミラク感想、行ってみましょう!!


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・表紙
今月の表紙は「城下町のダンデライオン」。そしてなんとこの作品、アニメ化決定ですよ!!

いやこれにはホントびっくりしましたわ…「幸腹グラフィティ」のアニメ放映前のこの時期に「幸腹」以外の作品が表紙、何かと思えばアニメ化…。

1つの雑誌からこんな立て続けにアニメ化出ると言うのは結構異例なことな気がします。とりあえず現在企画進行中の作品のアニメ放映が始まるよりも前に他作品のアニメ化まで決まっちゃうと言うのはホント珍しい例なのでは。

しかしまさか…ねぇ…ミラクで早くも3つ目のアニメ化とは…。この雑誌が創刊された時には全く予想も出来なかったことですよ。

相変わらず売上や知名度では他のきらら3誌よりも1歩引いてる感のあるミラクですが、これを機に手に取る人が多くなってくれれば嬉しいですね。


しかし「ダンデライオン」アニメ化ですか…個人的にこの作品はミラクの中で最もストーリーを魅せる作品だと思っているのですが、それだけに上手くアニメに出来るのかなぁと言う心配はあります。

なにぶん「桜Trick」や「幸腹グラフィティ」よりもストーリー色の強い作品なだけに、12話でまとめきれるのかなぁと言う。キャラも多いし、ヘタしたらキャラの能力や個性を紹介しているうちに1クール終わっちゃった…てことにもなりかねませんよね。

あと、「幸腹」のアニメもまだなのにこっちのアニメ化も決まっちゃって、そうなると今後、ミラク内でのアニメ特集ページとかどうするのかなぁ、と。1誌で2作品もアニメ特集組むとそれだけでページ取られちゃって本来の漫画作品の載るページが…と言う本末転倒なことにも。

まあなにぶんまだアニメ化が発表されたところなので、その辺り含め今後の情報は次月号以降を待ちましょうってところですね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・幸腹グラフィティ
皆でアウトドアでバーベキューな話。そして今回はある意味、明さんの回だったと言えるかもしれません。

前半のビール飲みたがりな明さんはダメ大人って感じでとても可愛らしかったですし、後半は一転してシリアスムード。リョウちゃんに対しての彼女の様々な想いが綴られています。

今回の話読んで再認識したのですが、この作品の根幹にあるのって親しい人(肉親・友人)同士のお互いへの想いなんですよね。皆が皆のことを大切に想っていて、だけど皆ちょっとずつ不器用で時にはカラ回りもして…。

でも根幹にあるのはお互いを思いやる心だから、それはきちんと相手にも伝わって…その心のやり取りが本当に読んでてじんわりと暖かいんですよね。

明さん、立派ないい保護者さんだと思いますよ。

しかし明さんとリョウちゃんって叔母と姪の関係なんだけれど、歳は結構近いみたいですね。昔はリョウちゃん、明ねーねーって呼んでたみたいですし。

今月の話読んでて、叔母×姪の百合と言うのも良いかもしれない…などとも思ってしまいました。明さんはリョウちゃんが幼い頃から実の妹の様に接して可愛がってきたみたいですし、そうなるときっとリョウちゃんの何でもかんでも知ってるハズ。

うん、これはもう2人はくっついた方が良いかもしれません(百合脳)


・城下町のダンデライオン
少し前の話で遥クンが家を出ようと考えているっぽい描写がありましたけど、まさかこんなアッサリと白紙撤回√で解決しちゃうとは…。

まあ「アッサリ」とは言いましたがそこに至るまでには遥・岬の双子兄妹の心の葛藤や衝突が描かれて、部屋の中での会話劇ながらもじっくりと濃い、物語性の高い話となっています。

このストーリー性の高さ。これこそがこの作品の真骨頂なんですよね。そこを1クールだけのアニメで本当に上手に表現できるのか。アニメ化にあたってはホントそれがとても心配です。

しかしそれにしても岬ちゃんの遥クンラブっぷりはヤバイですね。本物ですね。彼女の遥クンへの想いはどう見ても兄弟愛とかそんなんじゃないです。個人的にはインセストタブーものは好きなのでどんどんやっちゃってオッケーですけどね。


・スイート マジック シンドローム
前回の話でプリンちゃん達がお菓子王国へ帰ってしまって…ああ、もうこうなることは分かっていました。いや誌面でのアナウンスより先にきらら公式のコミックス情報で知ってしまってましたけど…。

と言うワケでこの作品、いよいよ来月でグランドフィナーレです。この作品が終わってしまうと、創刊号からの生え抜きの作品は「桜Trick」と「きしとおひめさま」の2作だけになってしまいますね。それも「きしひめ」は隔月掲載だから、実質「桜Trick」1本だけ…。

ホント寂しくなってしまいます。

今月号はラスト前と言うこともあってか、お菓子王国へ帰ってしまったメンバー以外は全員が出てきました。コンペイ糖ちゃんやワッフルちゃんは勿論、ジンジャーちゃんやマシュマロちゃん、ロクムちゃんと言ったちょっとお久しぶりのメンツまで…。

そんな中での甘子ちゃんと由梨ちゃんの日常。それはいつも通りにふわふわと柔らかくて優しくて暖かいものなんだけれど、それだけに読んでいるこちらとしては一層寂しさを感じてしまいます…。

ああ、1つの作品の終わりにこんな寂しい気持ちを抱くのは久々な気がします。それだけ自分の中で思い入れのある作品だったってことなんですよね。

来月の最終回で果たしてプリンちゃん達は戻って来るのか…でもこの作品のことだから、たとえどんな展開になったとしても暖かいラストになると期待しています。


・桜Trick
文化祭本番な話…なのですが、とにかくもうスミスミ会長が可愛過ぎた!!

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ネコミミなスミスミちゃんがもうあざと可愛過ぎた…ヤバい、ヤバいよこの可愛さこの破壊力。桜Trickの女の子達の中で単純に可愛さで言えばスミスミちゃんが一番かなとは思っていましたが、今月の読んでそれは確信に変わりました。うん、間違いなく一番可愛い。

と言うワケで今月はスミスミちゃん回だったと言っても良いかもしれません。生徒会長なスミスミちゃんが最後の文化祭に色々大活躍(?)な話でした。

アヒルを捕まえるくだりも可愛らしかったですね。アヒルの鳴き真似でおびき寄せて捕まえたり…アヒルをぎゅっと抱きしめてるスミスミちゃんに癒されました。

(なぜステージ発表でアヒルなのかとか何故名前が黒崎さんなのかと言うツッコミはさておき)

その一方、今月は久々に春香&優の「きちんとしたキス」が見られた回でもありました。それも流行りの壁ドンからのキス。しかも優ちゃんから、積極的に。

ああ優ちゃん…最初はキスするのすごく恥ずかしがってるコだったのに…w

この優ちゃんの壁ドンからのキスは春香ちゃんとスミスミちゃんのやり取りを見てのものなんですよね。ハッキリと何かまでは分からないけれど、でもこの2人の間に何か秘密があることまでは勘付いた模様。

つまりジェラシーからあんな行動に出てしまった、てことなんですよね。これで修羅場になるか…と思いきやラストはひょんなことから逆に優ちゃんの方が勘ぐられて、春香ちゃんがヤンデレ化(?)と言うオチ。

スミスミちゃん妹の件で春香&優の2人に何か進展加わるかとは前々から思ってましたが、元々恋愛ごとだとか疎くてのんびりした2人だけに、急展開と言うのは無さそうですね。


・うらら迷路帖
今月のこの作品なんだかとってもいかがわしかった気がします。紺ちゃん下着姿にひんむいて全身のほくろをくまなく視姦観察とか、あげくの果てに下着姿になって筆でさわりっことかもういかがわしい匂いしかしません。

ほくろ占い? なんですかそれ?


・ハルソラ行進曲
工場見学なお話。こういうネタぶっこんで来るところが普通の学園モノじゃない、工業高校舞台ならではと言う感じがして良いですよね。

工場のお姉さん、先生の後輩だったみたいですがノリの良い人で話に心地良いリズム感を与えていたと思います。でも彼女の言うものづくりに対する姿勢、これは若乃ちゃん達にとって今後影響を与えるものになるのかもしれませんね。

「現場で作業している訳じゃないけどウチのものづくりの姿勢を誇りに思っている」
「会社の一員として私もピアノ作りに一緒に参加しているつもり」

ものづくりって言うと実際に作っている現場だけの問題と考えてしまいがちだけど、でも実際にはそうじゃなくって、その周りでサポートしている人達全て含めて皆で作り上げているんですよね。

作ることが大好きな若乃ちゃんや工場萌えのサヤちゃんはともかく、そうでない朱莉ちゃんややなぎちゃんにとってはお姉さんの言葉は今後の将来を考えるのにあたって何かヒントになるのかもしれないと、そう思います。

それはさておきサヤ×朱莉の2人はもうどっからどう見ても百合ップル以外の何物でもなくなってきてますよね本当に。工場見学だって授業の一環なのにイチャイチャし過ぎですいいぞもっとやれ。


・Noir Babies
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やっぱりおんなのこがおんなのこのおみ足にキスすると言うのはなんともフェティッシュかつ背徳感もあって良いものです。うん。

このシーンを毎月眺めたいので連載希望ですね。いやそれだけじゃなくって絵も可愛いしお話的にも面白いのでホント連載してもらいたいものです。

今月のラストではジュリちゃん達の目的が「魔女による学園の支配」なんて明かされましたし、ストーリー的に今後の期待も出来そうですしね。


・箱庭ひなたぼっこ
この作品、自分の中で今、ミラクで一番推したい作品なんですよね。元々は作者さんのこれまでのゲスト作も結構好きだったのと、絵柄が好みなのと、マニアックな昆虫ネタ挟んで来ることで気になってたこの作品なんですが、漫画としての面白さが毎回確実に上がって来ていると感じます。

とにかく今回はひたすら「頭おかしい」としか言い様のない感じが素晴らしかったですね。元々は陽向ちゃんのミニヒマワリの元気が無かったことに端を発した今回の話なんですが、そこからのぶっ飛び具合と言いますか。

先輩の話を全然聞かずに神社へお参りに行っちゃうと言う展開自体も勿論アレなのですが、それ以外の小ネタだとかがもういちいちおかしい。「ファラオみたいな寝方」とか「天然記念物」とか「怒りながらお参り」とか「人生道」とか。

それに前回から引き続きのマジカルアミーネタもww

なかでも個人的には冒頭、元気を失ったミニヒマワリを目にした直後の陽向ちゃんの表情。

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「げ 元気があれば…何でも出来るぅ~」

このコマにはなんとも言えない狂気が漂っていると感じます。ハイライトの無い、いわゆるレ○プ目の表情とこのセリフとの対比がなんだかホント怖い。言葉に言い表し難い狂った何かを感じます。

思うにこの作品って皆どっかおかしいんですよね。皆どっかズレている。そのお互いのズレっぷりが重なって産まれる妙な会話劇がなんとも可笑しくって楽しい。

今後もこの勢いでぐいぐい突っ走って欲しいものです。きららミラクの、一見可愛らしいのに実はすごく頭おかしい枠として大いに期待しています!!


・宮守タイフーン
連続ゲスト2話目。前回の話からしてフィジカルに百合百合しい雰囲気が漂っていましたが、まさかのおトイレでおぱんつ、更にその下…そう来るとは!!

個人的にはミラクは幾ら桜Trickがアニメになって売れたからと言っても雑誌として百合雑誌では無いのであまり百合作品ばかりになってしまうのはどうかとは思うのですが、でもこういう頭のネジが外れてぶっ飛んだ百合なら全然オッケーだと思います。

ミラクは基本、他のきららでは決して読めないちょっとズレたおかしい作品や一風変わった作品が集まるべき場所だと思っていますので。


・青春過剰Sisters
冒頭いきなり「本番」とか言うからええっいつの間にそこまで進んじゃったの…と冷や冷やしましたが、なんのことは無いキスですか…脅かさないでよもうw

でもこのキスが、てっきりいつものこの作品らしくおちゃらけた感じで来るかと思いきや物凄いガチじゃないですか…!!

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この川崎さんの表情。彼女がこんな風に顔赤らめて恥ずかしそうにしているだなんて…ああまさか彼女がこんな表情を魅せる日が来るだなんて。

(まあ写真に撮られたカットではいつも通りニヤけた顔になってますが)

大オチでも川崎さん、「ドキドキが止まらない」なんてすっかり乙女の表情になっちゃってますし…これはなんだか2人の間が一気に進展しそうな、そんな気もしますね。

百合は百合でもどちらかと言うとぶっ飛んで突っ走ってるギャグ百合と言う感じのこの作品ですが、でもそこから一転マジ百合になる可能性を今月号の話には感じました。

うーむ…まだまだ底が知れないなこの作品は。


・アンネッタの散歩道
前回までの展開でアンネッタとメイヴ、それぞれの立場において「妖精とは」「人間との関わりとは」と重いテーマを出しつつも前向きに進めそうな感じになってきていたのが、ここに来て今度はメイヴが皆とはぐれた上に記憶喪失…。

やはり一筋縄ではいかないストーリー展開を魅せてくれますね、この作品は。こういう複雑で重みのあるストーリー4コマが読めるのもミラクの良いところだと思います。


・ゆずりはコーポレーション
まあやっぱり一般的な女子高生は虫取りとかしませんよね…むしろ「箱庭ひなたぼっこ」の一之瀬蘭ちゃんみたいなコが特殊なだけでw

そう考えると亜紀乃先輩もやっぱりおかしな人ですね。虫取り喜んでやっているだけならともかく、高校生にもなってお父さんに肩車してもらって楽しんでるとか…まあお父さんにとっては可愛い良い娘と言えるかもしれません。


・シロクマと不明局
今月出てきた新キャラ(?)のしろくまさんがタイトルの「シロクマ」と何か関係あったりするんでしょうか。何か重要なキーワードを持ったキャラクター…?(考え過ぎ)


今月は以上で。

毎月毎月言ってますがやっぱりミラクは内容濃くって面白いですね。ここで触れなかった作品も、ゲスト含め総じて楽しく読めています。しかしそれにしてもまさか「ダンデライオン」アニメ化とは…。

アニメ化作品が続けて出るのは雑誌の売り上げ・知名度向上の為には良いことだとは思いますが、でもだからと言ってミラクは変に世間に迎合することなく、あくまで独自路線のままで突っ走ってほしいですね。


Comment
この記事へのコメント
ダンデライオンは現在放送中の俺ツイと同じ絵師なのでおこぼれとしてアニメ化が決まったとも言われていますが予想してた人は少なかったでしょう

ミラクに関しては今後も新たな新境地を開拓してほしいですが、そのような雑誌はあまり長続きしない傾向にあるのですね・・・
かなめもが看板だった当時のMAXもまとまりがないジャンルが混在していたためにマニアックな層しか買わず、雑誌の出回り自体もあまり良くなかったそうです
こちらには独自性を守りつつも、大まかな方向性は早いうちに見つけてほしいと願っております
2014/ 11/ 21 (金) 09: 00: 56 | URL | maruta # -[ 編集 ]
>marutaさん
ダンデライオンアニメ化はホント予想外のところが来たと言う感じですね。幾ら俺ツイの絵師さんとは言え…。

MAX、個人的にあの頃の方が今よりも好きだった気がします…。
ミラクの独自性は好きなので今後も路線は崩さずに頑張って欲しいものです。
2014/ 11/ 24 (月) 21: 05: 01 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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