「まんがタイムきららミラク'15年2月号」感想。
2014年 12月 17日 (水) 11:12 | 編集
では、昨日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。


kirara_miracle201502a_s


・表紙
今月の表紙も「幸腹グラフィティ」。いよいよ年明けにはアニメ放映開始しますしね。今月はこの季節にちなんでサンタ風衣装のリョウちゃんと椎名さんと言う組み合わせ。2人ともすっごく可愛いです!!

そしてこの衣装、何気に結構エロい気が…なにしろお腹が見えてますし。特に椎名さん、おへそがおへそがおへそがあぁぁぁぁ!!

2人の手には暖かくて美味しそうな中華まん。どんなシチュエーションでも必ず食べ物と一緒と言うのがまたこの作品らしくて良いですね。ああ、この中華まんになって2人に食べられてしまいたい…。


・裏表紙
そして今月裏表紙が…裏表紙が…裏表紙が!! 桜Trickキマシタワー!!

kirara_miracle201502b_s

これ、今月発売のコミックス5巻の表紙絵柄ですよね。更に正確に言うと5巻の表紙絵柄からスミスミ会長を除いて春香&優の2人だけにしたと言うもの。ああ、素晴らしい…素晴らしいよこれ。2人の密着感が本当にもう…!!

それに優ちゃんの表情がたまりません。物憂げで何か言いたげな瞳の破壊力ときたらもう。て言うか優ちゃん一体春香ちゃんのどこ掴んでるのさ…ニットを握りしめている様でこれおっぱい揉もうとしてるでしょ実は(妄想)

しかしこれはホント、今月の単行本が楽しみです…ああっ早く買いたい早く読みたい!!


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・幸腹グラフィティアニメ情報
今月はいよいよ放送直前と言うことで、出演キャストの皆さんからのメッセージが載ってましたね。しかしキャスティングなんですが、きりんちゃんの大亀あすかさんはどんな感じになるかなんとなく想像付くのですが、ユキ先生役の井口裕香さんが全く想像つかない…。

自分の中で井口さんって言うと桜Trickの優ちゃんのイメージが非常に強いんですよね。だけどユキ先生って優ちゃんとはまるでタイプ違うし…一体どんな感じになるのでしょうか。まあ放映を楽しみに待つとしましょう。

(リョウちゃん役の佐藤さんと椎名さん役の小松さんは正直ほとんど知らないので分かりません…)

しかし幸腹アニメなんですが、放送直前にしては情報が少ないなぁ…と言う気も。桜Trickの時は放映間近にはもっとアニメ特集ページが多くてたくさん情報載ってた記憶があるのですが…。


・幸腹グラフィティ
今月はユキさんの妹・大学生のアキさんが再登場な回でした。しかしアニメ放映直前にしてレアなゲストキャラを再登場と言うのはなかなかに攻めてるなぁと言う気がしますね。普通に考えれば新規読者等もあるでしょうしレギュラーキャラで話を無難にまとめそうですが。

それともアキさんも今後、純レギュラーキャラ化すると言うことなのでしょうか。この先話が大学進学まで続いて行くとなれば当然、アキさんとの絡みはますます増えるでしょうし。

どのみち、この作品のこういう「攻めた姿勢」はとても好きなのでぐいぐい行って欲しいものですね。

しかしアキさんとユキさんのこの関係見てると、なんだかんだでやっぱり家族って良いものなんだよなぁ…なんて改めて思わされたり。アキさんは一見物凄くドライなんだけれど、それでも心の根底ではきちんとユキさんのことを思っているんですよね。

彼女の言うこのセリフ。

kirara_miracle201502khk_s

「全てを解決できなくてもいいんじゃないかな 家族なら」

ホントそうなんだと思います。家族だからこそ時にお互いにぶつかり合ったりすることもあるけれど、でも時間がたてば何となく元に戻ってるし、例え全て解決出来なくても根本は繋がっているから完全に断絶して途絶えてしまうことも無くって…。

この作品ってやっぱり「家族愛」がテーマなんですよね。リョウちゃんときりんちゃんや椎名さんと言う友人達との関係を描いている描写が多いけれど、でもその背後にはそれぞれの家庭環境なんかがあって、それぞれに事情は違っていて複雑な部分もあるけれど、でもそれぞれに暖かで…。

年明けから始まるアニメの方も、原作のそんな暖かさを大事に描いていってもらいたいと思います。


・アンネッタの散歩道
メイヴの記憶喪失、もっと引っ張るかとも思いましたが…意外にあっさりと片がつきましたね。しかしそれにしても模擬戦でのモリーの活躍(?)、この作品中最強はどう考えても彼女な気がしますw


・桜Trick
今月はセンターカラーで登場の桜Trick。前回の話の引きを受けての、優ちゃんが春香ちゃんに対してもやもやした気持ちを引きずって2人の間がちょっとギクシャクして…な話でした。

やっぱりなんだかんで優ちゃんとしても春香ちゃんとスミスミ会長との関係が気になってるってことなんですよね。だけど学校をイルミネーションで飾りたいと言うスミスミ会長を手伝ったりしているうちにもやもやも消えて春香ちゃんともきちんと仲直り出来て…。

スミスミ会長の純粋な想いに感化されたと言うのも勿論あるのでしょうけれど、それよりもやっぱり春香ちゃんのことをきちんと心の底から信じて想っているからこそ、最後の優ちゃんの「本当のこと言ってくれるまで待ってるから」の言葉は出たのだと思います。

イルミネーションと言うこの時期ならではのネタをストーリー上の小道具として持ってくると言うのもニクい演出でした。最初の頃はとにかくキスがメインと言うこの作品でしたけど、最近ではキスだけじゃなくて色々な面で深みと面白さのある良い百合作品になってるなぁと言う気がします。

さて、今回の話は一見、そんな春香&優の2人にスポット当てた回っぽかったのですが、実は本当のメインは楓×ゆずの2人だったと思います。

春香&優がギクシャクしてるのを見てなぜか「私もゆずとケンカする」なんて言い出す楓ちゃん。そして楓ちゃんがゆずちゃんを徹底無視(?)するワケなんですが…。

意外にもこれがゆずちゃんに大ダメージ。ゆずちゃんってこの作品の中では一番の真人間ではあるのですがそれと同時に百合的な意味では全く空気読めないみかんさんでしかないと思ってたのですが…今回のゆずちゃんの反応はとても新鮮でした。

ゆずちゃん的には楓ちゃんの存在がきっと、自分でも予想してなかった位に大きいものだったのでしょうね。だからそんな楓ちゃんと話が出来ないのはとてもツラくって…。

優ちゃんと話出来ない春香ちゃんがどよーんとしてるのはいつも通りなんですが、楓ちゃんと話出来ないゆずちゃんがそれ以上にどよーんとしていると言うのは非常に興味深いものがありました。

そしてラスト。

無事に仲直り(?)したゆずちゃんと楓ちゃんがいつもの様に2人で下校するのですが…。

kirara_miracle201502strk_s

なんとゆずちゃんの方から腕組み!!

初期の頃の話で「腕組みとか無いわ」なんて言ってたあのゆずちゃんが、ですよ!!

「寒いしたまにはらしくないことしてもいっかー」なんて言いつつ、ちゃっかり楓ちゃんと腕組みしちゃってます…まさか、まさかこんな日が来るだなんて!!

楓×ゆずに関しては他の2組とは違って普通の友人同士だと思っていたのがこのところの展開でどうも楓ちゃんに関しては友人以上の想いを秘めているのが分かって来ました。

だけどゆずちゃんには全くそんなそぶりが無いからきっといつまで経っても楓ちゃんの片想いのままなんだろうな…と思ってたのですが、実は意外にそうでも無かったのかもしれません。

これはこの2人、ひょっとしてひょっとするかも…今後がますます見逃せません。

でもみかんさんなだけに来月には普通にノンケに戻ってそうな気も。


・箱庭ひなたぼっこ
本当にこの作品のあたまおかしさが凄いことになっていると思います。この数回の話のキレキレっぷりは一体なんだと言うのでしょう…!!

今月はひょんなことから皆で千堂さん家へお邪魔してそのまま生花対決と言う話だったのですが…なんかもう皆揃ってフリーダム過ぎるよ!!

橘先輩は侘びも寂びも無いどころかハートマーク描いておきつつ「世界平和」がテーマとか意味分からないこと言ってますし、陽向ちゃんは「野原に咲く一輪の花」なんて言いながら千堂さん曰く「圧縮された原生林」と言うカオスな作品になってますし、そして一之瀬さん…。

kirara_miracle201502hknw_s

ぎゃああああああ!! イモムシ!!

いやこれマジな話、よく編集オッケーしたな…きらら的にはギリギリ…と言うか完全にアウトな絵面じゃないですかw1コマまるまるイモムシとかホントどうかしてる。狂ってる…。

しかもこのイモムシ、無駄にリアルです。一之瀬さん曰く「カラスアゲハの幼虫」とのことですが、試しにネットでカラスアゲハの幼虫を画像検索したら本当にこんな感じ。特に頭部の模様とか上手に再現されています。

これはどう考えても作者のちろり先生は昆虫大好きだと考えて間違いありません。一之瀬さんはむしろ作者さんが自己の姿を投影させたキャラクターだと言って良いのかもしれません。

でもこういう、従来のきららだったらどう考えてもアウトとしか思えないネタを平然とやってのけてしまえるのもこの作品の魅力、そしてきららミラクと言う雑誌の魅力だと思います。

このイモムシ出しておいての一之瀬さんのセリフも凄い。

「自然そのものを体現するのなら虫が住んでいるのも道理」とか、凄いそれっぽいこと言ってのけてますけれど、でも生花と言うことを考えたら全然おかしいですからそれw

他にも全編通して会話劇だとかセリフの一つ一つが本当におかしい。一之瀬さんの言う「決め虫角度」とか陽向ちゃんの「千堂さんにいけられたい」とか、それに橘先輩の「いいうなじね」。

橘先輩、マトモそうな人だったのにマジカルアミーの辺りからどんどん壊れて行ってますね…。

千堂さんも千堂さんでキレるポイントが生花の写真を撮る角度だったりとか、この作品マトモな人が誰一人としていません。でもそれがこの独特でカオスな空気感を作りだしているんですよね。

この作品、絵柄はとても繊細で可愛らしいのに全体の雰囲気とか会話劇とかが本当に狂っているし小ネタがいちいちマニアックだしもう本当に僕のツボ過ぎます。今のきららミラクで一番推したい作品です。


・ハルソラ行進曲
サヤちゃんの朱莉ちゃん大好きっぷりは本当に凄いですね。常にカメラ持ち歩いて撮りまくってるとか…あとストレッチのくだりはどう考えてもサヤちゃんが朱莉ちゃんに触りたいだけなんじゃと言う気がしてなりませんw

それにしてもサヤちゃん…自宅にプールあるとか本当にお嬢様なんですよね。でもおかげで時期外れの水着姿とか良いものが拝めました。感謝感謝。


・うらら迷路帖
はりかも先生の確かな画力で描かれる白無垢の美少女達と言うのはたまらないものがありますね。今回の話は全編カラーでやってほしかったかも(贅沢)

しかし最後の、千矢ちゃんの前に現れた動物(?)は一体何なのか…話が動き出しそうな予感。


・スイート マジック シンドローム
ああ、この作品もいよいよ今回で最終回となってしまいました…。

さて、今回はお菓子王国へ戻ってたプリン達が帰って来ると言う話だったのですが、特に何もドラマティックな出来事とか無いままに皆が戻って来たと言うのが逆にこの作品らしいですよね。

普通の作品ならば何か感動的な再開シーンを描いたり…となりそうなところをあえてそうしない。あくまで普通に、当たり前の様に帰って来て、当たり前の様におしゃべりを楽しんで当たり前の様にお菓子を食べて…。

だからこそ逆に、彼女たちの楽しい日常はこれからもずっといつまでも続いて行くんだろうな…と、そんな予感と余韻を感じさせてくれるラストとなっていますね。

最後ショコラちゃんが編入してくると言うエピソードも良いです。これで茶道部のメンバーも増えてこれまで以上に楽しい毎日になることは間違いないでしょう。

淡々としているのだけど、暖かみのある良い最終回でした。それだけに…それだけに終わってしまうのが本当に残念です。この作品、話的には幾らでもいつまででも続けられそうなタイプの作品ですしきららミラクの顔としてずっとずっと連載続けて欲しかった気持ちはあります…。

この作品が終わってしまうことでとうとう、ミラク創刊号からの連載作品は「桜Trick」「きしとおひめさま」の2本だけとなってしまいました。しかも「きしひめ」はほぼ隔月掲載なことを考えると実質「桜Trick」のみ…。

きららミラクと言う雑誌もいよいよ大きな転換期に入っているのかもしれません。

なにはともあれCUTEG先生、長い間本当にお疲れ様でした。今月発売の単行本3巻もすごく凄く楽しみにしています…!!


・城下町のダンデライオン
佐藤さんの登場で修クンのキャラとしての魅力がぐっと上がった様に感じますよね。修クンってただの妹大好きな、きらら系によくあるアレなお兄ちゃんキャラって感じだったのですが実は全然そうじゃなかった。

いや彼はかなり男気溢れた好人物ですよ。今回の話でも、佐藤さんへの想いだとか見てると本当にまっすぐで強い。謎の人物(佐藤さんの父でしたが)との会話、そして佐藤さんへの告白の流れも良かった。

思うに王族兄妹の中で一番王様に向いてるのって実は修クンなんじゃって気がします。自分の近しい人達のことを真剣に考えて、常に皆を幸せにしたいとそう願っている…そんな人が治める国はきっと誰しもが楽しく暮らせるんじゃないかと。


・ゆずりはコーポレーション
最後の展開見ると、どうやら刻環さん達にはなにやら思惑がありそう…これ、単純な企業勝負とかじゃないですよね。むしろ刻環さん達的にはゆずりはちゃん達に勝ってもらいたいのか…?


・ミソニノミコト
単なるおバカギャグ漫画(注:褒めてます)かと思いきや、実は結構マジメに日本神話うんちく物だったりもしますよねこの作品。日本ならではの神仏習合をカレー屋とうどん屋に例えたのは非常に分かりやすくて面白かったです。

確かに日本の宗教のこのごった煮感ってカレーうどん的なものを感じさせますよね。


・青春過剰Sisters
「えっちぃこと」を餌に勉強頑張れる七草さんも凄いですが(しかも100位→15位って)、果たして桔梗ちゃんの言う「えっちぃこと」が一体どこまで許容しているのかがとても気になりますw

それにしても萩乃姉さん…いむのさん(七草姉)と飲みに行ってそのまま良いムードと思いきやその後の展開が酷過ぎwwまったくもってロマンチックも何もあったもんじゃ無い!!


今月は以上で。

やはりきららミラクは面白いです。ちょっと変わっているのだけれど内容の濃い作品が多くって、雑誌としても非常に密度が濃いんですよね。この雑誌はもっともっと世間的に注目されて伸びるべきだと思います…!!


Comment
この記事へのコメント
あなたがミラクが一番好きという理由はあれですね
桜Trickと雑誌全体の傾向を見るからに単純に「百合」が好きなのではないでしょうか?それも、結構濃い分類が

まぁそれはいいのですが、そういえばあなたはきらら出身の他にもどのようなアニメを見ているでしょうか?
百合という点なら来期はユリ熊嵐、それ以降では緋弾のアリアAAのアニメ化が決まりましたのでチェックしてみるといいですよ
2014/ 12/ 18 (木) 14: 02: 51 | URL | --- # -[ 編集 ]
>---さん
仰る通り確かに百合は好きですね。
ただ、ミラクが好きな理由はそれとはまた違います。ミラクが好きなのは百合と言うのよりも、変わった作品が多く雑誌として「尖った面白さ」が感じられるから…と言ったところです。

ユリ熊嵐はキャラ原案が森島明子さんと言うことでかなり気になってます。今のところ視聴予定です。
2014/ 12/ 20 (土) 23: 48: 34 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...