2015年
03月
11日
(水)
13:08 |
編集
- 三日目(前編)・山口観光前編・秋吉台と秋芳洞 -
今回の旅行も3日目の2月16日(月)。残念ながら天気は雨模様の様子…ですが、そうは言っても仕方がありません。この日は昨夜一緒に飲んだ友人の案内で山口県内の名所巡りに出発します。
ホテルで軽い朝食を済ませて朝10時過ぎに友人と合流。まずは友人の勧めで新山口の駅をちょっと見学してみることにします。
と言うのも新山口の駅って駅からほど近い場所に車両基地があって、駅にかかってる橋梁からその様子が一望出来るようになっているんですよね。

左側の方には手前に113系(115系?)、その左奥にキハ187系、そしてずっと奥のほうにはなにやら青い客車が止まっているのが見えます。
逆に右のほうにはキハ40系列の気動車が奥のほうに…。
友人曰く、SL山口号に使われるレトロ客車が止まっている時もあるそうなのですが、この日は残念ながらその姿は見られず。でもこんな大きな車両基地をこうして近くで眺められればもうそれだけで満足です。
しかしそれにしても、これだけの規模の車両基地が駅のすぐ間近にあると言うのは割と珍しい気がしますね。大体車両基地って駅からは見えない位に離れた場所にあることが多い様に思います。
今回の旅行も3日目の2月16日(月)。残念ながら天気は雨模様の様子…ですが、そうは言っても仕方がありません。この日は昨夜一緒に飲んだ友人の案内で山口県内の名所巡りに出発します。
ホテルで軽い朝食を済ませて朝10時過ぎに友人と合流。まずは友人の勧めで新山口の駅をちょっと見学してみることにします。
と言うのも新山口の駅って駅からほど近い場所に車両基地があって、駅にかかってる橋梁からその様子が一望出来るようになっているんですよね。

左側の方には手前に113系(115系?)、その左奥にキハ187系、そしてずっと奥のほうにはなにやら青い客車が止まっているのが見えます。
逆に右のほうにはキハ40系列の気動車が奥のほうに…。
友人曰く、SL山口号に使われるレトロ客車が止まっている時もあるそうなのですが、この日は残念ながらその姿は見られず。でもこんな大きな車両基地をこうして近くで眺められればもうそれだけで満足です。
しかしそれにしても、これだけの規模の車両基地が駅のすぐ間近にあると言うのは割と珍しい気がしますね。大体車両基地って駅からは見えない位に離れた場所にあることが多い様に思います。
さて、車両基地見学を終えて友人の車で一路、秋吉台の方へと向かいます。山口県と言えばまずは何をおいても秋吉台は見ておきたいところですよね。
道中では友人と色々な話を。元々とある音楽関連のつながりで知り合った友人なのですが、部分的にオタク趣味なども通じるところがあるのでそんな話なども交えつつ…。
でもまさかこの時の会話がキッカケで、とある人気ブラウザゲームにとうとう手を出すことになってしまうとは、その時はまだ思いもよらなかったのでした…w
それはさておき、車でずっと山の中をひた走り、山口の街から約50分ほどで秋吉台へ到着です。

秋吉台と呼ばれるところは広大なカルスト台地が広がっているところなんですよね。展望台があってそこから景色を一望したり、また車を走らせて道の開けたところで降りて風景を眺めてみたり…。


ところでこの写真を見ると風景がかなり「黒っぽい」のに気付くと思いますが、これ何かと言うと山焼きをやった直後なんですよね。
なんでも秋吉台は景観を保つため(草原が消滅して森林化したりしない様に)定期的に山焼きを行っているらしく、たまたま僕らが訪れたのがその山焼きを行った直後なんだそうで。
(2015年の山焼きを行ったのは2月15日、つまりこの前日!!)
更にこぼれ話ですが…今年の山焼きは、本来行う前日だか前々日にどういうワケか出火があって山焼きする場所が部分的に燃えてしまったとか何とか…。
さて、山焼きを行った直後と言うだけあって、実際辺りを歩いてみると焦げ臭いんですよこれが。ハッキリと草木が燃えた後の匂いが漂っているのが分かります。
秋吉台は本来ならば初夏くらいの季節におとずれてみるのが一番景観が良いのかもしれません。緑の草が大地に広がってそれはきっと美しいことでしょう…。
でもこういう、冬枯れの草…それも山焼き直後でところどころ真っ黒になっている姿と言うのも普段はなかなか見られない姿で、これはこれで貴重で面白い景色だと思います。
さて、秋吉台を観た後は車を少し走らせてほど近い場所にある秋芳洞へ。日本最大級の鍾乳洞として知られる秋芳洞、秋吉台へ来たのならセットで観ておきたいところですよね。
秋芳洞、駐車場に車を止めてから入り口までが何気に結構遠かったりします。お土産屋さんの並んでいる通りをずっと歩いてようやく入場口へ。

ここで入場券を買って中へと進むのですが、実はこの入場口を通ってから鍾乳洞入口までがまた結構歩かされたりもします…w
とは言え、ここからはかなり風景が良い感じ。

一本の清流が流れていて、そこに沿って歩いて行く形となります。
しばらく歩いて行くと、鍾乳洞の入り口が見えてきました。

清流の上、写真真ん中のちょっと上辺りが入り口になっています。屋根のある部分のところをずっと歩いて行って、そのまま鍾乳洞へ入る形になっていますね。
初めて入る秋芳洞。僕はその広さ・巨大さにビックリしてしまいました…。

鍾乳洞と言うと道が狭くて天井も低いと言うイメージがありますが、この秋芳洞は全く異なります。道も大きくなにより天井が高い!! とにかく天井が高いんです。
鍾乳洞と言うよりはまるで、天然のホールとでも言った方が良い位。いや実際、ここでコンサートとかやったら結構面白いんじゃないでしょうか?
(まあ音響とかどうかはわからないけど)
鍾乳洞の方を奥の方へと進んで行くと色々な見所があります。

これが「百枚皿」。秋芳洞の紹介写真で使われることも多いですね。名前の通り何百枚もの皿が重なり合ってる様に見える、なんとも不思議な光景です。
そしてこれが写真だと分かりにくいのですが、規模が本当に巨大。超巨大なお皿がたくさん重なり合っている、そんな様子を想像してもらえれば…と思います。

こちらは「洞内富士」。確かに富士山のような形に見えますね。

天井から無数のつららの様に鍾乳石が連なっています。

「黄金柱」と呼ばれる超巨大な鍾乳石。写真だとスケールが全然分からないのでこれは是非とも実物を観て欲しいのですが、まるで滝の様です…いやはや、こんなものが自然に出来上がってしまうと言うのだから、本当に自然の力って凄いものだと思います…。
秋芳洞も山口県へ来たからには絶対に訪れてみたいと思っていた場所でしたが、実際にこの目で観てそのスケール感に圧倒されました。本当に凄いですこれは…。
ただ、スケールが巨大なだけあって歩く距離も結構なものになります。鍾乳洞内部の観光コースは全長1キロ位らしいのですが、アップダウンが多いので距離感以上に疲れます…それに、奥まで観に行った後は再び入り口まで戻らないといけないんですよね…w
そんなワケで観終わった後は僕も友人も割とヘトヘトになっていました…しかしこの秋芳洞と秋吉台、共に列車で来れるところではなく公共交通機関で来るとなるとなかなかに不便。
車を出してくれた友人には本当にただただ感謝するしかありません…。
時間はもうすっかり昼を回っています。と言うことでここで山口の街へと戻ることにします。
山口の街へ戻って昼食。友人がよく食べに行くと言う、うどんのチェーン店に連れて行ってもらいました。「どんどん」と言うお店。

僕は全く見たことも聞いたこともないお店。それもそのハズ。山口県中心のチェーン店の様。
どこか旅行へ行った時はその土地の有名な名物を食べるのも勿論楽しいですが、こんな風に地元に根付いたお店で食べてみると言うのもまた面白いものですね。そしてこれは僕一人だったら思いつきもしなかったチョイス。
地元山口の友人がいたからこそ行けたお店だと言えます。

頼んだのはかきあげうどん。オーソドックスな感じですが、かきあげがうどんの上に乗っているのではなく別皿で運ばれてくるのでカリッ、サクッとした食感が味わえます。
またこのお店でユニークなのはネギ。こんな感じでたっぷりお皿に盛ったネギを1人前貰えちゃったりします。僕はネギ大好きなのでこれは嬉しいサービスw
サッパリとしたお出汁の醤油味の汁がじんわりと身体に染み渡ります。飾り気のない、優しい味がいいですね。昨晩結構たくさん飲んでしまったのでこういう味がありがたいですね…。
さて、この「どんどん」のすぐそばに山口線の駅があったのですが、これが僕的にはちょっと見逃せない感じ。

なんの変哲も無い小さな田舎の駅…と言ってしまえばそれまでなのですが、この駅。実に構造がシンプルなんです。駅舎なんてものは勿論無く、ただ線路の横に一本のホームがぽつんと存在しているのみ。
ホームの入り口に申し訳程度の待合所と切符の自販機がある以外は全く何もありません。駅と言う構造物における必要最小限のもののみで構成された、実にミニマムな駅です。
友人の話では元々この駅、正式な駅ではなく仮の停車場みたいな扱いだったのが利用客がそれなりに多い為に駅に昇格した、そんな駅なのだとか。
こういう、ちょっと変わったスポットを見ることが出来たのもやはり、その地元の友人が案内してくれたからこそ、だと思います。
さあ、山口観光もいよいよ後半戦へと参ります!!
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