「まんがタイムきららミラク'15年6月号」感想。
2015年 04月 22日 (水) 09:50 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、いってみましょう。


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・表紙
今月の表紙は「城下町のダンデライオン」。いよいよこの夏にアニメ放映開始と差し迫ってきましたし、これからしばらくはこの作品が表紙を飾るのは間違いないでしょう。

しかしこの表紙を見ただけではイマイチどんな作品か掴みづらいかもしれませんね。この作品って王族の兄弟姉妹それぞれの個性的な性格と能力、そしてそれぞれの織りなす人間ドラマが魅力なんだけど、この表紙だと茜ちゃん一人しか載っていませんし。

そもそもこの作品の主役って茜ちゃんなんだっけ…回によってスポット当てられるキャラが違うから実は明確に主役って誰なのか定まっていない様な気もします。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・読者プレゼント
「リメインズ・JC」のスタジアムジャケットって凄くないですか…洋服系のプレゼントってTシャツくらいならしばしば見かけますが、こういう本格的な上モノは珍しい気がします。

まあ全く欲しいとは思いませんが。


・城下町のダンデライオンアニメ情報
これまでほとんど全く情報が無かったのですが、ここにきて少しだけ発表されましたね。メインのスタッフさんと制作会社とキービジュアル。まだキャスト等は全く分かってません。

なんかえらいのんびりしたペースな気もしますね…本当にこれでこの夏放映開始なのかしらw

あと制作会社のプロダクションアイムズ、ここの作品は僕は観たことがないので詳しくは分かりませんが、ただ「ダンデライオン」作者の春日歩先生が挿絵手がけたラノベのアニメがここの制作会社なんですよね。

で、その作品で作画を結構やらかしちゃったと言う噂があるので大丈夫かなぁと言う心配が…ただまあ、発表されたキービジュアル自体はかなり良さ気な雰囲気なので期待したいものです。


・幸腹グラフィティ
今回は珍しく、カップ麺が題材の回でした。まあ過去にも数回インスタント食品をやった回はありましたし、カップ麺の話もありましたが…。

しかし今回面白かったのが、皆で一緒に食べているのではなくってそれぞれがそれぞれの家庭で別々に食べていて、そんなそれぞれを別々に描いていると言う写し方をしていたところ。

まあそもそも、なぜカップ麺かと言うときりんちゃんがお母さんへの誕生日プレゼントに、カップ麺の応募券で全員にプレゼントされる食器を貰おうと大量にカップ麺買ってきたからなんですよね。

そこまで大量にカップ麺買う位なら普通に食器買えたのではと言う気もしなくもないですが。

それを皆で手伝おうとそれぞれにカップ麺を消化して…と言うワケですね。そんな感じで、それぞれの個性的な食べ方がいつも以上にユニークで面白い回でした。

なかでも内木ユキちゃん。彼女が食べたのは「たぬき蕎麦」だったのですが…。

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「最初はパリパリ突っ張ってたかき揚げ」「時間が経てばポンポコ柔らか」
「ポンポコポカポカあったかい」


あの…大丈夫ですか?


正直、今回の話のこの部分だけ見ると内木ユキちゃん、どう考えても危ないクスリをやっている人にしか見えないと思います。いやどう考えてもラリってるでしょこれwww

この作品は皆の食事の仕方がホントにユニークで、なかでも内木ユキちゃんの食べ方は本当に独特のものがあるのですが、今回のこれはもうそういうレベルを超えちゃってた気がしますね…。

あと、露子さんがカップ麺すすってたのはなかなか貴重なシーン。しかし、三つ星シェフを黙らせちゃう程の凄腕流しの料理人やってた人の舌にとってカップ麺はどんな味に感じるのでしょうか…。

そしてきりんちゃんからお母さんへのプレゼント。どういうワケか食器ではなく旅行券が届いてしまったのですが、なんとお母さんときりんちゃんと2人だけで旅行に行くことに…?

と言うワケでどうやら次回は、きりんちゃん母子の旅行回となりそうです。これはちょっと意外な展開だったのですが一体どんな話になるのか楽しみですね。


・城下町のダンデライオン
これまでずっと引っ張られてきたまま謎だった、奏さんの過去が明かされた回でした。奏さんがどこか修くんに対して遠慮している様な引け目を感じている様に見えたのは過去に自らの能力が原因でケガをさせてしまったから、と言うことなんですよね。

しかし奏さんの能力って預金が無いと使えないかと思っていたのですが、預金が無くても現物資産を使うことで発動出来る…これって相当に危なっかしい能力な気もします。

その危なさと、過去の出来事。それが彼女の一見腹黒でシビアだけれど実は兄妹想いと言う性格に繋がっているのでしょうね。

しかし今回の話は完全に奏さん回だったワケですが、この作品ってこんな風に毎回毎回兄妹のそれぞれにスポット当てて深く掘り下げていくと言うスタイルなので、とても1クールのアニメで描ききれるとは思えないんですよね…。

一体アニメの方はどうなるのか。期待もありますが不安も大きいのが正直なところです。


・桜Trick
今回はもう、完全に楓ゆず回だったと言って良いでしょう。まず、始まりからしていきなり、ゆずちゃんを追っかけまわす楓ちゃん。しかもその時のセリフが「あの人は誰なのよ」と完全に修羅場モードw

どうやらゆずちゃんが家庭教師をつけたらしく、その家庭教師を男だと思い込んだ楓ちゃんがそれは許せないと追っかけ回してる、と言うことなんですよね。

いやもう楓ちゃん、どんだけゆずちゃんのこと大好きなんだよと言う感じです。いやこれもう大好きとかそういう次元超えてます。

男の家庭教師と二人っきりでいるのは許せない
 ↓
家庭教師付けたのは単位が足りないから
 ↓
内申良くすれば家庭教師いらない、じゃあ生徒会副会長やらせよう
 ↓
スミスミ会長達も巻き込んで追っかけまわす

うん、この思考回路と行動、もはやヤンデレですわw

桜Trickは春香ちゃんがかなりヤンデレぽい部分はありますし、実際彼女は公式ガイドブック内で作者のタチ先生自ら「明るいヤンデレ」認定されてる位のコですが、でも他のコ達も充分に危ないですよね。今回はホント、楓ちゃんの危うさが露呈された回とも言えます。

そんな楓ちゃんとゆずちゃんなんですが、なんだかんだで最後は家庭教師が男だと言うのは楓ちゃんの完全な誤解だと判明。その瞬間に素に戻ったかに見えた楓さんなんですが、ここに来てまさかの行動。

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投げキッスキター!!

楓ちゃんそれを「友情の証」なんて言ってますが、これ明らかに友情じゃないですよね? どう考えても恋愛感情とかもろもろ入っちゃってますよね?

で、重要なのはこの後、きちんとゆずちゃんも投げキッス返してくれると言うこと。それを受けてもう楓ちゃん「ぽてっ」とひっくり返っちゃってますが、これを読んだ読者、特に楓ゆず推し派も皆ぶっ倒れたのではないでしょうか。

遂に…ついに楓ゆずキマシタワー!!

ただ、ゆずちゃんは相変わらずにあまり分かってなさそうな気はするんですよね…照れてはいるもののそれは自らの行動に照れているだけで、楓ちゃんの心には多分気付いていない。楓ちゃんが嬉しそうに鼻歌歌っている、その真意には気付いていないんです…。

まだまだこの2人がくっつくのは、楓ちゃんの恋が実るのは先になりそうです。と言うかゆずちゃんホント気付いてあげて…!!

そして今回の話、メインは楓ゆず2人のやりとりだったのですが、その裏で何気に重要なことが決定されています。なんだかんだで生徒会副会長、春香ちゃんがやることになってしまった様で…。

となると恐らく、彼女たちが進級して3年生となった暁には春香ちゃんが生徒会長やることになるでしょうし、その辺りが今後の廃校式やその他イベントにも色々と絡んでくるのではないかなと思われます。

あと何気に、スミスミ会長の心の描写に意味深なものも感じますね。春香ちゃんにずっと自分の姉でいて欲しいと、そう思うスミスミ会長。でも果たしてそれは単に「姉」と言うだけのものなのでしょうか。

先輩と後輩でありながら(擬似的に)妹と姉と言う逆転した関係性。それだけでも非常に独特な関係性な2人なのですが、その奥にある別のキモチにスミスミ会長は気付きつつあるのか…いやそれはさすがに深読みし過ぎなのか。

その辺りも含め、今後の展開がますます見逃せません。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
先月で正体が判明したキャロラインの中の人こと赤音ちゃん。なんだか学校でも友人が出来た様なのですが、もしかしてこの友人さんもビビモンやってて今後絡んできたりするのでしょうか?

しかしこの作品はリアル世界での学園モノと、ネットゲーム世界でのファンタジー物と言うその2つの要素がホント上手くミックスされてる作品だなぁと思います。こういう不思議なバランス感こそミラク作品らしいなぁ、と言う感じがしますね。


・うらら迷路帖
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「とうてんこう」って何?て思ったけど調べてみたらなるほど、「東天紅鶏」と言う鶏の一種なのね。だから千矢ちゃんの横に鶏が描かれているワケだw


・リメインズ・JC
野生のハクビシンまで手懐けるとはるいちゃんの動物好かれっぷりも本物ですね。と言うかこの作品って妙にやたらと色々な動物出てきますよねw


・ハルソラ行進曲
やなぎちゃんの所属する吹奏楽部の定期演奏会を皆で聴きに…と言う話でした。この作品って工業高校舞台と言うこともあって「ものづくり」が大きなテーマとなっているのですが、その一方やなぎちゃんの音楽への情熱もまた大きなテーマなんですよね。

そんなやなぎちゃんの色々な想いがしっかり、たっぷり描かれていた回だったと思います。中学生の時に観た晴工の演奏会、その舞台となったホールで自分が演奏出来る喜びとホールが閉鎖してしまう寂しさ。お世話になった先輩たちへの感謝…。

たくさんの想いをこめて奏でたフルート、それはきっととても素晴らしい音色だったのではないでしょうか。この演奏会はやなぎちゃんにとっても、それを観に来た若乃ちゃん達にとっても忘れられないものになったことでしょう。

しかしそれにしても今回の話で若乃ちゃんとやなぎちゃんのくっつきっぷりが…最初のデートのお誘いうんぬんに、最後の抱きつきとかもう、もう!! この作品で百合要素はサヤ×朱莉とばかり思ってましたが若乃×やなぎもイイじゃない…。


・箱庭ひなたぼっこ
今月は千堂さんと橘センパイの2人の過去にスポットを当てた話でした。そう言えばこの2人って連載初期の話で元々知り合い同士と言うのは明かされていましたが、特にそれ以上の関係性はこれまで描かれていなかったんですよね。

どうやら家同士の付き合いもあって、幼い頃から知っている間柄だった様です。そんな2人の過去の思い出話(?)なのですが、もうとにかく橘センパイが酷い!!w

おままごとする時の設定が社宅の争いに巻き込まれてる団地妻とか、おままごとは遊びじゃないから本物の包丁を使うとか、幼い頃から随分アレな人だった様です…。

そして中学へ上がった橘センパイは実は剣道をやっていたのですが、彼女が剣道を始めたキッカケと言うのが例の魔法少女マジカルアミーと言う件。アミーへの想いだけで色々と間違った方向に努力してしまうとかホントこの人は昔から全くブレていません。

そんな橘センパイのことを「期成概念に囚われていた私の価値観を壊してくれた」と解釈してしまってる千堂さんも色々とおかしい。

最後2人で手を握り合って微笑みあったりとか、普通に考えれば百合キターなシーンなハズなのに全然そうは思えないのはやはりもうこの2人のあまりにズレ過ぎた感覚・思考回路、そこから来るあまりにぶっ飛び過ぎてる会話劇のせいなのでしょう。

もうとにかく今回はこの2人のやりとりが可笑し過ぎる回でした。そんな2人の間にさりげなくかつ堂々と割り入ってしまえる陽向ちゃんも凄過ぎます。

比べると実は一之瀬蘭ちゃんって至極まともなコなんじゃ…と言う気もしてきました。連載当初から昆虫好き美少女と言う多大なインパクトを与えてきた彼女ですが、でも実は昆虫マニアと言う要素を除くと他の3人より全然真人間っぽい。

実質今回は彼女、他の3人のツッコミ役と言うか振り回され役に徹してた感があります…w

あと今回、冒頭の家紋のエピソードに出てきた土星の家紋だとかムカデの家紋、これって本当に実在するものなんですね。しかしムカデの家紋にはさすがに昆虫大好きな一之瀬蘭ちゃんでも少し引いてる模様。

そんなところも彼女、真人間っぽい気がします。


・ハートオブtheガール
ゲスト掲載作品。女子校で女子好きな風紀委員のコが主人公だとかもう、それだけで百合の香りがぷんぷんと漂ってきますが、そこに加えて設定がユニークで凝ってて面白いです。

宇宙人の美少女が持ち込んできた、レア少女を集めて一攫千金なゲーム。スマホで女の子を写してそのコを攻略…と言うゲームっぽいですが、レアカード収集とか今流行りの色々なソシャゲっぽい感じですね。

こういう、流行りの題材を持ち込みつつも独自性のある設定で読ませてくれるというのがいかにもミラク作品っぽくて良いです。絵柄も綺麗ですしこれは続きを是非とも読みたいところですね。

あと、宇宙人美少女の宇宙船(?)がダイオウグソクムシなのも地味に気になるポイントw


・ゆずりはコーポレーション
先月の社長同士の激突(?)から一転しての急展開でジニーちゃんの帰国。しかし前回の話でゆずりはちゃんも色々思うところがあったらしく、なんとゆずりはコーポレーションを解散するなんて言い出します。

しかし思うところがあったのはゆずりはちゃんだけじゃなく、ライバルの静流さんも同じ。アメリカに帰国するジニーちゃんを飛行機で見送った後、そのままゆずりはちゃん達の元へとやって来て、なんと一緒に仕事をするということに。

…って、見送りの為だけに飛行機に同乗するとか金持ちはやることが違いすぎるw

社長業・経営者としてゆずりはちゃんの意見と静流さんの意見、どちらが正しいのかはなかなか難しいところがあると思います。いや、どっちも正しいしどっちも間違っている。

恐らくこの2人の良い所を合わせて一緒にやっていくのが一番の正解なのでしょう。と考えれば今回の静流さんの提案はかなり理にかなっているのかもしれません。

と言ったところでこの作品もとうとう来月がラストとのことです。ゆずりはコーポレーションの今後はどうなるのか、そして一体どんなラストになるのか。期待して待ちたいと思います。


・アンネッタの散歩道
とうとうダブリンに着いたメイブ達。そしてアンネッタの方も何か感じるところがあったのか、こっそりと外出して街へ出かけることに。

そして遂に出会う二人…なんだけど最後に衝撃の急展開。いやこれホントどうなっちゃうのさ…。まだ単行本2巻出てからそんなに間が無いので話はしばらく続くと思うのですが、このまま行ってしまったら悲劇的・破滅的なエンドが見えてしまいそうでちょっと怖い気もします。


と、今月は以上で。

今月で「きしとおひめさま」がラストを迎え、これでとうとう創刊号から残っている作品が「桜Trick」だけになってしまいました。いやでもしかしまさか、「桜Trick」がミラクで一番の長寿作品になるだなんて、創刊当時は一体誰が想像し得たでしょうか? 大ファンの僕もビックリだw

こうしてまた誌面が少しずつ変わっていくかもしれないけれど、でもやはりミラクには僕は特別な何かを感じます。きらら誌で唯一創刊号からずっと読んでいる雑誌だからと言うのもあるかもしれませんが、他誌とは思い入れが違うんですよね。

今月のゲスト作品も、上で触れた以外の作品も色々と設定凝っていてやっぱりミラクだなぁと思わされましたし、これからのこの雑誌にも色々期待していきたいと思います。


Comment
この記事へのコメント
久しぶりです!
きらら系漫画は田舎の書店では在庫が少ないですし、
それ故完売してたら元も子も無くなりますから
ネット予約の方がいいかなと思います。
どうでもいいですが
仙台の桜はみんな散っちゃった〜(泣)
2015/ 04/ 25 (土) 16: 18: 11 | URL | 銀河鉄道管理局 # -[ 編集 ]
>銀河鉄道管理局さん
きらら系作品、とりわけミラクは置いてる店舗が少ない印象はありますね。
確かにネット通販なりで買った方が確実かもしれない気はします。
2015/ 04/ 29 (水) 16: 41: 24 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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