「まんがタイムきららミラク'15年8月号」感想。
2015年 06月 21日 (日) 07:53 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。


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・表紙
今月の表紙も「城下町のダンデライオン」。いよいよアニメ放映開始まで秒読み段階となってきましたね。一体どんな感じになるのか…期待半分不安半分と言ったところですw

しかし今月の表紙、茜ちゃんのどアップと言うのもなんか珍しい気がします。この作品表紙の場合ってもっと遠景気味なカットが多いですし、これだけ表情のどアップと言うのは新鮮かもしれません。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・城下町のダンデライオン
巻頭カラーもこの作品。しかし…冒頭のカラー見開きになんだか物凄く残酷な格差社会を感じてしまいます。水着姿で並んだ茜・花・光の三人娘。なのですが、茜ちゃんだけがもう悲しいほどにぺったんこ…。

いやもうこれぺったんことかそういうレベルじゃないでしょホントに。凹凸も何もありゃしないじゃないの…まな板だよまな板!! まあ花ちゃんは先輩だから負けても仕方無いとして、妹の光ちゃんに完敗してる茜ちゃん…(涙)

それはそうと本編はなんだかいつもとちょっと違った雰囲気。まあ、輝くんがなんだかやたらと厨二っぽかったりする時点で全て彼の夢の中なんだろうと言うのはすぐに分かりましたけどねww

しかしそれにしても花ちゃん、とうとう王家に嫁ぐことになったのですね。まあ修くんの言う様に大学を出てからと言う話ではあるのだけれど…でも事前にちゃんと家族へ紹介に来させたり、この辺りの修くんのしっかりした人間性は非常に好感が持てます。

まあ、デリカシーの無い発言で全て台無しにしちゃってる感は否めませんがwww


・桜Trick
冒頭、まさかの「SBJK」!!

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この言葉…普通に使われていたんだな。いや、アニメ公式がツイッター上でたまに呟いたりはしていますけどこうしてまた原作でこの単語を見ることが出来ると言うのはなんとも言えない不思議な感じがしますw

さて、今回も前回に引き続き森島さん絡みのあれこれな話。楓ちゃんの話でゆずちゃんの家庭教師が「男みたいな女」だと出てきましたし、これはもう森島さんがゆずちゃんの家庭教師であることはほぼ間違いないでしょうね。

更にはその森島さんのセリフ自体にも「美里西には知り合いがいて」と言うのもありますし、これは恐らくゆずちゃんのことを指しているのかと。もしかすると森島さんはゆずちゃんといとこ同士とかそういうオチもあったりするんじゃないでしょうか。

しかしそれにしても、春香ちゃんも言ってますけど楓ちゃん、ゆずちゃんのこととなると食いつき方が尋常じゃないですよね。やはり楓ちゃんはもうゆずちゃんのことが好きで好きで大好きでたまらないのでしょう。

そしてそれを「良い兆候」と言ってしまう春香ちゃん…彼女は自身が百合の人なだけじゃなくってやっぱり頭の中が腐ってます。

多分春香ちゃんって、自分自身が優ちゃんのこと大好きなのは勿論、他の人達が百合百合してるのも見て楽しめちゃうタイプなのでしょうね。きららには多いタイプだと思います、他者の百合を眺めてうっとりほぅ…てなってる女の子って。

でも、自身が百合の人でありつつ他人の百合を眺めるのも好きと言うタイプは割と珍しい気もしますね。

それにしても森島さん、意外と鋭い人ですね。皆のやりとりの様子を見て、瞬時に美月→春香を見抜いてしまうとは…この鋭さがもしかすると何やら一波乱呼んでしまいそうな気もしなくも無い…?

その一方で理奈ちゃんとのやり取りでは何かおかしな風に勘違いもしちゃってますし…うーんこれは森島さん、結構なトラブルメーカになりそうな予感もしてきましたw

更に森島さん、絵を描くのが好きだったと言うくだりがありますし…となると恐らく、以前文化祭のポスター描く話で出てきた、コトネちゃんの絵の先生と言うのも森島さんなのでは?

しずくちゃんの証言ではその絵の先生、「歳の近い面白い人だった」ともありましたし…。となると森島さん、何気に色々な人に関わってる超重要キャラってことなのではないでしょうか…。

あと今回の話、何気に実はスミスミ会長回でもありました。自由登校でもつい毎日学校に来てしまうスミスミ会長。それだけ彼女にとって学校は当たり前で居心地の良い場所となっているのでしょう。

彼女の「みんなに伝えたいこと」、そして最後に見せた涙の理由は…。

僕は彼女の涙、それに「本当は卒業なんてしたくないのじゃ」のセリフに非常に意味深なものを感じてしまいます。単に学校が好きだからとか、仲良くなれた皆と離れるのが嫌とかだけじゃあなく、もっと何か深い意味がありそうな気がします。

勿論それは春香ちゃんとの関係、春香ちゃんに対して…と言う意味で。


・ミソニノミコト
ツクヨミさんが人見知りでちょっとコミュ性気味の神様と言うのはなかなか新鮮な視点ですねwでもそれ故に他のどの神様よりも親しみやすい感じになってしまっていると言う…少なくとも、風路ちゃんにとっては。

ところでツクヨミの家族って誰だっけ…て調べたらお姉さんがアマテラスで弟がスサノオだったんですね。確かに作中のシルエット、お姉さんのそれはアマテラスっぽいです。

しかしアマテラスと言うときららMAX連載中の某作品のイメージがあるだけに、とても神経質なお姉さんと言うイメージが沸かない気も…ww


・幸腹グラフィティ
森野家母娘旅行後編、ですね。大阪食い倒れ旅ですw

前回はまだ(きりんちゃんにしては)色々とセーブしていた感はありましたけど、今回は本当に、正真正銘食い倒れの旅、って感じでした。まずバイキングの朝食から始まって…って、まあきりんちゃんがバイキングなんて物に行ったらこうなることは目に見えていましたがw

いやでもホント、バイキングって食べる人と食べない人との差がハッキリと出ますよね。食べる人は朝だろうとなんだろうとびっくりする位に取ってきて食べますよね…。

そして街へと繰り出してからがいざ本番。きりんちゃん、もうとにかく食べる・食べる・食べまくる!!

ネギ焼きやら豚まんやら色々と大阪ジャンクフードって感じのものが出てきていますが、個人的に食べたこともあってそそられるのはやっぱりたこせんですね。たこ焼きをえびせんで挟んだ、ただそれだけの物なんですがこれがなんとも言えず本当に美味しいんです。

作中でも言われてる通り、パリっとしたえびせんととろっとしたたこ焼きとの食感の対比がクセになります。ああ…もう一度食べに行きたいなぁ。

しかしそれにしてもこの食い倒れ道中、きりん母がすっかりきりんちゃんのペースにハマってしまっているのがツボでした。きりんちゃんがオチのコマで「私も●●たい」となっているのに一緒になってしまっている…。

そして最後はむしろお母さんノリノリですww

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ああ…これでまた一人、新たにこっち側の住人が生まれてしまったのですね…w

しかしその後の、母娘二人でのシーンは良かったですね。お母さんに甘えるきりんちゃん。なんだかんだ言ってもまだまだ、きりんちゃんは子供なんですよね。リョウちゃんと二人で暮らす様になってお母さんの知らないところでいっぱい成長しているけれど、それでもまだ子供…。

「おかーさんといるとそうなる」

これはきっと、今のきりんちゃんの素直な本心なのでしょう。だけどそう言ってくれるのも今のうちだけかもしれない、お母さんはそう思ってしまうんですよね…成長していく我が子を頼もしいと思う反面寂しくもある、そんな複雑な親心…。

この作品って一見、きりん&リョウとその友人たちとの関係性が大きく捉えられがちなのですが、実はそれぞれの家族・親子の関係と言うのが非常に濃密に描かれた作品なんですよね。実はきららで、これだけ「親子」をクローズアップして描いている作品って割と珍しいのでは、と思います。

今回・前回の旅行編、読んでてなんだか親子っていいなぁと、そう思ってしまいました。もっともそれは、自分自身も歳を取ってこの数年、たまに両親を旅行に連れて行ったりもしている、そんな自分自身も重ねてしまったからなのかもしれません。


・うらら迷路帖
61ページ最終コマ、「尾崎かよ!!」と読んでて突っ込まずにはいられませんでした。だって夜な夜な障子を破って回るとか言いながら「十五才の夜に」ってwww

まあ、ガラスを破って回のは「15の夜」じゃなくって「卒業」の方なんですけどね。


・アンネッタの散歩道
モグがたまたま、おとなしい(なまけ者?)ネコだったから良かったですが、そうでなかったらこれ本当に大惨事になっていた可能性は否定出来ないですよね…。

ところで実際、妖精の天敵って一体どんな生き物になるんだろう。ネコみたいな中型以上の肉食動物は恐らく皆天敵となるのでしょうね。他にも猛禽類もそうでしょうし、そもそも妖精の身体のサイズを考えると小鳥や肉食昆虫ですらも脅威となりえるのかもしれません。


・ハートオブtheガール
北の銀河団の人たち、ちょっとグロいです…人形(?)の口がカパって開くのが…(ガクブル)

それはそうと次号から連載化と言うのは嬉しいですね。流行りのソーシャルゲーム(コレクティングカードゲーム)の要素を取り入れた百合的要素もある作品と言うことで、どうなるか未知の部分も多いですが期待したいです。


・リメインズ・JC
この作品って実はサバイバル物なんだけれど皆のキャラクター性とどこかのどかな世界観のおかげであまり殺伐とした感じがしないのですが…でも確かにそんな世界でも、夜になればきっと怖いですよね。ましてや一人なんて状況で残されれば。

そして今回、宮田が何やら重大な発言してる気がします。この作品って、なぜ世界がこうなったのかとかそういった核心部分にほとんど触れられていないのですが、今回の宮田の発言が過去に繋がる何かになるのかも…しれません。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
どうやらこれ、チェリムさんの中の人が実は赤音ちゃんの友人のお姉さんとか、そういう繋がりになりそうな予感がしますよ?

しかしゲーム世界での交流を進める一方、それぞれの2組のリアルでのお泊り会に話が進むとか、リアルとゲームのそれぞれの世界の描き方・そのバランスが相変わらず上手いなぁと思います。


・くまのこぴっぴ
スペシャルゲスト作品。今月のゲストの中では最もツボでした。いや正直これはやられた…て感じです!!

だって絵柄もロリで可愛らしいですし、普通に小学生ほのぼのかわいい日常モノだと、そう思って読み進めていたら…なんとまさかのうどんウンチクモノ!!ww

確かにセリフの端々に「うどん県」て出てましたし、きっと香川が舞台なんだろうなぁとは思いましたけど、でもまさかここまでガチにうどんネタをガッツリ取り上げてくるとは思いませんでしたよ全く!!

ぶっかけ、生醬油、かま玉と言ったうどんの種類はもちろんのこと、天ぷらやらおにぎりやらおでんやらのサイドメニューうんぬんとか、作者さんはうどん屋さんの生態(?)を知り尽くしておる!! どう考えても作者さん香川の人ですよねこれは…。

まさにこれぞミラクと言う感じで非常に楽しめました。こういう頭おかしい変な作品が唐突に現れてしまうのがホント、ミラクと言う雑誌の良さなんですよ。この雑誌はこれからもずっと、この路線で行ってもらいたいものですね。


・音無さんは破壊神!
ゲスト2話目。音無さんにやたらと固執しているのは単に負けっぱなしが嫌だからだとか、この神様見た目通りに本当におこちゃまですねwwでもそんなところがツボ。

ところで今月のミラク、2作品ほどゲスト作品の連載化が決まっていますが、この作品もそれに続いて連載化となってほしいものです。個人的にこの作品、連載になったら非常に面白い展開が出来るんじゃないかな…と、そう思います。


・ハルソラ行進曲
進路にまつわる話。工業高校の進路って、普通高校に較べてもっと色々な選択肢がありそうな気がします。自分が通ってた田舎の進学校だと、とりあえずはまず受験…の、その一択しかありませんでしたしね。

しかし、「いざと言う時は(朱莉ちゃんを)養えるよう準備しておきます」って本当にサヤちゃんはガチですね。何気にこのコって今のミラクのヒロインの中では、桜Trickのコ達を除けば最もガチな百合の人なのでは…?

結局みんな進路はバラバラな方向に向かうみたい。それは寂しくもあるけれど、でもそれぞれにやりたいことや夢があって、向き不向きもあるから仕方が無いんですよね。そしていよいよこの作品も次号で最終回とのことです。

正直言うと覚悟はしていました。そろそろ単行本2巻分のストックが貯まる頃でしたし、きらら系の作品はよほどのことが無ければ3巻以降は出ないことも分かっていますし。

さあ、果たしてどんな形で締めてくれるのか。楽しみに待ちたいと、そう思います。


・箱庭ひなたぼっこ
毎月のことなんですが、読んでるとホント心配になります。登場人物達の頭の中が。

今回は昼顔にまつわるお話…から、皆で浴衣着て夏祭りへ行くお話に。昼顔の話から古典のお姫様の話となって、そこでお姫様に例えてもらえなかった陽向ちゃんが祭りで色々とお姫様ぽいことをしようとしているのですが、なんだかもう全てが空回りと言うか逆効果と言うか…。

そもそも陽向ちゃんのお姫様のキャラ付けがおかしいんですよね。

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なんかもうこれじゃお姫様と言うよりただの厨二のコだよ!!w

しかしそんな陽向ちゃんに対する皆のツッコミが相変わらずにホント辛辣。橘センパイの「こっちが見てて恥ずかしい位」とかもう本当に酷い。

そもそも橘センパイっておっとり系に見えて言動が相当に辛いですよね。お姫様談義の時点でも陽向ちゃんにバッサリ「いないわよ」と言い切ってしまったり、一之瀬さんをお姫様に例えたくだりなんかでもそう。

そして言動が辛辣なのは彼女だけじゃなくって、この作品って基本的に全員割とそうだったりするんですよね。かわいい顔してるのに皆それぞれバッサバッサと言い捨てる、その会話劇に独特のテンポがあってクセになります。

それでいて実はこの作品においてツッコミキャラなんていなくって、どちらかと言うと全員がボケに近いものだから始末が悪い。ホント手に負えないんです(注:褒めてます)

このなんとも形容のしがたい、頭おかしい感じはきっと、ツッコミ役不在のままお互いをバッサバッサ切り捨て合うキャラ達の暴走によるものなんですよね。合間合間でよく分からんダジャレとか独特の語感センスぶち込んできたりもしますし…。

誰か止めろ、止めるんだ!!(止めなくていいです)


今月は以上で。

やはりミラクは面白いです。本当に面白いです。誰がなんと言おうが僕の中では最も面白くで一番大好きなきらら誌です。今月も大変に満足でした。


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