2015年7月・九州鉄道旅(1)
2015年 07月 30日 (木) 20:16 | 編集
- 一日目(前編)・ゆふいんの森 -

7月21日(火)から26日(日)まで、九州の方へ旅行に出かけてました。大分と宮崎を中心に鉄道でぐるぐる回った旅で、随分と色々な列車に乗ることが出来ました。これからその時の旅日記を徐々に起こしていこうと思います。


さて、今回の旅の出発は博多駅から。

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と言うのは今回、日程をフルに使いたかったので、前日の20日(月)に仕事を終えたその足で新幹線に飛び乗って博多へ→夜中に博多に到着して駅前のホテルに宿泊…と言うことをやっていたりもしますw


博多駅は九州の中で最も大きなターミナルと言える駅ですが、駅のホームで待っていると次から次へと色とりどりの車両がやって来るので見飽きないですね。

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近郊形電車の811系に、特急ソニックに使われる883系。どちらも「九州ならでは」の顔をしています。

この他にも実に色々な車両達がやって来ます…九州は水戸岡さんと言う建築デザイナーが車両デザインを手がけていることもあって、他の地方では見られない独特の雰囲気を持った車両が多いですよね。


ホームで待つことしばらく、僕の乗る「ゆふいんの森」3号がやって来ました!!

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全車ダブルデッキ(1階は客室が無いので正確にはハイデッキ)構造と言うこともあって、非常に車高の高い独特の風貌となっています。深みのあるグリーンにゴールドの帯と言うカラーリングはかなり独特で目を引きますね。

ところでこの「ゆふいんの森」なんですが、今回乗る3号は博多発が10時25分。これよりもっと早くに博多を出る1号と言うのもあります。そして今回、前日に博多に宿泊しているので1号に乗ることも出来たのですが、なぜ3号にしたのか。


なぜかと言うと…車両が違うんですよね。

「ゆふいんの森」はどの列車も専用の車両が使われているのですが、そのうちこの3号と下りの4号だけが他とは異なり、キハ71系が当てられています。

「ゆふいんの森」に使われるキハ71系とキハ72系、外見的にはどちらもよく似ているのですが、実は誕生した経緯だとか内装などは全く異なります。

キハ72系の方は1999に誕生で完全な新造車両なのに対し、キハ71系の方はそれより10年早い1989年に誕生、そして新造ではなくなんとキハ58とキハ65を改造して造られているんですよね。

と言っても車体そのものは完全な新製ですし、エンジンも近年になって取り替えられているので今となっては元のキハ58、65の面影は台車部分位にしか残ってはいないのですが…。

そして大幅に異なるのは内装。キハ72系の方は近年のJR九州の車両によく見られる、いかにも水戸岡イズムと言った感じの内装ですが、キハ71系はもう少しレトロ・クラシックな雰囲気。

今回はせっかくならレトロでクラシック、そして「ゆふいんの森」のオリジナルとも言えるキハ71系が充当されている、3号を選んでみることにしました。


さあ、写真撮影を済ませて車内へと乗り込みます。

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ドアの向こうのデッキ部分。オールウッドと言う感じの造りになっていますね。このウッディーな壁の中にきちんとトイレや洗面所などが入っていますw


デッキ部分と客室の間にはこんなフリースペースもあります。

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ここも非常にウッディーな感じに。ただ、このスペースなんですが客室内では無く、デッキ部分寄りに造られている為冷房が効いていないんですよね。つまり暑い…このスペースでくつろいでいる人はほぼ皆無でしたw

ちなみにデッキ部分とこのフリースペースの間に階段がある形になってます。


さあ、いよいよ客室内へと入ります。

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これが「ゆふいんの森」キハ71系の客室です。どうでしょうこのレトロ・クラシックな内装。なかなかに素敵だとは思いませんか?

床は本物の木が用いられ、カーテンと座席は車体同様の深いグリーンにまとめられて、沿線沿いの自然を思わせる、そして落ち着きと暖かみのある客室となっています。

また、天井の照明が雰囲気ありますよね。丸いライトと言うのが非常にクラシカル。


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荷物棚や照明周りなどの金具類は全てゴールドでまとめられています。ゴールドなんて使うとヘタするとバブリーで嫌らしい感じにもなりかねないのですが、「ゆふいんの森」の場合は全体に抑制が効いて、上品なイメージを醸しだしていますね。


さて、この「ゆふいんの森」なのですが、最初に書いた通りハイデッキ構造となっています。つまり通常の車両よりは若干天井が低い造りになっているんですよね。

とは言っても普通にしてれば頭を打つようなことは無いのですが…ただ、荷物棚だけは別。気をつけないと座席に座る際に頭ぶっつけます。と言うか僕、実際にぶつけましたから…(ちなみに僕は身長168前後と決して高くはありません)


さて、この「ゆふいんの森」ですが、勿論座席に座ってくつろいでいるのも良いのですが、車内にはビュッフェなどもあります。せっかくなのでそちらへも足を伸ばしてみましょう。

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これが「ゆふいんの森」のビュッフェ。沿線の名産や飲み物類、それにオリジナルグッズなどを色々と販売しています。ちなみにこの写真を撮った時はたまたま誰もいない瞬間だったのですが、実際には出発から到着まで常に結構な数のお客さんで賑わってました。

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ビュッフェの一角にはこんな風に花が飾られていたり、とても鉄道車両の中とは思えない雰囲気。

また、このビュッフェに隣接して、広めのフリースペースもあります。そちらの方では由布院到着前に車内のアテンダントさんによる観光案内などが行われたりもします。


ビュッフェでの戦利品。「ゆふいんの森」グッズ類。

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ピンズやキーホルダーは定番どころですけど、木製のボールペンと言うのはなかなか珍しいですよね。


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ゆふいんサイダー。サッパリとしていて美味しいです。

あとは他にも、大豆アイスと言うのが珍しくて買って食べてみたのですが…味も食感も完全に豆腐wwなんだかすごくもこもこしてるんですよ。アイスクリームなのに!!

おかげでこの大豆アイス食べたら物凄くノドが乾きました…と言うか、それで上のゆふいんサイダーを慌てて買ったと言うのが本当のところだったりしますw


久大本線の車窓。とても緑が多く、たまに変わった風景も見られます。

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むき出しの大きな岩肌。


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こちらは滝。慈恩の滝と言うそうです。二段に分かれている変わった滝。

こういったビュースポットを通る時はきちんと徐行運転してくれたりと、さすがに観光特急だなぁと言う感じがしますね。また、アテンダントさんが常に車内を回っていて、日付の入ったフォトパネルでの記念撮影などしてくれます。

ところでこの時、アテンダントさんと他の乗客との会話が聞こえてきたのですが、どうやらまだ九州は梅雨明けをしていないとかなんとか…確かにこの日の天気は朝から曇りがちで、久大本線走行中には雨が降りだしてくることもしばしば…と言う感じでした。

九州はとうに真夏になっているだろうと思って旅行に出たのですが…今回の旅行、果たして天気がどうなるのかがちょっと心配にはなります。


また、この「ゆふいんの森」ですが、見ていると非常に外国人の客が多いのが分かります。この日の僕の乗った号車の乗車率は8割位といったところですが、そのうちの半分以上が中国・韓国人系の旅行客と言う感じでした。

近年、外国人の旅行客が非常に多くなっているのは知っていますが、とりわけ九州は地理的にアジア系観光客が多い場所なのかもしれません。


しかし「ゆふいんの森」、ハイデッキ構造でディーゼルと言うこともあってか結構よく揺れます。座席に座っている分には特に気にならないのですが、ビュッフェへ行ったりなど車内を歩きまわるとよく分かります。

「ゆふいんの森」では車内販売はビュッフェのみでワゴン等での販売は行っていないのですが、この辺りの事情も絡んでいるのかもしれませんね(あとハイデッキなので階段の問題も)


こうして「ゆふいんの森」での旅を楽しむこと2時間強。12時34分に由布院へと到着しました。

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この列車自体はこの先、別府まで走って行くのですが、僕のこの列車での旅はここまで。また、乗ってた乗客のほぼ大半がこの由布院で降りた様ですね。

「ゆふいんの森」、昔からずっと乗りたいと憧れていた列車の一つでしたけど、その旅は実に楽しく素晴らしいものでした。ありがとうゆふいんの森!!


さあ、初の由布院、そして初の大分県をこれから存分に楽しむとしましょう。


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