2015年7月・九州鉄道旅(5)
2015年 08月 10日 (月) 20:16 | 編集
- 二日目(中編)・別府の地獄めぐり -

さて、由布院を後にし別府までやって来たわけですがここで何をするのか。別府と来れば温泉、そして有名な「地獄めぐり」をしないわけにはいきません。

この日の午後からの列車に乗ることを考えると、別府で過ごせる時間は約3時間。地獄めぐりをするには充分な時間があると言えるでしょう。と言うわけで出発です。


最初はバスで…と思ったのですが、結局タクシーを利用することに。バスだとどれくらい時間がかかるか分からなかったのと、結構乗客たくさんいそうだったのでタクシーで行けばいいかな、と。もう旅先でタクシー使うことに何のためらいも無くなってしまいましたw

さて、地獄めぐりもどこから行くべきか…僕が最初に考えていたのは、海地獄にまず行ってそこを中心に回ると言うコース。色々な地獄のある地獄めぐりですが、海地獄と言うのが一番大きく、そこを中心に色々な地獄が点在している様なんですね。

ただ、タクシーの中で運転手さんに言われたのが、もし全ての地獄を見るのであれば先に血の池地獄と龍巻地獄に行って、それから海地獄に移動した方が良い…と。血の池と龍巻だけは他の地獄とは離れた場所にあるんですよね。

最初は海地獄中心で観て、時間次第では龍巻と血の池は諦めるつもりでいました。が、運転手さんと話をしているうちにやはりどうしても全て回ってみたくなって…結局一番最初に血の池地獄まで行ってみることにw


さあ、別府の駅からタクシーで走ること約15分ほど。血の池地獄へとやって参りました。

201507kyusyu060s

看板の赤文字で描かれた「血の池地獄」がなんともおどろおどろしい…更に木で出来た門には恐ろしい形相の鬼の顔が取り付けられていたりします(写真だと左側の方)


中へ入ってみると…なんだかユーモラスな鬼と、観光地によくある記念写真パネル。

201507kyusyu061s

しかしその向こうには真っ赤な血の池!! この赤い池はもちろん温泉。その為、水面からはもくもくと湯気が立ち込めています。なるほど…この水の赤さと湯気が立ち込める感じは確かに、地獄の血の池を連想させると言えるのかもしれません。


続いて龍巻地獄。龍巻地獄は血の池地獄から歩いてほんの2,3分のところにあります。

201507kyusyu062s

柵で囲まれた中に何やらごつごつした岩が積み上げられていますが…?


待つこと数分。なんと…吹き上げました!!

201507kyusyu063s

地面にある温泉が溜まっているところから、水圧の関係で定期的に温水が吹き上がる様になっているらしいです。いわゆる間欠泉。ごつごつした岩で固めてあるのはきっと、その吹き出した温水が飛び散らない様にする為なのかな…と。

今回、時間的なタイミングが良かった様で、血の池地獄を見学してからこちらへやって来て、ほんの少し待っただけでお湯が吹き上がる様子を見学することが出来ました。

でも運が悪いとかなり待ったりすることにもなるんでしょうね…きっと…。


さて、これで2箇所の地獄めぐりを終えたので移動します。数ある地獄の中でこの2つだけが他と離れているんですよね。なので、残りの地獄がある海地獄周辺へと行ってみることにします。移動はまたもタクシーでw

ちなみにこの時に乗ったタクシーの運転手さんが面白い方で、色々と地獄めぐりの裏話的なことを教えて下さったのですが…内容があまりにアレな為とてもここでは書けませんw

ただ一つだけ、書いても問題無さそうなネタで言いますと…。

地獄の中に一箇所「鬼池坊主地獄」と言うのがあって、それはぼこぼこと吹き出す温水の様子がまるでお坊さんの頭みたいだから…と言うのがよく言われている名前の由来ですが、本当は違うのだそうです。

本当は、遥か昔にその鬼池坊主地獄が出来た時に起こった地震でお寺が崩壊し、坊さんが温水の中に飲まれて死んでいったから坊主地獄…なんだとか(怖)


まあ、この辺りもどこまで本当かは分かりませんが。全て運転手さんの作り話かもしれませんしw


と、タクシーで走ること10分くらい。海地獄へとやってまいりました。

201507kyusyu064s

海地獄はこの地獄めぐりの一番中心の地獄と言っても良いでしょう。敷地も大きいです。


海地獄自体はこちら。

201507kyusyu065s

先ほどの血の池地獄とは対照的な、真っ青な水をたたえた池。涼し気な色…なのですがこちらも勿論温泉水。もくもくと湯気が立ち上がっています。海みたいに涼やかな色なのに熱いと言う、そのコントラストがなんだか妙な感じですね。


さて、この海地獄の広い敷地内には池だったりビニールハウスの温室もあったりします。

201507kyusyu066s

201507kyusyu067s

ビニールハウスはきっと、温泉の温かい水を利用しているのでしょうね。


そしてこんな綺麗な花まで咲いていたりもします。

201507kyusyu068s

あれ…これでは地獄と言うよりはまるで極楽なのでは…?w


さて、海地獄を後にして残りの地獄をぐるっと回ってみることにします。他の地獄は全てこの海地獄の近くに集まっていて、また海地獄が最も高い場所にあるので、順に下りながら回って行くことが出来ます。


こちらが鬼池坊主地獄。

201507kyusyu069s

泥の様に濁った温水がぼこぼこ言ってる様はちょっと不気味でもありますし、確かにそれがお坊さんの頭の様にも見えます。が、本当にこの中にお坊さんが飲まれてしまったとしたら…(恐)


続いて山地獄。

201507kyusyu070s

正直何が「山」なのかよく分かりませんでしたwあとここにはなぜかカバが飼われています。


かまど地獄。

201507kyusyu071s

201507kyusyu072s

敷地内に小さな温泉池が点在していて、そのどれもに「何丁目」と看板が立てられています。ここは地獄の○丁目と言うことでしょうか? そして池の色が一つ一つ違うんですよね。血の池地獄みたいな赤いのもあれば、海地獄みたいな青いのもあったりします。


201507kyusyu073s

ちなみにこの地獄でその名も「地獄ソフト」と言うのを買ってみました。バニラソフトにブラックペッパーをまぶしたと言うなんとも変わり種なソフトクリーム。だけどこれが意外にも美味しいんです!!

バニラの風味と、ブラックペッパーの香りと辛さとが絶妙にマッチ。また、ブラックペッパーにはほんの少し塩も混ざっている様で、その塩っぽさとミルクの甘さとがこれまた良く合うんですよねぇ。ああ、こういう変わったソフトクリームを食べてみたかったのですよw


鬼山地獄。

201507kyusyu074s

201507kyusyu075s

こちらは多分、地獄そのものよりも温泉水を利用して飼育されているワニの方が有名w写真には1頭しかいませんが、実際にはものすごいたくさんの数のワニが飼われていました。


最後に白池地獄。

201507kyusyu076s

結構大きな池地獄と言った感じですね。ちなみにここも温泉水を利用して熱帯魚の飼育などを行っているのですが…でもあまり商売する気が無いのか、熱帯魚の観察館が電気付いてませんでした(見学は出来たけど)


と、そんな感じでなんだかんだで8箇所全て回ることが出来てしまいました。別府駅との往復の時間を含めて3時間あれば時間的には結構余裕っぽいですね。

ただ全て回って思ったのが、海地獄とか龍巻地獄だとかの有名どころは見応えありますが、山地獄とか鬼山地獄とかになってくると結構こじつけだなぁ…とw

実際、この辺りは地獄としての特色が無い為にカバを飼ってみたりワニを飼ってみたり…そうやって無理矢理特色を造り出している、と言えるのかもしれません。


さて、それでは駅へと戻って旅を続けて行きたいと思います。


2015年7月・九州鉄道旅(6)へ→


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...