2015年7月・九州鉄道旅(10)
2015年 09月 17日 (木) 12:15 | 編集
- 四日目(前編)・フェニックス自然動物園に遊ぶ -

7月24日(金)。今回の旅行も後半戦、いよいよ4日目となりました。前半は天候に恵まれなかったけれど昨日の午後から上がってきて…この日は見事な快晴となりました。


さて、まずはホテルのレストランで朝食。バイキング形式の朝食なのですが、定番的なメニューが並ぶ中に一風変わった宮崎名物のひと品がありました。

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それがこちら、冷や汁。暖かい白ご飯の上に豆腐と刻んだ野菜を乗せ、上に冷たい汁をかけて頂くと言うもの。汁は味噌とごまと魚の身とを擦り合わせて出汁で伸ばしたものらしいですね。

これが見た目的にはイマイチなんだけれど食べてみると実に美味しいです。暖かいご飯と冷たい汁と言うこの温度の差が生み出すコントラストも面白いですし、刻み野菜の歯ごたえ、豆腐の柔らかさ、ご飯それぞれ三者三様の食感の対比の妙。

そして汁がとてもやさしい味なんですよね…前夜にたくさんお酒を飲んだ身にはこれが実によく、すうっと身体に染み渡ります…。


さて、栄養補給をして出発します。まずは宮崎駅へ。

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駅前にこんなものが建っていたのですが、これっておそらく、昨日乗った「海幸山幸」のモデルとなっている海幸彦と山幸彦ですよね?

駅前にこういうものが建っている辺り、なるほど宮崎は確かに神話の国と言えるのかもしれません。


駅からはバスに乗車。今日はまず、フェニックス自然動物園へと行ってみることにします。宮崎駅からバスに乗って…しばらくすると街から離れ、車窓は完全に田舎道のそれ。周りには全く何も無いような場所を延々と走って行きます。ここで降ろされたら多分二度と帰れない…w

宮崎駅から40分ほどでフェニックス自然動物園へ到着です。

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地方の動物園だし、小さな動物園だろう…そう思って訪れたのですがとんでもない。なかなかに…いやかなり園内は広いです。大きなメインストリートには両側にヤシの木々が立っていて、常夏の国らしい開放感たっぷり!!

さあ、ここで童心に帰って色々な動物たちとの触れ合いを楽しんでくるとしましょう。


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物凄い広大な敷地に飼われているシマウマ。檻の中で飼われている…と言った感じではなく、もうほとんど放し飼いの様に見える位の広いスペース。隣接するスペースにはダチョウなども飼育されていました。


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こちらはダチョウ…ではなく、それよりもっとずっと小柄なレアと言う鳥。つぶらな瞳が愛らしい。


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ハワイガンと言う希少な鳥類…なんだけれど、人慣れしているのか観察したり写真撮ったりしているとすぐ近くまで寄ってきてくれるんですよね。とても可愛い!!


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ユーモラスなリスザル。身体能力が凄い。


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オオバタンのピーちゃん。檻の中でしきりに動き回っていました。かわいい。


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アオボウシインコのティファニーちゃん。呼び掛けをすると返事をしてくれることもあるそうなのですが…僕が何度呼んでも答えてくれませんでした。残念。…でもかわいい!!


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こちらのヤギ達には餌を与えることが出来ます。可愛らしい子ヤギがいたのでその子にあげようと餌を買って近づいてみると…オトナの大きなヤギ達がすごい勢いでやって来るのでちょっと怖かったですw


さて、この動物園面白いのが、時間帯に応じて、飼育員さんによる何種類かの動物への餌やりをショーみたいに見せてくれるんですよね。まず、こちらがチンパンジーの餌やり。

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飼育員さんが近づいてくると皆、檻にしがみついて手を差し出し、ある者は声を出してアピールし、またある者は両手をバンバン!!と大きく叩いて餌をねだります。その様子がなんだか妙に人間臭くて面白いですね。

そしてこの動物園、餌のやり方にも工夫があって、ただチンパンジーの方へ果物を投げて渡してあげるだけじゃないんです。時にはわざと、檻の外へ果物を放り投げるんですよね。

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するとチンパンジーは、檻の中にある木の枝を利用して、檻から手を伸ばしてその木の枝で果物を突き刺して、そしてめでたくゲットすると言う…。

こんな感じで、わざと頭や手足を使わせて餌を取らせるようにしているそうです。と言うのも動物たちは野生下では餌取りに一日の大半を費やしているけれど、動物園では何の苦労もなく餌が手に入ってしまう。すると時間が余って退屈し、ストレスになってしまうのだとか。

そこで少しでも餌取りに時間を費やす様に、こんな与え方をしているのだそうです。他にも、野生のチンパンジーが小枝をアリの巣へ入れて舐めとる習性があることから、ヨーグルトを細い穴に入れてそれを棒で舐め取らせるような、そんな与え方もしていました。


こちらはペリカンの餌やり。

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何羽ものペリカン達が大きなくちばしを広げて、餌の魚が飛んでくるのを待ち構えている姿はユーモラスなんだけれど迫力満点。ペリカンのあの大きなくちばしがこんな風に広がる姿はなかなか見られないのでこれは貴重なシーンかもしれません。

この時、ペリカンの檻の近くには何やら珍客の姿が。

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野生のゴイサギ。餌やりの時間になるとおこぼれを狙ってやって来るらしいですwただ、飼育員さんもたいしたものでゴイサギの方には絶対に魚が飛んでいかないように上手く餌やりをしているんですよね。

そりゃ野生動物なので、下手に簡単にここで餌が取れると学習させてしまうのは後々の為にも良くないんですよね。


こちらはペンギンの餌やり。

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この時も先ほどのゴイサギがやって来ましたが当然、餌にはありつけず…w


また、園内ではフラミンゴのショーなども行っていました。

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係のお姉さんの指示に合わせて優雅に行進するフラミンゴ達。その姿はそれは本当に美しいものでした…ただ、もう少し派手に飛び回ったりするのかなと思っていたので、そこはちょっと期待はずれだった感もありますが…w


こうして園内をぶらぶらと回って観ていると、3時間ぐらいはあっと言う間に経ってしまいました。このフェニックス自然動物園、地方の動物園とバカに出来ない、なかなかに見応えのある動物園でした。

とりわけ餌やりのショーだとか、見せ方にも凝っている良い動物園だと思います。


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