「ハルソラ行進曲」2巻。
2015年 09月 11日 (金) 20:26 | 編集
では、先月末発売のKRコミックスの中から、きららミラクに連載されていたそと先生の「ハルソラ行進曲」2巻の感想行ってみましょう。


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この「ハルソラ行進曲」、一見きららによくある学園日常モノなのですが、1巻の感想でも触れた通り実は単なる学園モノじゃあなく、工業高校モノと言う他になかなか見ないジャンルなのです。

工業高校での色々な実習などをテーマにした、工業×女子と言う斬新なジャンル。そう言えば1巻では表紙の女のコ達が色々な工具と持ってみたりとそんな雰囲気も醸しだしていましたが、この2巻では表紙に描かれたのは仲良し女の子4人組のみ。

そこには「工業」と言うテーマはまるで見当たらないので、この表紙だけ見ると普通に学園モノだと誤解してしまうかもしれませんねw


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裏表紙の方を見ると帯にしっかりと「女子×工業」と書かれてはいますが…ちなみにこの帯を外してみるとそこには金槌やラジオペンチなんかの工具が描かれていたりもします。

さて、この「ハルソラ行進曲」、上に書いた通り工業高校での日々を舞台とした作品。主人公は表紙に描かれた4人の女の子達。

手に帽子を持っているのが主役の若乃ちゃん。実家がかつて工場をやっていた影響なのか「ものづくり」が大好きで、この晴空工業高校に入学したコ。その左がやなぎちゃん。彼女が晴空工業高校を選んだのは工業に憧れて…ではなく、この学校の吹奏楽部に入りたかったからだったりします。

一番右が朱莉ちゃんで、水泳部で頑張っていて見た目垢抜けていて今風なんだけれど実は男子が苦手だったり。その左がサヤちゃん。お金持ちのお嬢様なんだけれど機械萌えと言う特殊性癖持ち、なおかつ朱莉ちゃんとの距離がとても近かったりします。


コミックス裏表紙を見ると若乃×やなぎ、朱莉×サヤでそれぞれ肩を組んでいることから、もうお分かりですね? そう、こういうカップリングが出来上がっていますw

…まあ、カップリングと言うと大げさなのではありますが、ただ、上にも書いた通りサヤちゃんの朱莉ちゃんへの距離感が非常に近いこともあって、その辺りがなんとも百合っぽいムードを醸し出したりしてはいます。


さて、「ハルソラ行進曲」2巻、1巻と同様に工業高校での毎日、実習の授業風景などが色々出てきますが、その内容も染色や電気工事など様々。更に職場見学の話なんかもあったりします。ピアノ工場の見学と言う、これまた他のきらら作品ではなかなかに見られそうも無い話。

作中ではまだ若乃ちゃん達は1年生なんだけれど、職場見学の話があったり2年生からのコース分けで悩んだり、はたまた卒業していく先輩と絡む話もあったりで、徐々に彼女らも自分の進路について考え出してもいきます。

その一方で、皆でお泊り会(一応お勉強会と言う名目でw)をやってみたり、学校行事の体育祭に頑張ってみたり、やなぎちゃんの吹奏楽部の演奏会を観に行ったり…と、色々なイベント事が1巻以上に豊富。

とりわけ、やなぎちゃんの演奏会の話は、彼女がなぜ晴空工業高校に入学したのか、なぜこの学校の吹奏楽部に入りたいと思ったのかが分かるちょっと良いエピソードでした。

実はやなぎちゃんの音楽に関する話って、この作品の中では「ものづくり」と並んでの大きなテーマなんですよね。工業高校にものづくりに来たわけでは無いと言うちょっと変わった彼女だけれど、でも音を作るのも物を作るのも、本質的には同じことなのかもしれません。


2巻の最後では皆がそれぞれの将来、進路についてぼんやりながらも方向性を固めて2年生からコース選択も決め、そしてラストは1年生最後の実習授業で皆で協力してのものづくり。

色々な実習授業風景の描かれたこの作品ですが、そう言えばこれまでのお話って皆がそれぞれに作りたいものを作っていて、協力して一つのものを作ると言うのは無かったんですよね。

彼女達が作ったのは…写真立て。4枚の写真立てを合体させて1枚の大きな写真立てにすることが出来ると言うもの。なるほどこれならばそのまま教室に飾っておくことも出来ますし、バラして皆それぞれ持ち帰ることも出来ます。記念製作としてはとても良い制作だったのではないでしょうか。


最終回の最後の一コマ、写真立てに写った4人の笑顔がとても印象的なラストでした。


さて、今回の「ハルソラ行進曲」2巻、恒例の特典集めをしてきましたので以下に。


まず、COMIC ZINのイラストカード。

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4人勢揃いのイラスト。ちょっとデフォルメ気味の4人がとってもかわいいですw

また、きちんと全員が作業着を制服の上に着ているのがいかにもこの作品らしいですよね。これだけでもう他の学園モノとは違うジャンルなんだなと言うのが伝わってきます。


次に、ゲーマーズのブロマイド。

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絵柄は若乃ちゃんとやなぎちゃん。そしてこの作品には貴重な水着。

まあ、1巻に一度水着回はありましたが…(2巻でもスク水ならばありますw)

しかしここで目を引くのはやなぎちゃん。彼女、実は意外と…かなり…大きいですよね? あまりそういうイメージでは無かったのでちょっとビックリ。

まあでも吹奏楽部で管楽器(フルート)を担当している彼女のことですから当然、肺活量は結構あるのでしょう。となると当然おっぱいの方だって成長しますよね(?)


最後にメロンブックスの大判イラストカード。

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こちらは朱莉ちゃん×サヤちゃん。そしてやはり水着。

しかし朱莉ちゃんが水着の上にTシャツ着ているのがなんとも…まあ、彼女らしいと言えばそうかもしれません。一見垢抜けてて今風な彼女ですが実は男子が苦手だったりと恥ずかしがり屋な部分のある彼女ですからね…w


しかし特典絵までが若乃×やなぎと朱莉×サヤに分かれているとは…やはりこれはどう考えてもそう考えて良いってことですよね?

まあ、それはともかくとして…若乃×やなぎはともかく、朱莉×サヤに関しては結構百合としても楽しめるんじゃないかなと思います。

上にも書いた様にサヤちゃんの朱莉ちゃんに対する距離が近くって、とにかく彼女は朱莉ちゃんのことが好きなのかぐいぐいと押すんですよね。

で、最初のうちは朱莉ちゃんもかなり戸惑っている感じだったのが、そのうち段々慣れてきたのか感覚が麻痺してきたのか割と満更でも無さそうな感じに…。

サヤちゃんは朱莉ちゃんの将来について「いざと言う時は養います」みたいなこと言ってますが、なんだか将来的に本当にそうなってしまっていそうな気もします…朱莉ちゃんが完全陥落される日もきっと近い?


そんな「ハルソラ行進曲」、個人的にはきららミラクの作品の中でも非常に読後感の良い作品だったのが印象的でした。毎月ミラクで1話ずつ読んだ時もそうでしたが、今回この2巻を通して読んでみて一層そう感じました。

爽やかな青春モノだと、そう言っても良いかもしれません。きっと4人はこれからも、この晴空高校で色々なものづくりに励みながら、仲良く楽しく過ごしていくのでしょう。


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