「まんがタイムきららミラク'16年1月号」。
2015年 11月 18日 (水) 16:07 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。


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・表紙
今月の表紙も先月に引き続き「桜Trick」。ただ、先月は春香&優とスミスミ会長の3人だったのに対して今月は春香&優の2人だけ。

これは勿論、先月号でスミスミ会長が卒業してしまったからと言うこともあるのですが、しかしそれにしてもミラクの表紙で、桜Trickの春香ちゃんと優ちゃん2人っきりの構図を見るのは実に久々な気がします…。

(まあ、先月に表紙飾る前だと…幸腹のアニメ化発表前まで遡りますしね)

やはり、ミラクの表紙が桜Trickで、それも春香&優の2人だけだとなんだかすごく安心します。優ちゃんに勉強を教えている春香ちゃんと言う、学園生活での日常の一コマと言うカットも良いですよね。

そんな2人も今月号からいよいよ最終学年。高校生活最後の年の始まりですね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・桜Trick
表紙に引き続いて巻頭カラーもやっぱり桜Trick。

そしてまさかの、第1ページ目でいきなりの新キャラ登場!! しかも2人も!!

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いやはや…これは正直、完全に予想外でした。進級と共に新キャラが登場するのはきらら系の定番ではありますが、でもこの作品の場合は廃校と言う前提がある以上後輩達は入ってこない。だから新キャラも出ないだろうと思い込んでいたんですよね…。

登場した新キャラはグレーっぽいロングヘアーの滑川玲ちゃんと黄色っぽいショートヘアーの神坂るなちゃん。2人とも楓ちゃん率いる新生徒会のメンバーですね。クラスは春香ちゃん楓ちゃん達とは別みたい。

なるほど…この形ならば確かに、同級生で新キャラ登場でも自然な形です。むしろこれからの3年生編の中心に春香ちゃんや楓ちゃんのいる生徒会を描いて、これまでとはまた一つ違った人間模様を描くことが出来ますね。

3年生、廃校、それに伴う廃校式…その辺りにも色々生徒会は絡んでいくでしょうし。

さて、新キャラの2人なんですが、登場した第一カットを見た瞬間に「あ、この2人デキてる」と思いました。いやだって2人してなんだか意味深な表情してうつむいちゃってますし頬赤らめてますし、大体お揃いの髪飾りとかなんなのさもう!!

そしてこの2人のうちの玲ちゃんの方が春香ちゃんに対して結構色々と核心に触れることを突っ込んでくるんですよね。「女性同士でお付き合いしてるって本当ですか?」とか…思えばこの作品内で、こんなストレートに聞いてくる人間って今までいなかった様なw

でも玲ちゃんが春香ちゃんにそんなことを尋ねてきたのは、自分自身がるなちゃんとそういう間柄になりたいから、なんですよね。

どうやらるなちゃんと玲ちゃん、デキているのかな…と思いきや、お互いのことを好き合ってはいるんだけれどまだそこまでの仲では無さそう?

春香ちゃんはその場では「そんな関係じゃない」と言ってごまかすんだけど(まあ春香ちゃんのことだから優ちゃんと付き合ってる認識は未だ無いかもしれませんが)、実際に春香ちゃんと優ちゃんがキスするところを玲ちゃんは見てしまいます。

2人のキスを目撃して「甘く包み込むような大人のキス」と一人ドキドキする玲ちゃん。しかし大人のキスって…春香&優はやっぱりそんなディープなキスをしていたのか(今更)

…まあ、あんだけ「んちゅ んにゅ」とかやってるんですからそりゃ、キスって言っても軽いライトなキスなワケありませんよね…w

そして2人のキスを目撃した玲ちゃんは意を決して、その夜に春香ちゃんに電話をしてきます。

曰く「私にキスの方法を教えて下さいっ!!」

これは勿論、るなちゃんとのキスを想定しているワケなんですよね。うーむそう来たか…そう来たかと言う感じです。

これまでは美月会長と言いスミスミ会長と言い、新キャラが春香ちゃん達に絡んでくるとダイレクトに春香&優の関係性を引っ掻き回しそうな感じでしたけど、今回はちょっと違う絡み方ですね。

新キャラの玲ちゃんは春香ちゃんに対して恋愛的な興味その他があるワケではなく、あくまで相手は自分の友人である(同じ新キャラの)るなちゃん。そしてどうアプローチすれば良いか分からないから、それを春香ちゃんに教えを請いたいと言うところなんですよね。

春香ちゃんが本当に玲ちゃんにキスの仕方を伝授するのかどうかは分かりませんが、玲ちゃんとるなちゃんとの関係は春香ちゃんに影響を与えていくことは間違いないでしょう。

優ちゃんのことを好きだと認識してはいても、もしかすると未だに付き合っているとは思っていない節もある春香ちゃんですが、その辺り含めて春香ちゃんの優ちゃんへの想いが、玲&るなの2人と絡んでいくことで前進して行きそうな、そんな気がします。

また、もしかすると…玲ちゃんの積極的な姿勢に影響されて楓ちゃんもゆずちゃんに対して動いていく…なんて展開も期待出来ちゃうかもしれませんね。

ともあれ、最終学年編がスタートした桜Trick。今後の展開も見逃せません!!


・幸腹グラフィティ
町子家母娘編、前回の話に対するアンサー回ですね。

明さん交えて3人で初日の出を観に行くんだけど、道中車の中でずっと重苦しい雰囲気のリョウちゃんとお母さん。明さんの言う通り「喧嘩中のカップル」ですよこれ。この雰囲気の中で運転してる明さんホント地獄でしょw

しかも明さん、仕事で徹夜続きで疲れているのにそんな中で運転してたとか…本当にお疲れ様です。明さんってリョウちゃんに対するセクハラだとかお酒好きな部分だとかが目立っちゃってますが、何気にすごい苦労人かもしれません。

さて、リョウちゃん&お母さんなんですが、初日の出の中、リョウちゃんは自分の素直な想いをお母さんに打ち明けます。本当はずっと寂しかったこと、だけど心配かけたくなくて言えなかったこと、お母さんのことが大好きだからこそ言えなかったこと…。

リョウちゃんがお母さんに…いや、作中全体通してもこれだけ自分の素直な気持ちをぶつけてきたのって初めてなのではないでしょうか。今までずっと、たくさんたくさん我慢してたんだよなぁ…そう思うとなんだか胸がチクっとなります。

しかしリョウちゃんとお母さん、本当に似たもの親子なんですよね。どちらも相手のことが大好き過ぎて、相手のことを思い過ぎるが故に本音も言えず、近寄れなくなってしまう。

だけどこの2人も、新年で本音を話すことが出来て…だからきっと、今年はこの2人にとっては今までよりもずっといい年になるんじゃないかな、とそう思います。


・アンネッタの散歩道
アンネッタの夢に出てきたのは母親と…そして、母親をかつて連れて行ったあの黒い騎士。そんなアンネッタに対して「目を覚ませ」と声をかけるのはビビ。

文明のめまぐるしさが嫌で妖精をずっと信じていたいアンネッタと、彼女から見ればその文明の申し子であるかの様にも見えるビビ。

この対比…いやこれ一体どうなっちゃうんですかね。ビビの声に応じてアンネッタが目を覚ませば勿論息を吹き返すのだけど、でも同時に妖精たちのことを忘れてしまうのかもしれない。だけどここで声に応じなければ自分の母と同様に…。

そしてメイヴ達との関係は?

この作品、次号予告を見ると「感動のクライマックス」とだけあるんですよね。どこにも最終回と言う予告は無いのだけれど、年明けに単行本3巻が出ることから言っても来月がラストと見て良いかもしれません。一体どう締めるのか…非常に気になります。


・うらら迷路帖
いよいよ九番占試験のスタートですね。今回、ダンジョンに仕掛けられた罠を皆で力を合わせてかいくぐって…と言う展開のせいか、まるで冒険モノの少年漫画を読んでいるかの様な楽しさがありました。

小梅・ノノ・紺の3人それぞれに、2カット分ぶち抜いての見せ場があるのも良いですね。しかしラスト、千矢の身に何が起こったのか…とても気になりますね。鍵はめでたくゲット出来たとは言え、まだまだ簡単には試験は終わらなさそうな気がします。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
第二ジョブ解放の為に訪れたロイゼル城、しかしそこで現れたNPCなお姫サマを見て、ずっと昔に少年ジャ○プで連載されていたレベ○Eと言う漫画を思い出してしまいましたwwやっぱりRPGのNPCってそうなりますよねw

いつまでも同じことを繰り返し喋り続けるし、こちらが真剣に話かけても勝手に会話を進めてくるだけでこっちの話なんて聞きゃしないし…まあ、NPCだから仕方ないんだけどw

ところで今月の話読んでて、改めて千絵理さんってすごく大きいんだなぁと思いました。ぽよんぽよんのたゆんたゆん。


・音無さんは破壊神!
今回センターカラーでしたけど、お風呂回と言う非常に正しいセンターカラーの使い方をされていましたね。うんうん、ちゅー太先生よく分かっていらっしゃる!!w

そしてお風呂回なんだけど、まさかの天使さん再登場でしかも一緒に銭湯入ってるし映画観に行ったり喫茶店行ったりとなんだか仲良く和んじゃってる感じに。

まあ、天使さんを味方に引き入れると言う目論見は失敗に終わったけど、でもこの天使さんは積極的にいりすちゃん達に敵対してくることは無さそうですね。本人も「地球がどうなろうが知ったこっちゃない」とか言ってる割に人間とは仲良くしたそうですし。

まあそもそも、彼女が神様に従ってるのは神様を弄って遊びたいから…みたいな感じですしね。あんな幼女にタバスコ入りハンバーグ食わせるとか鬼畜過ぎるわww


・かんきつパンチ!
前回の蜜柑ちゃんの変貌について、僕の予想は半分的中と言ったところでしょうか。蜜柑ちゃんの言う妹の柚ちゃんは単なる妹ではなく、彼女の中にいる別人格…と予想したのですが、本当に妹ではあった様です。

ただ、妹なんだけれど既にこの世から亡くなっていて、時折こうして、蜜柑ちゃんの身体に降臨してくる、と。そして蜜柑ちゃんの言動を見るに彼女は柚ちゃんが幽霊としてこの世に残っていることも、自身に憑依してることもきちんと認識してる様ですね。

ちょっと不思議な姉妹モノ…と言った感じになっていくのでしょうか。しかしこういう場合の常ではありますが、柚ちゃんのお姉ちゃん大好きっぷりがちょっとヤンデレ染みてて怖いですw


・しましまライオン
以前にキャラットにゲスト掲載された、はなこ先生の「しましまライオン」がまさかのミラクにゲスト再登場ですよ!! それも前回の続きではなく、新たに仕切りなおしと言った感じでの掲載ですね。

とは言え、基本的な設定は大体キャラット掲載時と似た感じ。シマシマから人間に生まれ変わった女の子と、ライオンから人間に生まれ変わった女の子、その2人が話の中心と言う感じですね。

縞崎まこちゃん(シマウマ)が人間に生まれ変わったのは勿論、ライオンなんかの肉食獣に追いかけられない平和な暮らしを手に入れたかったから。

それに対して来城いおんちゃん(ライオン)が人間に生まれ変わったのは、シマウマちゃんを食べたいからだなんて言ってますけどでも本当は「シマウマと仲良くなりたい」から、なんですよね。

2人(2匹?)のちょっと変わった友情がこれからどう育んでいかれるのかを見守りたいですね。いおんちゃんの「食べたい」と言うのがそのうち百合的な意味での「食べたい」に変化すると言う期待も出来なくはなさそうですしw

とりあえずはゲスト掲載と言うことなので連載化される様にまずはアンケで応援、ですね。


・モノクロお姉ちゃんの取扱説明書
ゲスト作品。仲良し姉妹モノだと思って読んでいたら…え、最後のページの展開はこれ一体何なの!?

あまりに突然過ぎる展開でちょっと何が起きたのか分かりませんでした…この唐突な展開が果たして吉と出るのか凶と出るのか。次回が楽しみな様なちょっと怖い様な…。


・箱庭ひなたぼっこ
ああ…この作品も今月で最終回となってしまいました。だけど、最終回をセンターカラーで終えられたのだから、作品として幸せなラストだと、そう言っても良いのかもしれません。

さて、今月は大晦日に橘センパイの家に皆で集まって…と言う話で、ひたすらコタツにみかんで暖まってたり多愛も無い会話をしていたりと、まるで最終回らしくない話だったのですが、でもそれこそ逆にこの作品らしいとも言えるのかもしれません。

しかし相変わらず会話劇がぶっ飛んでます。おかしいです。会話の流れから将来の夢みたいな話へ行くのですが、橘センパイなんて最初は「社会の歯車」とか夢も希望も無いことを言っていたのに、なぜか最終的には「家の地下に地球防衛軍の基地」「巨大ロボと戦う」とかなってますしw

おかしい…どうしてこうなったww

蘭ちゃんの夢は彼女らしく(?)、国費で秘境へ行って新種発見して名前付ける…なんてとんでもないこと言ってますけれど、でも作中で皆が言っている通り蘭ちゃんならば本当にやらかしちゃいそうな気もします。

そして千堂さんの、皆に対する会話の切り返しが辛辣過ぎます。「皆さんが変人なんです」って確かに本当にそうなんだけれどあまりにストレート過ぎるww

主人公のひなっちゃんは「お花屋さんになりたい」と一見とても普通な夢。しかし彼女と橘センパイの会話の中でハーブがどうこう言ってますけど、でもこのコ達がハーブって言うとなんだかとっても危ない植物脱法ハーブにしか思えてこないのは気のせいではないハズ。

いや少なくともひなっちゃんとセンパイはハーブやってる位あたまおかしい。

そんな彼女たちだけれど、最後は「未来でもこうやって集まれたらいいなぁ」と言うひなっちゃん。そして初詣へと繰り出していきながら、新入生が入ってきたら…なんて会話をしながら話は終わります。

最後はきちんと、彼女たちの進級と、これからも植物同好会での楽しい日常は続いていくんだろうなぁと言う締めでした。

今のきららミラクでは最も好きな作品の一つだったので、終わってしまうのはとても寂しいものがありますが、しかしこの作品らしいラストで良かったなぁと思います。

ちろり先生、連載本当にお疲れ様でした!! 来月発売のコミックスも楽しみにしています。

そして欄外には「ちろり先生の次回作にもご期待下さい」の文字。これは…本当に期待しちゃいますよ? ミラク編集部さん、お願いしますよ!!


・ミソニノミコト
サバ入りのぜんざいにウケましたw神様なのに食べ物を粗末にするんじゃありませんwww


・リメインズ・JC
前回の話の謎は謎のまま…桐島の妹と言って現れた彼女のことも、誰も記憶に無いと言っていますしね…もしやパラレルワールドか何か?

そしてこの作品、次号予告を見るになんと来月が最終回の様です。一体この話にどんなオチが付くのでしょうか。この世界の真相は何なのか、話のラストにどんな決着を付けるのかがとても楽しみですね。


今月は以上で。

ミラクもちょっと作品の入れ替わり時期に入っているのかもしれませんね。今月で箱庭が終了し、来月でリメインズと恐らくアンネッタも終了。

あとは上の感想では触れませんでしたけれどミソニノミコト辺りにもちょっと完結フラグっぽいものも感じましたし…あと数作品くらいはこの数ヶ月で終わりを迎えるのかもしれません。

ただ、その分ゲスト作品も多いですし、その中にはかなり面白いと思える作品も幾つかあるので雑誌としては特段心配はしていないですね。

いつまでも「ミラクらしい」誌面作りを続けていってもらいたいなぁ…と、そう願います。


Comment
この記事へのコメント
ここまでミラクを愛してくれる者は編集者達にとって感謝していると思います
しかし、依然としてこちらはヒット作に恵まれず、読者も少ないままなのは事実
そのためアンケートが集まらず、多くの支持が得られないまま打ち切られて新人が育たちにくい傾向にあります
きつく申し上げるとこちらの編集は告知が全くないままフェードアウトがした作家が多数であることも考えて上手く舵取りができてないように感じてなりません
ここから先はベテラン勢の立て続けの終了、ダンデはアニメが終わって掲載ペースの鈍化、桜Trickは進級していよいよ終盤へと突入・・・
下手するとこの雑誌の存命がかかっていることでしょう。最悪の事態にならないためにも、早めに多くの客を引き付けるヒットが出てほしいところです
2015/ 11/ 21 (土) 01: 04: 59 | URL | maruta # NkOZRVVI[ 編集 ]
>marutaさん
ミラクは販売書店の数、また書店での取扱部数から言っても本当に読者数が少ないんだろうなぁと思います。
フェードアウトうんぬんに関しては、元々編集が看板として推していた作品にそういった作品があることから言っても、編集の舵取りが不味い点があるのは否めないでしょうね…。

桜Trick・幸腹グラフィティ共に話が終盤へ差し掛かりつつあると思いますが、これらの作品が終わった時に雑誌がどうなってしまうかは考えると確かに怖いものがありますね。
編集の方にはなんとか雑誌の部数を伸ばす方策を練って頑張って頂きたいなぁ…と思います。
2015/ 11/ 25 (水) 18: 08: 04 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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