久々の日本産ワイン・甲州穂坂収穫2014。
2016年 02月 09日 (火) 21:57 | 編集
では、一昨日の晩に開けたワインの感想を。

一昨日は久々に、日本産のワインを開けてみました。ええ、日本産ワインと言えば当然、品種も日本固有の甲州種のワインですね。


本坊酒造株式会社・山梨マルスワイナリーの「甲州穂坂収穫2014」。

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本坊酒造さんは元々は鹿児島で焼酎だとかを造ってる酒造会社ですが、そこが山梨に作ったワイナリーが山梨マルスワイナリーだそうです。このワインはそのマルスワイナリーの代表的銘柄の一つみたいですね。

ちなみにお値段は地元のショッピングセンターで1500円ちょっと。甲州種のワインとしては平均的な価格かな、と言う感じです。


では、まず抜栓。栓は成形コルクを使っていますね。抜いた栓を嗅いでみると、さわやかな果実の甘い香りと、どこか日本酒っぽい様にも思える独特の風味が感じられます。

グラスに注ぐと色はかなり無色透明。非常に色の薄いレモンイエロー…と言うか、黄色みなんてほとんど感じられません。一瞬「日本酒?」と思ってしまう位の色調の薄さ。

でも甲州種のワインって、これくらいに色の薄いのも結構あったりしますよね。

香りは甘やか。ピーチ系のニュアンスが強く感じられます。それと、甲州種のワインによくある、ちょっとツンとした独特の匂いが感じられますね。


口に含むと…酸はそんな鋭い感じではないのだけれど、結構くっきりと、輪郭がハッキリしている感じ。そして甘さが控えめで、西洋品種のワインと比べると味の要素全体が淡くしとやかな印象を受けます。

この雰囲気…いかにも甲州種だなぁといった感じがしますね。

樽を使用しているらしいのだけれど、あまり樽っぽい感じはしないかな? いや、でもわずかにマロンの様なナッツの様な甘く香ばしい香りが漂うのが分かります。

後口には独特の渋みが口に残りますね。この渋さは普通、白ワインにはなかなか無い感じ。恐らく甲州種独特のものかと。だけど決して嫌な感じではなく、むしろ品種独自の個性として好ましく思います。

飲み進めると樽の風味がよりしっかり、前面に出てくる感じがします。と言っても例えば洋モノのシャルドネみたくごってりと樽を効かせた感じではなくって、あくまでほんのりとアクセントを添えているだけ、なんですよね。


さて、甲州種のワインと来れば和食との相性が良いことで知られますが、この日は天然ブリの刺し身及び天然ブリのしゃぶしゃぶと合わせてみました。

まず刺し身の方なんですがこちらの相性はバッチリ。白ワインって意外と醤油やわさびの風味と喧嘩してしまうことが多いのですが、甲州種のワインだとそんなことが全く無いのが良いですね。

しゃぶしゃぶの方は、これはもう言わずもがなバッチリ。力強いブリの旨味を受け止めつつも、ワインの爽やかな味わいが魚の脂っぽさを綺麗に洗い流してくれる感じです。


甲州種のワインは、和食に合うのは勿論なんだけれど、それ以上に食中酒としてホントもってこいなワインだなぁと改めて思いました。勿論ワイン単体で飲んでも楽しいんだけれど、でも食事と合わせることでより一層輝きを増す、そんなワインだと思います。


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