「まんがタイムきららミラク'16年5月号」感想。
2016年 03月 19日 (土) 11:11 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、行ってみましょうか。


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・表紙
今月の表紙は「うらら迷路帖」。主役4人組勢揃いで華やか・賑やかな感じですね。

そしてそしてなんと…この作品、アニメ化決定です!!

いやはや…ビックリだ。まあ、はりかも先生はきららミラク創刊号からずっと連載続けている作家さんですし、前作の「夜森の国のソラニ」からその実力・人気共に充分なのは分かっていたのでいつかその作品がアニメ化と言うことも起こりうるかとは思っていましたが…。

それにしてもミラク、創刊した時はきららの中でもマニアック路線の雑誌だし、アニメ化なんてものとは永遠に縁の無い雑誌だと思っていましたが、いつの間にやらこれでもう4つ目のアニメ化作品となるんですよね。うーん…本当にビックリです。

しかし「うらら迷路帖」。この作品アニメにするのは相当難しいんじゃないかと、個人的にはそう思います。

ミラクでアニメになった作品のうち、「桜Trick」「幸腹グラフィティ」は原作中でも毎回キスだったり食事だったりと言う、一話ごとの核になるシーンがあるので、それを中心に描いていけば15分単位なり30分単位なりのアニメには比較的しやすかったんじゃないかと思います。

でも「うらら迷路帖」にはそういった毎話ごとのお約束的な見せ場シーンがあるわけじゃなく、それでいてストーリー的にはかなり筋がしっかりしている。これ、原作中のどの辺りの話までやるとかその辺りからまずしっかり決めないと中途半端なアニメ化になりそうです。

加えて絵。はりかも先生の美麗丁寧な絵、その画力は創刊当初からずっとミラク内でトップクラスかと思いますが、果たしてこの絵柄で生み出される緻密な世界観を、どこまでアニメで表現できるのかなぁ…と言う。

まあ、とりあえずは続報待ちってところでしょうね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・うらら迷路帖(1本目)
表紙に引き続いて巻頭カラーもこの作品、そして今月はなんと2本立て掲載ですね。今思えば、アニメ化が決定したからの2本立てと言うことだったのでしょう。しかしミラクの作品って掲載ページ数多いのに2本立て、更にカラーって…はりかも先生がご無理されていなければ良いのですが。

さて、九番占試験に合格していよいよ今回から新展開ですね。棗屋の4人は九番地の全寮制の占学校に通うことになったみたいですね。しかし入学早々…本日中に所属する研究室と先生を決めてこないと退学とか、いきなり厳しいなw

まあでも恐らく、この辺りでも生徒の資質を見ようとしているんじゃないのかな、と。実際今回も紺ちゃんの占いで研究室を決めたりしていますし、どんな方法でどうやって研究室を選ぶか。それで選んだ研究室がその本人にとって合っているかどうか。

そんなのひっくるめて全てが試されているのだと、言わばもうこの時から八番占試験は始まっているのだと、そう言うことなのかもしれません。

そして千矢ちゃん達の前に現れた謎の少女…彼女の正体は? てところで2本目へ続きます。


・桜Trick
先月の話は修学旅行のスケジュールをどうするかと言う内容でしたけど、今月、もう修学旅行に入っていた様ですね。それも一日目の日程はすっ飛ばして、二日目の自由行動編。

今回まず、自由行動でのお茶屋さんでの皆の会話。ここで「将来の夢」と言うキーワードが出てくるんですよね。まあ考えてみれば春香ちゃん達も3年生へと進級したワケですし、そう言ったキーワードが出てくるのも不思議では無いのですが…。

しかしやはり、将来とか進路とかそう言ったワードが出てくると作品も終盤に入りつつあるんだなぁと言う気持ちになりますね。少し、寂しいような不思議な気持ちになります。

まあ、とは言え春香ちゃん、今のところは優ちゃんのことで頭が一杯で、自分自身が何をやりたいかと言うのは全く考えていないようですがw

そして今回、皆が街歩きしている途中で別グループのコトネちゃんにバッタリ…と思ったら様子がおかしい。なんとコトネちゃんではなく、コトネちゃんのお姉ちゃんでした。

コトネちゃんのお姉ちゃん、連載初期の頃にコトネちゃんの話の中に出てきたんですよね。コトネちゃんが高校生活を精一杯前向きに生きようとしているのは、お姉ちゃんに「3年間って短いよ」と言われたのがキッカケ、なんですよね。

家を飛び出してしまってるコトネちゃんだけれど、どうやらお姉ちゃんとの関係性はかなり良好の様ですね。今回の話においても、コトネちゃんとしずくちゃんの関係性を知ってて認めている様な感じでしたし。

良好と言うよりはむしろ頼れる姉、コトネちゃんの人生に影響を与えている人と言っても良いのかもしれません。

しかしコトネちゃん関連の諸々、一気に話をたたみに来そうでそうでも無いな…と思ったのですが、お姉ちゃんが今回登場したことで何かまた一歩前進があるのかもしれません。

コトネちゃんと合流出来たお姉ちゃんが何やら話し込んでるコマが1コマありましたが、もしかするとここで例の…許嫁うんぬんだとかその辺りの話をしているのかもしれません。同じコマ内にしずくちゃんもいますしね…。

さて今回なんですが、久々に桜Trickらしいキス…シチュエーションにコダワリのあるキスが来ましたね。

修学旅行と言えば当然、大浴場での入浴がつきものなんですが、優ちゃんと2人でお湯につかりながら「別のこともしたいなぁー」とおねだりする春香ちゃん。

これは優ちゃんの「枕投げ」に対する返答なんですが、春香ちゃんの言う「別のこと」が何を意味するか。当然、キス以外の何者でもありません。一度はこばむ優ちゃんなんだけど、でも露天と内湯との境は曇りガラスだから誰にも見られないだろうし…。

と、お湯に浸かりながらくちづけを交わしちゃうんですよね。2人とも裸と言うのもあってなんだか妙に艶めかしいキスでした。と言うかハダカでぴったり密着しながらキスって…それってもうぶっちゃけ百合セック(ry

しかしこれ…ホントにバレてないのかなぁ。次のコマの楓ちゃんとか実は完全に気付いてるんじゃないの?と言う気がしてなりませんww


・幸腹グラフィティ
前回に続いてきりんちゃんのもやもや編。椎名さんに言われたことが引っかかってずっともやもやしたままのきりんちゃん、誰かに相談したくって、大学生なら答えが出せるんじゃないか…そう思って相談したのは内木アキさん。

しかしもう…完全に一刀両断ですねこれは…まあ、アキさんのあの性格・モノ言いならばこうなるのは分かっていた様な気もしますが…それにしても本当に容赦無いなぁw

まあ、正論ではあるんだけどね…きりんちゃんの奥底にあったもやもやの正体、それを思いっきり鷲掴みにして引きずりだしちゃってる感じですね。

結局、きりんちゃんの奥底にあるもやもや、それって突き詰めれば「寂しい」てことなんですよね。多分彼女も本当は、大学行くのならこのままリョウちゃんの家から通うのよりももっと学校近くに引っ越すなりした方が良いと言うことはわかっているんです。

でもやっぱり…リョウちゃんと離れるのは寂しくって、だからリョウちゃんの家から通う以外の選択肢を考えないようにしていて、それがきっともやもやになってたんじゃないかな、と。

だけどきりんちゃん、決意を決めるんですよね。卒業したらリョウちゃん家を出て行く、と。しかし今度はそれを受けたリョウちゃんが…!!

今度は次回から、リョウちゃんのアンサー編と言う形になるのでしょうか。そしてこのまま行くと、卒業と同時に皆別々の道を…てなるだろうし、そうなるとこの作品は彼女らの卒業と言う形で一区切りとなるのかもしれませんね。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
赤音ちゃんが光理ちゃん=ヒカリ☆に気付いた…と思ったらそうでも無かった件。更に、千恵理さんの方も赤音ちゃん=キャロラインと気付いた…と思ったらそうでも無かった…ってホントどっちも大概に鈍いな!!w

しかしこれ…むしろ逆に光理ちゃんはずっと気が気じゃないのでは? どっちもの正体を知っていて間に挟まれた様な感じのまま、でもどっちの正体もお互いにバレない様にしなきゃ…とかずっと考えながら生きていくことになりそうで不憫w


・ラストピア
ホテルにお客さんがやって来た…と言うのは新しい展開ですね。いやむしろ、今までずっとリッタきゅん以外にお客がいなかったことの方がおかしいんですけどねw

お客さん…と言うか、取材に訪れたと言う記者さん。記者さんいわく、どうもこの島には色々とオカルトじみたウワサがあるみたいですね。でもこのオカルト、案外とリッタきゅんの言った「住民の記憶が次々消える」が本当にありそうな気もします…。

しかし、オカルトの真相を確かめに来たハズの記者さん、リッタきゅんの案内のおかげもあってかなんだかんだで普通に島を楽しんだみたいですし、それを元に観光促進の記事を書いたりしてくれる様ですし、まずはめでたしと言ったところでしょうか。

それと今回、雑貨屋のオーナーさんと言う新キャラが登場。ロリババァと言うまたきつい個性のキャラをぶっこんできたなぁ…とw

これでこの作品、何気にボクっ娘、幼女、幽霊娘、ロリババァと色々な属性てんこ盛りになって参りました。作品自体はそういう特殊属性のキャラでどうこうって作品じゃあないのに、なんでこんなに色々な属性がこんなに自然に溶け込んじゃっているんだ…。

とりあえず記者さんの方はともかく、ロリババァ雑貨屋のオーナーさんの方は今後も色々と出番ありそうな感じですね。何気に今回の扉絵にも出ていますし。リアル幼女と2人で。


・カラフル・マキアート! -魔法少女は戦わない。-
部活の予算会議でプラムブロッサ…じゃなくて生徒会長と激突(?)な話。しかしなんかもう登場人物全員がどんどんアホの子化していってますねこの作品w

カラフル・マキアートになんとか一泡吹かせてやろうと、予算会議の場で却下してやろうとくわだてる梅会長。しかし彼女の思惑とは裏腹に、カラフル・マキアートは超低予算で満足なのであった…。

まあ実際、カラフル・マキアートのアレは梅会長の思っている様なコスプレ衣装ではなく、全て自前の魔法少女装束だからお金なんて要らないわけで、彼女たちの活動内容にかかる費用と言うのもほとんど何もないワケで。

だから5000円も予算貰えればそれで充分って言うね…だけどこれ、結果的にカラフル・マキアートも満足してるし生徒会的にも予算を抑えられたんだからwin-winなんじゃないのって言うw

まあ、梅会長一人だけ悔しそうな感じではありますが…うん、カラフル・マキアートの面々の皆そろってアホだけど、梅会長はその上を行くアホっぷりだと思います。


・音無さんは破壊神!
76ページのすずちゃんのセリフは全読者の気持ちを代弁していると思います。ええ…ホント皆なんで神様たちの格好に誰も突っ込まないんだよ!! もうね、僕は前月のラストの段階でそう思いましたわw

しかし神様たちの格好に誰も突っ込まないの、やっぱり天使さんがなにやらフィルターを仕込んでいた様ですね。まあでも逆にそれ無かったら大パニックになっちゃうからこれで良いのかもしれません。

うん、神様の格好がそのまんま一般生徒に目撃されてたら、変質者が現れたって大騒ぎになっちゃいますよねw

しかし最後の神様と天使のやりとりにちょっと不穏なものを感じますね。音無さんの中に封じ込めた力を回収するための「アレ」とは一体…?

破壊神モードの音無さんを無力化する為にやったのが「神の左腕」だったから、そうなると今度は「悪魔の右腕」でも発動させるんでしょうか(違


・しましまライオン
体育の授業な話。しかしやっぱりと言うかなんと言うか…元動物の皆さんは身体能力が凄いんですねぇ。まあもっともまこちゃんの場合は、元々の身体能力だけじゃなくって、ライオンハイエナに追われる恐怖が走りを加速させてると言うのはありますがww

しかし千鳥ちゃん。人間になりたくてなったワケなんだけれど、それでもやっぱり、空に対する未練は残っていたんですね。まあ確かに鳥にとっては飛ぶと言うのは何よりも大事なものの一つで、空とずっと一緒にいた彼女たちならば人間になっても空を忘れられずにいるのも当然かもしれません。

そんな千鳥ちゃん、陸上部と言う新たな自分の居場所を発見出来たみたいですね。人間の身体でも陸上競技で飛ぶことならば出来る。まこちゃんのセリフじゃないけど、こっちでも楽しく飛んで欲しいですね。


・かんきつパンチ!
前回初登場の新キャラ、上級生2人組の王子&姫こと翼さんとななみさんが早くも再登場するとは思いませんでした。おまけに彼女達はお茶部で、実桜ちゃん達を誘いに来た…そしてすずちゃんが乗り気で入ってしまい、実桜ちゃんも成り行きで…。

これもう、上級生2人組は完全に準レギュラー入りってことで間違いなさそうですね。そして今回は生徒会があるからと逃げた蛍ちゃんと、もう一人の自分(妹の柚ちゃんですね)に聞くと保留にした蜜柑ちゃん。この2人がどう動くか。

なににせよ、翼さんは今のところただ一人、天才自由人の実桜ちゃんのペースをかき乱せる貴重な存在ですし、お茶部の中での皆がどんな交流をしていくのかが楽しみですね。


・やさしい新説死霊術
今回、ゴース子ちゃんがかわいいなぁ…と感じました。いや、人型になったゴース子ちゃんじゃなくって元々のよく分からない幽霊みたいなおたまじゃくしみたいな形のアレね。

勿論人型ゴース子も可愛いのですけど、元々ゴース子ちゃんって非常にマスコット的な愛らしさがあるなぁ、と。ぬいぐるみとかにしたらすごく良さそうな気がします。編集部さん、読者プレゼントにどうですか!!w

そして人型になったゴース子ちゃんとトアちゃんのデート。ゴース子ちゃんに冷たく当たってたトアちゃんですが、別にそれはゴース子ちゃん自体を嫌いなんじゃなくって、精霊魂が苦手だから、なんですよね。あと、素直になれない彼女自身の性格の問題と。

それにしてもまさかゴース子ちゃん…人型から戻る前にトアちゃんにキスしちゃうとはね。もしかしてゴース子ちゃんがトアちゃんに懐いていたのって、ペットがなつく的なのじゃなくって百合的なモノだったんですか(歓喜)

ここ最近、きららミラクは創刊当時に比べて全体的に百合っぽくなってきているなぁと思っていましたが、間違いなくこの作品がその原因の一つかと思います。今月のミスト×リンリと言い…いいぞもっとやれ!!w

あと何気に今回の人型ゴース子ちゃんを見た時のミストさんのセリフ、重要な気がします。曰く「ベースは血縁者、例の妹さん」。

これ、ソレイユちゃんには亡くなった妹がいて、死霊術師を志しているのもその妹を蘇らせたいと考えているとか、そういう辺りの話なんじゃないかなと言う気がします。そうなるとこれはちょっと悲しい話にもなりそうな予感…。


・ミソニノミコト
瑞穂ちゃんがクリスマスなのに風邪引いて…と言う話だったのですが、ミソニが作ってきたサバ味噌雑炊はちょっと本当に美味しそうです。味付けはサバ味噌だけで充分でしょうしサバ味噌は缶詰使えば簡単だし…これ本当に風邪の時とかにいいかもしれない。

それはそうと、来月でいよいよこの作品も最終回です。確かに受験が近づいてきたり、ウノハナちゃんが海外に行くと言う話があったりと話が終わりに近付いている感はありましたが…しかし今回の話だけ読むとあまり最終回直前と言う感じはしないですねw

一体どんなラストで締めてくれるのか…寂しいですが楽しみにしたいと思います。


・うらら迷路帖(2本目)
1本目の話で出てきた謎の少女。その正体は…てところなんですが、まあ彼女が九番占試験もう一人の合格者だろうと言うのは簡単に想像が付きました。しかし彼女と千矢ちゃんとのつながりが分からないままですね。

もしかして、単に夢占いで千矢ちゃんの姿を見かけたから、それで探していただけなのか。いや…多分それだけではないでしょう。何かきっと因縁めいたものがあるんじゃないかな、と。

そして辿り着いた、目的の研究室。何やら不穏な匂いしかしませんが…いざ突入といったところで次回へ続く、と言う感じですね。


今月は以上で。

それにしても…「うらら迷路帖」アニメ化かぁ…。ホント、冒頭にも書きましたけどまさかミラクが、アニメ化作品が4本も出る様な雑誌になるとは思いもしませんでした。

個人的にはアニメ化自体は手放しで喜ぼうとは思わないですが、でも今のところミラク作品に関してはアニメ化がマイナスに感じられたことは無いですし、雑誌自体の盛り上がりに繋がると良いなと思います。


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この記事へのコメント
アニメ化おめでとうございます
しかし、偶然アニメ化が続いてるからといって油断は禁物です
ましてや他所をあてにして殿様商売なんて続けていたら、未来永劫誰も喜ぶことはありません
実際のところ、本気でこの雑誌を愛する読者は希少価値で、貴方のような人は探してもなかなか見当たらないのです
雑誌自体も未だに知名度が低く、取り扱い店舗も少ない状況であるため、編集達には大きく売り出せる方針を考えていただきたい限りです
2016/ 03/ 20 (日) 06: 32: 16 | URL | maruta # JalddpaA[ 編集 ]
>marutaさん
仰るとおり、ミラクを好きな人は少数派なんだと思います。
ツイッターの自分のフォロワーさんにはこの雑誌を好きな人も多いですが、でもそれはごく一部のディープな読者で、一般的な層にはまだまだ知名度も低いのが現状だと思います。

アニメ化等で露出が増えるのは良い機会なので、編集部の方には売り出し方法を考えてもらいたいと言うのは同感です。
2016/ 03/ 20 (日) 17: 08: 55 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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