2016年2月・瀬戸内の旅(7)
2016年 03月 30日 (水) 07:05 | 編集
- 三日目(その1)・周防大島から松山、そして下灘の駅へ -

2/20(土)。今回の旅行も三日目となりました。そして天気はあいにくの雨模様…昨日の昼過ぎから曇りがちになってはいましたが、とうとう本格的に降り出してしまいました…。

この日は周防大島を出て、四国の松山へと向かいます。まずはホテルで朝食。朝食はバイキング形式のスタイルでしたけど、自家製のクロワッサンがとても美味しかったです。外側パリッサクッ、そして内側はふんわりと言う食感でバターの風味たっぷり。


朝食を済ませ、ホテルの方に港の方まで送って頂きます。松山への船は伊保田の港から出港するのですが、伊保田の港は昨日訪れた陸奥記念館よりも更に向こう。ホテルからは車で20分ほどかかります。

雨の中、車を出して送って下さったホテルの方に感謝。改めて、サンシャインサザンセト、良いリゾートホテルでした。


伊保田の港。

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簡素な待合室があるだけの、なんとも寂しい港です。でもここから松山行きのフェリーが出るんですよね。


そしてこれがフェリー。でかいです!!

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船内は1F部分が車を積める様になっていて、上が客室になっています。そして客室なんですが通常の座席だけじゃなく、寝台列車のゴロンとシートみたいに寝そべってくつろげる区画が真ん中にあるんですよね。

結構たくさんの人がこの区画に、靴を脱いであがってくつろいでいました。

ちなみに写真は松山到着後に撮ったので無人ですが、実際には結構たくさんの乗客がありました。それも伊保田から乗った人は少数なので、大半が柳井からの乗客なのでしょう。


船は8時23分に伊保田を出港。天気が良ければ甲板に出て潮風にあたるのも良いのですが、あいにくの雨なので座席に座っておとなしくすることにします。

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雨天だから窓から見える風景もどんよりとしています。海も島も全て灰色の世界。灰色の段階。

しかしフェリーは一体どれくらいの速度で走っているのでしょうか。すごくゆっくりと進んでいる様に見えてまるで動いている感覚がありません。揺れもほとんど感じられないんですよね。なるほど…快適と言えば快適ではあります。


伊保田を出て1時間ちょっと。9時半に四国の松山・三津浜港に到着しました。しかし周防大島から四国まで、フェリーで1時間で着けちゃうんですね…本州の山口県から橋で渡れて、そのまま島の反対側へ抜ければフェリーで松山へ…。

なるほど、確かに周防大島と言うのは瀬戸内海に浮かぶかなり大きな島なのだなぁと再確認。


さて、三津浜の港は松山の中心街からは結構離れているのでまずは街中を目指します。とりあえずタクシーに乗って伊予鉄道の三津駅にやって来ました。

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なかなかに感じの良い駅舎ですが、中に入ってみると天井近くにステンドグラスが貼り巡らされていたりでびっくりさせられます。うーん、まさかこんな地方の中小私鉄でこんな凝った駅舎に出会うとは…。


伊予鉄道の3000系。

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分かる人には分かります。ええ、元・京王の3000系ですねwかつては井の頭線を走っていたこの車両が四国の松山で元気に今も走っています。

ちなみに伊予鉄道、数年前に松山へ訪れた時に路面電車の方は乗ったのですが、郊外電車の方は今回が乗るのは初めてですね。


三津から古町までこの電車に揺られて、そして古町で路面電車に乗り換え。

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松山の駅前までやって来ました。


ここでまず、本日の宿へちょっと寄ります。と言ってもまだ午前中。当然チェックインは出来ないので荷物を預けるだけ。

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JR松山駅のすぐそばにあるターミナルホテル松山。松山駅に一番近いホテルを謳っていますが本当に近い。松山と言うと道後温泉のイメージが強いのですが、駅前の便利な場所にもきちんとホテルあるものですねぇ。


さて、今日はこれから、「海に一番近い駅」として有名な下灘駅に立ち寄りつつ、午後の「伊予灘ものがたり」乗車の為に八幡浜へと向かうのですが、列車の時間までまだちょっと時間があります。

どうしようか…と思ったところで良さ気な喫茶店を見つけたので入ってみました。

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ホテルのすぐそば、路地を入ったところにある「時計台」という喫茶店。店内では雑貨の販売なんかも行われていて、クラシカルでお洒落な雰囲気の喫茶店。とても静かで落ち着いていて、また禁煙と言うのが嬉しいところ。

コーヒーはマンデリンを頼んでみたのですが、心地良い苦味と、それに非常に香ばしい、なんとも言えない良い香りがあります。

コーヒーに対してはお酒ほどのコダワリがあるわけじゃあないですが、それでもたまにこうしてまっとうな喫茶店で、ブレンドじゃなく単一豆の個性をじっくり味わってみたくなります。

本当に美味しいコーヒーでした。時計台、松山の駅近くではオススメの喫茶店かと。


さて、それでは…いよいよ下灘の駅へと向かいます。

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予讃線の普通列車、車両はキハ54。二扉の車体に車内はオールロングシート。その為、なんだかやたらとシートが長~い、本当の意味でのロングシートとなっています。そしてこのシート、座席の区画が一人分ずつハッキリと区切られているんですよね。

あと、ヘッドマークがポイント。四国の車両はこの地出身の漫画家やなせたかしさんにちなんでか、アンパンマンのキャラクターをあしらった車両が多いのですが、このキハ54のヘッドマークにも何やら描かれていました。天丼マン…じゃないよね…?

宇和島行きの普通列車は11時40分に松山を出発しました。このキハ54、単行で走る軽快気動車に近い雰囲気の車両ではあるのだけれど、意外に良いエンジン音していますね。床下からガガガガガガッ…ゴーッと響くエンジン音がたまりません。

そして駅に近付く度に運転席から聞こえてくるATSのキンコン音…。


車窓は松山を出てすぐに街を抜け、こんなローカルな田園の風景に。

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更にしばらくすると列車はずっと海沿いを走っていく形になります。かなり景色が良い…が、残念なのはこの天気。晴天であればさぞかし爽やかな、良い眺めだったことでしょう…。


そして12時25分。下灘駅へと到着しました。

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ここが下灘…青春18切符のポスターにも何度か使われ、海に最も近い駅として有名な下灘駅です。さあこれより、次の列車が来る約1時間後まで、この駅をじっくり堪能しようと思います。


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