「まんがタイムきららミラク'16年6月号」感想。
2016年 04月 17日 (日) 15:12 | 編集
それでは、昨日発売のまんがタイムきららミラク感想、行ってみましょうか。

…発売日翌日に感想上げるとか随分久々な気もします。まあ、最も読む&感想書くモチベーションの上がるミラクで、なおかつ発売日翌日がたまたま休みだったからこそ出来ることなんですけどねw


kirara_miracle201606s


・表紙
今月の表紙は「うらら迷路帖」。表紙には大きく「アニメ化決定」の文字。アニメ化自体はもう先月に発表されましたけど、ここでまた大きくアピールしてきていますね。当面はこの作品表紙固定で推していく感じになるのでしょう。

そして先月は4人勢揃いの表紙でしたけど、今月は千矢ちゃん1人のみ。それにしてもこうして見ると千矢ちゃん、実は美少女なんですよね…まあ、作中だとなんだか野生児っぷりだけが際立っちゃってる気もしますけどw

あと、ピンクの着物がカラフルポップで可愛らしい。思ったのですがはりかも先生って、前作のソラニみたいなちょっと暗い色調の中にあるカラフルさも良いのですが、今作みたいな明るいトーンでのカラフルさを、ポップさ強めで描かれた方がより絵の可愛さだとか際立つ気がしますね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・うらら迷路帖
前回のラストで遂に到着した目的の研究室。なんだか不穏な匂いしかしていなかったのですが…扉を開けてみたらこれまた予想外と言いますかw

なんか物凄くものぐさと言うかダメな大人と言うか、ある意味で浮世離れしちゃった様な先生が出てきちゃいましたね。自分の研究のみに没頭していたいから弟子を取るつもりは無い、立ち入り禁止の張り紙等で物騒にしていたのも全て生徒を遠ざけるため…。

うーん、こういうタイプの人が出てくると言うのはもう完全に予想外でしたね。もっと本当に危ない(生命的に危険とかそう言う意味で)人が出てくるんじゃないかって思っていましたから。

しかしなんだかんだで、千矢ちゃん達4人に加えて前回の話に出てきた謎めいた少女・臣ちゃんも仲間に加えて無事に先生を説得(?)して弟子入りすることに成功。

まあ、先生としても千矢ちゃん達に興味を惹かれるものがあったのでしょうね。もしかするとそれは、彼女の研究にも何か新しい発見や変化をもたらしてくれるものなのかもしれないですし。

それにしても新キャラの臣ちゃん、小さくて可愛らしくて良い感じですね。彼女と、棗屋4人組とのこれからの絡みが色々と楽しみです。


・桜Trick
コトネ×しずくのカップル、とうとう動き出したなと言う感じですね。前回の話で、コトネちゃんとお姉ちゃんが何やら話し込んでいるコマがありましたけど、今回はそこでの会話内容にスポットを当ててきました。

コトネちゃんの姉・鳴子さんに対して「コトネを私にください!」「好きなんです」と本心をぶつけるしずくちゃん。そしてコトネちゃんも「しずくちゃんが好き」と気持ちを打ち明けます。

それに対して「それじゃダメね」と言う鳴子さん。でもそれは、彼女らの気持ちを否定しているのではなく、このまま現状維持ではダメだから、前へ進む努力をしなさいってことなんですよね。

そして、無理なら協力もすると言ってくれます。やっぱり鳴子さんは思った通り、コトネちゃん達の味方だった様ですね。

しずくちゃんが勇気を出して鳴子さんへ本心をぶつけたことに打たれたのか、また鳴子さんの後押しもあってか、コトネちゃんもどうやら覚悟を決めた様ですね。修学旅行を終えてそのまま、しずくちゃんの家へと戻って行きました。

勿論、コトネちゃんがしずくちゃんの家を出た原因となっている問題は解決していないままです。婚約者(森島さん?)から逃げる為に家を出たのだと思われますが、その辺りは今後、正面から立ち向かって行くのでしょう。

いよいよ、コト×しずに関しては正念場と言う感じですね。連載初期からずっとこの2人の関係の後ろに影をさしていたもの、それに対して向かい合う時が来たのだと思います。

この先2人がどうなるのかは分かりませんが…でもきっと、タチ先生なら、この作品なら安易なバッドエンドなんて無いと、そう信じています。

さて、コトしずについてはそれ位で。もう一組のカップル…と言うか主役カップルの春香×優なんですが、今月はほぼギャグ要員だった気も。優ちゃんと一緒のバスに乗る為に優ちゃんのスカートの中に隠れようとするとか、ホント春香ちゃんはブレないなぁと思いますw

あと、優ちゃんへのお土産に大きく名前書いた→大オチは予想通りでしたww

それともう一組のカップル。3年生進級編からの新キャラとなる玲×るなの微妙な進展具合も何気に見どころかと。いや…これ全然進展しているとは言えないですね…。

でもこの2人が話の大筋の合間にこうやって入ってくるの面白いですね。登場当初はもっと春香ちゃん達を引っ掻き回すかと思われたこの2人ですが、むしろそんなことは無くって本編と関係無くどんどん迷走していく玲ちゃんの想い…ああ、2人がちゃんとくっつく日は来るのでしょうか。

あと、今月個人的に一番ツボだったのは、鳴子さんがしずくちゃんに初めて話しかけたシーン。とっさに「南なぎささん」と言ってしまった辺り、どうやら野田家の人達にとってなぎさちゃんは相当なインパクトのある人だった様ですねw


・城下町のダンデライオン
きららには色々な金持ちお嬢様世間知らずキャラがいますけど、それにしても新キャラのアンジェリカ王女の世間知らずっぷりはすさまじいですね。いやもうこれ世間知らずがどうとかそういうレベルじゃない!!

でも実際…お城から外へ出たことが無い様な本物のお姫様ってこんな風なのかもしれませんね。いやでも、それでもさすがに普通は「お金」の概念ぐらいは知ってますよね?w

あと、「お手洗いならもうひとりでいけます」と言ってますが、やはり一人で出来る様になるまでは茜ちゃん辺りがずっとお世話(意味深)してあげたのでしょうか?

アンジェちゃんがおしっこした後を茜ちゃんが拭き拭きしてあげて…とか妄想が捗りますな!!


・幸腹グラフィティ
今月は椎名さんの心の内面回でした。いやはや…まさかそう来るとはホント思わなかったですよ。

前回の話で、きりんちゃんがリョウちゃんの家を出て行く決意をして…と言うのがラストだったから、今回からはリョウちゃんのアンサー編になるのかなと思ってたんですよね。でもまさか、ここで椎名さんにスポット当てるとは…。

元々きりんちゃんがリョウちゃんの家を出ることに決めたのは、椎名さんのアドバイスがあったからなんですよね。でも、それで今度はリョウ×きりんの間がちょっとギクシャクしてしまっていて、それに椎名さんは責任を感じている。

だからリョウちゃんにも本当のことを打ち明けて謝りたい…それもあって今回、椎名さんとリョウちゃんと2人で会ってと言う話になったんですよね。

でも椎名さんの心の内、そんな簡単なものじゃなかった。本当は椎名さん、リョウちゃんときりんちゃん2人の間に入れないことに寂しさを感じていたんですよね。2人の絆って本当に固くて強くって、だからもしかすると椎名さん、3人でいても1人みたいな寂しさをいつも感じていたのかもしれません。

リョウちゃんに打ち明けて謝って、そしてリョウちゃんを元気づけるつもりでいたのに、だけど結局自身の本音を全て打ち明けてしまった椎名さん。

きっと凄く、すごく怖かったんだと思います。だってそれを言ったら…大好きなリョウちゃんにもしかしたら嫌われてしまうかもしれない。面倒だと思われてしまうかもしれない…。

でも目の前のリョウちゃんは全てを笑って受け止めてくれた…そう、そうなんです。リョウちゃんってこういう子なんだよなぁ。自身も今までずっと、色々寂しい思いをしてきたのに…いや、だからこそ他人の寂しさも全て受け止めてあげられるのかもしれません。

それにしてもこの作品は…と言うか、川井マコト先生はこういうキャラの心情描写的な話を描かせるとホントに上手いなぁと思います。ミラクでは勿論、きらら全雑誌の中でもトップレベルに上手だと思います。

また今回、りんご飴と言う小道具の使い方もいいですよね。椎名さんとリョウちゃん、それにきりんちゃんと3人が初めて揃った時に出てきたりんご飴。

その時はリョウ&椎名が仲良くしていることに嫉妬したきりんちゃんの気持ちを察して椎名さんが彼女へ渡したアイテムでしたけど、今回はその時のきりんちゃんと同じ様な表情をしていたから、と言ってリョウちゃんが椎名さんへ差し出すんですよね。

りんご飴を通じて透ける椎名さんの本音の描き方も素晴らしいです。椎名さん、本当はあの時も辛かったんですね。彼女にとってリョウちゃんは初めて普通に話せた友人、特別な相手。だけどそんな初めて仲良くなれた相手が他の子と仲良くしている姿が辛くて…。

椎名さん、顔には出さないけど今までずっと辛い想いをしてきたんですね。彼女みたいに元々友人が少ないタイプの人にとっては、自分にとって本当に仲良く出来る相手が出来たのに、それが他の人ともっと仲良くしていると本当に辛いんだと思います。なんとなく、自分にも経験あるなぁ…。

そして今回の話、椎名さんの心の話ではありましたけど、それを通じてリョウちゃんのもやもやも解消出来たんじゃないかなと言う気もします。勿論それですぐにきりんちゃんとのギクシャクが完全に無くなるとは思わないけど、でも少しずつ前進に向かっていく。そんな気がします。


・カラフル・マキアート! -魔法少女は戦わない。-
今回は皆で魔法少女ショーを観て…と言う話でした。きららに魔法少女ネタの作品はしばしば出てきますけど、しかし魔法少女が魔法少女のショーを見学と言うメタ的なネタってあんまり見たことないですよねw

しかし、肝心の魔法少女ショーよりもその次のヒーローショーの方にむしろ皆釘付けになっていた気が…まあ実際、彼女たちって魔法少女と言いながらもそれぞれのテーマカラーが5色に分かれていたりと戦隊モノっぽいですしね。

ヒーローショーを観た後の彼女達の色ごとの反応もお約束だけどグッド。それにしてもやっぱりイエローはカレーなんですねぇ。あとピンクはお色気担当だから見習いたくないってw

それにしてもこの作品、回が進むごとにどんどんおバカな感じが増していて良いですね。ミラクって元々ファンタジー要素の強い作品が多い印象ありましたけど、でもガチ過ぎるファンタジーものよりもこういうおバカ日常系にファンタジーを少しプラス位の方がかえってミラクらしい気もします。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
いやはや…そう来たかと言う感じ。いつチェリム(千絵理さん)⇔キャロライン(赤音ちゃん)がお互いに気付いちゃうんだろうとか思ってたらまさか、光里ちゃんが全てをあんこちゃんに打ち明けてしまうとはね。

まあでもここで、光里ちゃんが打ち明ける相手にあんこちゃんを選んだのは色々と正解だった気がします。あんこちゃん確かにリアルではボンちゃん(夢子ちゃん)以外に友達いないけれど、このメンバーの中で最も落ち着いていて思慮深そうなのは間違いないですし。

それにこうしたことであんこちゃんの中でのヒカリ☆=姫季説が消えたましたしね。これであんこちゃんもヒカリ☆(光里ちゃん)に対して普通に接することが出来ますし。

それはそうともう一方のボンちゃん達サイド。ギルドの模様替えにすっかり夢中になってるみたいですが、うんうんこういうの分かるなぁ。

僕が今ハマってやってる艦これでも執務室の模様替えが出来るんですが、あれやり出すとついつい色々凝りたくなっちゃうんですよね。で、結局家具買う為にリアルマネー使ってしまったりとか…w


・みこ×コンっ!
初登場1話とあるだけなので連続ゲストなのか連載なのか今のところ分かりませんが…神社の娘の元に現れた神様の話。

しかしミラクって神様ネタの作品多くないですか? だって今すでに連載されている作品でも「音無さん」とか「ミソニノミコト」とか…いや普通に考えて神様ネタが被る漫画雑誌とかおかしいでしょw

それはそうとこの作品、とりあえず今月は「思考回路はショート寸前」ってネタにウケましたwwいやこれある程度以上の歳の人じゃないと通じないネタでしょw

その一方で「尊い→語彙力」とか最近のネタぶっこんでるし…一体どの層を狙ってるんだw


・音無さんは破壊神!
神様の言ってた「アレ」、一体何が来るんだろうなと思ってましたが…ちょっとこれは予想外過ぎましたよ。まさか、まさかキスって!!w

いや…そうなるとこの作品が桜Trickになってしまうのか。それも力を取り戻す為には48分間のキスが必要って…ちょっと幾らなんでも長過ぎですww

しかしそこから、更に予想外な方向へ話が進みますね。キス(口移しの儀)を下等な人間とするのが嫌だと言う神様に対し、いつもの軽い冗談半分で「わたしだけ天界へ帰ろうかな」とつぶやく天使。

すると神様、なんとここでガチ泣きしちゃうんですよね…こんな傍若無人でやりたい放題やってる様に見える神様だけど、これまでのことでどうやらすっかりプライドが傷ついてた模様。お子様かと思ってたけど意外にこの辺りは繊細なのかもしれませんね。

そして天使の元から去って家出(ダンボールハウスだけど)しちゃう神様なんだけど、なんとそんな彼女を拾ったのは担任の先生と言うこれまた予想外の展開。

いやはや今月はもう、予想外に次ぐ予想外の展開って感じでした。天使の方も天使の方で、神様をうっかり傷つけちゃったことで凹んじゃってるし…一体どうなっちゃうのこれw


・ミソニノミコト
とうとうこの作品も最終回ですね。連載当初の頃からずっと「神が見えなくなる」と言うワードが出ていたので、最終回では瑞穂の目にはミソニが映らなくなってしまうのでは…と思っていたのですが、そういう寂しい最終回にならずに良かったです。

春を迎えて皆それぞれ新しいことに出発していくのだけど、ミソニはおばあちゃんのこともあってこの家に残ることにしたみたいですね。しかしそんなミソニ、最後に別れの挨拶と言って一体どこへ行ったのでしょうか? それはやはり、神のみぞ知ると言うことで…。

何はともあれ、PAPA先生お疲れ様でした。来月発売の単行本も楽しみにしています。


・しましまライオン
いおん×新菜と言う、ちょっと予想外な組み合わせが来た回でした。しかしこの時、真っ先に逃げ出しているえりなちゃんと言うのがまた…そういうところもホントこの子ってハイエナらしいですねw

それにしても今回、改めて新菜ちゃんの最強っぷりがよく分かった回だったと思います。元ライオンの女王であるいおんちゃんにとって、元ワニの新菜ちゃんだけは苦手な存在だったのだけど、幼少時代からの確執があったのですね…しかし川に引きずり込んだとは穏やかじゃないw

まあでも、元・肉食獣2人にとって頭の上がらない存在である新菜ちゃんがむしろ今では元・草食獣2人寄りの考えになっていることでこの5人って上手いバランスが出来ていますよねぇ。

これなら例え、いおんちゃんが万が一暴走しても新菜ちゃんが止めるから問題無いですし。もっともいおんちゃん、まこちゃんや千鳥ちゃんをエサ扱いしてもそれは今となっては全く本心では無いんですけどね。あと、えりなちゃんはヘタレなのでそもそも暴走しないと思われw

あと、何気にさらりと今回皆のおっぱい事情が晒されたワケですが…まあ千鳥ちゃんにブラ必要無いってのは分かりますが、いおんちゃんも相当なぺたんこってことだったんですね…(涙


・ラストピア
この作品も徐々に登場人物増やしてきていますね。それもレギュラーキャラと言うよりはその回限りのゲストキャラと言った感じで、ホテルを舞台とした作品らしいなぁと言った感じがします。まあ、今回登場のカリンちゃんはお客さんではなかったですが…w

しかし今回の話、全体としてはふわっとした雰囲気なものの、最後のカリンちゃんのセリフにちょっと不穏なものを感じます。「思い出せないもの」

やはりこの作品、どうも「記憶喪失」と言うワードがかなり重要なキーになっている気がしますね。果たして物語がどう帰結するのでしょうか…まだまだ先のことになるでしょうけど、とても気になります。


・やさしい新説死霊術
やはりこの作品は絵的な魅せ方の上手さはピカイチだなぁと思います。今回、トアちゃんが呼び出してしまった死神の登場シーンとか本当に凄い大迫力でした。

もっとも…その死神さんのキャラクター自体は結構アレでしたけど。トアちゃんのことを「ふわふわでかわいい」とか言ってますし挙句の果てには倉子ちゃんとトアトーク始めちゃってますしw

しかし死神さんのソレイユへの言葉が引っかかります。あまり魂を永くつなぎ留めてはいけない…やはりこの作品は最終的にはソレイユと、死霊術と…その辺りがキーと言うかラスボス的要素になりそうですね。


・ハートオブtheガール
今月の話、唐突にひめの×カコイのデートが始まってたので最初状況が飲み込めずに「?」てなりました。ただ、2ヶ月位前のミラク読み返してこの2人の関係性を再認識したら納得しましたが…。

そういう意味ではこの作品、連載で毎月読むのよりもコミックスで一気読みした方が理解が深まってより楽しめそうなタイプの作品ではありますね。

しかしこの2人で付き合っちゃうって…それは一体どうなのさ!! 今回のぞみちゃんが出てきてないわけですが、彼女がそれを知ったらどうなるのか…。


今月は以上で。

今月のミラク、いつも通りに内容濃かったのは勿論ですが、読んでて「予想外!! そう来るか!!」てパターンの展開が多かった様にも思います。そういう予想外のドキドキ感を味わわせてくれるのは読んでて本当に楽しいですね。

あと今月、書店を覗いたらこれまでよりも少しだけ取扱量が増えていた様にも感じました。ミラクはこれまで通りにマニアックな雑誌でいて欲しいとは思いますが、でも認知度はもう少し上がって欲しいと思いますし、本当に取扱量増えていたのなら喜ばしい限りだと思います。


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