久しぶりのミュスカデ・セーヴルエメーヌ・シュールリ。
2016年 05月 26日 (木) 22:17 | 編集
では、昨夜飲んだワインの感想日記なんぞ行ってみましょうか。

昨夜は久々に…ホントに超久しぶりにミュスカデを開けました。いわゆるミュスカデ・セーヴルエメーヌ・シュールリというやつです。


「DENIS CHARPENTIER MUSCADET SEVRE ET MAINE SUR LIE 2014」
(デゥニ・シャルパンティエ・ミュスカデ・セーヴルエメーヌ・シュールリ)

WINE_20160525_01s

WINE_20160525_02s

細長~い瓶が特徴的。ミュスカデと言うと大体この形の瓶ですよね。

ところでミュスカデって実はぶどう品種の名前じゃないんですよね。僕も割と最近まで品種のことだと思い込んでいましたが…フランス・ロワール川河口付近のミュスカデ地区で造られるワインなんだとか。

で、使用されている品種はムロン・ド・ブルゴーニュと言う品種らしいですね。なんでもこの品種もムロンと言うのはマスクメロンに似た香りがすることから付いている名なんだとか。


さて、能書きはそれくらいにしまして(笑)まずは抜栓。栓はスクリューキャップですね。

グラスに注ぐと色はクリアーなレモンイエロー。透明感のある色合いで、久々のミュスカデながら確かにミュスカデってこんな色合いだったなぁ…と、そんな風に感じる色です。

香りは爽やか。すっと胸のすく、柑橘系の香りが立ち上がってきます。これと言って特色のある個性的なアロマと言うわけじゃないんだけど、でもなんとも言えない清涼感のある、爽やかな香りですね。


口に含むと…香り同様に味わいの方も非常に爽やかです。レモンのジュースが口いっぱいに広がりますね。

と言っても決して酸っぱいと言うわけではありません。しっかりとした酸はあるのだけれど鋭く尖っているわけではなく、あくまで味わいに爽やかさを与えていると言った感じ。非常にフレッシュでフルーティ。

飲み干す時に後口にほんのりわずかに、マスカットの様な芳香が抜けて行きます。でも品種の由来となっているマスクメロンの香りとやらはよく分かりません…w


味わいをじっくり楽しむと言うよりはキリッキリに冷やして暑気払いに飲むのに良い感じのワインだなぁと言う気がします。実際、ミュスカデを飲みたくなるのって大体毎年決まってこれくらいの時期なんですよね。春が終わって初夏、そして梅雨に入ろうとして湿気が増していくこの時期…。

そんな時期に一服の清涼剤として食卓を彩るのにちょうど良いワインなのではないでしょうか。


またミュスカデは牡蠣によく合うワインとしても知られていますね。昨夜は牡蠣は無かったのですが地元の海で取れたアサリがあったので合わせてみたところなるほど…確かにベストマッチ。貝類全般と相性の良いワインなのかもしれません。

久しぶりのミュスカデ、その爽やかな飲み口が非常に心地好いワインでした。


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