「まんがタイムきららミラク'16年8月号」感想。
2016年 06月 18日 (土) 14:36 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。


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・表紙
今月の表紙も「うらら迷路帖」。アニメ化決定以来しばらくずっとこの作品が表紙で来ていますけど、しかし今月の表紙はこれまでとはちょっと違う雰囲気ですね。

なんだろう、これまでは皆普段通りの衣装に近い雰囲気の服装や髪型だったことが多いのですが、今月号の千矢ちゃんは明らかにいつもと違いますよね。紫色のちょっぴりセクシーなワンピースと、それにリボン。

作中でリボンしていることなんてまず無いのでこれは非常に新鮮です。今月のこの衣装、これが小梅ちゃん辺りがやってたのならまだいつもの延長線上かなと言う感じがするのですが、千矢ちゃんだからこそいつもと違う感じでとても新鮮に写るんですよね。

紫と言う色のチョイスも良いです。深い紫の色合いが彼女の白い髪や赤い瞳と好対照。実に素晴らしい、良いセンスの表紙だなぁ…としみじみ、じっくりと眺めてしまいますね…。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・うらら迷路帖
臣ちゃん、先月の話でその出自が分かりましたけど、その途端にどんどんと守銭奴キャラと化していってる気が…wまあでも、ただのミステリアスな美少女ではあの個性豊かな棗屋4人組の中にいたら埋もれてしまうので、これくらいのキャラ付けでちょうど良いのかもしれません。

あと今月、椿先生による花占いは非常に分かりやすくて良かったですね。選んだ色による性格、確かに戦隊モノのヒーローなんかもそんなキャラ付けされていますものね。赤は一見リーダーっぽいんだけど熱過ぎて皆がついていけないと言うのも納得。

そういう意味では赤をリーダーとして置きつつも沈着冷静な青がサブリーダー、そして赤の良きライバルとなる戦隊モノの構図はやはり非常に理にかなっているものなのかもしれません。

しかし今回の花占いに基づくと、緑色が好きな僕は「落ち着いた常識人」と言うことになってしまう…いや、どう考えてもそれは間違っている気がw

それはさておき、最終的に「白」を選んだノノちゃんを委員長に選んだと言うオチもまた納得。先生の言う通り優しい彼女ならば、皆を上手にまとめて支えていけるんじゃないかな、と言う気がします。

と言うかこの個性強いメンバーだと彼女以外がリーダーだとむしろケンカになりそうw


・桜Trick
今月の話で、ひとまず玲&るなのエピソードは決着が付いた感じですね。元々この2人って、「友人同士だった頃は」普通に手をつなぐことが出来ていたんですよね。

つまり逆に言うと、2人は恋人同士になったら手をつなぐことも出来なくなってしまった…なんだかこの2人って、春香&優の関係性とはまるで逆みたいな関係なんですよね。

春香&優はキスはしているのに恋人同士では無い…優ちゃんはともかく少なくとも春香ちゃんはその辺りをあまり認識できてない感じがあったんですよね。

だから玲&るなの2人の関係性を通じてこの2人の関係性も変わっていくのではと予想していたのですが、どうやら本当にそんな感じに話が動いてきました。

今回の話、玲ちゃんはるなちゃんと手をつなぎたくって、だけど2人だといつものラーメン屋めぐりの延長上になってきちんとデートってならないから、だから春香ちゃんにお願いして4人でダブルデートに行くんですよね。

まあ結局なんだかんだで日中は何も無いまま、そして夜になったらこれはロマンティックなシチュエーションだからと春香ちゃん、優ちゃんを連れて2人で行ってしまい、玲ちゃんとるなちゃんを置き去りにしちゃいますw

だけどでも結果的にこれが功を奏したみたいで、玲ちゃん覚悟を決めてるなちゃんに本当の心を打ち明けて…するとまさか、るなちゃんからお返しのキス!!

これは玲ちゃんにとっても勿論予想外だったことなんですが、読者にとっても予想外だったと言えるでしょう。それも、まだ直接は出来ないからと短冊越しでのキスをするだなんて…ああっもう本当にタチ先生はどうしていちいちこんなシチュエーションを思いつくのでしょう!!

さて、そんな2人の様子を物陰から見ていた春香ちゃんなんですが、その時彼女の心に明らかな変化が生じるんですよね。

「二人は恋人同士だったんだ…」
「恋人同士…」
「いいな…」

玲&るなの2人が恋人同士だったことを知った春香ちゃん、その「恋人同士」と言う言葉、関係に対して「いいな…」と心がときめくんですね。

これは今までになかった心の変化。これまでも美月会長からの告白を始めとして、恋と言うことについて、優ちゃんとの関係について考えるキッカケはたくさんあったのですが、その度に少しずつ心が変わりながらもイマイチ恋愛と言うことについて理解していなかった節があるんですよね。

だけど今回のエピソードで春香ちゃんはハッキリと「恋人同士がいい」と言うのを認識したんですよね。先月号の進路のエピソードと合わせて、春香ちゃんはきっと優ちゃんとの関係についてどうしたいのか、真剣に考えていくことでしょう。

それがきっとこの作品の最終章となるのではないかな…と、そう思います。


・幸腹グラフィティ
前回の話で3人の心のモヤも取れて、あとはもう受験へ向けて…と思ったらもう今回の話がセンター試験でした。話の展開早いなぁ…。

そして更にそれぞれの志望校での実技・学科試験前日へと時間は進みます。持ち物の確認をしながら、お弁当の中身をどうしようか…なんてことを会話するリョウ&きりん。

きりんちゃんも大学進学後は家を出ると言うことで、そう考えるとこの2人がこうやって2人っきりでいるシーンももう、見納めになるのかもしれませんね。

この2人の会話が読んでてこう、なんだか胸にぐっと来るものがあります。お弁当ってやっぱり、どこかこう特別な食べ物なんですよね。大切な人が自分のために愛情込めて作ってくれたもの…。

だから、特にリョウちゃんなんかはおばあちゃんのお弁当を思い出して寂しくなってしまうことだってあるのかもしれないけれど、でもそうはならなかった。それはきりんちゃんがそばに居てくれるおかげ。

きりんちゃんにとってもそれは同様で、お母さんのお弁当が恋しくならないのはやっぱり、リョウちゃんが一緒にいてくれるから、なんですよね。

そんな2人が一緒にお弁当を作ろう…そう考えたところで電話がかかってきます。それぞれのお母さん達から。これまであまり2人の受験の応援だとかも出来なかったから、だからせめて最後だけは、お弁当を作らせて欲しい、応援させて欲しい、と。

もうこの展開であやうく涙腺崩壊しかけました。この作品での親子関係ってどこか、距離感をお互いにきちんとつかめていないある種歪なものがあって、特にそれがリョウちゃんのところで顕著だったのですが、最近になってようやくお互いに本音でぶつかり合うことが出来て、そしてこの展開…。

本当にこの作品のこういう人間関係、特に親子間の情とか暖かさの描写は凄いものがあると思います。個人的には全きらら作品中でもピカイチだと思っています。

さて、そうして最後迎えた試験本番。果たして3人の試験結果はどうなるのでしょうか。そしてこの展開から言って、もう作品のラストもすぐそこまで迫っているのではないかなと感じます。恐らくあと2話か3話…勿論、大学編に続くと言う可能性も全くゼロでは無いですがw


・カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-
今月の「うらら迷路帖」では戦隊モノっぽいネタで色と性格の話がありましたけど、こちらは色による魔法少女の能力の話が出てきました。

まあレッドが炎とかブルーが水or氷ってのは想像つくと言うかむしろ定番と言う感じですが、しかしイエローの能力がカレーってそれはどうなのさ!! いやまあそれも確かに定番なんだけど…でも能力で「手からカレーを出す」ってそれ絵的にどうなんだ。少なくとも魔法少女のやることじゃないw

しかしこの時の皆のやり取り見てて思ったのですが、もしかするとこの中で一番アホの子なのはイエローの千波ちゃんかもしれないですね。

グリーンの理子ちゃんの能力を植物…と言ったところまでは良かったけど、でもそれで野菜を収穫してレッドの炎とブルーの水で調理して食べるとか何考えてるんだ全くw

それにイエローの能力にしたってせっかく理子ちゃんが「電撃系」てアイデア出してくれてるのにそれを遮って異常なまでのカレー推し。もしかして千波ちゃんって食べ物のことしか考えてない…?

ってそう言えばトコを太らせた張本人がこの人でしたねw

さて、そんな皆の能力なんですが、好き勝手に想像して言ってるだけかと思いきやまさかのオチ。先月の話で皆の元へ戻ってきたトコが思わぬ働きをしてくれちゃってますね。単なるマスコット的小動物かと思いきやもしかしてトコ、本当に特殊能力持ってる…?

まあ、これで皆が本当に能力使える様になったところで話の大筋にはあまり影響は無さそうですが。間違ってもこれで「魔法少女は戦う」的な展開にはならないと思いますww

そしてこの作品、今月に単行本1巻が発売ですね。楽しみです!!


・城下町のダンデライオン
ちょっとこの作品の舞台化決定って一体どういうことなんですかww意味が分かりませんw

いやでもしかし…実際どうなんですかねえ舞台化って。こういう実写化って誰が得するのさ…と言うのも勿論なんですけど、櫻田ファミリーの能力とか一体どうやって表現するんだろう、とかね。まあちょっと怖いもの観たさで観てみたい気もしなくも無いですがw

さて今月の話、アンジェ王女が留学生的な話で学校に転入してきたワケなんですが、転入先が遥クンのクラス。一瞬、「あれ? なんで茜ちゃんじゃないの」て思ったんですが、そう言えば茜ちゃんはもう大学生なんでしたね…何気に皆進級進学してるんですよね。隔月でしか載らないから忘れちゃう。

しかし今回の話、これ遥×アンジェにちょっとフラグ立ち始めちゃってますよね。そうなるとブラコン岬ちゃんがこの先どうなるのか、その出方が非常に楽しみであります(ゲスい読み方)


・しましまライオン
ここに来て新キャラ投入とは…どんどん攻めてきますねこの作品。そして新キャラはキリンのりんちゃんなんですが、元々動物時代にまこちゃんの友人だったと言う点、更に本人が望んで人間になったわけじゃないと言うのが新しいパターン。

しかし神様…ちょっとポカミスにも程があるってもんじゃないですかね。きらら作品にはしばしば色々な形で神様が登場しますけど、この作品の神様って他作品のと較べて圧倒的に頼りないと言うか抜けてると言うか…w

それにしても…今いる元動物たちがシマウマ、ライオン、ワニ、鳥、ハイエナそしてキリン…今後もこの調子で新キャラ増えていったらこれもう、人間界にサバンナが出来ちゃうんじゃないんですかねw


・ラストピア
この作品の主人公・リッタきゅんはその中性的な外見と一人称「僕」から、女の子なのか男の子なのか一部で話題になっていますが、今月の扉絵はそこに答えを出したのではないか、と思います。

メイド姿の3人組の扉絵、リッタきゅんもしっかりとスカート履いてるんですよね。よってリッタきゅんは女の子で確定です!! 間違いありません。そもそもこんな可愛い子におてぃんてぃんなんて付いてるわけがないんだ!!

まあ男の娘と言う可能性も無くは無いけど。

ところで今回の話、何やら島のお祭りの話だったのですが、気になったのはリッタきゅん、お酒飲んじゃってるんですよね。性別だけでなく年齢も不詳だった彼女ですが、どうやらそれなりには大人だった様ですね。

勿論記憶喪失で年齢忘れてるし、本人もからかわれた手前「子供じゃないです」とムキになって飲んじゃったのでまだ未成年の可能性もありますが、それでも少なくともローティーンってことは無さそう。18歳か19歳か、それくらいでしょうね。

しかしこの作品ってホント、なんとも言えない独特の雰囲気がありますよね。どこかの離島と言うシチュエーションがそうさせるのかもしれませんが、この独特の空気感。好きです。


・音無さんは破壊神!
そう言えば神様が音無さんから力を奪い返す方法が「キス」でしたけど、しかしそう言われてもまるで百合っぽい雰囲気にならないのがこの作品らしいと言いますかw

まあこの作品の百合枠は音無さん×すーちゃんだしね。

しかし幾ら力を奪われて無力化しているとは言え、神様相手にくすぐり倒して撃退しちゃうとか、何気にすーちゃんも鳥居さんもめっちゃ強いんじゃないですかねもしかして…。


・かんきつパンチ!
先月のラストで不穏な感じはしていましたが…今月は柚ちゃんの回想話。自身が死んでからずっと蜜柑ちゃんの側でいて見守ってきた日々、そして蜜柑ちゃんの高校受験が語られます。

蜜柑ちゃんがデザイン科に入ったのは本人のうっかりだと思っていたら、まさか裏で柚ちゃんが暗躍していたとはね…w

そしてラスト。やはり…予想通りに柚ちゃんは成仏しようと決心したみたいですね。高校に上がった蜜柑ちゃんの周りに良い友人が出来たことで安心した…というよりはむしろ、自身の存在意義を見失った様な、そんな感覚に陥ったのかもしれませんね。

「蜜柑姉を私から開放しなきゃ」

ラストの彼女の呟きからは、悲壮な決意のようなものが伺えます。そして来月が最終回とのこと。単行本1冊分くらいのストックは恐らくあるとは思うのですが…果たしてどうなのでしょうか。結構好きな作品だったので単行本出て欲しいところです。

勿論、作品自体のラストもどうなるか気になります。あまり悲しい終わり方にはならないでいて欲しい、とは思うのですが…一体どうなるのか、来月を待ちたいと思います。


・やさしい新説死霊術
前回ラストで出てきたメイプリーフさんがリンリ達の前にやって来たワケなんですが…なんだか色々と話が核心に触れ始めたって感じですね。

気になるのはトアちゃんとメイプリーフの関係。もしかしてトアちゃんはダスク先生の本当の子供じゃなくって、メイプリーフが死霊術で生み出した何かとかそういうオチは無いですよね…(ありそう)

そしてメイプリーフに身体を乗っ取られたソレイユ。メイプリーフさん、今月の話の前半部分を読むと間抜けでドジっぽいところもありそう…と思ったのですが、最後の展開とか完全に悪者じゃないですか…。

しかし真のラスボスはメイプリーフじゃなくってソレイユちゃん絡みの何かになりそうな気もします。いや、メイプリーフに乗っ取られる→リンリ達に開放されると言う流れでソレイユの気持ちにも変化が生じたりとか、そんな感じになるのかもしれないですね。


・ハートオブtheガール
今月のこの作品、初期の頃の桜Trickもビックリな位に百合が暴走してる!!て感じでしたw

いやでもしかしホントどうなのさ…2人がかりでカコイちゃんに腕キス、ふとももキス、耳キスとかもうそれどんなプレイだよって言う。そして気になるのはカコイちゃん、のぞみちゃんにキスされた時にたまらなくなって股間の辺り押さえてるんですよね。それに席立っちゃうし…。

これってつまり、そういうことですよね…ニヤニヤ(ゲス顔)

そして夜は夜で添い寝してこれまた2人がかりでカコイちゃんのおっぱい触ったりしてるし…いやこれアカンでしょ。ホントアカン(いいぞもっとやれ)

しかし、この滅茶苦茶な百合暴走展開の中でのぞみちゃんはとうとうカコイちゃんの本心を知るんですよね。カコイちゃんが実は自分を想ってくれている、と言うことを。

いやこれのぞみちゃん自身言ってますけどなんで今まで気付かなかったのさ…気づけよ!!w

何はともあれ、話がクライマックスに向けて動き始めた感じですね。なんだかんだで宇宙人の皆さん達も彼女らの恋路に協力してくれそうな、そんな気がします。


今月は以上で。

やはりミラクは全体的に内容濃くて読み応えがありますね…ただ、話が終盤に差し掛かっているなと思わせる作品がちらほら。

その一方で新し目の作品で今のところ僕の中でビビッと来る作品があまり無いのがちょっと気がかりではあります。とは言え最近のミラクの作品は回が進むごとに面白くなる、好きになるものが多いので期待はしていますけどね。


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