「カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-」1巻。
2016年 06月 30日 (木) 16:39 | 編集
では、今月27日発売のKRコミックスの中から、きららミラクに連載中・飴色みそ先生の「カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-」1巻の感想っぽいの行ってみましょうか。


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この「カラフル・マキアート!」なんですが、正直言うと連載当初はそんなに注目している作品と言うわけでも無かったのですが…回が進むごとになんかどっぷりとハマってしまって、今となってはもうミラク連載中の作品で三本の指に入るくらいに大好きな作品ですw

さて、コミックス表紙を見ると大きく描かれたピンク髪の美少女。彼女がこの作品の主役、桃瀬みのりちゃんですね。頭にはなにやらウサ耳の様なものが付いていますが…?


裏表紙はこちら。

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電柱の影に隠れているみのりちゃんを見るとその全身像が分かりますが、うん…どこからどう見ても魔法少女ですね。ピンク系でまとめたフリフリ、ひらひらな服装と言う魔法少女のテンプレそのものなスタイル。

そして彼女と一緒にいる4人の美少女たち…彼女たちがみのりちゃんの仲間「カラフル・マキアート」の面々ですね。


この作品は言ってみれば「魔法少女モノ」なんです。メンバーは裏表紙の5人。

・桃瀬みのり:ピンク、ウサギ
・青柳栞:ブルー、キツネ(?)
・赤峰花乃香:レッド、ネコ
・緑谷理子:グリーン、リス
・萌黄千波:イエロー、ヒツジ

と言った感じで、メンバー全員のカラーが決まっています。苗字に色が入っていて、また髪色にもそれが反映されているので初見の人にも分かりやすいと言う親切設計(?)

また、変身後はそれぞれ動物モチーフのケモミミとしっぽが付くのが、魔法少女モノの意匠としてはちょっと変わったところでしょうか。


さて、この作品は「魔法少女モノ」だと言いました。そしてきらら系にはしばしば魔法少女モノの作品が掲載されますが、この作品は他のそれらとは圧倒的に違う部分があります。

それは…ひとことで言うと…ゆるい!! ハッキリ言ってゆるいんです!!w

きららにおいても魔法少女モノと言うと、一見は日常モノっぽく見せながらもその根底にはどこか重いテーマやシリアスな背景が見られるものが多いんですよね。以前ミラクで連載されていた「となりの魔法少女」とかキャラットで今連載されている「まちカドまぞく」なんかもそうでしょう。

しかし、この作品においてはそういった重さとかシリアスとか、そんなものは全く、影も形も見られません!! 大体そもそもタイトルに「魔法少女は戦わない」なんて堂々と書かれちゃっているわけですからね…w


そもそも、魔法少女モノの始まりとしてもかなり唐突な感じで物語は始まります。と言うのも主人公のみのりちゃん、高校の入学式に学校へと急ぐ途中、歩道橋を渡ろうとして階段から落ちてしまい…その拍子になぜか変身してしまったと言うもの。

どうやらみのりちゃん、ピンチになると魔法少女に変身してしまう体質になっちゃったみたいなんですが、その辺りの経緯とかは一切描かれていません。

そして彼女は半ば成り行きで魔法少女の先輩達がやってる部活(物語開始時は同好会)に入ることになって…と言うのが話の始まりなんですが、先輩達もなぜ変身出来るのかとか、その辺りは謎のままです。

と言うかそもそもこの作品において、そこはあまり重要な要素では無いのかもしれませんがw


上級生の理子ちゃんと千波ちゃん、それにみのりちゃんが転んだ場に偶然居合わせた栞ちゃん、そして後から入部してきた花乃香ちゃん、5人が揃ってカラフル・マキアートとして改めて部として結成されます。

まあ、魔法少女5人揃った部活だからと言っても特にたいしたことをしてるわけじゃありません。基本は他の部活のヘルプだったりボランティア活動(ゴミ拾いとか)だったり…そもそも「戦わない」わけですから。と言うより敵がいないんですよねw

そんな感じなので非常にゆる~いです。でも、話はゆるいんだけれど登場人物は皆個性的でなかなかにスパイシー。

とりわけ、ブルーの栞ちゃんのキャラがかなり強烈。と言うのもぶっちゃけ彼女、一言で言えばみのりちゃんのストーカーみたいなもんですw

そもそもみのりちゃんと一緒に入部したのも彼女と一緒に居たかったからですし、変身出来る様になったキッカケも「変身出来なかったらみのりちゃんと一生喋れない」と精神的に追い込んだら変身出来ちゃったと言う…。

いや大体、栞ちゃんがみのりちゃんに会ったのって入学式の日が初めてなのに、短期間でそこまで思い入れる様になっちゃってる時点で冷静に考えるとかなり怖いですw


さて、「戦わない」「敵はいない」と書きましたが、途中からカラフル・マキアートのライバル的な存在は現れます。それがプラムブロッサムと名乗る謎の少女。まあ、ライバルと言っても勝手に向こうが一方的にライバル視してるだけと言うやつなんですが。

そしてそのプラムブロッサムさんなんですが、正体はなんと生徒会長。この会長さんが本当に困った人で、そもそも生徒会長をやってるのも漫画などによくいる絶大な権力を持った生徒会長にあこがれて…と言うどうしようもない理由。

それでひょんなことからカラフル・マキアートを潰すだなんて言ってちょっかいかけてきたりするのですが…基本的に彼女、ものすごいアホの子なので完全にカラ回りになっています。

と言うかカラフル・マキアートの面々もアホの子しかいないので、彼女たちのやり取りってなんかもうまるで収集つかないものになっちゃってる感が…。


でもこの収集つかなさと言うか、ツッコミ役不在で皆それぞれ無軌道にボケまくってるのがこの作品の面白さだなぁ、なんて思ったりします。一応みのりちゃんがツッコミ役と言えなくもないのですが、まあ彼女は色々と弱い子なのであまりツッコミに徹しきれていない感じではあります。

コラそこキャラが弱いとか言わない!!

あと、会長が現れてきた辺りからそれぞれのキャラの個性やお互いのやり取りにキレが出てきてぐんと面白くなってきた様に感じます。そう言えば僕がこの作品をハッキリ好きだと認識したのも会長が現れた後くらいからでした。

良い感じにストーリーを引っ掻き回すナイスなキャラですよね、会長。


あと、魔法少女モノと言えば「お約束」が色々ありますが…何気にその辺りは結構きちんと抑えていたりするんですよねこの作品。まずカラーは最初に書いたように5人全員きちんとテーマカラーに添ってますし、キャラ特性も色に沿った部分を意識されていたりとか。

例えば黄色の千波ちゃんは大食いだったり…いやそれ魔法少女じゃなくって戦隊モノのカラー設定じゃないかと言う気もしなくもないですがw

あとは魔法少女モノ的な武器としてステッキとか…ただこの作品の場合、ステッキが「ゲロ吐きステッキ」とかそんな酷い扱いを受けちゃってはいますが。

そして魔法少女モノと言えば忘れちゃいけないのがマスコットキャラ。この作品でもトコと言う可愛らしい小動物みたいなマスコットが登場します。

が、3話目くらいまで出た後はそのまま出番がなく…1巻の最後の話まで出てこなかったりします。ミラクの連載で読んでた時は読者も作中の登場人物も、ヘタすると作者さんすらもトコの存在忘れていたのでは…と思ったのですが、きちんと再登場して安心したのを覚えていますw

でもこのトコが、ミラクの最新話の方だと何気にちょっと重要な役割を果たしていそうな、そんな描写があって気になるところ…だったりします。


さて、この「カラフル・マキアート!」1巻なんですが、色々とお店を回ってカラー特典を集めてきましたので以下に。

まずは三洋堂書店のイラストカード。

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絵柄はみのりちゃんと花乃香ちゃん。

作中では花乃香ちゃん、登場のタイミングをプラムブロッサムさんに奪われちゃったり、かと思いきやみのりちゃんにリーダー争いをふっかけてきたりと言う子なんですが、彼女もなかなかにユニークなキャラしています。

とりわけ、戦隊モノのショーを観た回での彼女は活き活きしていましたね。彼女はレッドの子なんですが本当に赤色が好きみたい。まあ性格的にも一応熱血系…と言えなくはないですし。あと何気にお嬢様っぽい。


次にメロンブックスのイラストカード。

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絵柄はみのりちゃんと理子ちゃん。

グリーンの理子ちゃんをチョイスしたのはやっぱりメロンブックスだから…メロンだから緑色つながりと言うことでしょうかw

理子ちゃんって実は何気にカラフル・マキアートの創始者なんですよね。一番最初に部を作ったと言う。だから部長でもありますし。キャラ的にはこの5人の中では比較的常識人な方だとも言えます(それでも充分におかしいですが)

あと何気に女子力高い子でもあります←ポイント。


続いてWonderGOOのポストカード。

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ワングーだけは他店と違って単なるイラストカードじゃなくってポストカードになってるんですよね。この作品に限らず大体どの作品も、ですが。

絵柄はみのりちゃん一人。今回の特典で一人だけの絵柄ってこれだけなんですよね。

みのりちゃん、他が濃過ぎてやや影の薄い主人公と化している気もしますが…ただ、彼女には他の子たちとは違う「変身を制御出来ない」と言う特性があるんですよね。

そもそも、元々はその問題を解決しようと言うのがあったハズなんですがすっかり忘れられているような…果たして彼女が自分の意思で変身をコントロール出来るようになる日は来るのでしょうかw


今度はCOMIC ZINのイラストカード。

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絵柄はみのりちゃんと千波ちゃん。それにマスコットのトコ。

千波ちゃんと言えばイエローと言うキャラの通り(?)大食い体質なキャラ。そもそも彼女はトコを太らせた張本人と言う、ある意味この作中一番の問題児キャラだったりもするわけで…。

あとナイフとフォークを手に持ってるのがちょっと不穏な感じにも見えます。実際、作中でもトコを見てよだれを垂らした描写があった様な…ww


それからゲーマーズのブロマイド。

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絵柄はみのりちゃんと栞ちゃん。

他の組み合わせの絵柄が全て制服姿だったりするのに対しこちらは魔法少女姿。ピンクとブルーと言う色の取り合わせもあって、こうして見るとなんだか凄くまっとうな魔法少女モノみたく見えますねw

しかしこうやって見る限りは栞ちゃんって正統派美少女だけど、でも実質はみのりちゃん大好きなストーカーだからなぁ…あ、でも普通に良い子なんですよ(精一杯のフォロー)


そしてアニメイトの4コマしおり。

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みのり・栞・花乃香の1年生トリオのやり取りが描かれています。勿論描き下ろし。やり取りもいつもの彼女達らしい、なんとも微笑ましいものですねw


最後にとらのあなのイラストカード。

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こちらも絵柄はみのり・栞・花乃香の1年生トリオ。思えばこの作品って基本、5人揃って行動していることがほとんどなので、こうやって1年生トリオだけでいるカットって作中ではあまり見られないんですよね。なので非常に新鮮だとも言えます。


これでカラー特典は以上です。

しかしこうして見るとこの作品はカラー特典が本当によく映えますね…魔法少女モノ、それも5人全員でテーマカラーがきちんと決まっていると言う点で非常にカラー映えする作品だと、改めてそう思いました。

あとは今回の特典、ほとんどイラストカード系に偏ってしまっていたので出来れば2巻の特典では架け替えカバーとか、キャラ設定の描かれた小冊子とかあると嬉しいな…なんて言うのは贅沢ですよねw


そんな「カラフル・マキアート!」。ミラクの最新号を読んでもしかすると彼女らの変身にはトコが関わっているのかな…などと思ったのですが、果たして変身の謎だとかその辺りが明らかになることはあるのでしょうか。

まあ、仮にそれが明かされたとしても彼女たちの前に敵が現れることは無く、相変わらずにゆるーい魔法少女ライフを送っていくことは間違いないのでしょう。


最後に、作中でみのりちゃんが言った言葉なんですが、

「平和を守るのが魔法少女の仕事なら」
「その私たちが暇な事が一番の平和なんじゃないかなぁ」

このセリフ自体は彼女が花乃香ちゃんにリーダー争いを挑まれた時にとっさにでまかせで言ったものなんですが、でも何気にこの作品の世界観をよく表しているんじゃないかなぁと、そう思います。

ゆるくて平和な彼女たちの魔法少女ライフ、これからも見守っていきたいですね。


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