2016年7月・北海道「日本最東端」の旅(4)
2016年 08月 07日 (日) 08:28 | 編集
- 二日目(前編)・最東端の地・根室を目指す -

旅行二日目の7月20日(水)。いよいよ今日は今回の旅行の目的地・根室を目指します。

さあ、まずは朝の札幌駅へとやって来ました。

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見ると辺りの地面が濡れています。昨日の夕方、札幌に到着した時には既に雨は止んでいたのですが…もしかするとまた夜中に降ったのかもしれません。


早速駅のホームへ。北海道に限らずどこへ旅してもそうなのですが、見知らぬ土地の駅へ来ると普段は見かけない様な車両ばかりが停まっていてもうワクワクしてしまいますw

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特急「スーパーカムイ」に使用される789系1000番台。シルバーメタリックの塗装が都会的でクールかつスタイリッシュ。それでいてサイドには紫と萌黄色のラインを入れているのが北海道の自然を表しているみたいで良いですね。


普通列車も独特。

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奥が721系。三扉なのにデッキ付きと言うワケの分からない車両ですねw手前は733系か735系でしょうか…この辺りの車両は皆同じ顔をしていてよく分かりません。


さて、本日僕が乗車する特急「スーパーおおぞら1号」はこちら。

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車両はキハ283系。北海道の気動車特急と言えばこのスタイルですよね。ステンレスのボディにブルーの先頭部分、そしてこの独特の形状。

また、先頭部のサイドにはその車両の特性にちなんだ文字が書かれています。

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283系の場合は「FURICO283」。振り子式車両であることをアピールしていますね。

ちなみにこれが261系だと車体傾斜機能を表してか「TILT261」となっています。また281系の場合はデビュー当初は「HEAT281」だったのが今は283系と同じく「FURICO281」になっているらしいですね。


さあ、車内へと入ります。この「スーパーおおぞら」もやはりグリーン車に乗車します。ええ、今回の旅は基本は特急に乗る際は全てグリーン車と決めていますのでw

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車内は大きなリクライニングシートが1+2配置でずらりと並びます。そしてこのグリーン車、ちょっと変わっているのが車両中央部で座席配置が入れ替わってるんですよね。1人掛けと2人掛けの配置が逆になっています。

なぜこういう造りにしたんでしょうか…乗客も乗務員も歩きにくくなると思うのですが…謎。

座席初め車内イメージはブラウン系で統一されて落ち着いた印象になっていますね。昨日乗った、特急北斗の183系ハイデッカーグリーン車とよく似ています。


と言うか、座席は昨日の183系と全く同じものを使用していますね。

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ゆったり大型のソファーみたいなかけ心地で、肘掛けにはドリンクホルダーも付いていて、また枕部分横には読書灯が内蔵されていて…と全く同じ。

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(ちなみに読書灯を点灯させるとこんな感じです)


どうやら近年、JR北海道のグリーン車が大幅なリニューアルを行ったみたいで、それで283系のグリーン車はこんなスタイルになったみたいですね。それに合わせて183系のハイデッカーグリーン車も同じ座席に取り替えたのでしょう。

ちなみに283系のグリーン車、リニューアル前後でかなり雰囲気変わってるみたいです。今はブラウン調にまとめられたインテリアになってますが、ネットの写真等で見る限りリニューアル前は座席がグレー系でまた天井照明が間接照明、荷物棚も仕切りの付いた特殊な形状のものでした。

好き嫌いはあると思いますが…個人的には雰囲気的にはリニューアル前の方が良かった様な気はします…まあ、そちらには実際に乗車したわけじゃないので何とも言えませんが。


さて、スーパーおおぞらは7時ちょうどに札幌を出発。まずはこれで釧路まで向かいます。

出発が7時と早く、ホテルで朝食を食べられなかったので車内で朝食。札幌駅で買ってきた駅弁をいただくことにします。「鮭めし」。

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鮭の身は勿論のこと、イクラがたっぷりと載っていてとても美味しいです。実に北海道らしい。やはりせっかくの北海道なんだから駅弁もそれらしいもの食べませんとねぇw

ところでこのスーパーおおぞら1号は車販がありません。そういう意味では予め札幌駅でお茶とお弁当を買っておいて正解でした。そうでないとこのまま4時間飲まず食わずと言うことに…。


283系気動車なんですが、乗ってて思ったのは意外に走りがおとなしいです。確かに振り子独特の揺れはありますがそこまでスピード出してかっ飛ばしていく感じでもないしエンジン音も結構静か。まあ勿論、たまに重低音吹かすことはありますけど、でもそこまで轟音て感じでもありません。

あと、昨日乗った183系と比べると足元がすっきりした感じは受けますね。183系は旧式なせいか配管のはみ出しみたいのがあったりしますけど、さすがに283系はそういうのが一切無いですし。


景色はいかにも北海道らしい、雄大な原野の風景が続きます。

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車内アナウンスで時折、「この先野生動物が多数出没する区間を走行します」なんてアナウンスが入るのですが、なるほど…確かに何か出てきても不思議じゃあないと言う感じがしますw

途中では左側に丘陵、逆に右側はすぐ海みたいな凄い地形のところを走ったりもします。つまり海のすぐそこまで山が迫ってきている様な、そんな地形なんですよね。


あと283系、車内の電光掲示板の表示がちょっと可愛らしいですね。

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今、どことどこの駅の間の、どの辺りを走っているか…それがデフォルメされた車両が表示されて分かる様になっています。このデフォルメ感がきちんと283系らしさを残しているのがグッドw


さて、スーパーおおぞら1号は本来ならば札幌をでてちょうど4時間、11時に釧路へ到着するのですがこの日は7分か8分ほど遅れての到着。

まあ、野生動物が飛び出てきての遅れ…ならば仕方ないと思うのですが、なんと原因が置き石とのことで…ううむ、そういうことするヤツは許せないですな。天罰が下ればよろし。


釧路では11時13分発の花咲線・根室行きの快速「ノサップ」へと乗り換えです。

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車両はステンレスのキハ54単行。車内はずらりと転換クロスシートが並んでいます。

ただ、残念ながら転換クロスにはありつけませんでした…これと言うのも置き石でスーパーおおぞらの釧路到着が遅れたせいです。やはり置き石野郎には天罰がくだることを強く強く所望いたしますw


天井を見ると扇風機。

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きちんと国鉄マークが入っているのが泣けます、泣かせます…。


さて、快速ノサップ号は釧路を出発。しばらくは街の中を走っていくのですが、すぐに辺りは緑に囲まれます。たまに開けることもあるけれど、すぐ両側まで森の迫る、緑のトンネルみたいなところを走って行きます。

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(この写真だと割と開けて見えますがw)

ちなみに後ろ側の運転台寄りの方で写真を撮っていたのですが、最初は乗客立ち入りを防ぐポールの後ろから撮っていたのが途中で車掌さんが「もっと近くで取っていいですよ」とポールをどけてくださりました…優しい…。


次第に風景が開けてきたな…と思ったら厚岸に到着。ここで結構降りる人がいたのでクロスシートへありつくことが出来ました。

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面白いのがシートの柄、よく見ると北海道にゆかりのある野鳥の絵が描かれているんですよね。白鳥にエトピリカにふくろう(シマフクロウ?)など…。


厚岸の辺りからはずっと海に沿って走る形となります。

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…と、海に沿って走っていたハズなのにいつの間にか湿原に入っている、そんな不思議な光景がこの辺りでは広がるんですよね。

どうやらこれ、海からそのまま厚岸湖と言う湖が続き、さらにそこへ別寒辺牛湿原と言う湿原が続いて線路沿いに広がっている為にこんな風景になっているみたいですね。

これはホント、ちょっと変わった面白い風景でした。


湿原が遠ざかると今度は牧場地帯。

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いかにも北海道らしい車窓が続きます。


花咲線最深部ではかつて訪れた宗谷本線最深部の抜海~南稚内間を思わせる光景もありました。

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荒涼とした丘陵地帯の中を列車は走り、その丘陵の向こうはそのまま海…ああ、これが僕にとっては北海道の原風景なのだなぁと、そう感じました。


そして13時22分、釧路を出て2時間ちょっとで終点・根室へ到着。

さあ遂に…遂に最東端の地へとやって来ました!!


2016年7月・北海道「日本最東端」の旅(5)へ→


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