2016年7月・北海道「日本最東端」の旅(8)
2016年 09月 10日 (土) 06:05 | 編集
- 三日目(中編)・根室の自然を満喫 -

根室の定期観光バスツアー、Aコースの納沙布岬編を終えて引き続きBコース、風蓮湖方面へ向かうコースへと乗車します。

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バスはAコースと引き続きの同じバス。なので、Aコースからの乗客はそのままバス内で待機していれば良い形となります。


さて、バスは11時に出発。15分ほど走り、最初の目的地・花咲車石に到着しました。

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駐車場から降りて海岸の方へ下っていくと、目の前にそびえ立つ巨石!! ちょっと異様とも言える光景が目の前に広がります。

岩が球状に、そして放射状に広がっているんですよね。こういうものが長い年月の間に、自然に造られてしまうのだから…自然の力と言うものは本当に偉大だと、そう思い知らされますね…。


この花咲車石のある辺り、とても風景が良いです。

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大地の緑色が空と海の青を背景によく映えます…ああ、きっと僕はこの風景を観るためにここまで、北海道の東端のこの根室と言う土地までやって来たのだと、この時そう思ったのでした。


花咲車石すぐそばの道路。

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こうやって、緑の平野の中に一本の道路がまっすぐずっと伸びてる光景っていかにも北海道らしいと、そう思いませんか?


さて、花咲車石を30分ほど見学、散策した後は次の目的地へと向かいます。この時、途中で車窓からちょっと変わったもの見えました。

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赤と白の小さな可愛らしい建物。これ、花咲線の花咲駅の駅舎なんですね。ただ、花咲駅自体はもう既に廃駅となってしまってます…(今年の3月で廃駅になっていますね)


こうしてバスに揺られること20分ほど、道の駅・スワン44ねむろへと到着しました。

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風蓮湖のほとりにある大きな道の駅です。ガラス張りの開放感ある建物の中にはおみやげ屋さんやレストランが入っています。ここでの停車時間は1時間ありますので、乗客各自めいめいに昼食も取ってくださいと言うことですね。


そんなわけで僕も昼食。せっかくなら根室らしいものを頼んでみましょう。

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と言うことで、根室名物のエビエスカ。

元々根室にはエスカロップと言う名物料理があるんですよね。バターライスの上にトンカツを載せてデミグラスソースをかけたと言うもの。そのトンカツをエビフライにしたのがこのエビエスカです。

食べてみると…ふむ、バターライスが意外にも全然くどくないんですよね。むしろあっさりとして、エビフライをしっかりと受け止めている感じ。そこに甘めのデミグラスソースの味付けもよく合っています。とても美味しい!!

僕は肉が嫌いなので元祖エスカロップは無理なのですが、このエビエスカなら美味しく頂くことが出来て良いですね。メニューには他にも、カキフライを使ったカキエスカなんてのもありました。

さて、ご飯を食べながら窓の外をぼんやり眺めていると…大きな一羽の鳥が飛んでいるのが見えました。持参の双眼鏡で覗いてみると…なんとオジロワシです!!


これは…もしかしてこの建物のすぐ隣にある風蓮湖ってやばいのでは? そう思い、昼食を取った後は建物の横の散策路を通って湖を一望出来るスポットへ。

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風蓮湖は大きな湖ですが、かなり遠浅になっているみたいですね。ずっと奥のほうまで浅瀬が続いています。その浅瀬の方を双眼鏡で覗いてみると…いました!! なんと、タンチョウとオジロワシが2羽ずついるんですよ!!


目一杯に拡大してみます。

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この写真で見ると、左側の方に白と黒のコントラストが綺麗な鳥が2羽いますよね。これがタンチョウなんです。そして左には茶色っぽいがっしりとした鳥が2羽…オジロワシです。

この時僕はもう、正直感動と興奮で打ち震えていました…北海道は自然が豊かだからそういう鳥達だっている、それは頭では理解していました。でもまさか、こうして自分の目で観ることが出来るだなんて…。

それもこんなにも簡単に。どこか大自然の野山へ分け入って、とかじゃなしに、定期観光バスでやって来た道の駅の、そのすぐ隣の湖にいるんです。

これはもう…本当にただ北海道すごいとしか言い様がありません…。

そして僕はこの時、今回の旅行に双眼鏡を持参した選択は間違っていなかったと確信しました。まあ双眼鏡と言っても元々はライブなんかでオペラグラスの代わりにしようと思って買ったコンパクトなやつなんですが、それでも充分過ぎる程によく見えました。


タンチョウ、オジロワシとの感動と興奮の対面を果たし、次の目的地へ向かいます。ここからバスでほんのわずか5分ほど、ネイチャーセンターへとやって来ました。

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駐車場でバスを降り、森の小路を少し歩いたところにあるこちらの施設。先程のスワン44ねむろと同じく風蓮湖のほとりにあります。

建物入り口のすぐ隣にはこんなものが展示されていました。

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かつて無線鉄塔の上に作られていた、オジロワシの古巣なんだそう。

さて、こちらのネイチャーセンターなんですが、風連湖のほとりでも春国岱と呼ばれる辺りに位置しています。この春国岱と言うのはオホーツク海と風蓮湖の間に横たわる細長い砂州のことで、海岸・草原・湿原・森林・干潟と実に様々な環境がその中に存在しているのだとか。

勿論、野鳥の宝庫なのは言うまでもありません。ネイチャーセンター内にもフィールドスコープが置かれていて様々な野鳥の姿を覗くことが出来ます。

僕もフィールドスコープを覗いて、あとはセンターのスタッフさんに色々お話を伺ったりしました。この辺りではどんな鳥が観られるのか、根室にはどんな猛禽類がいるのか、など…。


こうしてネイチャーセンター訪問を終え、いよいよ次が最後の目的地となります。バスに乗って10分ほどで北方四島交流センターへと到着しました。

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こちらも納沙布岬にあった施設と同様、北方領土についての施設になるのですが、ただこちらの方はロシア側との交流と言った面についても重きを置いて触れていた様に感じられました。

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記念撮影用のこんなパネルも…w


こうして、北方四島交流センターの見学を終えて根室駅へと戻ってきました…時刻は15時ちょうど。この風連湖方面のコース、朝11時に出発なので4時間のコースだったことになりますね。

朝のコースと合わせると約7時間、一日たっぷりと根室を満喫出来たことになります。実際、根室の主だったスポットは大体観て回ることが出来ましたし、根室名物も食べて…なにより根室の自然を満喫できたので大満足でした!!

この定期観光バスツアーのガイドさん、運転手さんにはバスを降りる時にも当然、お礼を申し上げましたけど、この場を借りてもう一度お礼を言いたいと思います。楽しい時間を本当にありがとうございました!!


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