「まんがタイムきららミラク'16年10月号」感想。
2016年 08月 26日 (金) 18:37 | 編集
では、16日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。


kirara_miracle201610s


・表紙
今月も表紙は「うらら迷路帖」。そう言えば何気に千矢×ノノと言う組み合わせの表紙って初なのではないでしょうか。2人とも作中では普段見せない様なラフな私服姿と言うのが良いですね。

それにしても千矢ちゃん…一体キミは左手をどこへやってるんだ…本当にこの子は他人のお腹とか触るの好きだなぁ…w


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。

・うらら迷路帖
九占塾に入学した皆の学生名簿帳を撮る話…だったのですが、なんかもう色々とおかしいw学生名簿のハズがただの黒歴史写真帳となっていますしね…。

受付のお姉さん曰く「いかに面白く目立つ写真を撮れるかと言う修行」なんだそうですが、絶対それアナタの趣味なだけでしょうって言う。と言うかお姉さんアナタ一体いくつなんですか? 若いお姉さんだと思ってたのですが、今回の話で椿先生が頭が上がらない辺り実はお姉さんじゃなくておば(ry

あと、佐久隊長が実はうららだったと言うとんでもない事実がさらっと判明。ノノちゃん、そんな大事な事実なんで今まで誰にも言わなかったのさ…w

全体的にギャグっぽい回ではあったのですが、しかし真っ黒に塗りつぶされた学生名簿帳は謎ですね…これ、九番占試験で千矢ちゃんの前に現れたあの禍々しい何かと関連がありそうな気がしますが…?


・桜Trick
夏のこの時期にふさわしいプール回でした。プール→水着なのにセンターカラーじゃなかったのは残念ですが…w

それはさておき今回の話、ゆずちゃんの新たな面が見られた回だったと思います。皆でプールに着いて、さあいざ着替えようとなった時になっていきなり「水着忘れてきちゃった…」と言い出すゆずちゃん。もちろん実際には水着忘れているなんてことはありません。

一体なぜ、ゆずちゃんがいきなりそんなことを言い出したのか。これ、水着を見られるのが恥ずかしかったと言うことなんですが、なぜ恥ずかしくなったのか。それはもう…楓ちゃんを意識しちゃったから、なんですよね。

春香ちゃんや優ちゃんが新しい水着を買ったことに対しての楓ちゃんの反応。2人の水着を「可愛い」と言って褒めた楓ちゃんに対してゆずちゃんはいつもと違うものを感じてしまって意識してしまって…それで彼女の前で水着を着るのが恥ずかしくなってしまった…と言うことかと。

ゆずちゃんにとって楓ちゃんって元々そういうことを言う様な人じゃなかったと言う認識だったんですが、でもここ最近で楓ちゃんが変わってきた様な気がして、それで落ち着かない気持ちになってしまっているんです。

でもこれって…裏を返せば、ゆずちゃんは楓ちゃんのことを「単なる友人」以上に意識するキッカケだと、そう言えますよね。いやこれちょっとまさかの展開だなぁと思いました。

桜Trickの中でも楓×ゆずだけは元々は他の2組と違ってあくまで「友人同士」と言う関係だったんですよね。

それがいつしか、楓ちゃんの方は実はそうでも無いのでは…と言う描写が増えてきたのですが、それに対してゆずちゃんがあまりに鈍感で残念みかんさんだからこの2人はなかなか上手くいかないかなと思っていたのですが…。

でも今回の話を読むに、ゆずちゃんの方もなんだかんだでしっかりと乙女ですし、彼女の気持ちの中にある「落ち着かなさ」それが何か分かれば意外とこの2人も上手くいってしまうのでは…そんな気もしてきました。

ゆずちゃんが水着を着てきた後の楓ちゃんとのやり取りも良いですよね。楓ちゃんの切り返し、いかにもいたずら好きな彼女らしい返しだと思います。そしてその後の、ビーチボールへのキス…今回のキスはこういう描き方で来ましたかと言う感じですね。

さて、今回の話の主は楓×ゆずでしたけど、その合間に何気に見逃せないシーンも。

まず、ゆずちゃんの携帯にかかってきた電話。相手は森島さんでしたけど、その名前に反応するコトネちゃん…とりあえずコトネちゃんと森島さんが知り合い同士なのはどう考えても間違いありません。

あとは果たして僕の予想がどこまで当たるか…さすがに森島さんとコトネちゃんが元恋人同士と言う線は無いか…w

そして最後の皆で帰るシーン。「卒業してもみんな友達」と言うしずくちゃんの言葉に対して、他とは違う反応を見せる春香ちゃん。優ちゃんとの関係を本当に「友達のまま」で良いのか、そう考えるんですよね…。

優ちゃんとの関係について春香ちゃんが真に答えを出せた時、その時がこの作品のクライマックスになるのは間違いないでしょう。果たしてそれはすぐのことなのかそれともまだ当分先なのか…?


・幸腹グラフィティ
卒業式、おばあちゃんのお墓へ報告、皆で集まっての卒業お祝い会…随分と色々たくさん詰まった回でした。そしてここに来て、リョウちゃんは一つの決断をします。それは「一人暮らしを始める」と言うこと。

元々リョウちゃんは家から通うつもりでいたんですよね。せっかくお母さんも帰ってきてくれることになったと言うのもありますし。

でも大学までの通学時間が片道2時間半と言うのを聞いて、お母さんが一人暮らしを提案するんですよね。もちろんお母さん自身がリョウちゃんと一緒に暮らしたいと言う気持ちと葛藤しながら…。

リョウちゃんも思い悩むわけなんです。初期の頃からこの作品を追っている人なら分かると思いますが、元々リョウちゃんは「独り」だったんですよね。両親は仕事で海外に行ってて、一緒に住んで育ててくれてたおばあちゃんも亡くなってしまって…。

だからリョウちゃんは一人暮らしをすることに対して「また独りになってしまう」と言う抵抗を感じてしまう。それは無理のないことだと思うんです。

だけど…皆が集まってくれての卒業お祝い会、そこで皆と楽しくご飯を食べて、そこでリョウちゃんはもう自分は独りじゃないってことに気付くんですよね。そして新しい一歩を踏み出すことに決めるんです。

この時の、きりんちゃんの語りかけからの振り返り、初めは独りだったリョウちゃんのもとにきりんちゃんが来てくれて、そして皆と一緒に色々なご飯を食べて…これまでのこの作品の様々なシーンが思い浮かんできて、なんだか胸がじーんと熱くなりました。

そして更に、リョウちゃんだけじゃなく椎名さんも一人暮らしを始めることに決めてしまいます。でも椎名さんとお母さん、本当にアッサリだ…まあ、このアッサリ加減がいかにも椎名さん達らしいなぁと言う感じですがw

こうして皆が春から一人暮らしをすることに決まって…と言うところでいよいよ来月、この作品も最終回です。寂しいと言うよりも三人が新たな明日へと向かって歩み始める、そんな希望に満ちたラストになりそうですね。しっかりと最後まで見届けたいと思います。


・カラフル・マキアート!-魔法少女は戦わない。-
今回はプラムブロッサム側にスポットを当てた話でした。と言うわけでいつも以上にアホな感じの話になるかと思いきや、その合間に色々と見逃せないことを入れてきますね…。

まずなんと言っても今回、プラムブロッサムこと生徒会長(梅さん)と副会長こと福貝ちよさんのやり取り、そこから見える関係性。

これ実は福貝さん、梅さんのこと大好きですよね…「会長のお願いに弱い」と呟いたり、梅さんにお礼を言われる度に頬赤らめてたり、もうどう考えても梅さんのこと大好きです。

まあよくよく考えたら好きな相手じゃなければあんなアホの子にいつまでも付き合っていられない様な気もしなくもありませんがw

どちらにせよこの作品が百合的な意味でも非常に面白いことになっていきそうな、そんな可能性を強く感じました。

そして梅さんはカラフル・マキアートの面々に果たし状を渡すわけなんですが、まあその辺りのやり取りだとかはいつも通りのお馬鹿な感じなんだけれどオチが驚愕。

対決の日になってまさかの梅さん体調不良→福貝さんに代役をお願いするって…ええっちょっとまさか過ぎる展開来ましたよ!!

これどうするんでしょうね…福貝さんは自分で言ってる様に梅さんのお願いは断り切れないでしょうから、そうなるとカラフル・マキアートとの対決に彼女が向かうことになるのでしょうか。それも変身(コスプレ)して。

うーんどうなるんだこれ、ぶっちゃけ福貝さんってこの作品唯一のマトモな人だったわけなんですが、その彼女もコスプレしてカラフル・マキアートの前に敵(?)として立ちはだかることになったりしたら一体どうなってしまうのやら…。

本当にアホの子しかいないと言う事態になってしまいそうで次回が非常に楽しみでありますw


・ななつ神オンリー!
連続ゲスト作品。きらら誌は今「アイドル」と言うネタが流行りなのでしょうか。アイドルを題材にした作品が各誌で見られますね。

そんな中でこの作品もアイドルと言う題材で来ましたけど、でも単なるアイドルじゃあなくって、神様が人間の信仰心を取り戻す為にアイドルをやろうと言うこの捻りっぷりがいかにもミラクらしくて良い感じです。

今回はまだ掴みと言う感じなので次回どう展開させてくるかが楽しみですね。


・ラストピア
エミさん(オーナーさん)を幽霊のユーちゃんに慣れさせる為(?)に肝試し…と言う話。色々あったけど最後はきちんと仲良くなれたみたいでちょっと良い話だったと思います。

怖がって逃げるエミさんに対して、リッタきゅんがユーさんにフォローしたらと提案するんだけど、その時のユーさんとリッタきゅんの会話がすごく心に響くものがありました。

ユーさんとしては自分は幽霊だから触ることも出来ないしそれは生きている人間の役目だと言うんだけど、でもそれに対するリッタきゅん「仲良くなるってユーさんが諦めてちゃ始まらないでしょう」「エミさんがあんなに頑張ってるのは何のためだと思ってるんですか!」

リッタきゅん…意外と熱い子なんですね。これまでの話の中でもいい子なんだろうと言うのは分かってましたけど、真っ直ぐでハートの熱い子なんだなぁと言うのが今回のこのやり取りで伝わってきました。まあ、相変わらず女の子なのか男の娘なのかよく分からないですが。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
前回の話ではぐれちゃった赤音ちゃん、無事に合流出来てめでたしめでたし…ではあるんだけど、え? あれ? なんでいつの間にか赤音ちゃんと千絵理さん、お互いにビビモンプレーヤーだと明かしちゃってんのさ。

ホントこれ光理ちゃんの苦労は一体どうなるの…独りで悩んであんこさんに相談とかしてたのに…w


・お願い!ロイヤルニート
2話目にして早くも新キャラ登場。しかし新キャラのスイちゃん、最初の扉絵ではすごく悪の黒幕感みたいの醸し出してたのに、実際はヘタレなレベルでの恥ずかしがり屋さんとか…ただ、発明の特許でお金を持っていると言うのはすごいですね。ニートなのに自活している…と言えなくもない(?)

あと個人的に気になったのが欄外の人物紹介。瑠璃子ちゃんのところ「基本的に真面目」てあるんですが…真面目? 真面目…とは。真面目だったらそもそもニートにならないだろうし、今月の話を読んでても真面目と言うよりは武人肌な天然お馬鹿さんと言う風にしか見えませんww


・拝啓、かしこ
ゲスト作品。孫娘とおばあさん2人だけの登場人物、そしておばあさんの文通相手から届いた手紙と言う実にシンプルな人物構成での話と言うのがなんだか新鮮に感じますね。最近のミラクはとりわけ登場人物の人数が多い作品が増えてきていますし。

手紙と言うアナログな題材を扱っているせいか、作品全体になんだかとても懐かしい匂いを感じました。そしてその懐かしさと言うのはもしかするとその題材によるものだけでは無いのかもしれません。

ツイッターのフォロワーさんと話していて気付いたのですが、この作品、どこか創刊当初のミラクを思わせる、そんな雰囲気が感じられるんですよね。どこが…と言われるとなかなか具体的には答えづらいのですが。ともかく、なんとも言えない味のある作品だと思いました。


・音無さんは破壊神!
187ページ、めくった際に一瞬「この漫画が桜Trickになってしまった!!」と混乱したのですが何のことはない…例の神様が力を取り戻すアレですね。

しかしこれ…音無さん的にはどうなんだろうか。恐らくきっとすーちゃんの為にとっておいたであろうファーストキスをこうして(外見はすーちゃんだけど)神様に奪われてしまって…。

これ、最後彼女が天の神の元へ向かっていったのはその辺りの怒りがあるのではないでしょうか…と考えるのはさすがに百合脳過ぎますかね?


・やさしい新説死霊術
死霊術師メイプリーフ、そしてダスク先生の過去。ダスク先生がメイプリーフのかつての弟子だったのですね…しかしメイプリーフさんはダスク先生の幸せの為に彼女の元を去ってしまった…と。

それにしても回想シーンの中のやりとりで幼き日のダスク先生が「ゴーストを人として育てる」と言ったシーン、もしかしてトアちゃんの正体て本当は人間じゃなくて人として育てられたゴーストなのでは…とか思ってしまいましたよ。

まあ、その後のやり取り、そして再開したダスク先生とメイプリーフさんのやり取り見るにそれは無さそうですが。

しかしこの作品、今回に限ったことじゃないのですがシリアスなシーン、ストーリーの中にもいきなりギャグぶっこんできたりする流れが多いので読んでるとたまに脳の処理能力がパンクしそうになりますw

そしてこの作品も来月が最終回。ソレイユの死霊術とかその辺りがどうなるか色々気になるところはありますが…どんなラストに落とし込んでくれるのか。期待して見守りたいと思います。


今月は以上で。来月で「幸腹グラフィティ」「やさしい新説死霊術」と二つの作品がラストを迎えますが、今月の展開を見ていると他にもラストが近づいていると感じる作品が幾つか見られますね。

とは言え、まだ一巻が出ていない作品達も多く、大きな誌面の入れ替わりと言うことにはならなさそうではありますが。ただ、「幸腹グラフィティ」が終わるのはミラクと言う雑誌にとって、本当に大きな一つの節目になりそうな、そんな気はします。


Comment
この記事へのコメント
ハートオブtheガールも来月最終回ですよー。
個人的に今月号は全体的にまとまりが良くとても読み応えがあったと思いますが、再来月から幸腹グラフィティ含め3作品がいなくなるのは誌面的に寂しくなりますね。特にやさしい新説死霊術は気に入ってたのに…2巻突破の壁の厚さをそろそろ緩くしてほしいものです。
今はゲストだらけというわけでもなくて、そのゲストも読み応えがあるもので良い傾向だと思います。個人的に広がる地図とホウキ星には期待したいです。
2016/ 08/ 26 (金) 23: 48: 10 | URL | 近江住友 # -[ 編集 ]
>近江住友さん
コメントありがとうございます。

>>ハートオブtheガールも来月最終回ですよー。

そうなのですか? 欄外にも予告にも最終回の文字が無かったので、再来月くらいが最終回だと思ってました…。

ハトガにしろ新説死霊術にしろ、今のところきらら公式の新刊案内に出ていないのが気がかりです。話数的に2巻に足りてないことは無いとは思うのですが。

2巻突破の壁はなかなか厚いのかもしれませんね…ミラクに限らず、きらら全誌に関して言えますが…。

仰るとおり、最近のゲストは結構読み応えあるものが多くて良いですね。その中から次なる連載作が出てくることを期待したいです。
2016/ 08/ 27 (土) 22: 43: 55 | URL | オウジー # -[ 編集 ]
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