「かなえるLoveSick」1巻。
2016年 11月 06日 (日) 12:07 | 編集
では、先月27日発売のキューンコミックスの中から「かなえるLoveSick」1巻の感想っぽい記事、行ってみるとしましょうか。


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この「かなえるLoveSick」、きららミラクで「桜Trick」を連載中のタチ先生による作品ですね。タチ先生と言えば「桜Trick」の他にも現在、きららフォワードで「双角カンケイ。」も描かれていて、そして今回の「かなえるLoveSick」。

何気に今、一ヶ月に三本も連載持っていらっしゃるんですよね。しかしまさか、きらら以外の雑誌でも連載始められるとは…個人的にきらら派の自分としては、このままタチ先生がキューンに引き抜かれてしまったらどうしよう…と言う変な危惧もあったり無かったり。

まあ、「桜Trick」も「双角カンケイ。」もまだまだ続きそうなので少なくとも当面の間はその心配は無いとは思いますがw


しかしこの表紙…美少女2人に、そして帯には「恋愛成就♡ただし百合に限る。」の文字。もうこれだけで期待を裏切らないタチ先生らしい百合作品だろうと言うのがよく分かりますねw


裏表紙はこちら。

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なんだかまったりしてる(?)3人の美少女たち。ちなみにそのうち1人、頭をツーサイドアップにしてる茶色い髪の子は表にも載っている子ですね。彼女が主人公です。

帯を見ると主要登場人物の紹介がありますね。

・キューちゃん:キューピッド
・サキ:サキュバス
・恋栗:こっくりさん
・夕香崎あんじゅ:ターゲット

うん、これだけ見ても何が何やら分かりませんw

ちなみにキューピッドのキューちゃんが主人公の子です。


さて、この「かなえるLoveSick」どんな話かと言いますと…舞台となるのは男子禁制の聖ヴァレンタイン女学院。ここには「恋」を叶えてくれる何かがいて-と言うお話。その何かと言うのは当然キューちゃん(キューピッド)、サキ(サキュバス)、恋栗(こっくりさん)の3人のことですね。

そして学園の多くの女生徒達から想いを集めているのが夕香崎あんじゅと言う、クールでちょっとミステリアスな美少女。キューちゃん達は女生徒達の想いをかなえるべく夕香崎さんをターゲットとして狙うのですが、でも全然上手く行かず…と言うのが話の大筋。

さて、何故上手く行かないかと言うと…どういうわけか夕香崎さんにはキューちゃん達の姿が見えてるんですよね。人ならざるもの、言わば人の恋の願いをかなえる神みたいな存在のキューちゃん達は本来人間に見えるハズ無いのですが、でも夕香崎さんには見えるんです。

だから、あの手この手で仕掛けようとしても全てかわされて、それどころか彼女の良い様に翻弄されてしまう始末。まあ、単に「見えている」だけじゃ説明が付かない点も多々ありますが…どうにも夕香崎さんは色々な意味で常人離れしている気がしますw


そんな感じで、序盤はとにかく3人が夕香崎さんに翻弄されている(そして魅了されている?)話が多いですが、途中からは夕香崎さん以外に想いを向けている生徒の恋を叶える話も出てきますね。

とは言え、やっぱり中心は夕香崎さんと、翻弄される3人、特にキューちゃんと言う感じですが。一応キューちゃん×夕香崎さんがこの作品の主役カップリングと見て良いのでしょう。

第1話の最初の導入にも「ただし神や悪魔が人に恋をしてしまったとするなら…」とありますし、どう見てもキューちゃんは夕香崎さんのことが色々な意味で気になっちゃっていますからね。

ただ、気になってると言う意味では恋栗さんやサキちゃんも同様なわけで…この辺り、神さま達3人組×人間の四角カンケイになっていくのかどうか…?

一方の夕香崎さんなんですが、彼女は彼女で学園内の人気者なのに実は友達がいないと言う難儀な子で、だけどキューちゃん達3人に対して友情めいたものを見つけたみたいで…1巻の最後、改めてお互いに自己紹介して友達になるシーンがあったりします。

果たして彼女たちの関係は今後、どうなっていくのでしょうか…?


さて、この「かなえるLoveSick」なんですが、読んでて同じタチ先生の4コマ作品でもきららミラクで連載されている「桜Trick」とはかなり色々と違う部分があるなぁと感じました。

まず、4コマの形式として「桜Trick」は1本1本にサブタイトルが付かない形だったのがこちらでは付く形式になっていますね。

それと、1ページに載っている4コマが「桜Trick」では2本ずつだったのに対してこちらは1本のみ。この1ページに1本と言う形式、キューンの作品では結構多いみたいですね。正直言うと雑誌で読んだ時は非常に違和感があったのですが…でもコミックスだと全く違和感無くすんなりと読めます。

それと形式と言う意味ではこの「かなえるLoveSick」、純然たる4コマではなく4コマのパートと通常のストーリー漫画風コマ割りのパートが混ざっています。これもキューン作品でしばしば見かける形式ですが、ストーリー性のある4コマ漫画にはよく合っている形式だと思います。

そして、一番の特徴としてこの作品…描き方が非常にコメディタッチ強めですね。特にギャグっぽい描写が多いと言うわけではないですが、全編通してシリアスに傾くことなく、軽いタッチで描かれています。

思えば同じタチ先生の作品でも「桜Trick」は連載初期はコメディ色強めだったのが最近の展開ではコトネ×しずくの背景だとか重い描写が多く出てきていますし、「双角カンケイ。」に至っては1巻の段階で既にあちこちで「読んでて胃が痛くなる百合」とまで言われていますし…。

そう考えるとこの「かなえるLoveSick」をあえて軽妙な感じで描くことによって、タチ先生自らがご自身のバランスを取られているんじゃないかなぁ…なんて気もしますね。


ただ、「軽い」と言ってもそこはやっぱりタチ先生。百合描写の素晴らしさには目を見張るものがあります。とりわけ今巻では第5話、ピアノを弾く後輩とその音色に耳を傾ける先輩の話。

ピアノの音色と水の描写、恋する少女の美しさ。そして「綺麗な恋を叶えてあげたい」と言うキューちゃんの気持ち…ここにはタチ先生の描く美しい百合の小宇宙が詰まっていました。


あと、「桜Trick」「双角カンケイ。」は共に学園モノの範疇に入る作品ですが、この作品は学園モノであると同時にファンタジー物の範疇に入る作品、とも言えますね。タチ先生の作品でこういう人外キャラクターがメインで出てきた作品は初ではないでしょうか。

そういう意味で、タチ先生が新しい分野に挑戦した作品…として非常に興味深い作品だと見ることも出来ますね。


さて、そんな「かなえるLoveSick」1巻ですが、特典を集めてきましたので以下に。

まず、WonderGOOのポストカード。

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絵柄はキューちゃん×恋栗さん。こうして見ると恋栗さん、えらくまたばいんばいんですね…まあ実はキューちゃんも結構なものをお持ちだったりしますが(最低)

ちなみにキューちゃん、この絵だと背中に羽根が生えていますが、1巻のあとがきによるとこの羽根は出し入れ自由らしいですw

それにしても柔らかそうな女の子がくっついていちゃいちゃしてる様は良いものです。また背景に百合の花が散らしてあると言うのが…ww


次にCOMIC ZINのイラストカード。

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絵柄はキューちゃん×サキちゃん。2人お揃いのメイド風衣装ですね。ちなみにサキちゃん、この作品ではいわゆるロリ枠と言ったところでしょうか。作中でも夕香崎さんのことを「あんじゅお姉ちゃん」と慕っていますしね。

それにしてもこの絵…なんだか2人の体勢が対面座位みたいに見えてしまってすごくえっちだと思うのは僕だけなのでしょうか(僕の頭がおかしい)


続いてアニメイトのミニ色紙。

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絵柄はキューちゃん×夕香崎さん。この作品のメインカップリング(?)登場ですね。2人お揃いのバニー衣装と言うのがまたなんともあざとい!!

しかし夕香崎さんはホント一体何者なのか…とりあえず1巻を読んだ限りでは弓道をやっていることと、古風な家に祖父母と暮らしていること、そして神様が見える人と言うのは分かりましたが…色々と謎が多いですこの人。


さて、イラストカード系は以上で、あとは大きめの特典を以下に。

まず、メロンブックスのポスター。

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絵柄はキューちゃん×恋栗さん。まさかの婦警さんコスですw

あの…君たち、仮にも恋愛の神様なんでしょ? 一体何やってんの本当に…そりゃこの体たらくじゃ夕香崎さんに翻弄されたりもしちゃうわけですわ全くw

ちなみにこのポスター、「桜Trick」のメロン特典と同じくいわゆるスティックポスターなのですが、ただサイズが非常に大きいです。横幅も桜Trickのと違ってかなり広め。

なのでウチのスキャナーでは全体を撮れず、これほんの一部を写しただけです…w


次にゲーマーズの架け替えブックカバー。

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絵柄は表がキューちゃん、裏がサキちゃんと言う組み合わせ。2人お揃いの制服姿がとってもとってもキュートでかわいい!!

しかしこうして見ると2人とも神様(正確にはキューピッドとサキュバス)には見えませんね。普通に女子高校生って感じに見えます。もういっそこのまま生徒として聖ヴァレンタイン女学院に通っちゃえば良いんじゃないかな?

(ちなみに聖ヴァレンタイン女学院の制服はブレザーでなくセーラー服ですが)


実際に本にセットしてみるとこんな感じに。

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キューちゃんもサキちゃんもどっちも可愛いです。2人ともホント制服よく似合ってます。それにしてもキューちゃんのスカート押さえたポーズがあざとい…w


最後に、とらのあなの架け替えブックカバー。

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絵柄は表がキューちゃんに裏が夕香崎さんの組み合わせ。2人ともお揃いのチア衣装がとっても可愛いですね!!

そして何気にこのチア衣装って、少女達の恋を応援して叶えると言うキューちゃん達の存在、この作品のテーマに一番合った衣装なんじゃないかって気がします。まあ、夕香崎さんがチア衣装になるのはその意味ではちょっと違うかもだけど…w


実際にセットしてみるとこんな感じに。

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表のキューちゃんサイドには夕香崎さんが、裏の夕香崎さんサイドにはキューちゃんが、お互いに顔だけカットイン風に出ているところがデザイン的にポイント。


これで特典はコンプです。しかしこうして特典全て見てみると今回、全部キューちゃんと誰かと言う組み合わせになってますね。つまりこれ、キューちゃん総受けってことだ(違)


さて、そんな「かなえるLoveSick」ですが、この1巻の最後の方では理事長先生の口より姉妹校のことや、またその姉妹校ももしかすると同じように神様を雇ってるかもしれない…なんて言葉も飛び出してきてちょっとだけ不穏な雰囲気も感じられますね。

(そもそもこの理事長さんもかなり謎な人ですが…神様を雇うとか一体何者なの、とw)

と言ってもまあ、この作品に関しては今後もきっとあまりシリアスっぽい感じにはならずにあくまで軽く明るいコメディタッチで行ってくれるとは思いますが。

タチ先生の新たな世界、新たな可能性として今後もこの作品、期待したいですね!!


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