信州のお酒2種飲み比べ。
2016年 12月 11日 (日) 22:12 | 編集
では、一昨日の休みの夜に開けたお酒の感想日記でも。

母が先日、信州の方へ旅行に出かけてその土産に買ってきた日本酒を2本、飲み比べてみました。どちらも長野県のお酒ですね。


まず1本目。

長野県北安曇郡は大雪渓酒造株式会社さんの「山の生一本大雪渓純米吟醸」。

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原材料は長野産米とあります。アルコール度数は15度。精米歩合は55%。


さて、まずは抜栓…なのですがこのお酒、変わっているのは栓。720ミリ瓶って普通、スクリューキャップタイプの栓がほとんどなんですが、このお酒は一升瓶で使われているのと同じタイプの栓を使っています…。

栓を開けて酒器に注いでみると色はうっすらと黄色い感じですね。完全な無色透明といった感じではなく、ほのかに色が付いた感じ。

香りはほんのりと、甘い吟醸香が感じられます。

口に含むと…うん、味わい豊かでしっかりとした造り。辛口なんだけれど、キレがあってサッパリと言うよりはコクがあってふくよか、どっしりと言った印象。米の旨味豊かで味に膨らみがあります。

それでいてほんのりと漂う吟醸香が後口で鼻の奥へと抜けていく、その感じが良いですね。

その吟醸香もハッキリとフルーティと言った感じではなくって、あくまでほんのりと言う具合。その位の塩梅の方が旨味豊かなこのお酒にはよく合っている気がします。

味わいは甘みはさほど強くなく、むしろやや酸味の方が強く感じられる位ですが、ふくよかなボディ感や豊かな旨味と言ったものが先に来るのでそんなに酸が突出した印象も受けません。バランスがとても良いですね。


続いて2本目。

長野県大町市は北安醸造株式会社さんの「純米吟醸原酒」。

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なんでもこの酒造会社さんの「北安大國」は関東信越国税局酒類鑑評会、純米酒の部で優秀賞受賞だそうで。その記念のお酒と言うことみたいですね。

アルコール度数は17度と少し高め。精米歩合は59%。


さて、抜栓。こちらのお酒は先程の「大雪渓」とは違って、普通のオーソドックスなスクリューキャップタイプの栓ですね。

酒器に注ぐとこちらもやはり、ほんのりうっすらと黄色く色づいています。そして液性の粘度がほんの少し高めでしょうか。若干とろりとした感じに思えます。

香りはあまりしません…が、口に入れた途端にフルーティで華やかな吟醸香がふわっと広がります。メロン系の、品のあるとても華やかな香り。これは良いですね…!!

飲み口も甘やか。もちろんしっかりと辛口の日本酒なんだけれど、でも甘い…とても心地の良い甘さが口中に広がります。

こちらもキリリと淡麗なお酒と言うよりは濃醇でふくよかなタイプなんだけれど、でも飲み口が軽やかでするするっと入っちゃうんですよね。

その華やかでフルーティな吟醸香も合わさってとても飲みやすいお酒です。でも、度数が17度と高めなのにこの飲みやすさ…これはハッキリ言って危険なお酒ですねw


長野県の日本酒2本飲み比べてみましたが、どちらも違うタイプのお酒な様でいて、根底に流れる雰囲気は割と近いものを感じました。どちらもふくよかで豊かな旨味あるお酒と言った印象ですね。これが長野のお酒の個性、なのでしょうか。

日本酒と言うとどうしても信州よりももう少し上、上越・新潟県が有名どころですが、でもこうして飲んでみると信州長野のお酒もとても良いものですね。ごちそうさまでした。


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