2017年1月・能登半島「観光列車と美食」の旅(5)
2017年 02月 07日 (火) 06:07 | 編集
- 二日目(中編)・のと里山里海号で穴水へ、そして輪島 -

観光列車「花嫁のれん」でやって来た和倉温泉駅。降り立ってみると待合室の手前にこんなのれんがあります。

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そしてこののれん、「ご自由におくぐりください」とありますw

僕もせっかくなのでくぐってみましたww


また、駅の出口付近にはこんなゆるキャラの姿も。

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「わくたまくん」と言う、和倉温泉のマスコットキャラみたいですね。


さて、和倉温泉までやって来ましたけど本日はここで終わりではありません。まだこの後も観光列車に乗って先へと行くのです。

今度はのと鉄道の観光列車「のと里山里海号」に乗車します。


駅で待つことしばらく、12時半を回ったくらいに青い列車がホームへとやって来ました。

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これがのと鉄道ご自慢の観光列車、「のと里山里海号」です。車両はNT300形。先程乗ってきたJRの花嫁のれん、昨日乗ったべるもんたは共に旧型車両の改造車ですが、この車両は完全な新造車両です。

現在、この「のと里山里海号」は土日はゆったりコース、平日はカジュアルコースとして運行されていて、カジュアルコースの方は普通運賃にプラス300円の乗車整理券料金が必要。

そしてゆったりコースの方は事前予約が必要で1500円の料金となるのですが、乗車駅まで戻るのに使用できる、翌々日まで有効な乗車券が一緒に付いてきます。


さて、ホームには先程から雨とも雪ともつかないものがずっと降りしきっていて寒いので早速車内へと乗り込みます。

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車内はボックスシートがずらりと並ぶ区画と、それにソファーシートや窓側を向いた座席とが並ぶ区画とがあります。今回僕が座ったのは窓側を向いている座席の方。

あと、この列車は2両編成で1号車と2号車で内装が異なっていたり、車内には色々と沿線の伝統工芸品を展示されていたりするのですが、その辺りはお客さんが多かったので写真に撮れず…。

(上の室内写真は終点の穴水到着後に撮ったもの)

ただ、実はこの列車には翌日にも乗ることになり、その時には色々と写真に撮ることが出来たので、車内のあれこれはまたその時の旅日記で紹介しようと思います。


自分の座席に座ってみるとこんなものが用意されていました。

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ちょっとしたスイーツと記念乗車証(コーヒーは自分で買いました)

ゆったりコースの場合、オプショナルで色々と食事をつけるプランもあるのですが、何も付けない場合でもお菓子がおまけに付いてくるみたいですね。これは嬉しいおもてなし。


さて、列車は定刻通り12時38分に和倉温泉を出発します。この列車、アテンダントさんが数名乗車されているのですが、見ていると常に何かしらの沿線案内などされていますね。

そう言えば「べるもんた」や「花嫁のれん」ではそんなに沿線の景色紹介とかはせず、本当にスポット的な案内に留めていた感がありますが、こちらではアテンダントさんが常にずっと案内のアナウンスをされています。

この辺り、同じ観光列車と言っても会社によるアプローチの違いが現れていて興味深いです。


列車は途中、能登中島の駅で10分ほどの長い停車をします。この駅には実は珍しいものがあって、乗客も一旦この駅でホームに降りて、アテンダントさんの案内でそれを観に行けるんですね。

それがこちら。鉄道郵便車「オユ10」。

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かつて日本に走っていた、郵便物を運ぶための専用車両「郵便車」。昭和後期にその役目は終わって全部の車両が引退し、ほとんどがこの世の中から消えてしまったのですが、この能登中島駅にはまだその郵便車が残っていて静態保存されているんですね。

この「オユ10」、外から観るだけじゃなく中を見学することも出来ます。

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普通の鉄道車両とは違う独特の室内。まさに、郵便物を運ぶのに特化した車両です。夏場に窓を開けて郵便物を飛ばすわけにもいかないので、この時代に造られた車両としては珍しく冷房も完備していたそうです。


能登中島を出発し、列車は能登半島を進んでいきます。途中、何箇所かのビュースポットでは列車は速度を落とし、一時停止して風景をじっくりと見せてくれます。

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こちらは深浦漁港の風景。のと鉄道は海沿いの路線を走っていくので車窓が良いです。


こうして、和倉温泉から約1時間の乗車。終点の穴水に13時31分に到着しました。

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穴水駅はいかにもローカル線の終着駅と言った風情。ただ、駅構内には車両基地があり、また土産物屋さんなど色々と併設されています。

今日は一旦、のと里山里海号とはここでお別れ。ここからバスで輪島へと向かいます。


バスに乗ると乗客は僕独り。他に誰もいません。輪島までの約40分間、遂に誰も乗車しないままに終点の輪島へと着いてしまいました。

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恐らくですが、輪島へ向かう人でのと鉄道→バスと乗り継いでやってくる人は少数派なのでしょう。多分大多数の人は金沢からの直行バスで輪島を訪れるのでしょうね。

時間は14半前。バスを降りてそのまますぐにタクシーに乗車、そして一旦ホテルへ向かって荷物を預けて再度タクシーに→輪島塗会館へとやって来ました。

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こちらの輪島塗会館、1Fには様々な工房の輪島塗の商品が展示販売されていて、2Fの資料室では輪島塗の造り方が工程別に展示されています。ここに来ればとりあえず輪島塗がどんなものかが分かる、そんな場所ですね。

せっかくなので資料室を一通り見学後、自分と両親用で輪島塗のお猪口を買いました。良い土産も手に入れられたので満足満足。


この後、タクシーを呼んで向かったのは輪島漆芸美術館。輪島塗の美術品ばかりを集めた美術館とのことで行ってみたのですが…なんと残念なことに館内の展示入換で休館中でした…全然知らなかった。

タクシーの運転手さんも知らなかった様ですし、これは自分の下調べたが足らなかった結果…残念ですし悔しいですが致し方ありませんw

代わりにそのままタクシーで輪島キリコ会館へと向かいます。

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キリコと言うのは能登半島各地のお祭りで用いられる大きな奉燈なのですが、その大きなキリコがずらりと並んだ館内はまさに圧巻!! 館内に入った瞬間に言葉を失います…。

なにしろこのキリコ、大きなものでは4階建ての建物ほどの高さにもなるそうで…そんなに大きなキリコが街中を練り歩く、能登半島のお祭りというのは一体どんなものなのでしょうか。きっとさぞかし勇壮な光景が広がるのでしょう…。


個人的に一番気になったのがこちらのキリコ。

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この方、お股の部分は一体どういう構造になっているんですかね…?

このキリコ会館、非常に勇壮で圧巻、見ごたえがありました。ただ、何かどこかで見たことある、妙な既視感を感じたのですが…よくよく考えてみると昔行ったことのある青森県・弘前のねぶた会館と似ているんですよね。

こういう巨大な山車的なものを展示している博物館はどうしても建物の構造や展示の仕方が似通ってきてしまうのかもしれません。


さて、輪島の観光を終え、時間は16時くらい。ちょっと早いですが宿へと向かいます。

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