旅の土産・石川県の地酒飲み比べ(2)
2017年 01月 31日 (火) 21:47 | 編集
さて、それでは一昨日の夜に開けたお酒の感想日記でも。先日の能登半島旅行で買ってきたお酒のうち3本を先日の酒日記で触れましたが、残りの2本を昨夜開けました。


まず1本目は能登のお酒。

能登半島、鹿島郡中能登町の鳥屋酒造株式会社さんの「純米 池月」。

sake20170129_01s

sake20170129_02s

値段は720ミリで1458円。精米歩合は55%と、純米酒と言いつつ吟醸酒なみにしっかりと磨いてありますね。

酒器に注ぐと色は薄っすらと黄みを帯びています。鼻を近づけてみるとほんのりと吟醸香が感じられますね。ただ、吟醸香と言ってもフルーツ系ではなく、割と日本酒らしい、アルコール感のある香りです。

口に含んでみると、酸味は淡く、しっかりと辛口のお酒。スッキリと切れ味の良い、一見淡麗な辛口のお酒と言った印象を受けます。

が、あっさりしている様でいて実は意外にコクがあります。ボディも豊かで米の旨味のしっかりと感じられるお酒ですね。それでいて全然クセがなく、するするっと飲めちゃいます。飲み飽きしないお酒だと思います。


2本目には津幡のお酒。

能登半島の手前、河北郡津幡町の株式会社久世酒造店の「能登路 純米吟醸」。

sake20170129_03s

sake20170129_04s

値段は720ミリで1944円。このお酒、原料の米に自社米を60%使っているのだとか。精米歩合60%でアルコール度が18度とちょっと高めです。

こちらも酒器に注ぐと色は薄っすらと黄色いです。先程の池月よりも若干濃い目でしょうか。鼻を盃に近づけてみてもあまり香りは感じられません。

しかし、口に含むと味はすごく濃い。酸味は強くないのですが、濃厚な旨味と、それにしっかりとした辛味とが感じられます。特にこの辛味はアルコール度の高さも影響しているのでしょうか、かなりハッキリと辛いと感じられますね。

味の要素が濃く、非常にどっしりとしています。しかしこれもやはり全然クセがなく、度数の高さとは裏腹にスルスルッと飲めてしまうんですよね。

ほんのりと後口にメロンの様な吟醸香が感じられるのが心地良いです。また、わずかな苦味の様なものが後味にあって、それが複雑な余韻を残しています。


2本を飲み比べてみると…うん、「能登路」の方がやっぱり明らかに辛いです。「池月」も最初それだけを飲んだ時は辛口に感じられたのですが、「能登路」の後で飲み直してみるととても甘やかに感じられますね。こういう違いを楽しむ飲み比べもまた良いものです。


あと、それと今回、焼酎も1本だけ買ったので。

先日飲んだ「黒帯」と同じ福光屋さんによる焼酎「えじゃのん おんぼらぁと」。

syouchu20170129_01s

値段は720ミリで2880円。随分と変わった名前の焼酎ですが、「AGE UNKNOWN」ををもじって「えじゃのん」と言うことらしいですね(仕込みによって元々の焼酎の年代が分からない為)

また、「おんぼらぁと」は金沢の方言で「ごゆっくりと」と言う意味だとか。

さて、こちらの焼酎ですがまず香りが非常に良いですね。ふわっと香る吟醸香。それもそのハズ、この焼酎は米焼酎なのですが原材料には米だけでなく大吟醸の酒粕が使われているのだとか。

確かに酒粕を思いっきり洗練させた様な、そんな香りに感じられます。

これを生のままで少し盃に入れ、氷や水で割らずにそのまま口に含んでみると…甘い。甘みがあってとてもふくよか。それでいてスッキリとして、全く何のクセも嫌味もありません。

焼酎としてはこれ、非常に飲みやすい部類ですね。香り高い、良い米焼酎です。


…と、そんな能登半島旅行で買ったお酒飲み比べ、なのでした。


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...