2017年1月・能登半島「観光列車と美食」の旅(9)
2017年 02月 27日 (月) 05:47 | 編集
- 三日目(後編)・和倉温泉「能州いろは」の夜 -

のとじま水族館での観光を終え、バスに乗って和倉温泉の温泉街へとやって来ました。ちなみに和倉温泉、列車の駅と温泉街のある辺りは離れているので、バスで降りるのも和倉温泉駅ではなく、和倉温泉のバス停になります。

そしてバス停から歩くこと数分。本日の宿に到着。

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こちらが本日お世話になる宿、「能州いろは」さん。結構大きな建物に見えるのですが、和倉温泉の中では割とこじんまりした部類の旅館になるみたいですね。

(和倉温泉はやたらとバカでかい建物の旅館が多いですw)


中に入ると純和風。ロビーからして完全に和風です。

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そしてこの宿、まず玄関で靴を脱ぐのですが、その後は素足もしくは靴下で過ごす形になります。館内は風呂などを除き、エレベータ内に至るまで全て畳敷きとなっていて、そのためスリッパ等も無く素足でどうぞおくつろぎ下さいと言うことなんですよね。

なるほど…これはくつろげます…足元が完全に開放されるとすっきりしますよね…w


部屋も純和風。広々とした和室です。

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海側の部屋だったので景色も良いです。まあ、実際には泊まってご飯食べたらあとは寝るだけなので景色の良し悪しもあまり関係ない気もするのですが…でも、チェックインして部屋に入った瞬間にこう、窓の外に海が広がるのいいですよね。


さて、まずはお風呂なんぞ入ってのんびり。温泉宿なので当然、大浴場の温泉があります。僕が入った時は他にほとんど客も来なかったので、広いお風呂で体を伸ばしてゆったりとくつろぐことが出来ました。

何泊かの旅行をするならやっぱり一泊はこういう、和風の温泉宿に泊まって広いお風呂で身体を伸ばしたいですよね。


さあ、そして…お待ちかねの夕食です!!

夕食は部屋食ではなく、食事処へ案内されるのですが、こちらが一部屋ずつ個室風に区切られているのがとても良いです。他の客を気にすることなく、ゆっくりのんびりくつろぎながらご飯を食べることが出来るんですよね。

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まず、先付や八寸などがずらりと並びます。ナマコの酢の物や野菜の和物、カニのおこわやサザエ、鯛の身を焼いたものなどなど。

そして生ビールで乾杯!!

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お作りも出てきました。刺し身の方は甘エビやマグロなどなど。

まずは刺し身や八寸などをちびちびとやりながらビールをぐいっと。ああ…温泉上がりのビールってなんでこうも美味しいのでしょうね…もう、最高としか言い様がありませんw


さて、こちらの宿で今回僕が申し込んだプランのメインはこちら。

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この宿の食事処にはテーブルに炉が内蔵されていて、そこでこれらを自分の好きなように炙って食べると言うわけです。

運ばれてきた食材はズワイガニ、エビ、サザエ、帆立、さつま揚げ、野菜類。それに本来ならば牛肉やウインナーなどが付くところ、事前に肉が駄目な旨を伝えておいたところ、変わりにアワビ、そしてカマスとノドグロを出して頂けました。

こうやって、食べ物のNGに対してきちんと配慮して頂けるのは本当にありがたいですね。


ここで日本酒を投入。

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菊姫の「先一杯」。純米酒。やや酸味が強いのだけどどっしりとしてふくよかな旨味があります。ほんのりとフルーティな含み香もあってとても美味しいです。


さあ、さっそく焼きます。まずはカニの足から!!

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ズワイの足を焼きすぎない様に注意して…そして火からあげて身を殻から外して食べると…これがふわっと甘くてホント美味しい!! 日本酒との相性もバッチリ言わずもがな。


自分で炙りを楽しんでいる間にも料理が運ばれてきます。

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鯛の煮物。優しい味で口の中でふわっとほぐれます。じんわり染みる…まさに滋味。


貝類を贅沢にも三つ一度に焼いちゃいます!!

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帆立もサザエも旨い…そしてアワビ!! アワビを焼いて食べるとか、こんな贅沢しちゃっていいんでしょうかね本当に。アワビって生でも勿論美味しいんだけど、こうして焼くと旨味が活性化しますよね。噛みしめるごとにじゅわっと口の中に広がる美味しさ。


そして運ばれてきたのがカニ味噌。

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これも本来ならばビーフシチューが運ばれてくるところ、その代わりの品なんだとか。これはもう、このまま炉へ投入です!!

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残ってたカニの身と一緒に…カニ味噌の方には少し日本酒を垂らしてやります。そして焼きあがったのをスプーンですくって食べると…もうたまりません!! 日本酒が進む進む!! いやホント、カニ味噌って日本酒の為にある様な食べ物ですよね。


椀物が運ばれてきました。

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アマダイのすり身で、これがまた滋味あふるる味わいでじんわりぽかぁ…と、身体が内側から暖まってほっとする感じ。


炙りもいよいよ大詰め。エビとさつま揚げを投下!!

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このさつま揚げが意外な伏兵。もっとこう、普通にはんぺんみたいな感じかと思いきやとんでもない、魚の繊維と旨味とがしっかり感じられる逸品でした…。


カニとレモン。

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カニの上にレモンを絞って食べる、酢の物の代わりみたいな一品。終盤にこういうのが出てくると口の中がさっぱりとして良い感じですね。


炙りの最後には魚二種類を投入!!

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カマスもノドグロもどちらもホント美味しい…それにしてもノドグロってホント凄い魚ですよね。昨夜はフレンチで頂いたのですが今夜はこうして開いたのを炙りで。洋風でも和風でもどちらでも美味しい。

他にも刺し身とか握りなんかでも美味しいですし、ホントどうやっても美味しい魚ですよ。


最後にご飯とお吸い物。それからデザート。

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デザートがみかんプリンだったのですが、これがまた絶妙な酸味があってとても美味しかったです。こうして前菜からデザートに至るまで全て堪能。大変に満足な夕食でした。

こちらの「能州いろは」さんでの夕食、食事処が個室になっていてプライベートな感じでくつろげるのも良いですが、食事の運ばれてくるタイミングもバッチリでした。

焼き物を楽しんでいて、ちょうどいい感じに自分で数品焼いて食べ終わって一息つくと次の品が運ばれてくる、そんな感じで。おそらく仲居さんがこちらの食べるペースなど見ながらきちんとタイミング図って持ってこられているのでしょう。

こういうのもまた、心のこもったおもてなし、なんだと思います。


こうして和倉温泉での一夜、そして今回の旅行最後の夜は更けていくのです…。

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