2017年3月・特急「しまかぜ」で行く伊勢志摩の旅(3)
2017年 04月 04日 (火) 12:35 | 編集
- 一日目(後編)・鵜方で志摩の美味を食す -

遊覧船、そして志摩マリンランドと賢島での観光を終えました。今日は鵜方に宿を取っているのでこれから向かうとします。賢島から鵜方へは近鉄の普通列車で。

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一般的な近鉄の通勤車両と言った感じの電車。4扉ロングシートとオーソドックスな造り。

ただ、近鉄の通勤車両って他と較べてちょっと変わってるなぁと思うのが、そんなに凄い古い車両でなくっても荷物棚が昔ながらの網棚だったりするんですよね。あと、連結面に窓ガラスがあるのも特徴かと。


賢島~鵜方は普通電車でもほんのわずか5分ほど。あっと言う間に着いてしまいます。ただ、一つ注目すべきは賢島を出てすぐに短い橋を渡るところ。実はここが本州と賢島と繋がっている部分になるんですよね。

もっとも、20メートルも無い位の橋なのでボーッとしていると渡ったことすら気付きませんが。それもあって賢島はどうもあまり「島」と言うイメージはありませんねw


さて、鵜方へとやって来ました。

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鵜方駅、思ってたよりも結構大きな駅でビックリしました。とは言え、鵜方の街自体は失礼ながらひなびた感じではありますが…。


今日の宿泊はステーションホテル鵜方。

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いかにも地方のビジネスホテルと言った感じで、部屋も決して広くはありませんが、とにかく駅に近いので便利。なにしろ駅のすぐ真ん前ですから…この利便性の良さはちょっと他に替えがたいものがあります。

ところでこのホテル、フロントの前にこんなポスターが貼られていました。

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碧志摩メグちゃんのポスター。このホテルだけでなく、そう言えば賢島の土産店などでもポスターを見かけました。一時期物議を醸した彼女ですが、でもあちこちでポスター見かけるところを考えると、きちんと受け入れられているんじゃないかな…と。

個人的には普通に可愛いキャラクターだと思いますし、過度に性的だどうこうと言うのはいかがなものかと言う気はしますけどね。往々にしてこういう表現規制的なアレって、規制したい人達の頭の中がいかがわしいだけなんじゃないかって気もします…。

なんでもかんでも性的に見えてしまうんであれば本当に病気かと。


さて、部屋で少し休んで…時間は17時半前。ちょっと早いですが飲みに行くことします。

本日向かったのはこちらのお店。

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その名もズバリ「鯛」さん。和食のお店です。ホテルからは駅を挟んで反対側の方向ですが、歩いてほんの5、6分くらいと近いところにあります。


カウンターに案内されて、まずは日本酒を。いつもなら最初にビール…となるところですが、今日は午前中に「しまかぜ」の車内でビール飲んだので、もう日本酒からのスタートで良いですw

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福井県、黒龍酒造さんの吟醸酒。これが非常に香り高くて飲みやすく、とても美味しい日本酒。なんというか吟醸香が上品で、エレガントな雰囲気のお酒ですね。


つまみの方は、まず最初にお造りの盛り合わせを。

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イワシにマグロ、鯛、ハマチにイカ…白身も赤身も、青い魚もと、バランス良く乗っています。勿論鮮度もバッチリで美味しい。

ただ、盛り合わせを頼んだのはちょっと失敗だったかもしれません…と言うのも本来ならば2人くらいで食べる量でしょうから、1人で食べるにはちょっとボリューム感があったんですよね…。

大将にその日のオススメを聞いて、なにか1種類だけで造ってもらった方がお腹にも懐にも優しかったかもしれませんw


続いて煮魚。

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大将に「あまり大きくない魚でオススメを」と伺ったところ、メバルかガシと仰ってたのでメバルをチョイス。しかしこれが思ったよりも大きい!!

メバルはウチの地元でもしばしば食べるのですが、でも大体が10センチちょっと位の大きさなんですよね。なのでてっきりそれ位のが来るかと思いきや…25センチを軽く超えています!!

でもこれが…食べてみるととても美味しい。特にこういう根魚だと大きい魚は味も大味なんじゃないかと言う先入観があったのですが、そんなことは全くありません。身はホロリと柔らかく崩れ、それでいて骨離れも良くてとても食べやすい。味は淡白なんだけれど旨味がたっぷり。

また、汁の味付けがかなり濃い目、甘みたっぷりで煮てあるのですがこれが実に良いです。根魚は白身で淡白な魚が多いですが、それゆえにこうやって甘く濃く煮付けてある方が美味しいのかもしれません。

いやはや…この煮魚は本当に美味しかった…。


次に、ちょっと青物、野菜系が欲しかったので焼き空豆を。

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殻ごと、焦げ目が付くまでしっかりと焼いてあります。これがまた、焼き加減が絶妙なのでしょう。非常に青臭くて美味しい。勿論、この場合の「青臭い」は褒め言葉です。空豆本来の青い香りがぷぅんと、口の中に広がるんですよね。

そこに日本酒をぐいっと流し込むと…ああ、ああ…!!

それと、茹でた空豆だと薄皮が気になってつい剥いてしまいがちなんですが、こうして殻ごとパリッと焼いてあると、薄皮の固さもむしろ良いアクセントとなっていますね。


最後の締めには、こちらのお店ご自慢の鯛茶漬けを。

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この鯛茶漬けがヤバイ…ご飯の上にはたっぷりの鯛の切り身が乗っているのですが、この鯛、予め胡麻風味のヅケダレに浸してあるんですよね。

なので、全体を馴染ませてやると、元々超あっさりの和風だしのスープの中へ鯛の旨味と胡麻の香ばしい風味とが溶け込んでとんでもないことに!!

熱いスープに浸されてしゃぶしゃぶの様な感じになった鯛の旨さは勿論言わずもがな、これを胡麻と鯛の旨味を吸ったスープとご飯と一緒にかきこむともう…何も言えません…。

これはちょっと感動する美味しさでした。たかがお茶漬けだなんて侮るなかれ。これは確かにお店ご自慢だと言うのも分かります。むしろこのお店を訪れたら絶対食べておくべき、マストと言うレベルですよ。


こうして散々飲んで食べて…鵜方での夜は更けていきます…。

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