「…ONLY WHEN I LAUGH/高橋幸宏」。
2009年 08月 07日 (金) 23:57 | 編集
久々に…本当に久々~に音楽ネタ。ディスクレビューぽいものを。


…ここ最近、ワイン飲んだくれてるか「けいおん!」に萌えてるかのネタしかありませんでしたからねぇこのブログwでもね、毎日音楽も聴いてますよ?


幸宏さん再発祭りで買ったうちの一枚。


「…ONLY WHEN I LAUGH」

ONLY_WHEN_I_LAUGH

#1. WEEKEND
#2. SOLUTION
#3. LIFE LIKE A RIVER
#4. 今の僕から…
#5. EPISODE 87
#6. CAMP
#7. 家に帰りたい
#8. 夢からさめたら…(天使はすぐそこにいた)
#9. MOONLIGHT FEELS RIGHT


前にここで書いたこともある「ONCE A FOOL…」と同じく、TENTレーベル期の作品。オリジナルは86年発売だそうで。

なんかここんところ凄く気に入って、毎日毎日これば?っか聴いてます。ここ最近でワイン飲んでる時のお供は大抵このアルバム。



ラブソング中心で、ポップで爽やかな雰囲気の、そして全体に優しさが感じられるアルバム。全編通してなんだか凄く「青春」て雰囲気が漂ってる作品なんだよねぇ。

幸宏さんのラブソングって、「別の男のことを好きな女性に恋をして、でも自分は彼女に何も言えずにただ見守るだけ」的な、優しくも情けない男のラブソングって感じの曲が多いんだけれど、でもこの作品にはあんまりそういう、悲壮感みたいなのは感じられなくって。


幸宏さんのディスクレビューをしているサイトだとかあちこち見て、どこかに書いてあったのが、このアルバムは全曲通すと一つの話みたいになっていて、最後は恋が実っている…みたいなこと。確かに、歌詞カードきちんと読み返すとそんな感じっぽい。

まあ、普段は歌詞なんてあまりじっくり聴かないからねぇ。ただサウンドだけ聴いて「あー気持ちいいな」てなっちゃうことがほとんどなんで。幸宏さんの曲って英語詞のも多いし。

…でも本当に好きな曲だと歌詞覚えてつい聴きながら歌っちゃったりもしますがw


この作品って、一見、割と地味に感じられちゃったりもするんだけれど。

確かに、前作「ONCE A FOOL…」がこう、初聴でパッと耳を引く様な曲?例えば「冬のシルエット」だったり「素晴らしき幻想」だったり「今日の空」だったり?が入っていて、それに較べるとこっちは確かにちょっと地味にも感じちゃうんだけれど。

でも実はこれって「地味」じゃなくって「滋味」なんだよね。噛み締めるほどに味わい深い作品って言うのかね。


とりあえず個人的には6曲目の「CAMP」が凄く好き。タイトなドラムに、ギターやサックスの音が印象的な、いかにも青春まっただ中な爽やかナンバー。実はアルバム全体のストーリーのターニングポイントでもあるよね、この曲って。

あと興味深いのが3曲目「LIFE LIKE A RIVER」。

スケッチショウを経たここ最近の幸宏さんって、エレクトロニカ-フォークトロニカ寄りの音をずっと創っているんだけれど、でもこの曲なんか聴いてると、例えばメロディの雰囲気だったりコーラスの入り方だったり、音色の組み立てなんかに早くもそんな傾向が見られたりもするんだよね。

…20年も昔の曲なのにねぇ、これ。


しかしこのアルバム毎日聴いてて思うのが、ある程度の年齢行って、人生の酸いも甘いも多少は分かって来た位にならないと、こういう作品の良さって多分分からないよなぁって言う。

この歳で初めて聴いたから凄くイイなって思えたんだけれど、でもきっと、YMO本体の方にハマり始めてた位の若僧の時分に、その延長線上のつもりで聴いてたとしたら、多分理解出来なかっただろうな。


それはこのアルバムに限らず、幸宏さんのソロ作全体に言えることでもあるんだけれど。ほろ苦さも憂いもある「大人のポップス」、なんだよね。幸宏さんの作品って。


そう考えると幸宏さんソロの作品ってYMOとは明らかにベクトル違うんだよなぁ。一見、細野さんと教授はソロではYMOと全然別のコトやってて、幸宏さんだけがYMOでやったことをそのままソロに持ち込んでる様な、そんな印象がある様にも思えるんだけれど、でもやっぱりそれも違ってて。

いや、確かにYMO活動中の幸宏さんソロはそんな側面もあると言えばあるんだけれど。例えば「ニウロマンティック」なんかは明らかにYMO「BGM」のアナザーヴァージョンと呼べる面もあるし。


でもYMOを離れてからはどんどん幸宏さんの、幸宏さんだけの個性が花開いて行ってる様な、そんな気がするなぁ。



さて。今週末はいよいよ「WORLD HAPPINESS」。生の幸宏さんに会えますなぁ。当日は天候に恵まれます様に。


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