マルスワイン・甲州種のスパークリング。
2017年 06月 06日 (火) 22:25 | 編集
では、先週末に飲んだワインの感想日記、行ってみるとしましょうか。

先週末は、ちょっと変わったスパークリングワインを開けてみました。


「マルス 甲州スパークリング 2015」

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本坊酒造さんが手がけるマルスワインのスパークリング。本坊酒造さん自体は元々は鹿児島で焼酎だとか手掛けられてますけど、ワイナリーがあるのは山梨県。と言うことでこのワインもスパークリングには珍しい甲州種使用のワインです。

日本産のスパークリング自体は飲んだことありますけど、甲州種のスパークリングは恐らく初めて。一体どんな感じなのか楽しみです。ちなみにお値段は地元のショッピングセンターで2138円。


さてまずは抜栓。栓自体は海外産のスパークリングワインに見られるのと全く同じ、あのスパークリングワイン独特の栓が使われています。ちょっと固いですが…ひねってやるとポンッと小気味良い音がして抜けました。

グラスに注ぐと色はごく薄め。ほぼ無色透明と言った色合いで、一見ワインと言うよりもまるで日本酒みたいな色に見えます。でも確かに、甲州種のワインってこういう薄い色のものが多いんですよね。

泡立ちは豊か。白い泡がスーッと立ち上がります。


香りの方は…うんうん、なるほど確かに甲州種って感じがします。白い花や柑橘などの爽やかなアロマ主体で、すっと胸のすく香り。そしてどこか品の良さが感じられるんですよね。

口に含むと…うん、酸がしっかりとしていてキレがあります。甘みやコクと言ったものは控えめで、なるほど確かに味わいの方も非常に甲州種らしいです。

コクやボディは控えめですが、でも決して薄っぺらいわけじゃあないんですよね。海外産のワインみたくガツンと攻める感じじゃなく、淑やかで控えめな印象。後口には白桃の雰囲気が結構しっかりと感じられて、それがまたなんとも上品な感じで良い余韻を残しています。

全体として、甲州種はスパークリングになってもきちんと甲州種だなぁと言った印象のワインですね。


さて、甲州種と言えば和食との相性。と言うことで、普通なら絶対スパークリングワインとは合わない、アジの干物なんかを合わせてみましたけど…うん、問題ない感じ。

そりゃ確かに日本酒を合わせた時みたいに抜群に合うと言った感じではないけれど、魚臭さと脂っぽさをすっと上手に流してくれて、あれ? 今ワイン飲んでるんだっけ…て忘れてしまう様な感じw

あともう一つ、大アサリを焼いたのを合わせてみたのですが…こちらは問題無いどころか非常によく合います。貝の旨味と醤油の風味とが、甲州種のワインによってより一層膨らむ、そんな感じがしますね。


甲州種のワインって確かに控えめで海外産のワインに比べるとボディやコクに欠けるから、どうしても海外産のワインを飲みなれていると物足りなく感じる部分があるかもしれないけど、でも甲州種の真価はやっぱり和食、それも魚介系と合わせた時に発揮されるんですよね。

個人的には魚介類と合わせて一番しっくり来るワインは甲州種だと思います。


ともかく今回の「甲州スパークリング」、しっかりと品種の特性があらわれた非常に興味深いスパークリングワインでした。こういう変わり種のスパークリングはこれからも見かけ次第あれこれと試してみたいですね。


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