2017年6月・静岡ぶらり旅(1)
2017年 06月 19日 (月) 19:58 | 編集
- 一日目(前編)・沼津港深海水族館 -

先日、6月14日(水)、15日(木)で静岡へ一泊二日の小旅行に行ってきました。

今回の旅行は元々、沼津にある深海魚の水族館が目当てだったのですが、他にも静岡県内のローカル私鉄にあれこれ乗ったりと、小規模ながらなかなか濃い旅となりました。それではこれより、その旅日記を綴って行こうと思います。


さて、今回の旅の出発は三河安城駅から。普段、新幹線乗るのは大体名古屋からなのですが、今回は目的地の都合上新幹線でも「こだま」利用となるので、名古屋よりもウチに近くてなおかつ静岡よりな三河安城からの出発となりました。

201706sizuoka01s

ところで今回乗った、三河安城を8時16分発の「こだま634号」、どうやら修学旅行だか何かの学生の団体利用があったらしく、指定席がかなり埋まっていて…おかげで三人席の真ん中しか取れなかったと言う始末。

まさか「こだま」が混んでるなんて完全に予想外過ぎましたわ…w


ともあれ、定刻通りに三河安城を出発し、一時間半ほど。9時45分に三島に到着。ここで普通列車に乗り換えて一駅だけ戻る形となります。

201706sizuoka02s

車両は313系。JR東海に走っている車両はホントこの顔だらけになりましたね…w

しかし三島駅なんですが、意外と新幹線と在来線のホームが離れているんですよね。乗り換えが割とタイトな感じになってしまいました。

あと、この時。ホームの逆側を見ると…なんかいる!!

201706sizuoka03s

伊豆箱根鉄道のホームに「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング電車が停まっていました。いや走っていること自体は知ってましたけど、まさかいきなり居るとは思わなかったからかなりびっくりしましたわ…w


三島から普通列車で5分ほどで沼津に到着。そしてバスに乗って沼津港へ…。

さあ、やって参りました「沼津港深海水族館」!!

201706sizuoka04s

これこれ…ここに来たかったのですよ。元々、水族館系は好きで旅行に出かける度に日本全国あちこちの水族館に足を運んでますけど、深海魚ばかりの水族館なんて他に見かけないですし凄く気になりますよね?

建物の側面にはこんなガラス張りのコーナーがあります。

201706sizuoka05s

シーラカンスやメンダコのぬいぐるみとか置かれています。かわいいw


チケットを買って館内へと入ります。館内は2F建てとなっていて、1Fは様々な深海生物が展示された水族館コーナーとなっています。

まず、入ってすぐ入り口には例えばエビならエビ、ウニならウニなど同じ種類の生物で、浅海にいるものと深海にいるものとを比較展示したコーナーがあります。

201706sizuoka06s

こんな感じ。左が深海のウニ、右が浅海のウニ。

ちなみに、浅海のウニの方はガンガゼが展示されていましたけど、深海の方は白いウニ。

201706sizuoka07s

綺麗と言えば綺麗。でも、見ようによっては不気味とも言えるかもしれませんw


深海のエビ。

201706sizuoka08s

アカザエビと言うエビで、高級食材として西洋料理でもよく使われるそうです。多分、僕もフレンチかイタリアンで食べたことあると思いますw


奥へと進みます。色々な深海生物達が出迎えてくれます。

201706sizuoka09s

スノークラブと言う深海性のカニ。スノー(雪)の名の通り甲羅が真っ白なカニで、なんでもこのカニは茹でても赤くならないのだとか。だから日本では食用として人気が無いらしい(でも実は美味しいらしい?)


バシノモスと言うグソクムシの仲間。

201706sizuoka10s

なんでも日本ではここだけの展示らしいです。よく分からんけど凄い!!


日本の水族館では割とお馴染みなので、もはや深海生物であることすら忘れてしまいがちかもだけれど…巨大なタカアシガニ。

201706sizuoka11s

大水槽の横の、ちょっと飛び出た丸水槽のところに居たので、まさに大きなタカアシガニが目の前に飛び出てきたかの様な大迫力でした。

何気に実は沼津はタカアシガニが有名なんですよね。沼津の、中心からはちょっと離れた戸田と言う漁港町にはタカアシガニを扱っていて食べさせてくれるお店がいくつもあるみたいです。

と言うか、僕自身も昔、戸田で食べたことあります。まあ、足を数本食べただけなので、ただあっさりして水っぽいカニだなぁ…位の印象でしたけどw


一角にはこんな風に「触れる」コーナーもあります。

201706sizuoka12s

201706sizuoka13s

イガグリガニの甲羅とラブカの皮膚。ラブカの方は固いんだか柔らかいんだかよく分からない、なんとも不思議な手触り。イガグリガニの方は…うん、これ思いっきり掴んだら絶対に危ないやつだ。ぶっちゃけ痛いですww

何にせよ、生きている生体じゃないとは言え、深海生物にこうして生で触ることの出来る水族館と言うのは物凄く珍しいんじゃないかと思います。


深海と言えば通常の海と最もことなるのがその水圧。と言うことで、こちらでは色々な深海生物達がどうやって水圧に対応しているのか、標本と共に展示されていました。

201706sizuoka14s

他にも、色々な物に深さ○○メートルの水圧を加えたらどうなるのか…を実験した結果を展示しているコーナーがあったりとか、この辺りはさすが「深海」をテーマにした水族館ならではかと。


あと、1Fの展示室から2Fへ行く階段部分にはなぜ深海をテーマにした水族館が少ないのか、またこの水族館がどうやって展示を行っているのかなどが書かれたパネルがあって、それがなかなかに興味深い内容でした。

沼津と言う土地は目の前に駿河湾が広がっているのだけど、駿河湾っていきなりずどーんと深くなってる海なんですよね。つまり沼津は言ってみればすぐそばに深海があると言う土地。

この土地の利を活かしてここに深海水族館が建てられていると言うわけですね。なんでも、水族館のスタッフの方が漁船に乗り込んで深海生物を実際に採取し、この水族館で展示されたりしているみたいです。


さあ、2Fへと上がってみましょう。

階段を登ると、入り口にこんなのがいました。

201706sizuoka15s

なんともユーモラスなシーラカンス。目と口が動いて喋りますwこの2F展示室の入り口案内人と言ったところでしょうか。

と言うわけで沼津港深海水族館の2Fはシーラカンスを中心にした展示がされています。


古代の海を模したジオラマ。

201706sizuoka16s

…なのですが、このジオラマに浮かぶシーラカンスは本物の剥製です!!


そしてこの展示室の目玉はこちら。

201706sizuoka17s

圧巻の冷凍シーラカンス!!

2F展示室の中央部分にガラス張りの冷凍室があって、そこに2体の冷凍シーラカンスが展示されています。シーラカンスを冷凍状態で展示して見せているのはなんと、世界でもここの施設だけ、なんだそうです。


シーラカンスの全身解剖模型。

201706sizuoka18s

生きた化石などとも言われるシーラカンスですが、その生体も形状も色々と実に独特。ヒレの数が普通の魚と違っていたり、卵胎生で産み落とす赤ちゃんは30センチもの大きさになっていたり…。

なにより衝撃だったのは、シーラカンスには実は背骨が無いと言うこと。固い背骨の代わりに脊柱と言う管が身体の真ん中を通ってるんだそうです。

その脊柱の輪切り。

201706sizuoka19s

(手前は他の様々な生物の透明骨格標本)

こんなものまで展示されているとは…本当に驚きですよこの水族館。

他にも2Fでは、様々な生物の骨格標本だったり、深海のジオラマなどが展示されていました。


さて、水族館と言えばよくあるのがイルカやアシカのショータイム。当然、この水族館にはそういったショータイムはありませんが、しかし時間になると、スタッフの方によるイベントが行われています。

僕は12時からの「飼育員さんのここだけの話」と13時からの「シーラカンス解説」とに参加してきましたが、どちらも非常に有意義な話で興味深いものでした。

「飼育員さんのここだけの話」は今回はタコ、それも深海のメンダコにまつわるお話。沼津港深海水族館はメンダコの長期飼育に挑戦されているそうで、現状での長期飼育記録も保有されているそうです。一度、生きているメンダコも見てみたいものですね。

ともかくこの沼津港深海水族館、決して規模は大きくないけれども非常に見ごたえのある、興味深い水族館でした。はるばる沼津まで行った甲斐はありました…文字通りのディープスポットが好きな方なら是非、オススメかと。


あ、あとオマケ。

2Fの奥にあったラブカの標本。

201706sizuoka20s

どう見てもシン・ゴジラです本当にありがとうござい(ry


2017年6月・静岡ぶらり旅(2)へ→


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...