2017年6月・静岡ぶらり旅(3)
2017年 06月 30日 (金) 09:35 | 編集
- 一日目(後編)・御用邸観光、そして沼津の美味 -

沼津港での観光を終え、今度は沼津御用邸記念公園へと向かいます。バスのルートや本数が不明だったので、ここはもうサクッとタクシーで移動w

沼津港からタクシーで、ほんの10分もかからずに到着しました。

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沼津の御用邸は、昭和44年に廃止となってその後沼津市へ無償譲渡、そして記念公園として公開されているみたいですね。広い敷地の中に西附属邸と東附属邸の二つの大きな建物があって、西の方は内部も一般公開されていました。


中へ入ると、昔、皇族の方々が使用されていた部屋がそのままに残されています。

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ちなみに最初、中は撮影禁止だと思って見学していたのですが、中に居たスタッフの方に聞いたところ「どんどん写して下さい」とのことで…w

御用邸、当時の説明だとかも色々書かれていたのですが、興味深いなあと思ったのが昔、皇族の方が御用邸を利用される時は皇居から家具だとかもわざわざ持っていったらしいですね。なんでも経費削減の為なんだとか。

でも、運ぶ経費の方がかかりそうな気がするんだけど…どうなんだろうかw


御用邸記念公園、建物の内部を見学するのも面白かったですが、それよりも今の時期だと公園内に紫陽花を初めとした花がたくさん咲いていて、それが本当に美しくて見事でした。

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この御用邸記念公園、観光客だけでなく、花を愛でながら散歩している地元の方々の姿も結構見かけられました。市民の憩いの場として親しまれているみたいですね。


あとは喫茶で抹茶を頂いたり。

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普段の生活の中で抹茶なんて飲むことはほとんど無いですが、それだけに旅先での一休みに飲む抹茶は、なんとも言えない特別感がありますね。


さて、沼津御用邸記念公園での観光を終え、バスで駅へと戻ります。そして駅のロッカーに預けてあった荷物を取り出し、本日の宿へとチェックイン。

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本日の宿は三交ホテル沼津駅前。シンプルだけれど清潔な雰囲気のビジネスホテル。駅から歩いてほんの2,3分と極めて便利な場所にあります。旅先でのホテル選びって、駅からのアクセスの良さも重要なポイントですよね。


チェックインを済ませた後は街へ出てお土産用の日本酒を買いに行ったり、あとは部屋でちょっとごろごろのんびりしたり…そうこうしているうちに時間は18時。さあ、飲みに行きましょう。

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本日訪れたお店はこちら。「四季彩菜 地酒地魚料理 三十飛」さん。偶然にも、泊まったホテルからはほんの直ぐそば、歩いて1分と言う場所でした。これだけ近いといくら飲んでも帰りが安心と言うものですww


お店に入ってカウンターに案内され、座るとまず出されたのが小さなグラスの盃に注がれた透明な液体。食前酒とのことなのですが…?

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飲んでみると、覚えがあるような、でも初めての様な…なんだか不思議な味。甘酸っぱいんだけど独特の風味があって…お店の大将に尋ねたところなんとこちら、日本酒で作ったサングリアとのこと。

サングリアと言えばワインに果物やらスパイスを漬けて効かせたものですが、まさかそれを日本酒でやってしまうとは…この食前酒の時点でこの店、ただもんじゃないとビビッと来ました。

食前酒の後は生ビール。一日歩き回ったからビールがホント美味しんですよね。そしてビールを飲んでいるとお通しとして出てきたのがこちら。

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なんと…シマアジのカマ!! お通しと言えば大体はちょっとした煮物だったり軽いおつまみだったり、そんなものを出すお店が多いものですが、まさかシマアジを出してくるだなんて…これはこの店、ホントただもんじゃない!!

このシマアジ、脂がしっかり乗っていて本当に美味しかった…いやはや、これお通しにしちゃうなんて勿体無いですよ。普通に一品料理で出せるのに…w


続いて注文したのがこちら。

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これは珍品。アブラボウズの醤油干し。アブラボウズと言うのは深海魚の一種で、全長が180センチにもなるかなり大型の魚ですね。それにしてもこういう変わったものが置いてある辺り、さすがは沼津と言う感じがしますよね。

このアブラボウズ、名前の通り本当に脂たっぷり!! 身は結構繊維がしっかりしていて、部分によっては魚というよりはまるでホタテ貝柱みたいな食感なんだけど、でも、脂たっぷりなせいか口の中でとろけると言う実に不思議食感。なんだこれ…!!

お酒の方はビールから日本酒にチェンジ。まずは沼津のお酒をと言うことで白隠正宗の生もと純米を頼んだのですが、これがキリリとした辛口でアブラボウズの脂っぽさを流してくれて、実に良い塩梅。合いますねぇ…!!


沼津と言えばこれは外せません。金目鯛のお刺身。

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白身魚の刺身といえば一般的にコリコリとした歯ざわりとかそう言うイメージで、この金目鯛の刺身はそういうのとは無縁で柔らかではあるのだけれど、でも実に旨味たっぷりなのがたまりません。口いっぱいにふわっと、じわっと魚の旨味が広がるんですよね。


ここでサッパリしたものを食べたくなったので、島らっきょう。沖縄直送らしいです。

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片方は塩漬け、もう片方はキムチ漬けになっていて、どちらもとてもサッパリとして良い感じ。シャキシャキとした歯ごたえが実にたまらないですね。口の中がさっぱりとして、これでまた魚を思いっきり食べられるって感じになります。

日本酒は島田市の若竹女なかせ純米大吟醸をチョイス。ものすごく香り高くて甘やかで美味しい。

島らっきょうが非常に美味しかったので、もう一品追加。島らっきょうの天ぷら。

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島らっきょう、揚げたらどんな感じになるんだろうと思ったのですが、油でからりと揚げられても持ち前のシャキシャキ感はそのままなんですね。もっとホクホクした感じになるかと思ったので意外…!! そして、鮮烈なその香気もそのまま残っているのが良いですね。


…と、ここで隣にやって来たお客さんの前にお通しで出されたものに目が止まります。僕のお通しで出てきたシマアジは切れてしまったのでしょう、別のものが出てきたのですが…なんとそれがカメノテ!!

まさかそんなものまで隠し持っているとは…本当にこのお店、侮れません。僕も大将にビックリしながら「カメノテなんてあるんですか?」と聞いてみたところ、こちらにも出してもらえましたw

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実を言うとカメノテ、その存在は知っていても食べるのは初めて。黒い皮の部分を剥いてやると中にピンクの身が入っているので、それをつまんで食べるのですが…ふむ、美味い。美味いです!!

食感は貝類に近いんだけど、味や風味はエビカニ系のそれ。このカメノテって、外見は全くそう見えないんだけれど、実は甲殻類でエビやカニに近い仲間なんですよね。なので味も当然そっち系。ただ、もっと磯臭さが効いてる感じでしょうか。どちらにせよ日本酒のつまみにはとても良く合います。


さあ、そして真打ち。

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金目鯛のかぶと煮です!! 一匹丸ごとの姿煮はボリュームがあり過ぎて一人じゃ食べきれないだろうと思ってかぶと煮にしたのですが、これでも充分過ぎるボリューム!!

そしてこれが食べてみると…実に美味い!! まさにとろける旨さ…絶品です。甘くて、口の中でホロホロっと溶けていきます。ああ…これぞまさに口福にして幸腹。

日本酒の方は、焼津市の磯自慢の本醸造を。本醸造なのに値段がえらく高かったのが気になって頼んでみたのですが、ううむ…こんな本醸造酒があったとは。甘くてバナナの様な良い香りがあります。本醸造=アルコール臭いお酒とか、そんなイメージは微塵も感じられません。


それにしても今回訪れた「四季彩菜 地酒地魚料理 三十飛」さん、実に素晴らしいお店でした。最初の食前酒の段階で相当に期待させてくれたのですが、それ以上のものがありました…大将の真面目そうなお人柄も実に良いです。ご馳走様でした。

こうして、散々飲んで食べて…沼津での夜は更けていくのでした…。

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