2017年6月・静岡ぶらり旅(4)
2017年 07月 09日 (日) 07:17 | 編集
- 二日目(前編)・岳南電車のんびり旅 -

一夜開けて6/15(木)。今日も昨日に引き続き、梅雨入りしたとは思えぬ良い天気です。

さあ、朝起きてまずはホテルで軽く朝食を済ませて…8時半過ぎに出発。今日はこれと言って予定も無いので愛知へと戻るのですが、ただ帰っても面白くありません。と言うことで、静岡県内のローカル私鉄に乗り鉄しながら帰ることにします。

まずは沼津駅から普通列車で吉原へと向かいます。

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やって来た車両が211系だったのですが、どうも東海圏で313系以外の電車を見ると逆に違和感を感じる様に…w


沼津から20分ほどで吉原駅に到着。

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吉原駅はJRの駅と岳南電車の駅とが一体していて、跨線橋の向こうに岳南電車の駅舎が見えますね。さあ、今からその岳南電車へ乗ることにします。


跨線橋を渡って岳南電車の駅へと行ってみると…そこはちょっとした別世界。

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なんと言うか…すごく昭和の香りがしますよ? ああ、未だにこういう鉄道風景が残っていたんだなぁと、そんな風に感じさせる駅構内の景色。

ところでこの時、駅のコインロッカーに荷物を預けていくつもりだったのですが、コインロッカーが微妙に小さくて持ってきたキャリーケースがぎりぎり収まらない…仕方なく、重いキャリーを引き摺ったまま鉄道旅に赴くことにw


窓口で1日フリー乗車券を買ってホームへと出ます。ちなみにこのフリー乗車券も、今時珍しい硬券タイプのものでなかなかに味があります。

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一面二線のシンプルなホーム。そしてなんと、ホームからは富士山の姿が拝めます。


待つことしばらく、岳南電車の車両が単行で、ガタンゴトンと音をたててやって来ました。

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走っている電車は、元京王井の頭線の3000系ですね。これの中間車の両サイドに運転台をくっつけたものを7000形として岳南電車では走らせているようです。


7000形の車内。

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三扉ロングシートのオーソドックスな通勤車と言った感じですが、なんとなく懐かしい空気の漂う車内となっています。


ワンマン運転でなおかつ、岳南電車には無人駅も多い為、車内には整理券発行機や運賃箱などが設置されています。

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また、荷物棚の上には岳南電車と富士をテーマにした写真などが飾られていました。


さて、岳南電車は吉原の駅を出ると、ゆっくり、ゆっくり…ガタンゴトンと走っていきます。岳南電車はいかにもな地方ローカル線と言った雰囲気ですが、特徴的な部分として、沿線にはやたらと工場が多いんですよね。工場地帯の中を抜けていく感じ。

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特に印象的なのは岳南原田駅の辺りでしょうか。まさに工場の敷地の中に線路が敷いてあると言った感じで、工場施設の鉄骨張りの建造物の下をくぐっていく姿はなかなかちょっと、他では見られない光景なんじゃないかと。


あと岳南電車、駅で列車の出発を知らせるベルの音が昔懐かしいジリリリ…と言う音なのも、非常に味わい深くて良いです。ともかく、全てにおいて昭和の時代を感じさせる、懐かしい雰囲気の漂う路線ですね。


吉原を出て20分ほど、終点の岳南江尾に到着しました。

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反対側のホームには緑の電車が。

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この緑の電車は単行ではなく、2両編成の8000形と言う車両。「かぐや富士」と描かれたヘッドマークも付けています。昼間は運用がなく、この岳南江尾の駅に待機しているみたいですね。

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オレンジの電車と緑の電車の並び。


さて、僕の乗ってきた電車はすぐに折り返しとして戻ってしまいますが、せっかくなのでその次の電車まで待ってみることにします。約30分ほどの待ち時間。ちょっと駅の周りを散策してみます。

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岳南江尾の駅舎。駅舎と言っても簡素なもの。ちなみに終着駅ながら無人駅です。


駅を出て、すぐ近くに東海道新幹線が通っています。

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2,3分ほど歩いたところには公園がありました。

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きっと、町の人たちの憩いの場となっているのでしょう。


辺りをしばし散策して駅へと戻り、ホームに目をやると地元のおばちゃん達でしょうか。ホームの上で草むしりなどされている方々の姿が見えました。

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こういった方々の地道な活動のおかげで、駅が綺麗に保たれているのでしょう。僕ら旅人はそのことを忘れずに、感謝をしながら訪れなくてはならないですね。


駅舎で涼みながら電車を待っているとツバメの姿が。

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人馴れしているのでしょうか。じっと観察したり、写真を撮ったりしても逃げずにしばらくずっとそのままでいてくれました。


こうして、岳南江尾の駅で過ごした戻り電車までの30分。なんだか時の流れがすごくゆったりとしていて、とても贅沢な時間に感じられました。こういうのんびりしたローカル線の旅って、やっぱり良いですよね。

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