「まんがタイムきららミラク'17年9月号」感想。
2017年 07月 22日 (土) 00:00 | 編集
では、15日発売のきららミラク感想、行ってみましょう。ミラクは普段は16日発売ですが、今月は16日が日曜の関係で発売が1日早かったんですよね。

…あれ? そう言えば今月、無印もそんなんじゃなかったっけ…。


kirara_miracle201709s


今月の表紙は「うらら迷路帖」。そして夏らしく…水着だ!! ビキニだあああ!!

しかし主役の千矢ちゃんは分かるとして、もう一人がニナ先生と言うのがちょっと意外なチョイス来たなぁと言う感じ。でも、意外だけれども適任かもしれません。

紺ちゃんじゃ恥ずかしがって水着になりたがらないだろうし、他のメンツは色々幼くてビキニ映えしなさそうだし…w

そして二人の水着、両方共柑橘系モチーフなんですね。ニナ先生がレモンで千矢ちゃんがオレンジ。ブレスレットはお揃いのこれまた柑橘モチーフだし、髪飾りと帽子をお揃いでひまわりで…。

こういう凝り具合、良いなぁと思います。単に水着描いてサービスしておけば良いでしょ的な感じじゃなくって、作家さんのこだわりや美意識が見える感じがして、実に良いですよね。


では以下、気になった作品の感想とかツッコミとか。


・うらら迷路帖
なんかもう、事務員のお姉さん(妖怪えぐみくるみさん)を倒せば八番占試験合格とかにしちゃえばいいんじゃないかなって位にラスボスオーラ出まくってますよねこの人w

しかし、学園祭が八番占試験を兼ねていると言うのは実にこの作品らしいですね。他の作品には見られない、ちょっと変わった学園祭になりそうで楽しみです。


・桜Trick
とうとうこの時が来てしまいました…ええ、桜Trickがとうとう終わってしまいます…。

来月、遂に最終回…今月のミラクでそれを知った人たちの嘆きの声が、ツイッターなどネット上のあちこちで散見されました。僕もとても悲しく、寂しい思いです…。

でも、覚悟はしていた…分かってはいたことなんですけどね。話数的にそろそろ次の単行本8巻のストックが貯まるであろうこと、単行本7巻の背表紙から言って、単行本8巻が最終巻になると予測が付いていたこと。

そして話の展開的にも、あと2,3話で終わるだろうと、そう予想はしていました。だけど、分かってはいてもやっぱり寂しいものです。思えばきららミラク創刊号で、第一話のぶっ飛んだ展開に頭とハートを撃ち抜かれて、それからずっとこの作品の大ファンでした。

多分、一つの漫画作品にここまでハマったのは初めてですし、今後もきっとこれだけ好きになれる作品は僕の中ではありえないだろうと、そう思います。

さて、閑話休題。

今月ですが、とうとう春香ちゃんの優ちゃんへの告白。これまでずっと気付いていなかった…いや、気付いていなかったふりをしていただけなのかもしれない。その、優ちゃんへの想いのたけをぶつけます。

…なんだけど、色々なことを考えてきたのに、春香ちゃんの口から出た言葉は「キスしたい…」と言う一言。春香ちゃん自身も自分の口から出たその言葉に驚き、戸惑っていた様です。言いたいことをたくさん考えてきたのに…。

だけどこの告白、ある意味で最も桜Trickらしい告白だったと、そう言えるのかもしれません。「キス」が特別な意味を持っているこの作品だからこそのこの言葉なんだと、そう思います。

そしてこの一言で、きちんと優ちゃんに気持ちが届いたんですよね。春香ちゃんがきちんと優ちゃんのことを大好きだと言うこと。晴れてお互いの気持ちが通じ合って、本当に結ばれた瞬間でした。

この時の2人のキスは、これまでとは違う意味を持ったキスだったと思います。思えば連載開始からずっと、様々なシチュエーションでのキスを魅せて毎回僕ら読者を驚かせてきたこの作品。

今回のキスは今までになくとてもシンプル、オーソドックスなキスだったけれど、でもこれまでのどの話よりも長く描かれたキスシーン。お互いの気持ちを伝え合い、通じ合った…本当に特別なキスだったと思います。

晴れて恋人同士になって、春香ちゃんも自身の進路へきちんと進むことを決めて…そして迎えた卒業式。今回の話は春香&優にスポットを当てていたけど、でも最後の受験や卒業式のシーンで主要キャラ皆を出してくる辺りが良いですね。

卒業式で楓ちゃんがガン泣きしているのは予想通り…まあ、楓ちゃんって美月会長達の卒業の時もこんな感じでしたしね。もしかすると桜Trickのキャラの中で一番寂しがり屋、一番一人にしちゃダメなのは彼女かもしれません。

そして次回最終回は廃校式。最後に廃校式を持ってくるんだろうなぁ…と言うのは予想はしていました。でも一体、廃校式って何をやるんだろう…その辺りは全く分かりません。

ただ、卒業生たちもきっと来るでしょうし、美月さんや理奈ちゃんの出番もあるんじゃないかなと思います。本当の意味で全員集合、大団円な、そんなラストになるんじゃないかな…と。

何にせよ桜Trick、残すところあと一話。最終回は表紙&巻頭カラーとのことで、心して見届けたいと思います。


・少女遭難日和
「音無さんは破壊神!」のちゅー太先生による読切ゲスト作品。主役2人の掛け合いがもうツッコミのオンパレードで、このハイテンションに突っ走る感がいかにもちゅー太先生らしいなぁと言う感じですね。

あと、かなりストレートなおしっこネタがあったのにびっくり。ミラクでこの手のネタって意外と少ない気がしますよ…?


・広がる地図とホウキ星
今月はセンターカラー。非常に作画力の高い作品だと言うのは認識していますが、こうしてカラーで改めて観るとホント良い雰囲気です。これは今月末に発売の単行本1巻も実に期待できます…!!

さて今月は、なんとあの機械人さんが再登場したのがビックリでした。でもあの人、良いキャラしていたのでこの再登場は個人的には嬉しい限り。

今月の話でも、皆との会話で良い感じのボケ具合出してて読んでてとても和みました。ちょっと独特のAI持っていそうですね、彼は。

機械人さん、識別番号E-3→イーサンなんて名前まで与えられちゃいましたし、どうやらマキ姉さんの牧場に住むことになった様ですし、準レギュラー的にたびたび今後も登場するのかもしれませんね。


・空想ガールズ。
「カラフル・マキアート!」の飴色みそ先生の新作。「短期連載」とありますが、これは本当に短期集中で載せるのかそれともゲストみたいに数話載せて反響次第で連載昇格と言うことなのか…?

なにはともあれ、最近のミラクは連載実績のあった作家さんを起用するケースが増えてきたと感じますね。色々と新しい作家さんの作品も読みたいですが、過去に面白い作品を掲載されていた作家さんの作品はそれ以上に読んでみたいのでこの流れは歓迎です。

ところでこの作品、主人公の女子高生2人がゾンビがうんぬん…とかそんな妄想のやり取りで話が進んでいくんですが、単発読切としては面白いけど連載となると果たしてどうなんだろう…?

いや、タイトルにも「空想」とあるだけなので別にゾンビに話を限定する必要は無いですし、毎回違ったネタでの空想、妄想のやり取りで話を膨らましていくスタイルなのかもしれませんね。その辺り、次回に注目です。
 

・また教室で
ゲスト掲載で載っていたこの作品、今月から連載スタートとのことで…最近のゲストの中では最も推していた作品だけに凄く嬉しいです。

さてこの作品、これまではタイトル通り教室の中での話が主流でしたけど、今回はきさらちゃんの収録現場をひなこちゃん、そして妹のはやてちゃんが見学に行くと言う話。

慣れない収録現場と言う場所のせいなのか何なのか、ひなこちゃんのキャラがかなりぶっ飛んでいた気が…いやこれまでの話でも天然キャラだろうなと言うのは分かっていましたけど、今回の話はもう天然とかそういうのでは説明がつかないレベルだった様なw

それともやっぱり、芸能人に疎いからああなってしまうのか…いや単にひなこちゃんが変わっているだけなのでしょう。逆にその分、はやてちゃんはかなりしっかりした子なので姉妹で釣り合いが取れていると言えるのかもしれません。

まあでも、ひなこちゃんの応援(?)はちょっとやり過ぎてしまった感はあるけれど、でも結果的にきさらちゃんの緊張も解けて収録も上手く行った様なのでめでたしといったところでしょうか。

71ページ、きさらちゃんが「友達に」と言えた、その時の表情はとても良い笑顔だったと思います。彼女たちの友情をこれからも見守っていきたいですね

あと、ライバルキャラ(?)の前園さんに早くもひなこちゃん達が遭遇したと言うのも今後の展開的には気になるところです。


・ビビッド・モンスターズ・クロニクル
あんこ&ボンちゃんの会話シーン、あんこの頭の中でボンちゃんのお姉さんがどうこうって言葉が出てきて、そのタイミングでのイベント開催。そしてイベントと言うことで色々なプレーヤーが集結してきて…。

なんだか話がちょっと動きそうな予感がしますね。

しかし、勝手に「おっさん」にされてしまったボンちゃん可哀想過ぎます…本当はガチに女子高生なのに…まあでも普通、こういうネトゲやってて可愛い女性キャラ使ってるのはむしろおっさんが多いだろうし仕方ないよねw


・ななつ神オンリー!
今月の話、ダンスのレッスンをしていたハズなのに途中からなぜかギャルゲー攻略の話に…どうしてこうなったwwwいや絶対この流れおかしいでしょ…w

しかしギャルゲーの女の子のタイプの話…確かにヤンデレとかそういう需要があるのを考えると、弁天ちゃんの言う通り日本人男性の趣味嗜好は変わっていると言わざるをえないのかもしれません。でもそういう弁天ちゃんのキャラこそギャルゲーっぽい様な気が…。


・がんくつ荘の不夜城さん
「やさしい新説死霊術」の鴻巣覚先生が前に描かれた読切作品、なんと今月から連載でスタートだとか。この作品、とても面白かったですし鴻巣先生ならではの緻密丁寧な作画が堪能出来るので連載化は嬉しい限り。

さて今回は、不夜城さんの隣に引っ越してきた女子高生・白仙ちゃんと不夜城さんの2人の話。白仙ちゃんのキャラデザが、今流行りの片目隠れちゃんなのがなんとも時流を捉えている感じですね。

しかし今回、白仙ちゃんと不夜城さんの会話、漫画に関しての話もろもろがあまりにもきららあるある過ぎててもう読んでて変な笑いが…同じきらら誌でも掲載誌によって作品のカラーが違うとか、読み慣れてない人には違いが分からないとかホントあるあるって感じw

それだけならまだしも、「三巻目が見当たらない→二巻完結」とか「私の好きな作品に限って二巻完結」とか「単行本の売り上げが伸びないと…」とかあまりにもきらら周りの実情を赤裸々に綴り過ぎてて、そのうちどこかから怒られるんじゃないかと読んでてヒヤヒヤするんですがw

何にせよこの作品、読切時は不夜城さんと編集さん2人の話だったのが、今回は隣人の白仙ちゃんも加わって…と世界に広がりが見えてきましたし、これは今後ますます面白い作品になりそうです。期待!!


・まちとびカルテット
今月から新連載に昇格ですね。作品の雰囲気、作画共にいかにもミラクらしい作品だなぁと感じていましたし、この連載化は個人的には嬉しい限りです。今月はセンターカラーと言うことで、カラーで改めて見るととても美麗で実に良いですね。

さて今回はよろず組のライバル(?)が登場。でも、一見いかにもテンプレなツンデレ(なおかつチョロい)なライバルキャラと見せかけて、結果的には主人公・奏ちゃんの能力を伸ばしてくれた、まるで先生みたいな立ち位置になっている良キャラでした。

あと、改めてよろず組全員の能力を一人一人描いていった辺り、初見の読者にもわかりやすくて非常に良かったと思います。

さて来月はこの作品、休載とのことで…連載化早々に休載と言うのは色々と心配にもなりますが、もしかすると遅筆な作家さんなのかもしれませんね。

まあそもそも、ミラクって他のきらら誌よりも掲載ページ数多いので、毎月コンスタントに連載するのは大変だろうなぁと思います。実際、創刊当初は隔月刊だったわけですしね…。


・ラストピア
リッタちゃんの元へライアさんがやって来て、物語も大詰めだなぁとは思っていましたが…やはり真相に迫った感じですね。なるほど、皆の記憶喪失の原因はマノちゃんだった…と。

しかしそうなると、マノちゃんって一体何者? そのあたりは果たして明かされるのでしょうか。いやでも正直、この作品のテーマからするとそれってどうでも良い様な気もするしなぁ…。

ともあれ来月、この作品もいよいよ最終回。果たしてどんなラストになるのか、しっかり見届けたいと思います。


・お願い!ロイヤルニート
怠惰ちゃんの島で優雅なリゾート…と思ったらなぜか疑似サバイバルになっていたと言う話ですが、182ページの捕えてきた魚の絵とか、いかにもちろり先生らしいなぁと。

左側のヒゲの生えた魚とか、これ多分「ヒメジ」ですよね? 前作「箱庭ひなたぼっこ」ではやたらと昆虫をリアルに描いてきたりして読者の度肝を抜いてくれたちろり先生ですが、今回の話のこの辺りにもその片鱗が見え隠れしている気がします…w

あとはヤシガニ。ヒロインがヤシガニ捕えてきて皆で食べるとか、そんなきらら作品初めて見たわ!!

それと最後のオチ。「あの島での生活がロイヤルニートにある変化をもたらす…」なんて意味深にナレーション付けるものだから、もしや急展開フラグ…と思いきや、結局そんなことは無かった…と言うオチにはもうただ笑うしかありませんでしたw


・となり暮らしのねこめがね
この作品も今月から連載昇格。しかし、連載開始早々に巻末と言うこの掲載位置がなんとも不安になります。まあ、巻末固定とかであれば逆に良いのですが…。

それはそうとレンちゃん、ゲームブックとか懐かしいモノ持ってますね…あと、「自分が小さい頃やったゲームが一番面白い」と言うくだりには納得です。

それにしてもレンちゃんとテイちゃんの関係がイマイチまだ掴みきれてないなぁ。同じアパートで隣同士なんだろうと言うのは分かるけど…レンちゃんが大学生でテイちゃんが高校生くらい?

まあ、2人の関係とかは今後色々と分かっていくのかもしれません。


今月は以上で。

とにかく今月は、桜Trickが終わる…これが衝撃的過ぎてもう他が諸々全て吹っ飛んでしまった感がありました。

とは言え、今月には新たに4つもの作品が始まりましたし、きららミラクと言う雑誌自体はこれからも色々と面白いことになってきそうな、そんな予感はします。


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