長野産・竜眼種のワイン。
2017年 08月 08日 (火) 06:15 | 編集
では、先週末に開けたワインの感想日記、行ってみましょうか。

先週末は日本産のワイン、それもちょっと変わったワインを開けてみました。


長野県・アルプスワインさんの「ミュゼ・ドゥ・ヴァン善光寺竜眼2016」。

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地元の酒ゃビックで見つけたもの。竜眼種のワイン扱っているなんて珍しい!!と見つけた瞬間にもう速攻で購入でした。竜眼種のワインは過去に一度だけ飲んだことがありますね。ちなみにこのワイン、お値段は1,512円。

竜眼種はどうやら中国原産の品種らしく、日本では長野県で多く造られているらしいですね。だからなのでしょうか、「善光寺」と言う名前でも呼ばれるみたいで、このワインのラベルにも「善光寺竜眼」とありますね。

一説には甲州種の親品種とも言われているみたい…? どちらにせよ、シャルドネ等の西洋品種とは違って昔から日本で造られてきた品種の様ですね。

ちなみにこのワインは長野県産のぶどうを100%使用とあります。そしてこのワイン、なんと樽熟成なのだとか…日本産のワイン、かつ日本古来の品種を使ったワインで樽を使用しているのは結構珍しいです。その意味でも気になるワインですね。

では、まずは抜栓。栓は本物のコルクを使っています。抜いた栓を嗅いでみると青リンゴっぽい香りがあって、それとほんのりどこか樽っぽい風味を感じます。

グラスに注ぐと色はごく薄め。ほぼ無色透明に近いくらいのレモンイエローで、なるほど色合いは甲州種によく似ているなぁと言った感じ。とりあえず樽を使っていそうな色には見えないですね。

香りを嗅いでみます…こちらもなるほど、甲州っぽい、刺激臭とまでは言わないけど、ちょっと独特のどこかツンとした匂いがあります。あとは青リンゴや柑橘系の風味など…うん、甲州によく似ているw

栓を嗅いだ時はほんのり樽っぽいものを感じたのですが、グラスから立ち上がる香りにはまるでそういう雰囲気は感じられません。グラスの中で馴染ませてやってもヨーグルト系の風味が立ちあがってくるだけで、やはり樽っぽさは出てきません。


口に含んでみると…うん、甲州種の辛口よりもずっとマイルドな口当たり。酸が穏やかで、舌の上にハッキリとした甘みを感じる程にボリューム感もあります。

果実感も、甲州種によくあるスッキリした柑橘系と言うよりも、アンズや桃などの甘いニュアンスを強く感じますね。

甲州種だと後口に独特のクセと言うか、わずかな渋みだとかを感じたりもしますが、こちらのワインにはそれが無くって、もしかするとこれは甲州種よりも飲みやすくて万人向きかもしれません。

しかし…飲んでみてもやっぱり樽を使っているのは分からない…樽の香ばしさとかバニラっぽさだとか、そういうのがまるで感じられないんですよね。うーん…?


さて、このワインは甲州種では無いとは言え日本産、それも日本に昔からある品種で造られたワインと言うことできっと和食にもよく合うはず。と言うことで合わせてみました。

この日のメインはメバルのしゃぶしゃぶだったのですが…なるほど、これは全く問題無くよく合いますね。淡白な白身魚+和風の味付けはこのワインにはベストマッチな気がしますよ?

それともう一品はカツオの叩き。これは…うーん、ちょっと難しいかな。と言っても勿論、シャルドネだとかの西洋品種のワインを合わせた時みたいな酷い感じにはならないですが、しかしよく合うとは言い難い感じ。

まあでも、カツオの生臭みをさらっと受け流す辺りは健闘していると言えるのではないでしょうか。


…と、まあそんな竜眼種のワイン。珍しいと言う希少価値だけでなく、そのまま飲んでも普通に美味しく、かつ和食にも色々とよく合いそうな面白いワインでした。


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