「かなえるLoveSick」2巻。
2017年 09月 09日 (土) 13:47 | 編集
では、先月末に発売された漫画単行本の中から、キューンコミックス「かなえるLoveSick」2巻の感想記事、行ってみるとしましょうか。


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この「かなえるLoveSick」、きららミラクで「桜Trick」を描かれていたタチ先生による作品。桜Trickが完結してしまった今現在のところでは、商業誌で連載されている唯一のタチ先生作品と言うことになりますね。

表表紙には3人の美少女。学園内で恋を叶える何かの存在であるところのキューちゃん、恋栗さん、サキちゃん。彼女らはそのままキューピッド、こっくりさん、サキュバスですね。


一方の裏表紙はこんな感じ。

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2人の美少女。黒髪の美少女は学園中の憧れの的にしてキューちゃん達3人のターゲット(?)夕香崎あんじゅさんですが、もう1人見慣れぬ姿が…。

左側に描かれた、サイドテールの彼女はこの2巻で出てくる新キャラだったりします。


と言うわけでこの2巻は新キャラ登場です。新キャラの夕香崎ヤマトちゃん、その名字から分かる通りあんじゅさんのいとこにあたるキャラクターですね。そして彼女、祓魔師の修行をしているが故に、一般人には姿が見えないハズのキューちゃん達の姿を見ることが出来たりします。

しかしヤマトちゃん、今のところ完全にツッコミ役に回されちゃっている感がありますね…それもまあ仕方の無いこと。

元々この作品、初期の頃はあんじゅさんにキューちゃん達3人が引っ掻き回されるパターンが多かったのがいつの間にやら4人すっかり仲良しになって…そうなったら実は4人ともほぼボケキャラに近いのでツッコミ不在と言うことに。

そこに出てきた比較的常識人(?)なヤマトちゃん、これはもうツッコミに回らざるを得ないって言うものです。

でもこのヤマトちゃん、実はあんじゅさんのことが大好きみたいですね。手を繋いだりキスをする妄想に浸っているとかそれもうイトコとして好きとかそういうレベルじゃない!! ダメだやっぱりこの子もおかしな子だわ…。

そんなヤマトちゃん曰く、学園の皆があんじゅさんにメロメロになっているのは「呪い」のせいだとのことで、元々祓魔の修行をしたのもその呪いを解くためとかなんとか…この辺りは単なる彼女の思い込みなのか、それとも今後の伏線になったりするのでしょうか?


この2巻、ヤマトちゃん登場後はキューちゃん達3人+あんじゅ+ヤマトの5人のドタバタ劇と言った話が多くなってきますが、その一方でキューちゃん達が学園の生徒の恋を叶えるお話もしっかりと入っています。

新聞部の子と情報屋さんをくっつけてあげたり、サッカー部の選手とマネージャーの恋を叶えてあげたり…1巻の頃からそうなんですけど、キューちゃん達って何気にしっかりと本来の仕事を務めているんですよね。

あんじゅさんがあまりに完璧超人なので、その周りで振り回されてポンコツっぽく見えたりもしちゃっていますが、でも実は何気にきちんと恋のキューピッドとしての役割果たしているんですよね。

恋のかなったサブキャラ達については、カバー下の描きおろしでその後についても触れられていたりするのがまた楽しいところ。こういうところにタチ先生の遊び心が見られますね。


遊び心と言えば、この2巻を読んでて特に後半の方の話とか、タチ先生はかなりノリノリで描いていらっしゃるなぁと言うのが伝わりました。サキちゃんがムラムラ期に入っちゃった話とか、実に楽しんで描いているのが分かって、読んでるこちらまで楽しくなってきちゃいますねw

全体的に軽妙なコメディタッチで描かれているこの作品ですが、キューちゃん×あんじゅについてはちょっと今後の進展を伺わせる雰囲気がある様な気もします。

思えば桜Trickでも初期は春香×優のエクストリーム・キスを楽しむ作品だった様な側面がありましたけど次第に彼女ら2人のきちんとした恋愛話になっていきましたし、もしかするとこの作品もキューちゃん×あんじゅの恋愛モノになる可能性があるのかも…?

彼女ら2人の関係に関して言えば、この2巻の最後の話で語られていたエピソード。キューちゃんが初めて恋を叶えてあげた相手が実はあんじゅさんの両親だったと言うのは2人の間の「運命」を感じさせますね。

この辺りが今後の伏線となっていくのかどうなのか…?


また、伏線と言う点では個人的に最も気になったのが、1巻のラストで理事長が意味深に語っていた姉妹校との交流会。それがこの2巻では全く描かれていなかったんですよね。

だけど、桜Trickで分かる様にタチ先生は伏線をそのまま投げっぱなしにする様な作家さんじゃないので、この辺りは必ずどこかで活きてくるのでしょう。非常に今後が気になりますね!!

(特にキューンは雑誌を買っていないので本当に展開が気になるのです)


さて、今回もあちこちで特典集めをしてきましたので以下に。

まずはCOMIC ZINのイラストカード。

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絵柄はあんじゅ×ヤマトのいとこコンビ。特に、ヤマトちゃんの方が大きく描かれているのはやっぱりこの2巻で初登場のキャラクターだから、と言ったところでしょうか。

ところでヤマトちゃんはあんじゅさん大好きっ子ですが、でも学園内の他の生徒達みたくあんじゅさんに魅了されている様な感じでは無いんですよね。やっぱりその辺りが彼女の言う「呪い」とかそういうことなのでしょうか…?


次にアニメイトのミニ色紙。

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絵柄は恋栗さん。しかしこうして見ると恋栗さん、ホント色々とけしからんですねこの御方は…全くもって実は彼女がサキュバスなんじゃないかって気がしますよ?

いや実際、こっくりさんにしておくには勿体無い(?) 彼女のこの恵まれた身体と言い全身から発せられる色気と言い、まさに天然モノのサキュバス!! 本来のサキュバスであるサキちゃんはロリっ子だしね。

まあ、恋栗さんのあのどこか老成したキャラクターだからこそこの見た目と言うところでもあるんですけどね。この2巻ではさらりと、何百年も生きているみたいなこと言っていますし…。


続いて、とらのあなの小冊子。

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表紙に描かれているのはロリロリサキュバスのサキちゃん。しかしよくよく考えるとサキュバスが恋を叶えるキューピッドみたいな役割果たしているって、ちょっとこの世界よく分かりませんね…?w

この小冊子、中身の方はイラスト集となっています。タチ先生の可愛らしいイラストが色々と楽しめるのはファン冥利に尽きると言うものです。


今度はメロンブックスのポスター。

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このポスター、結構大きなシロモノで、とても全体をスキャナーで撮れる様なものではないので一部分だけですが…絵柄は水着姿のキューちゃんとなっています。

そして笑顔がまぶしい!! 笑顔でダブルピース!! アヘ顔ダブルピース!!

それにしてもこうして見るとキューちゃん、恋栗さん程じゃないにせよ結構きちんとしたものをお持ちになっていらっしゃいます。さあ、そのおっぱいで早くあんじゅさんを誘惑していちゃいちゃして見せるんだ(?)


最後に、ゲーマーズの架け替えカバー。

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1巻の時はゲーマーズととらのあなで架け替えカバーが付いてきて、それぞれキューちゃんとサキちゃん、キューちゃんとあんじゅさんと言う組み合わせでしたけど、今回の架け替えカバーはあんじゅさん一人ですね。

実際にセットしてみるとこんな感じ。

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裏も表もスク水姿のあんじゅさん。いやでもここであんじゅさんと言うのが、実に絶妙なチョイスだと、そう思いませんか?

普通に考えたらスク水→ロリと言うところでサキちゃんを持ってきてあざとく狙うか、あるいは逆に恋栗さんでギャップ萌えに行くかしそうなところをあえてのあんじゅチョイス。

いやむしろ王道ですよね? 黒髪ロングのスレンダー美少女にスク水。これぞ王道!! 奇をてらわず、安易な路線に走るのでもなく、ここで王道に行く辺りがタチ先生の凄さだと、僕はそう思うのであります。

黒髪+スク水、そこにアクセントとして添えられた白いリボン。シンプルな故のオーソドックスな良さがここにはあります。

タチ先生って言うと勿論、その百合描写の素晴らしさに定評があるのは間違いないのですが、同時にこういうオーソドックスな萌え描写のセンスが凄まじく良い方だと、個人的にはそう感じています。


特典は以上で。

そんな「かなえるLoveSick」2巻。本編の方は1巻に引き続きコメディタッチで、タチ先生の他の作品に比べて極めてコメディ要素の強い作品だと感じます。

しかし、この先もこのままコメディ分強めで行くのか、それとも徐々にシリアスな要素も入れたりしていくのか…気になる伏線も幾つかありますし、ますます今後に目が離せない作品だと思います。


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