2017年9月・レストラン列車乗り比べの旅(1)
2017年 09月 26日 (火) 14:18 | 編集
- 一日目(前編)・出発、そしてキハ52との出会い -

9月17日(日)~21日(木)の5日間、信州を中心にレストラン列車に乗り比べる旅へと行ってました。台風接近の最中の出発と、出だしからトラブルな感じの旅行ではありましたが…なかなかに濃い旅行が出来たので、これから旅日記を綴っていこうと思います。


さて、今回の出発は名古屋駅から。台風がこの日の朝、まさに九州へ上陸しているとのことですが、今のところ名古屋の方では特に影響は感じられず。天気は曇ってはいますが雨も今のところは降ってはいません。

201709shinsyu001s

今回の旅のトップバッターは383系の特急「しなの」3号。8時ちょうどに名古屋を出発します。

車内にはずらりとリクライニングシートが並びます。グレー系の落ち着きのあるインテリア。

201709shinsyu002s

201709shinsyu003s

383系の座席って一見単なるグレー系のカラーに見えるのですが、シートモケットに近づいてみるとグレーの中に赤やら青やら色々な色が入っているのが分かります。なかなかに面白いシートですね。

普通車でもシートピッチ、リクライニング角度共に割と大きめでゆったりした感じ。これなら長野までの3時間を快適に過ごせそうです。


名古屋を出ると列車はしばらく街の中、都会の風景を走りますが20分もするといきなりトンネルの多い感じになって、そこを抜けるともう完全に郊外の雰囲気に。

同じ中央線でも東京口の方は東京を出てずっと1時間くらいは都会を走ってる印象ありますけど、名古屋口の方はすぐに田舎になってしまって全然違うんだなぁ、と。


恵那、中津川辺りを過ぎると車窓は本当に田舎っぽい感じになってきます。

201709shinsyu004s

201709shinsyu005s

旅に出たなぁと、そう実感の沸いてくる車窓と言いますか。何度も川に並走して走っていく感じになるので割と景色が良いです。


車内でゆったりと過ごし、名古屋を出て約3時間で終点の長野に到着…なのですが、この時さっそくトラブルが!!

途中、反対列車が遅れていた影響で僕の乗っていたしなの3号も約5分の遅れで長野到着。長野で新幹線へと乗り換えるのですが、元々10分弱しかなかった乗り換え時間が5分あるか無いかと言うことに!!

まあ、結果的にはきちんと新幹線の方も接続待ちしてくれていた様で無事に乗ることが出来ましたが…しかしまさか、最初っからこんなところでつまずくとは。今回の旅、なんだか波乱に満ちたものになりそうですw

(急いでいたので新幹線の写真は撮れず)


新幹線「はくたか」557号に乗って約30分。11時38分に糸魚川に到着しました。

201709shinsyu006s

糸魚川に到着して外に出てみるとものすごい風の強さでびっくり。まさか台風の影響がここまで来ているのでしょうか…ただ、逆の出口(海側じゃない方)に出るとそこまでの風でも無かったので、海の方だけ風が強いと言うことなのかもしれません。


さて、本日はここから今回の旅のメインデッシュの1つ、えちごトキめき鉄道の「雪月花」に乗る予定なのですが、雪月花の出発時刻は13時55分。まだまだ時間があります。

そしてこの糸魚川駅には、僕がとても気になっているものがありました。なのでまずはそちらへ行ってみることにします。

糸魚川駅構内にあるジオパルと言う施設。糸魚川の観光案内発信の場と言う施設なのですが、そちらへ入ってみると…。

201709shinsyu007s

キハ52がいた!!


そう、そうなのです…このジオパル内には、かつて大糸線糸魚川口を走っていたキハ52のうちの1両が静態保存されているのです。

201709shinsyu008s

保存されているのはキハ52-156。どうやら、現役時代の最後は朱色一色の塗装になって走っていた子の様ですね。

僕も昔、乗ったことがあります。青春18切符を使って乗りに来て、そしてこの時、キハ52-156の車内で盛大にお腹を壊して死にそうになったのを今でも覚えています。

ええ、このキハ52にはトイレが無く、かと言って大糸線は無人駅だらけで途中で降りてもトイレがあるかどうかも分からず(そして降りたら最後、次の列車が来るのは数時間後)、必死にこらえて終点の糸魚川まで乗り通すしかなかったと言うw

ちなみにこれが、後にフラグになるとはこの時は思いもしなかったのだった…。


展示されているキハ52、残念なのは展示室の前後長が車体とほぼ同サイズなので、前に回って写真撮ることが出来ないんですよね。

201709shinsyu009s

建物の外から撮ることは出来ますが…こんな感じになってしまいますw


でもその代わりこのキハ52、車内へ入ることも出来たりします。

201709shinsyu010s

青いモケットの固定クロスが並ぶ車内。ああ…昔のままです…。

201709shinsyu011s

201709shinsyu012s

201709shinsyu013s

天井の扇風機、後付のごつい冷房機、運賃箱に整理券発行機…全て、大糸線を現役で走っていた頃のままです。ああ懐かしい…よくぞこのまま残っていたと、なんだか軽く感動すら覚えてしまいます。

このキハ52、ジオパル内で待合室として自由に使用出来るようになっているみたいです。ただ、自由にとは言っても車内では飲食禁止だったり、貴重な車両である旨の注意書きが添えられていたり、大事に扱われているのが分かりますね。


ジオパル、(僕にとっての)メインはこのキハ52ですが、他にも糸魚川の海を紹介しているコーナーなどがあったりします。

201709shinsyu014s

どうやら糸魚川の海、陸から割と近い場所で急にものすごい深海になっているみたいですね。富山湾辺りと似た感じの海が広がっているのでしょう。


また、ジオパル内には鉄道模型が楽しめるコーナーも。

201709shinsyu015s

201709shinsyu016s

一室まるごと鉄道模型の為の部屋になっていて、非常に大きなスケールの鉄道模型ジオラマなどがあって圧巻、圧倒されます。

鉄道模型を運転させてもらうことも出来るみたいで、親子連れに人気のスポットとなっていました。

数多くの鉄道模型の中で、僕の目を引いたのはこの一台。

201709shinsyu017s

車内にライトの点灯しているキハ52の模型なんですが、なんとこの模型…音がするんです!!




停車しているのだけど、ずっと「カランカランカラン…」と言うDMH17エンジン特有のアイドリング音を響かせていました。模型からアイドリング音が聞こえてくるって一体どういう仕掛けなのでしょう…全く想像もつきません。


こうしてジオパル内でキハ52との邂逅を懐かしんだり、また、駅逆出口側にある土産物屋さんでお土産品を買ったりとしている間に時間は13時を回りました。そろそろ駅のホームへ向かってみることにします。

2017年9月・レストラン列車乗り比べの旅(2)へ→


Comment
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 酒と音と鉄旅と。 all rights reserved.
designed by polepole...