2017年9月・レストラン列車乗り比べの旅(3)
2017年 10月 11日 (水) 13:05 | 編集
- 一日目(後編)・高田の夜 -

大満足の雪月花の旅を終え、そして上越妙高のホームで回送列車として出発していく雪月花を見送ります。

その後すぐ、上越妙高を17時05分に出る普通列車に乗車します。と言うのも今回の宿は上越妙高ではなく、ここから2つ隣駅の高田に取ってあるのです。

…と言うか、上越妙高って駅の周りほとんど何も無いんですよね。最初はこの駅の近くで宿取るつもりだったのだけど、探しても宿らしきもの全く無い…w

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やって来た列車へと乗り込みます。えちごトキめき鉄道には日本海ひすいラインと妙高はねうまラインの2つの路線がありますが、この上越妙高を通っているのは妙高はねうまライン。

妙高はねうまラインを走っているのはET127系電車。

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ステンレス車体三扉ロングシートの、まあよくある車両で特筆すべきことはありません。個人的には東北地方を走ってる701系を思い出してしまいましたw

ちなみにえちごトキめき鉄道、日本海沿いの日本海ひすいラインの方はET122系と言う気動車が走っています。全線電化されているのになぜ気動車かと言うと、交流・直流と電化方式が異なっている区間をまたぐから、らしいですね。


普通列車に乗ることほんの10分ほどで高田の駅に到着しました。すると、駅の向かい側のホームには先程上越妙高駅で見送った雪月花の姿が。

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改めて雪月花にありがとうとさようならを言って、そして先へと進みます。


高田駅全景。

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駅舎がとても良い雰囲気。どうやらこの辺りではこの高田の駅の辺りが一番栄えているみたいで、宿もこの駅の周辺にはたくさんあるみたいです。


僕が泊まるのはこちら、高田ターミナルホテル。

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高田駅にほど近い場所…と言うか、ほぼ駅の目の前にあるホテル。駅から徒歩で1,2分で辿り着けると言う超素晴らしい利便性。部屋は普通のビジネスホテルと言った感じですが、清潔で一晩の宿としては充分です。

ホテルにチェックインして、時間もまだ早いのでちょっとのんびり。部屋のバスタブに湯を張って、のんびりとお湯に使って旅の疲れを癒します。あと、雪月花で飲んだお酒を抜きます(と言う程飲んでいないですが)。


そして時間が19時になる位に飲みに出かけます。と言っても今日は昼間に雪月花でかなりのご馳走を頂いてそんなにお腹空いていないですし、街へと繰り出すのも面倒。と言うことでホテルの1Fに入っている飲み屋さんへ。

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お邪魔したのはこちら。高田ターミナルホテル1Fにある大黒屋さん。元々、今回このホテルを選んだのは駅に近いと言うのもありますが、1Fに飲み屋が入っているのも決め手でした。

雪月花の中で飲み食いするから、ホテル着いてから改めてどこか出かけたりするのは絶対に面倒になるだろうと、そう考えていたんですよねw


席へと案内されて、まずはビールで一杯。

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ああこれこれ…旅の一日を終えて飲むビールってなんでこんなに旨いのかw

突き出しには大きな巻き貝の煮付け。バイ貝か何かでしょうか。キモが非常にコクのある、深みのある味を醸し出しています。


つまみにはまずは上越のソウルフード・する天を。

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イカの天ぷらなんだけれど、でもただのイカ天じゃないんです。これ、生のイカじゃなくって一夜干しのイカを天ぷらにしてあるんですよね。

だから、ほんのりと塩味があって、何も付けずとも美味しく召し上がれちゃいます。衣に青のりが少し入れてあるのも良い風味があってまたオツな感じ。これはビールにすごく良く合う!!

ちなみにこのする天、この高田の辺りではメジャーな食べ物で、それこそ食べ物屋さんだけじゃなくスーパーのお惣菜としても扱われていたりするらしいのですが、新潟県内でも他の地方へ行くとほとんど知られていなかったりするのだとか。

でも、こういうその土地ならではのものを食べると、ああ旅に出たんだなぁって実感がひしひしと湧いてきますよね。


ビールをぐいっと飲み干し、日本酒へ。

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日本酒の飲み比べセットがあったので、そちらを頼んでみます。こちらのお店で置いてある地酒十種類ほどの中から、3つを選んで飲み比べ出来ると言うもの。

僕は「千代の光」の吟醸、「雪月花」の純米、それに「潟舟」の本醸造とを選んでみました。どれも新潟のお酒らしくスッキリと旨いですが、飲み比べてみるとしっかりと味が違います。

千代の光は吟醸だけあってとても香り豊か、ふわりと吟醸香が漂います。雪月花はさらりとした飲み口で最も新潟のお酒らしい雰囲気、潟舟はしっかりとした甘さが感じられます。

飲み比べセットには貝のしぐれ煮と、それにお刺身が付いてきました。このお刺身の方はおそらく昆布締めにしてあると思われますが、良い味が染み出していて日本酒によく合います。


また、この飲み比べセット、3種類全て飲みきった後はその中から気に入った1種類を一合おまけにもらえちゃうと言う太っ腹。多分、普通に日本酒頼むよりもずっとお得かとw

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こちらのお代わり一合には千代の光をチョイスしました。香りの良い日本酒、大好き。


おつまみの方はげんぎょの一夜干しを。

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このげんぎょって、富山辺りではげんげと呼ばれている魚ですね。僕もげんげは何度か食べたことがありますが、こうして一夜干しになっているのは初めてかと。

生のげんげを天ぷらや鍋などにしたものはふわふわとした掴みどころの無い食感と淡白な味わいとが特徴ですが、一夜干しになるとぐっと味が濃く、濃厚になりますね。歯ごたえもしっかりと固い。これは日本酒に最高によく合います!!


…しかし、雪月花の車内でしっかりしたご飯食べましたし(ボリュームもあった)、さすがにこの日の夜はこれ以上食べられませんでした。おかげで最近の旅の飲みの中ではあり得ない程安く済んでしまったことに…w

こうして、新潟の美味と美酒に酔いつつ、高田での夜は更けていくのです…。

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